なんでえっちらおっちら富良野まで来たのかというと、根室本線の富良野ー新得間は2024年3月末に廃止になることが決定しているからだ。基本、今回は「山線」に乗れるときに乗っておくというコンセプトで企画したのだが、北海道に足を延ばすのであれば廃線確定のところも乗っておきたいというものである。

で、根室本線の富良野から新得方面、東鹿越に向かう車両は、キハ40だぜ!

座席はしっかり、ボックスシート!

しかもエアコンがついていないせいか(寒冷地ローカル線仕様のキハ40型は、エアコンが最初からついていないし、準備工事もなされていない)全ての窓をあけたまま入ってきた!
これで14時14分、富良野を出発!

キハ40のエンジンがうなる中、夏の北海道の風が吹く~
いやっほう!最高だぜ!
の世界が広がります!

金山駅…名前は景気がいいが、ひっそりしている。

しかし窓を開けていると、砕石工場から砕石粉が入ってくるのだ!
この砕石山を過ぎてすぐ、「終点」東鹿越がある。




なんでここが「終点」かというと、2016年の台風による水害で東鹿超~新得間が被害を埋め、ずっと運休、代行バスとなっているからである。

運休ー代行バス運行を伝える案内
結局この区間も。災害により運休→復旧されないまま、廃止という2021年4月に廃止された日高本線、鵜川~様似までと同じ道を歩むことになった。ただ日高本線の場合、様似から先は線路がなくどこにもつながっていないが、根室本線の富良野~新得間は本線のしかもあちこち分岐するところがぶっつり切れるという廃止である。もっとも1981年の石勝線開通により、札幌や千歳空港から帯広、釧路に抜ける優等列車は根室本瀬野を通らず、この区間の重要性が低下していたこともまた仕方のないことか…

そうこうしているうちに、代行バスが来た。観光バスタイプのでっかいやつだ。

デカい荷物も、下に入れることができるよ。

新得方面行きの、サボが出る!ちなみに十勝サホロリゾートにも寄る。
定刻、15時13分になったので発車。

道路をしばらく行くと、草に埋もれた根室本線を横切る…

東鹿越の次は、幾寅駅である。ここは映画「鉄道員」(ぽっぽや)のロケ地として有名。ちょっと整備されている。東鹿越は何もない山の中だが、ここま街がひろがっていて利用者もいるだろう。一区間だけ頑張って鉄道開通できなかったのだろうか?それほどJR北海道は、カネがない!ということだろう。
写真を見たらわかるが、東鹿越を出ると天気は雨になり、かなり激しく振り出した。

窓の外は、こんな感じ…北海道の風景である。

落合駅をすぎると、山の中に入っていく。ただこの国道38号線、根室本線の旧線に沿って走っている。かつての旧線、狩勝峠は「三大車窓」に数えられるほどの有名なところで、十勝の雄大な山々が眺められた。もっともΩカーブや急こう配が続くため、1966年に現在の根室本線の路線に付け替えられたのである。だから代行バスからも雄大な景色が見える「はず」なのだが、天気が悪くてどうしようもない。

国道からちょこっと横にそれて、サホロリゾートに寄り道。

サホロリゾートを離れると、山を下りて行って市街地に出る。雨は少しこさまってきて、新得駅に到着。

新得駅は、こんな感じ…駅前ロータリー部が工事中でごちゃごちゃしている。

新得駅は石北線と分岐するため、特急などの優等列車が止まる。かつて「ワイド周遊券」があって夜行急行「まりも」が運行していたころ「新得折り返し」という裏ワザがあった…これは上り、下りの「まりも」が新得駅で交換するため、宿に泊まる代わりに深夜、新得駅で折り返して釧路や札幌方面での宿泊に代えるというもの…こんなことを周遊券の有効期間中何度も繰り返して、かつては北海道を貧乏旅行したのである。そんあ新得も、お蕎麦が有名。

2019年NHKの朝ドラ「なつぞら」の舞台…なんだそうだが、あれって帯広が部隊なんじゃなかったっけ…

とりあえずまた、H100に乗って、帯広に向かおう!
つづくよ…

で、根室本線の富良野から新得方面、東鹿越に向かう車両は、キハ40だぜ!

座席はしっかり、ボックスシート!

しかもエアコンがついていないせいか(寒冷地ローカル線仕様のキハ40型は、エアコンが最初からついていないし、準備工事もなされていない)全ての窓をあけたまま入ってきた!
これで14時14分、富良野を出発!

キハ40のエンジンがうなる中、夏の北海道の風が吹く~
いやっほう!最高だぜ!
の世界が広がります!

金山駅…名前は景気がいいが、ひっそりしている。

しかし窓を開けていると、砕石工場から砕石粉が入ってくるのだ!
この砕石山を過ぎてすぐ、「終点」東鹿越がある。




なんでここが「終点」かというと、2016年の台風による水害で東鹿超~新得間が被害を埋め、ずっと運休、代行バスとなっているからである。

運休ー代行バス運行を伝える案内
結局この区間も。災害により運休→復旧されないまま、廃止という2021年4月に廃止された日高本線、鵜川~様似までと同じ道を歩むことになった。ただ日高本線の場合、様似から先は線路がなくどこにもつながっていないが、根室本線の富良野~新得間は本線のしかもあちこち分岐するところがぶっつり切れるという廃止である。もっとも1981年の石勝線開通により、札幌や千歳空港から帯広、釧路に抜ける優等列車は根室本瀬野を通らず、この区間の重要性が低下していたこともまた仕方のないことか…

そうこうしているうちに、代行バスが来た。観光バスタイプのでっかいやつだ。

デカい荷物も、下に入れることができるよ。

新得方面行きの、サボが出る!ちなみに十勝サホロリゾートにも寄る。
定刻、15時13分になったので発車。

道路をしばらく行くと、草に埋もれた根室本線を横切る…

東鹿越の次は、幾寅駅である。ここは映画「鉄道員」(ぽっぽや)のロケ地として有名。ちょっと整備されている。東鹿越は何もない山の中だが、ここま街がひろがっていて利用者もいるだろう。一区間だけ頑張って鉄道開通できなかったのだろうか?それほどJR北海道は、カネがない!ということだろう。
写真を見たらわかるが、東鹿越を出ると天気は雨になり、かなり激しく振り出した。

窓の外は、こんな感じ…北海道の風景である。

落合駅をすぎると、山の中に入っていく。ただこの国道38号線、根室本線の旧線に沿って走っている。かつての旧線、狩勝峠は「三大車窓」に数えられるほどの有名なところで、十勝の雄大な山々が眺められた。もっともΩカーブや急こう配が続くため、1966年に現在の根室本線の路線に付け替えられたのである。だから代行バスからも雄大な景色が見える「はず」なのだが、天気が悪くてどうしようもない。

国道からちょこっと横にそれて、サホロリゾートに寄り道。

サホロリゾートを離れると、山を下りて行って市街地に出る。雨は少しこさまってきて、新得駅に到着。

新得駅は、こんな感じ…駅前ロータリー部が工事中でごちゃごちゃしている。

新得駅は石北線と分岐するため、特急などの優等列車が止まる。かつて「ワイド周遊券」があって夜行急行「まりも」が運行していたころ「新得折り返し」という裏ワザがあった…これは上り、下りの「まりも」が新得駅で交換するため、宿に泊まる代わりに深夜、新得駅で折り返して釧路や札幌方面での宿泊に代えるというもの…こんなことを周遊券の有効期間中何度も繰り返して、かつては北海道を貧乏旅行したのである。そんあ新得も、お蕎麦が有名。

2019年NHKの朝ドラ「なつぞら」の舞台…なんだそうだが、あれって帯広が部隊なんじゃなかったっけ…

とりあえずまた、H100に乗って、帯広に向かおう!
つづくよ…