9月6日(月)に「戦争あかん!ロックアクション 御堂筋デモ」に参加してきた。事前の新町北公園における集会で「沖縄・辺野古」についての発言を求められていたからである。
以下、多少の読み飛ばしはあるが、ほぼこの内容で発言させてもらった…
コロナ対策に失敗した菅政権は、崩壊しました。菅は辞めるそうですが、辞める前に、辺野古新基地建設工事も、ぜひやめていただきたいと思います!
以下、多少の読み飛ばしはあるが、ほぼこの内容で発言させてもらった…
コロナ対策に失敗した菅政権は、崩壊しました。菅は辞めるそうですが、辞める前に、辺野古新基地建設工事も、ぜひやめていただきたいと思います!
菅はコロナ感染が拡大する中、多くの人びとが中止や延期を求めていたにもかかわらず、オリンピック・パラリンピックを強行しました。しかし、この民意をふみにじるやり方は、沖縄・辺野古新基地建設でやられてきたことです。衆議院・参議員の選挙、知事選挙、県民投票…何度沖縄の人びとが選挙で「民意」を示しても、それをふみにじって安倍・菅は基地建設工事を強行してきました。沖縄で民主主義がふみにじられた時、すべての民主種がふみにじられ、オリパラ強行につながったとも言えるでしょう。私たちはこのことも肝に銘じて、これから反転攻勢をかけなければならないと思います。
皆様もご存じの通り、辺野古基地建設で今、大きな課題に上がっているのが、南部の沖縄戦犠牲者の遺骨が眠る土が、辺野古の埋立てに使われる問題と、沖縄県による設計変更不承認の問題です。
大浦湾側に大規模な軟弱地盤が見つかり、にっちもさっちもいかなくなっています。何万本もの砂杭を打ち込み、「先行盛土」といって、護岸を作る前に大量の盛り土を海中に構築する…これでは大浦湾の汚濁を防ぐことはできません…そんな計画になっている。そのため埋立て承認について設計変更を沖縄防衛局が沖縄県に提出しています。その中に、大量の土砂を沖縄島南部、糸満や八重瀬から取るということが記載されているわけです。埋立て土砂は西日本の各地、奄美大島や天草、北九州、瀬戸内などから持ってくる構想だったのですが、特定外来生物を規制する「土砂条例」が出来たのでそれが難しくなった、それでも鹿児島県の一部から持ってくる構想は残っています、そして沖縄の土砂が「高騰」したわけです。赤土混じりの二束三文の土が「岩ずり」の高い単価で購入されている、だから利権をわけで欲しくなったのでしょうね、土砂を沖縄島南部からも出す計画にした。まだ工事で使う契約とかがなされているわけではないのですが、鉱山所有者が「魂魄の塔」近くで新たに土砂採取をしようと県に届け出たことが問題のはじまりです。遺骨収集ボランティア、ガマフヤーの代表、具志堅隆松さんはこの問題を取り上げ、防衛省に交渉に行ったが、役人たちは遺骨が眠る土について「まだ決まったことではない」と何も答えないない…こんな「人の道に外れたこと」はありません!具志堅さんはハンガーストライキを行って、広くこの問題を訴え、沖縄では基地建設賛成・反対にかかわらず誰もが関心をもつ大きな問題になっています。誰もが沖縄戦の犠牲者であり、遺族であるからです。そして遺骨は今も見つかっています。分けて取り出すことなぞ出来ません。遺骨を基地建設の埋立てに使う…戦没者を2度、3度殺すのか!ということです。
しかし「県外」では必ずしも大きな問題にはなっていない、私たち辺野古・沖縄をたたかう仲間たちも必死でこの問題を訴えています。沖縄戦には全国から兵隊がやってきて、亡くなっています。日本全国の問題なのです。具志堅さんはこの問題について、全国の自治体から意見書をあげるよう要請文を出しています。もちろんアメリカ兵や、あるいは朝鮮などの植民地から強制的に連れて来られた人の遺骨も眠っています。沖縄に眠る遺骨は私たちに「軍隊は民衆を守らない」「二度と戦争をしてはいけない」ということを語っています。それを戦争のための基地建設に使う、ほんとうに許しがたい話ではないでしょうか?沖縄県は申請した業者に対し、条件付きで開発行為を認めましたが、業者のほうは県が申請をそのまま認めないのは違法であると第三者機関に訴え、係争中です。具志堅さんは、業者に仕事をするなとは言えない、これは国の辺野古新基地建設計画が悪いのだと言っています。
その辺野古新基地建設計画の設計変更、昨年4月に提出されて1年4か月以上が過ぎていますが、沖縄県はコロナの緊急事態宣言が出っ放しという大変な状況もあって、なかなか「設計変更不承認」という決定を出しません。もちろん「設計変更」が不承認となれば、埋め立て工事の法的根拠が無くなりますから、工事はストップすることになります。だがこれまでもやってきたように、政府は沖縄県を裁判で訴え、裁判所に「沖縄県の設計変更不承認は、違法である!」という反動判決を出させて、工事を強行しようとするでしょう!政権が代わってどう動くかは分かりませんが、それを許してはなりません。「沖縄県の設計変更不承認を断固支持する!」大衆運動、世論の盛り上がりが求められています。世論の力で政府と裁判所を包囲するのです。すでに「沖縄県の『不承認』を支持する辺野古ブルーアクション」が「止めよう!辺野古埋め立て、国会包囲実行委員会」から呼びかけられており「不承認」発表後1週間、個人、団体、グループで辺野古のブルーを身に着け、「不承認」支持を意思表示しようということになっています。行動の写真を撮って「オール沖縄会議」のHPにも載るように送ることも出来ます。「ブルーアクション」のHPを参照してください。また「STOP!辺野古新基地建設!大阪アクション」でも、設計変更の翌日、およびその後3週間の土曜日、大阪駅前で夕方18時半~19時半までスタンディングを呼び掛けています。
衆議院選挙が近づいていますが、少なくとも自民・公明そしてそれをカイカクの名前で支える維新が入った政権では、辺野古の問題は良い方向には動かないでしょう!しかし、新しい政権にはほんとうに辺野古新基地建設を止めて欲しいです。市民の力を示すために、梅田解放区でも9月11、25日に17時半からヘップファイブ前で街宣を行っています。25日には豊崎西公園からのデモもありますので、皆さん参加してください!
ロックアクションの集会、久しぶりに参加したのだが随分人が少なくなっているようだ…それでも御堂筋デモで、若者2人の飛び入り参加があって、盛り上がったぞ!
ロックアクションの集会、久しぶりに参加したのだが随分人が少なくなっているようだ…それでも御堂筋デモで、若者2人の飛び入り参加があって、盛り上がったぞ!