たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#軍事要塞化

琉球弧の軍事要塞化と戦争教科書

教科書集会なのだが、北上田毅さんが来るのでご紹介…
教科書全国集会2023 ~小学校教科書採択に向けて~
琉球弧の軍事要塞化と戦争教科書
20230603 教科書北上田集会_0001
メインスピーカー
北上田 毅 さん 沖縄から来阪
2008年、京都市から沖縄に家族で移住。京都市時代は、「君が代」強制や教育基本法改悪等に反対する市民運動を続けてきたが、沖縄では辺野古の抗議船の船長や、元土木技術者と言う立場から、辺野古新基地建設反対運動や高江のヘリパッド工事反対運動等に取り組んでいる。著書:『辺野古に基地は作れない』(岩波ブックレット、山城博治さんとの共著)等

6/3(土)14:00~16:30(13:30開場)
エルおおさか 本館6階大会議室
 オンライン併用
資料代:800円(学生、しょうがい者無料)
主催:「戦争教科書」はいらない大阪連絡会
オンライン(ZOOM)配信は5/31までに申し込みサイトへ
後日配信も予定しています。

 右は現在使われている育鵬社の中学校公民教科書の「平和主義」のページです。「日米安保体制は日本の防衛の柱であり、アジア太平洋地域の平和と安定に不可欠です」と断定しています。基地被害や米兵による性暴力の問題には触れず、住民投票で示された民意にも触れず、座り込みやカヌーで辺野古新基地建設に反対する人たちのことも書かれていません。岸田政権は小学校教科書も育鵬社のような「戦争教科書」につくりかえようとしています。(詳しくは裏面)
 今年の教科書集会は沖縄から北上田毅さんをお招きして、現実に進んでいる琉球弧の軍事要塞化と「戦争教科書」の問題を結び付けて問題提起します。ぜひご参加ください。

20230603 教科書北上田集会_0001(1)
「愛国心教育」の道具にされる小学校教科書
 今年の夏に採択される小学校教科書の検定結果が出ました。
 道徳では、教育出版2年生の「私の街のあんこやさん」という教材のテーマが「ちいきのよさに気づく」から「国やちいきのよさに気づく」に変えられ、本文では「これからも日本のあじをつたえていきたいね」が付け加えられました。また、日本文教6年生の姫路城の修復を取り上げた教材では、「木組みの技術」が「日本古来のすぐれた木組みの技術」に変えられました。
 「あんこ」は東アジア共通の食品です。「木組みの技術」は仏教の伝来とともに、中国、朝鮮を経て伝わった寺院建築の技術であり、いずれも日本独自のものではありません。子どもたちが学ぶべきは、視野の狭い「日本すごい」ではなく、国際理解と多文化共生の大切さではないでしょうか>
 社会科では、北方領土・竹島・尖閣諸島は、すべて「日本固有の領土」と記述されました。これらの領土問題は日本の侵略戦争と深く関わっています。したがって、歴史的背景と相手国側の主張も教えてこそ、領土問題の平和的解決を考える力を養うことができます。文科省の領土教育は相手国への憎しみを煽ることにしかならず、好戦的な国民を育成する危険な教育です。
 日本文教6年生では、自衛隊のイラク派兵(2004年)の写真のキャプションが、「はじめて実際の戦闘地域に派遣された自衛隊」から「イラクで活動する自衛隊」に書きかえさせられました。イラク派兵は激しい戦地への派遣で、帰国後PTSDを病んで、幹部も含め29名もの自衛官が自殺するような悲惨な結果となりました。それを隠ぺいし、あたかも平和的なボランティア活動だったかのように、子どもたちがイメージするように文科省は誘導したのです。

琉球弧(南西諸島)の軍事要塞化を企む岸田政権
 このような「愛国心」の刷り込みの背景にあるのが、岸田政権の軍拡と増税政策です。岸田政権はウクライナ戦争をきっかけとした国民の不安感を利用して、「敵基地攻撃能力」を持つために軍事費をGDPの2%(5年間で43兆円)に上げるとしました。そのための大増税をもくろんでいます。すでに沖縄や奄美などの琉球弧では、自衛隊のミサイル基地建設が着々と進められています。日本は「新たな戦前」=「戦争準備の開始」に踏み込みつつあるのです。
 アメリカは「台湾海峡有事」に備えて沖縄の米軍基地を強化しています。岸田政権はアメリカに全面協力し、沖縄県の反対を無視し、辺野古の海の埋め立てを強行しています。今回、講師としてお呼びした北上田毅さんは辺野古の海底がマヨネーズのようにゆるく、埋め立てるには無理があることを明らかにして、反対運動の先頭に立ってこられた方です。講演では、辺野古の最新の状況と、琉球弧の軍事要塞化の実態についてお話していただきます。

「平和・人権・共生」を大切にした教科書の採択を!
 戦争をするためには「お国のために命を捨てる覚悟」を持った国民を大量に育成しなければなりません。「愛国心教育」が不可欠なのです。安倍政権が進めた侵略戦争の歴史の抹殺と、道徳の教科化。私たちはそれに立ち向かい、2020年には大阪市、東大阪市などで育鵬社中学教科書の採択を阻止しました。藤井寺市では大日本図書と癒着した元校長らによる不正採択が明らかになり、採択のやり直しがおこなわれました。これらは市民の教科書運動の成果です。

市民アンケート、採択会議の傍聴など、今年もぜひいっしょに取り組んで下さい!

【現地参加の場合】
 当日、エル・おおさかまでいらしてください。予約等は必要ありません。
【オンライン参加の場合】
 右記QRコードか下記アドレスのグーグルフォームからお申込みください。前日までにお申し込みいただいたメールアドレスに参加のズームアドレスと参加費の振込先をお知らせします。参加費については6月末日までにお振込みください。
 http://qr.paps.jp/XbBdo


米軍が下地島空港を軍事使用しようとして断念する

 朝から「米軍が下地島空港を訓練で使う」という、とんでもないニュースが飛び込んできた。
 琉球新報より
米軍が下地島空港の訓練使用を通告 今月末 沖縄県、軍事目的で使用しない「屋良覚書」基づき自粛要請へ
 米軍が今月末に沖縄県宮古島市の下地島空港を訓練で使用するため、同空港を管理する県に「空港使用届」を提出していることが17日、明らかになった。県によると、31日午後0時半~同1時半までの1時間、米軍普天間飛行場との間を行き来するとしている。米軍機の下地島空港使用は2006年以来で、訓練目的は初とみられる。下地島空港は「屋良覚書」で、軍事目的で使用しないと明確に示されており、県は使用の自粛を求める方針だ。
 12日に行われた外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)では、安保関連3文書も踏まえ、民間用を含む空港・港湾の柔軟な使用を自衛隊だけでなく米軍も含めた2国間協力に発展させることで一致。米軍はその翌13日に使用届を県に出した。恒常的に使用する端緒となる可能性がある。
 県によると、米海兵隊から13日に連絡があり、H1ヘリコプター2機、CH53ヘリコプター2機を使用すると説明があったという。米側は使用目的について「人道支援、災害救援目的の習熟飛行」と説明しているという。
 日米地位協定第5条は米側が適当な通告をすれば着陸料や入港料を支払わずに、民間の空港、港湾を利用できると定めている。米側はこの規定に基づき、下地島空港を使用する意向を示している。
 一方、米軍は過去には主に給油目的などで下地島空港を使用した。06年、フィリピンでの軍事演習に向かう途中、給油などの目的で下地島空港にヘリコプターや空中給油機を着陸させ、県が抗議したこともある。

 県はこれまで、米軍機の民間空港利用に関し、民間機の安全を確保するため緊急時以外の使用を自粛するよう求めてきた。県はこうした経緯を踏まえた上で、米側に使用自粛を口頭で申し入れる方向で調整している。 防衛省の青木健至報道官は17日の記者会見で「米側に対し、事実関係の詳細を確認している。米側に対し、安全面に最大限の配慮を求めるなど対応していく」と述べた。
(池田哲平、明真南斗)

でもって、夕方この訓練計画は取りやめとなったことが報道された。
【速報】米軍、下地島空港での訓練を取りやめ 海兵隊「沖縄県が認めなかった」 
 
在沖米海兵隊が今月末に宮古島市の下地島空港を訓練で使用するため、同空港を管理する沖縄県に「空港使用届」を提出していた件で、在沖米海兵隊は18日夕、琉球新報の取材に対し、訓練を取りやめる考えを明らかにした。「人道支援、災害救援などのためのヘリコプター離着陸訓練を県が認めなかった」などと回答した。
 米海兵隊はまた「下地島での訓練は計画にない」と回答した。

 これに先立ち県の嘉数登知事公室長は同日午前、在沖米海兵隊政務外交部長のスティーブン・イースティン大佐に対し、緊急時以外の同空港使用自粛を口頭で要請した。
 要請では「屋良覚書」などにより、民間航空以外の目的で同空港は使用しないことを確認していると強調。「民間航空機の円滑かつ安全な運行を確保する観点から、緊急やむを得ない場合を除いては米軍は使用すべきでないというのが県の一貫した考え」だとして理解を求めた。
 米海兵隊は琉球新報の取材に対して訓練を取りやめる考えを示したが、現段階で県空港課に届出を取り下げるなどの連絡はない。
(知念征尚)

 【屋良覚書】自体、米軍施政下で計画された下地島空港が、米軍基地化しないためのものであるので、米軍だろうが自衛隊であろうが、それを守らず軍事使用することは許されない。だが米軍サマは「日米地位協定」という究極の武器をもっている(日本政府によって”与えられている”というおハナシもある?)ので、今回の様に唐突に米軍から「使いたい」と言われれ、きっぱり許可しなかった沖縄県の態度は充分評価したい。
 いずれにしても、防衛省・自衛隊のみならず、米軍の動向も注視しておかなければならない。
 
 
琉球弧の軍事要塞化を許すな!沖縄戦を繰り返すな!

沖縄を再び戦場にするな!

 昨日10日から19日まで、沖縄、琉球弧の島々を中心に日米共同統合演習「キーン・ソード23」が行われている。しかし実質、数日前から自衛隊の部隊移動などの軍事演習が実施されている。
 琉球新報WEBより、9日
 【動画あり】日米演習開始 沖縄・中城湾港から公道へ 自衛隊73車両、陸揚げ
 沖縄を含む全国各地で実施される日米共同統合演習「キーン・ソード23」に向けて、防衛省統合幕僚監部は8日、チャーターした民間船舶(PFI船)で、中城湾港に車両などの装備品と隊員らを運び込んだ。中城湾港では訓練に反対する市民らが抗議の声を上げた。県内に運ばれた車両は、国道58号など一般道を使い、陸自那覇駐屯地などへ移動する様子が確認された。
 防衛省は10~19日の日程で実施される演習の「事前輸送」と位置付けているが、PFI船舶による輸送は演習の一部に組み込まれており、事実上、民間港湾を使った訓練が県内で始まった形となる。(以下略)

 添付された動画を見て、戦慄しないわけにはいかない…軍隊がチャーターした民間船から続々と降りてきて、整列している。まるで本当の戦争が始まるかのような物々しさである。それにしても、沖縄戦の記憶が残る沖縄島で、堂々と自衛隊が展開し、公道を我が物顔で移動するとは…
 座り込みのような、激しい抗議行動も行われている。
 「チョイさんの沖縄日記」9日の記事
11月8日(火】中城湾口で日米共同統合演習に反対し、自衛隊への抗議行動
 昨日(11月8日・火)は、日米共同統合演習の一環として、中城湾港に防衛省のチャーター船が着岸し、70数台の自衛隊車両と200名ほどの自衛隊員が陸揚げされるというので、朝から現地に向かった。
 午前9時に着くと、すでにチャーター船「はくおう」は着岸していた。17,000トンもある大きな貨客船だ。
 午前9時半からゲート前で抗議集会が始まった。しかし私は、午前10時半から那覇での弁護団会議に参加するため、集会が始まってすぐに現地を離れざるを得なかった。
 後で聞くと、100名近い人たちが集まり、ゲート前に座り込んで自衛隊車両が出るのを阻止したという。かけつけた機動隊員に排除はされたが、自衛隊の演習にこれだけ強い抗議行動が行われたのは画期的なことだろう。
それにしても残念なのは県の対応だ。
 中城湾港は県が管理する港で、私たちは県に使用許可を出さないよう申入れをしていた(2022.10.31 のブログ参照)。しかし県は、「港湾法で『不平等な取扱いはしてならない』とされており、法に基づき判断した」として使用を許可してしまったのだ(2022.11.5 沖縄タイムス)。
 さらに今日、県は、16式機動戦闘車(MCV)2両を搬送するための自衛隊航空機の与那国空港使用許可(制限重量超過航空機使用許可)を出した。「著しく空港施設に与える影響はない」という(11.9 RBCテレビニュース)。この調子では、県の港湾や空港を、自衛隊や米軍が自由に使うようになってしまう。
 また、驚いたのは11月6日、陸上自衛隊の沖縄駐屯50周年の記念行事が那覇駐屯地で開催された。そこでは、陸自と航空自衛隊、米海兵隊が連携して離島奪還訓練が実施されている。この訓練は、武装勢力が離島を占拠したと想定。陸自ヘリや地対空ミサイル、さらに米軍のハイマース(高機動ロケット砲)まで出動し、敵を制圧する一連の流れが披露された(2022.11.7 琉球新報)。下の新聞写真にもあるように、大勢の来客の前で、噴煙をあげて戦車が走りまわっている。こんな演習が露骨に行われていることに驚く。
 そしてこの行事では、デニー知事の代理で池田副知事が挨拶し、「崇高な使命感に基づいた活躍に対し、心から敬意を表する」と語ったという。
 政府に日米共同統合演習の中止を迫ることは当然だが、知事にも、沖縄を再び戦場にしないための毅然とした対応が求められる。
 

 県の港湾や空港を、自衛隊や米軍が自由に使用する、これを県が認めてしまっている。「台湾有事は日本有事」「沖縄があぶない」の声に煽られ、戦争訓練が沖縄の地で行われている。
 何度も書くが、実際に沖縄が戦場になった場合、狭い島々は市民が逃げる場所もない…そこでミサイルの打ち合いをすれば、沖縄戦以上の悲惨と犠牲が起こることは間違いない!
 与那国島に米軍が上陸することはこの前に書いたが、それだけではなく上記にあるように、陸上自衛隊の16式機動戦闘車(MCV)2両も上陸させるそうだ。陸自の戦闘車両が公道を走り、訓練を行う。
 ちなみに16式機動戦闘車とは、こんなヤツ…ほとんど戦車である。  
 台湾国境の島でこんなものを走り回らせることは、挑発行為ですらあろう。
 そして、防衛省・自衛隊は民間空港は港湾をバンバン使うことを目論んでいる。琉球新報11日記事
「地元の理解求める」民間空港・港湾の自衛隊利用で浜田防衛相 先島には「有用性高い空港・港湾ある」
 【東京】南西諸島の民間空港や港湾を自衛隊が利用することについて、浜田靖一防衛相は11日「あくまでも地域の理解を求める。理解してもらえるよう積極的に説明を重ねることが重要だ」と語り、利用できる環境づくりに取り組む考えを示した。
 県内では10日から始まっている日米共同統合演習に対して抗議集会が開かれるなど、自衛隊の民間施設利用に反発が大きい。県も宮古島市の下地島空港を巡り、民間機以外の使用を認めないとする「屋良覚書」の確認事項は今後も尊重されるべきとの立場だ。
 浜田氏は自衛隊が使用する意味を問われ「防衛省としては防衛上、多様な空港・港湾からの運用が重要で、日頃から訓練を重ねる必要がある。平素から(民間の空港や港湾を)柔軟に利用できることが重要」と述べ「輸送手段が船舶や航空機に限られる先島諸島には、国民保護も含め部隊運用上の有用性の高い空港・港湾がある」と強調した。
 一方、米軍那覇港湾施設(那覇軍港)を米海兵隊の輸送機MV22オスプレイが離着陸したことを巡り、県が日本復帰時に基地の使用条件などを定めた日米合意「5・15メモ」に反していると指摘したことに「オスプレイの使用はいわゆる5・15メモの使用主目的である港湾施設としての形態に合致する」と改めて述べた。県が政府との協議を求めていることについては「政府の考え方について、さまざまな機会を通じて説明していきたい」と語った。(明真南斗)

 本当に許しがたい!今回の日米共同演習も突破口に、ますます琉球弧の島々の軍事要塞化を進め、空港も港湾も軍事使用し、またそこで演習・訓練を行うということだ!

 日米共同統合演習「キーン・ソード23」に抗議の声を上げ、粉砕しよう!台湾有事・中国脅威を煽っての戦争準備を許さない!沖縄を再び戦場にするな!沖縄戦を繰り返すな!
 岸田政権を打倒しよう!

石垣島、宮古島へのシェルター建設構想を弾劾する!

 1週間ほど前の記事であるが、石垣島や宮古島に戦争に備えて避難用のシェルター整備が検討されていることが明らかになった。Y!ニュース沖縄タイムスより
「攻撃リスク確実に」台湾有事を想定、先島諸島に避難シェルター 石垣市長「検討ありがたい」
 政府が台湾有事などを想定し、沖縄県の先島諸島などで住民用の避難シェルターの整備を検討していることが15日、明らかになった。要望していた石垣市の中山義隆市長は「検討はありがたい」と歓迎。自衛隊配備に反対する市民は「攻撃対象になるリスクが現実になった」と反発した。
 八重山市町会会長を務める中山市長はシェルター整備を県側に求めていた。政府から正式な連絡はないとした上で「有事の住民避難は時間がかかると認識しており、安全を守る方法の一つとしてシェルターというのは『あり』だと思っている」と語った。当然、有事はない方がいいとしつつ「万一の備えとしての設置検討だ。今後、地元の要望を踏まえながら計画を練り上げてほしい」とした。
 「石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会」の藤井幸子さん(74)は「シェルターを整備しても住民の安全確保とは言えない」と批判。有事に基地が攻撃される恐れについて、「私たちがずっと指摘してきたことだ。攻撃されれば、産業や生活そのものができなくなる」と訴えた。
 「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の清水早子事務局長は「本気で戦争するつもりなのか、という心配が頭に浮かぶ」と懸念した。「とどまって隠れろということは、住民を巻き込んだ沖縄戦と同じ。由々しき事態だ」と語気を強めた。「実生活で中国の脅威はほとんど感じない」と語り、政府の姿勢について「世論をあおり、軍拡ばかりで外交が見えない。シェルターが必要にならない外交努力をしてほしい」と強く求めた。
(八重山支局・粟国祥輔、宮古支局・當山学)

 記事全文を引用したが、これは由々しき構想である。中国と事を構えることを想定し、琉球弧の島々にミサイル部隊を配置することは、島々が戦場になることを意味する。そして狭い島に何万人もの人が暮らしているのだが、戦争勃発時に全ての住民をすみやかに、安全な島外に避難させる方法なぞ存在しない。大量の飛行機やフェリーを動員しなければならないからだ。逃げられない島民は戦争に巻き込まれ、犠牲になる…沖縄戦が繰り返されるのだ!
 だから島々にミサイル部隊をおいてはイケナイ!戦争にむずびつくすべての軍備を放棄して平和外交に務めなければならないにもかかわらず、住民が避難するシェルターを作るというのだ。
 住民が避難できるからいいのではないか?と思われるが、ウクライナの情勢を見てみよう…すでに半年も戦争が続いている。シェルターのようなところに避難しつづけるのは、せいぜい1~2週間程度だろう…島民が1か月も3ヶ月も、避難し続けることは不可能だ!どのみち戦闘に巻き込まれるか、食料や医薬品等が欠乏して命を落とすことになる。戦争を前提にしたシェルター建設構想を許してはならない!
 昨日20日、沖縄のノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会は会見を開き、このシェルター建設構想に抗議をした。Y!ニュース沖縄タイムス
「戦争を前提、断じて許せない」 先島諸島の避難シェルターに抗議 市民団体 沖縄
 沖縄戦研究者や市民運動家らでつくる「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」の山城博治共同代表らは20日、県庁で会見し、政府が先島諸島などで検討している住民用避難シェルターの整備に「戦争を前提とした動きで、断じて許せない」と抗議した。大規模な県民大会の開催も視野に、県民世論に訴えていく方針も示した。
 21日午前11時半と午後6時、県庁前で「避難シェルターいらない!  戦争準備受け入れない!」をスローガンにした緊急集会を開くことも発表した。
 山城さんは「県も住民を避難させるための独自の図上訓練を計画している」と指摘。県側に対して政府との間でどのような調整がなされているのかについて、情報開示を求める考えも示した。
 会見には、山城さんと共に共同代表を務める沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松代表や沖縄戦研究家の石原昌家沖縄国際大学名誉教授、ダグラス・ラミスさんらも出席した。
 具志堅さんは「再び戦争になろうとしている現実が目の前にあるのに、県民の危機感が感じられない」と語る。そのため反戦の声を上げ続け、県民世論に訴える意義を強調した。(社会部・島袋晋作)

 本日21日、県庁前で集会が行われたとのことである。
 沖縄戦を繰り返す琉球弧の島々の軍事要塞化を許すな!避難用シェルターは要塞化のための施設である!戦争を準備する岸田政権を許さず、安倍国葬と基地建設を粉砕しよう!
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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