沖縄県が辺野古埋め立て工事の設計変更を不承認したのが11月25日だが、その翌日に沖縄の人たちが自衛隊の演習をぶっ止めたというニュースが流れてきた。NHKより
自衛隊通信訓練 市民の抗議活動などで中止に沖縄本部町 
 自衛隊の大規模な演習の一環で、沖縄県本部町の八重岳では26日から通信訓練が行われる予定でしたが、市民の抗議活動などで中止となりました。
 自衛隊は今月19日から30日までの間、大規模な演習を全国各地で行っています。
 このうち、沖縄県本部町の八重岳の山頂付近では神奈川県から派遣された陸上自衛隊の部隊が26日から通信訓練を行う予定でした。
 これに対し、訓練に反対する市民およそ20人が山頂に向かう道路で抗議のため自衛隊の車両の前に立ちふさがり、警察が対応にあたりました。
 さらに桜の名所として知られる八重岳の道路は道路脇から桜の枝が伸びているため自衛隊の車両がスムーズに通行できず、訓練は中止となりました。
 本部町によりますと、部隊は数日にわたって八重岳で訓練を行う予定でしたが、26日夕方になって自衛隊から、27日以降の訓練も中止すると連絡があったということです。
 自衛隊の演習をめぐっては県内の複数の民間港で部隊の輸送訓練が行われたことを受けて、市民団体などが抗議活動を行っていました。

 記事では全国で行われている演習であると書かれているが、同時に「県内の複数の民間港で部隊の輸送訓練が行われた」とあり、自衛隊が進める「南西シフト」体制強化の一環だろう。それにしても「桜の枝が伸びているため自衛隊の車両がスムーズに通行できず」と書いてあるのは、桜の枝がGood Jobしているのか、それとも市民が見てなければ桜の枝もへし折って自衛隊が演習をおっぱじめていたのか…
 11月14日には、宮古島保良(ぼら)にある弾薬庫に、ミサイルの弾体を含む弾薬搬入が強行されている。問題の弾薬庫は人家からわずか200mしか離れていない。自衛隊の教本には、誘導弾(地対艦ミサイル)が直接火炎に包まれた場合は、1㎞以上の距離又は遮蔽物のかげ等に避難する(クイックオフタイムは約2分間)とゆうようなことが書かれてあり、とても危険なものだ。一方、奄美大島ではミサイル弾体を格納するトンネル状の格納庫整備が進められており、すでに3本目が建設中である。そして馬毛島には米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)移転を口実とした自衛隊の一大集積地をつくる計画がある。琉球弧の軍事化・要塞化が着々と進められている。
 辺野古新基地も、単なる在沖海兵隊の基地としてではなく、陸上自衛隊と海兵隊が共同使用する極秘合意があることも明らかになっている。本質的には「国土防衛」のために働かず、専ら侵略戦争訓練ばかりしている海兵隊基地よりも”受け入れられやすい”という思惑でもあるのだろうか?そういった動きが、先の沖縄島、八重岳における通信訓練、そして沖縄の人の反発につながっている。

 琉球弧の軍事化・要塞化は「尖閣有事」「台湾有事」に中国軍を封じ込めるためという口実で始められているわけだが、それはこの地が戦火にまみえることが前提だ!何万人と住んでいる島の人々をいっぺんに島外避難なんぞできるわけがない。ましてや狭い島の中に安全な場所なぞありはしない。住民が安全保障のために犠牲になる。またその犠牲は「本土」は決して受けることが無い…構想を練り、舞台や機材を配備する計画を立てる人、それを支持する人は、決して攻撃されることが無い(であろう)「本土」に住んでいる…究極の沖縄差別・沖縄戦を再現させるものだ!

沖縄戦を再び繰り返そうとする琉球弧の軍事化・要塞化を許さないぞ!