たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#裁判

人民新聞への裁判が終結します

 村上薫さんが人民新聞社を「セクハラ・パワハラ」で訴えていた裁判であるが、実は長い期間、労働組合を通じての「団体交渉」が行われ、解決の道を模索していた。その間、期日の設定はあったが審議自体を先延ばししていたのである。
 本格的な交渉は今年1月から行っていたのであるが、5月11日に村上さん、人民新聞の当該、そして間に入っていた労働組合(きょうとユニオン)との間で協定書が締結された。おおまかな内容は①人民新聞側はハラスメントがあった事実を認める②自己批判文を作成し、封筒に封入して読者に送付する③人民新聞側から村上さんに解決金を支払う④今後、お互いに誹謗中傷を行わない…というようなものである。
 事実関係を認め、自己批判するということ、解決金(そこそこの額)を支払うということが交渉の結果、勝ち取られたわけだ。

 これをもって、人民新聞社を訴えていた裁判そのものを取り下げることになる。

 次回期日が5月25日(木)午後から予定されていたが、この日は急遽「協定と裁判取り下げ」報告集会となる。

 5月25日(木) 13:30~ 大阪弁護士会館 1110号室

 報告集会に結集しよう!

宝島裁判第二訴訟も不当判決、で、裁判所解体で25分粘る!

 忙しくてブログ書く暇もないのであるが…宝島社「大阪ミナミの貧困女子」差別出版裁判において、編集者個人を訴えた第二訴訟も不当判決とあいなった…これが金曜日、3月24日のこと。
第二訴訟も不当判決!
 編集者を訴えた第二訴訟ですが、結審が言い渡された前回の期日後、裁判官に追加の文書を出しており、裁判官はその文書を見てから、判決をだすかどうか判断すると述べておりました。
 ところが本日行われた期日は、いきなり「原告の主張を退ける」「訴訟の費用は原告餅とする」の判決が下され、裁判官はさっさと退廷してしまったのです。
 提出した追加文書について、どう評価したのか、という説明は一切ありませんでした!
 単に不当な判決であるばかりでなく、裁判官が仕事をしないで“閉廷”してしまうという、前代未聞のことが起こったのです。「裁判官は仕事をしろ」「戻って来て説明しろ!」抗議の声が起こります。誰も法廷を出ようとする人はいません。
 裁判所職員は「裁判は終わりましたので、速やかに退廷してください」と言うばかり…同じ言葉を繰り返すばかりです。「裁判は終わっていない!」「裁判官を呼び戻して下さい!」「裁判官が偉いのか?同じ人間ではないのか?」といった怒りの声が響きました。ロボットかAIのように、同じ言葉を繰り返すばかりの職員に対して「あなたの人権が侵害された時に、同じ扱いを受けたらどう思いますか?」と問う人もいました。
 だいたい25分ぐらい粘ったでしょうか?代理人弁護士が判決文の写しをなんとか入手した後、みんな法廷を出て弁護士会館での集会になりました。(以下略)

 とまぁ、だいたいこんな感じ…
 それにしても「判決(裁判終了)」後に、法廷を「占拠」して25分間も粘ったのは、大きかったなぁ~
 弁護士先生も「こんな闘い方が、あるんですねぇ~」と感心しておられた。

 裁判官は裁判を指揮する権限を持っているので、審理中に暴れたり、大声を出したりする”不埒な”人に対しては、退廷を命じることができる。ただ、裁判を終えた!と勝手に宣言して帰ってしまったら、そういった訴訟指揮はできない。
 廷吏(あえてこう書く)が、我々に対して「裁判は終わったから、退廷してください!」と”お願い”するのは、裁判所の庁舎管理規定に基づいて行わているのだろうが、「裁判は終わっていない」「納得していない」人たちを退廷させる根拠にはならないだろう。

 ちゃんと裁判をやらない裁判所なんぞ、人民の力で占拠して、解体してしまえばよろしいのだ!(裁判所を解体してタワマンを作るのは、維新の仕事!?)
 ホント、袴田事件でも、狭山事件でも、あるいは入管における様々な不祥事すら認めず、開きなおり居座る法曹なんぞ、解体してしまえ!
 AIのほうが、忖度しないぶん、マシじゃ!ボケ!

 と思った1日であったが…

 のちの弁護士会館での集会では、現在、宝島社を訴えた本訴は控訴審のため、双方からいろいろ意見を聞いて準備中とのこと…まだ「期日」は決まっていないのだが、水面下で控訴審が進んでいるということである。
 第二訴訟も、控訴する方向で検討中だ!

 ろくに審理もしない裁判所に、鉄槌を!宝島社裁判は、まだまだ続くので、支援のほどよろしくお願いします!

狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいin関西

 3月21日、様々な集会がある中、狭山事件の再審を実現しよう市民のつどいin関西に参加してきた。
 西成区民センターのホールは、なんかデカい。 DSC_5723

 写真は、写りは良くないがビデオメッセージの石川一雄さん、石川早智子さん。
 司会のあいさつの後、地元から部落解放同盟大阪府連合会書記次長の、袈裟丸朝子さんがあいさつ。昨日の袴田事件の再審決定に対し、検察が特別抗告を断念した大変喜ばしいニュース(ホント、これがあったから「次は狭山だ!」との明るい、希望に満ちた空気が会場内に満ちていた)について触れた後、狭山事件の事実調べを求める緊急署名が49万筆も集まったことなどを報告された。
その後、記念公演の露の新治さんが「お笑い人権高座」…「笑う」という字は本当に笑っているという図を示したり、差別とはいわれのない区分、コンプレックスとは自分を差別する「自差別」そして被差別と言う言葉があるが、「加差別」こそが問題、自分にコンクレックスがあっても、より弱い人を差別をしたら「あかんたれ」のまんま、差別する側に「アカン」というのは少ないが、被差別者に「頑張れ!」という話ではない…などなど、ほんとうに大切な話を笑わせながら語っていただく、楽しい高座だった。
 弁護団報告ということで、指宿昭一さん。まず袴田事件の「ふりかえり」検察や入管(最高検の植民地と呼ばれている)、法務省は絶対に謝らない。いつも自分たちが”正義”であると考えている。袴田事件も証拠がねつ造されていたが、ねつ造の積み重ねが狭山事件…だが、彼らは捜査機関がねつ造をするはずがないと信じている。その常識は崩れてると批判された。
 そして狭山事件再審のため、証人尋問とインクの鑑定がなぜ必要か?そもそも再審はすごくハードルが高い。明々白々な新しい証拠が発見されないといけないのだが、証拠はすべて検察が持っており、新しい証拠を弁護側は持っていないし、証拠開示については、法に規定されていない(裁判官の「勧告」で出てくるようになった)。狭山における証拠は弁護側が独自に鑑定した有力なものだが、証拠調べにはその鑑定をした専門家の証人尋問と、インクの裁判所による鑑定が必要となるとのことであった。
 証拠そして石川さん宅の鴨居から発見されたという、被害者の万年筆には、ジェットブルーインク(被害者が使っていた)は混じっていなかった。下山鑑定書では、クロム元素の有無で分かる。また3度目の家宅捜査で発見されたと言うのも、心理学者による実験でおかしいと鑑定されているとのことだ。
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 裁判は裁判所の中で動いているわけではない。上からの圧力の他に、世論の力というものもある。裁判官の背中を押すのは、メディアの報道と市民の力だ。支援の数は狭山事件のほうが多いが、報道は袴田事件のほうが多い。長い闘争の歴史があっても報道されないが、今ここにいる人が知らなかった人に伝えて、その人が声を上げるようになれば報道されるようになるだろう。入管問題がまさにそうだった。狭山事件でもそういう動きがある、「緊急署名」の目標は20万筆だったが、倍以上の49万筆も集まった。新たな広がりがメディアを動かすチャンスである。
 関西テレビで冤罪事件をテーマにした「エルビス」というドラマがあった。正義の実現のために、登場人物が手探りで何かやろうとして最後まであきらめなかったということだ…と述べられた。
 続いて市民とメディアの力だけでなく政治の力も大きいということで、議員・政党あいさつ。社民党副党首、大椿ゆうこさんは来られないのでメッセージを代読。れいわ新選組、大石あきこ衆議院議員は、自ら受けた解放教育と狭山事件との出会いと再審法の改正について、立憲民主党、森山浩行衆議院議員は、「冤罪はあってはならない」が「冤罪はないこと」になっている、あったことをなかったことにする冤罪は、公文書改ざんやいじめの隠蔽と同じ、これを無くしていきたいと語られた。
 10分休憩の後、冒頭写真の石川一雄さん、石川早智子さんのビデオメッセージになる。
 84歳の石川一雄さんは、健康を保つために公園を歩いているそうだ。今、天国から迎えが来たら困るが、冤罪が晴れたらいつ逝ってもいいとおっしゃられた(そんなことはない。清廉潔白の身を1日も多く生きて楽しんで欲しいものだ!)石川早智子さんは、再審が決定した時の、袴田ひで子さんの満面の笑顔をテレビで見た。裁判官は自分の眼で、証拠しらべの実験をしているところを確認して欲しいとおっしゃられた。
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 袴田ひで子さんもビデオで登場!先週の土曜日にインタビューしたものなので、まだ3~4年は頑張れる、狭山事件については、後に続くように再審開始になるよう願っているとおっしゃられていた。テレビの映像でもそうだが、90歳でほんとうに元気な様子である。
 トークセッションということで、映画「獄友」や「オレの記念日」の金聖雄監督、住吉事件冤罪被害者の青木恵子さん、湖東記念病院事件冤罪被害者の西山美香さん、狭山事件の再審を実現しよう、Facebook管理人のノジマミカさんら四人のトーク。青木さんと西山さんは、和歌山刑務所で「獄友」だったそうな。西山さんはとにかく、よくしゃべる方だ。青木さんは仲間が勝つとやはりうれしいと述べられていた。ノジマさんは、袴田さんの苦しみは、再審法改正と冤罪を生み出すシステムを変えることに生かされなければならないと述べられた。
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 和太鼓集団熱光(ひかり)、和太鼓いぶき、太鼓集団鼓情炎のライブ太鼓演奏…昨年まではコロナでビデオ出演だったが、今年から勢いのある生演奏が聴ける…袴田さんの再審決定を喜び、石川さんの再審開始に向けた希望を感じる力強い演奏であった。
 市民のつどい実行委員会の山中秀俊さんの閉会あいさつ…参加者数の発表はなかったが、200名以上はいただろう。終了後、16:30からパレードという名の、デモでありますっ!
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 岸里から国道26号を北上して、花園で右折、南海電車の高架をくぐってから、細い道に左折、釜ヶ崎の三角公園の隣を通ってJR大阪環状線の新今宮駅にぶち当たり、閉鎖されたセンター前で解散する1時間弱のコースである。小雨がぱらつく中「狭山事件の再審を行え!」「証拠のねつ造を許さないぞ!」「証人尋問を行え!」「インクの鑑定を行え!」などのコールの他、「袴田事件の再審万歳!」「再審で無罪を勝ち取るぞ!」コールもあった。また集会は解放運動色はほとんど無かったのであるが、デモでは釜ヶ崎の労働者たちといっしょに「差別裁判を許さないぞ!」とコールしたり「差別裁判、打ち砕こう」のメロディーが流れたりもした。

参加して良かった…本当にいい集会だったと思う。

宝島社差別本「ミナミの貧困女子」絶版を求める1・30集会のお知らせ

 昨年の11月、なにも裁判官がやらない不当判決が出た「宝島社裁判」であるが、控訴審に向け集会が行われるのでご案内…なお、編集者を訴えた第二訴訟が続いており、その期日(1月30日15:30~)の夜に行われることになった。これは講師(代理人弁護士)の都合によるものである。
宝島社差別本「ミナミの貧困女子」絶版を求める1・30集会のお知らせ
20230130  宝島裁判集会チラシ_0001
著者の意向を無視した宝島社の差別本
『大阪ミナミの貧困女子』謝罪と絶版を求める裁判
控訴審に向けた学習会とエンパワメント集会

2023年1月30日(月)18時半
大阪市立中央会館(大阪市中央区島之内2-12-31 地下鉄長堀橋駅下車)
宝島裁判が問うもの
講師:仲岡しゅん(原告代理人弁護士)
大阪弁護士会に所属する弁護士(うるわ総合法律事務所)民事・刑事一般のほか、女性やセクシャルマイノリティの権利に関する事件の取り扱いが多い。

原告:村上薫
1993年生まれ、徳島県出身。徳島大学中退
大阪府在住。狭山事件の再審を求めている。梅田解放区をはじめ、様々な差別抑圧を許さな活動や、解放運動に参加し、内外から支え活動中。自らも、受けた差別抑圧に屈することなく、宝島社、人民新聞を訴え二つの裁判を抱え係争中。

主催:1・30集会実行委員会 問合せ:takarajimasaiban@gmail.com

1宝島社差別本「ミナミの貧困女子」絶版を求める1 ・ 30 集会への賛同とご支援のお願い
1.30 集会実行委員会

 日頃のご活動に心からの敬意を表します。
 宝島社から出版された「ミナミの貧困女子」は女性目線を装いながら実は男 性が書いたものである可能性が強く、本の表紙に名前を載せられている村上薫 さんが「この本は私が書いたものではなく、改竄されたものであり、差別的な 内容の本になっているので、本の絶版と損害賠償を」と求めた裁判は事実審理 が無いままに 2022 年 11 月 18 日、棄却の不当判決が大阪地裁で出されました。 当然、村上薫さんは高裁に控訴しました。
  また裁判と同時に、宝島社のやって いることを世に知らしめ、謝罪と絶版を求める大衆運動を行う事も提案されて います。
   控訴審や、編集者を訴えた第二訴訟の見通しは不透明ですが、根底にある課題をしっかり訴えて、あらゆる差別に反対する世論を喚起して行かなければならないと私達は確信しています。このたたかいを物心両面で各方面からご支援いただきたくお願い申し上げます。
 賛同人・賛同団体になって下さるようお願いします。

2 2023年1月30日(月曜日、午後6時半)の決起集会「仲岡しゅん弁護士講演会」にご参加をお願いします。

3 裁判傍聴参加と、出来る範囲での各種ご支援をお願いします。

4 1・30集会当日と準備段階の実行委員も募集中です。

◆ 呼びかけ人
Swing MASA  五宝光基 山口美和子  野瀬博之  赤羽佳世子  北口学  古賀滋
◆賛同人
鈴木くみ子 松井寛子 矢野宏 大野周子 黒河内繁美 宮本博志 原戸昭浩 志水博子 門田晶 樋口曜 岡崎岳 西風真奈美 藤山ジュンコ 浅野健一 松田耕典 金垣広行 中島健 山下けいき ながさわあきら 趙博 くもんこうすけ THUYOSHI KaoruKondou 松藤さおり 若木妙子 MinjuKang 福田茂 松原康彦 (順不同 敬称略 12 月 30 日現在)

2023 年1 月30 日(月) 15時半 大法廷 宝島社編集者S氏への裁判
18 時半 決 起 集 会 @ 中 央 会 館 ( 大阪市中央区島之内2-12-31)
大阪市中央区宗右衛門町 2 ー 33 パレス三ッ寺バーキュア内キュア相談所
連絡先  090₋8574₋2555  野瀬 twitter@CureSoudan

ということで、皆さまよろしくお願いします。

宝島社裁判、第二訴訟は28日

 先日の18日に不当判決が出た宝島社裁判であるが、28日(月)11時から、第二訴訟の第二回口頭弁論がある。
20221128 宝島社第二訴訟

 本来は本訴と併合されて審理され、本訴ももう少しながく続くはずだったのが、異常な裁判官の訴訟指揮のため別個に続けられている。こちらはまだまだ始まったばかり。

傍聴結集よろしくお願いします。

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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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