たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#萩原富夫

10・8三里塚全国総決起集会(前編)

 10月8日、三里塚全国総決起集会に決起してきた。昨年は体調不良でお休みしたので、久々の三里塚集会。バスに乗って赤坂公園の近くで下車、ぐるっと回って集会場に。
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 前段集会が始まっています。

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 ブルシット・ジョブにいそしむこーあんけーさつのみなさま…
 時間になったので、集会開始。司会挨拶の後、伊藤伸晴さんの主催者あいさつ。
 2月の市東さんの農地や作業場所に対する強制執行は、反対同盟や市東さんを屈服させるためのものだと弾劾された。「耕作権裁判」で争われている南台の農地について、11月から証人尋問が始まるが、地裁を包囲するたたかいを構築していこう。また、もうひとつの空港を作るような、第三滑走路の建設、空港機能強化の工事も10月から準備工事に入っている。空港建設を許すわけにはいかない。第三滑走路粉砕の決意を固めなければいけない。敷地内に仲間はいないが、何人かの抵抗が始まっている。この人たちに依拠して、徹底粉砕をたたかう。空港反対の旗を高く掲げ、南台農地を守る、拡張反対の署名を集めきろうと訴えられた。
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 続いて萩原富夫さんによる、基調報告…戦争に向かう岸田政権を打倒しよう!国家権力による2月強制執行を弾劾する!南代農地を守り成田軍事空港を廃港へ!という内容のものが読み上げられた。2月の強制執行について、「奪われた天神峰農地は放置され、荒れ地となっています(工事に必要だから強制執行したわけではないということが明らか)。怒りに震えます」「執行されたあと市東さんは、ただちに作業場・ビニールハウス・トイレなどの再建にとりかかり農業を続けています。体を張った実力闘争を闘いぬいた市東さんと反対同盟の闘魂は、ますます盛んです。市東さんを追い出し反対運動を潰そうという敵の狙いは、完全に打ち砕かれました。この点での勝利を皆さんと共有したいと思います。」とのこと。
 連帯のあいさつとして、まず国鉄千葉動力車労働組合から、動労千葉は反対同盟と車の両輪、ともに闘いぬきますとの決意表明のあと、JRは鉄道を持つIT企業になる、5年で10%のコスト削減を目指すということで、どこも人が足りない。鉄道の安全が崩壊するのは当然だ。在来線の4割廃線が狙われている…千葉では久留里線だ。これは戦争のための国家改造攻撃であり、絶対に許すわけにはいかない…ということで、11・19日比谷野外音楽堂の集会への決起をよびかけられた。
 続いて関西新空港反対住民からあいさつ。関西で集めた空港拡張反対署名を萩原さんに直接お渡ししたのち、9月3日の三里塚集会成功の報告である。
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 1966年から三里塚闘争は始まっているが、このころ関西でも淡路島に関西新空港をつくろうとしていた…それが反対運動の始まりである。10年、北淡路で頑張って「三里塚があったから、三里塚のように闘ったから」空港を追い出し、勝てた(泉州沖に結局つくられることになるが…)と述べられた。
 全日建連帯労働組合・関西生コン支部からはメッセージが届いていることが報告された。(読み上げず)
 つづいて、市東さんの農地を守ろう!闘いは第2ラウンドへ…である。
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 市東さんが登壇されて、報告…農地を取られて8か月が過ぎたが、作業場やユニットハウス、カラオケも再建した!私は一人ではない。これからもみんなと一緒に頑張る。土地を取られることはつらいが、やっているうちにまた、どこかにいい土地が現れるだろう。これからも「闘魂ますます盛んなり」と、元気に堂々と報告された。
 つづいて、三里塚顧問弁護団の3名からあいさつ。南台農地の耕作権裁判について、市東さんが耕している土地は市東さんが地主から枯れている土地ではなく、勝手に耕しているというNAAの提出した書面は信用できない!立証が破綻していることが裁判の中で明らかになった。一方、こちら側の証拠は累々と積みあがっている。市東さんの勝利判決が出るまで闘うが、反動判決になる可能性は十分にある。司法権力に幻想をもつものではない、関生裁判の差し戻しや、沖縄の事例でみられるよう、司法権力は国策に絶対賛成する。だから監視しなければならない。11月からの証人尋問は、我々のヘゲモニーで維持していく。どれだけ世間が注目しているか、千葉地裁を包囲する闘いを!傍聴闘争に一人でも多く結集するよう呼びかけられた。
 続いて、市東さんの農地取り上げに反対する会、柏市の市議4期目、内田ひろきさんがあいさつ。自治体が権力に成り代わっていることを批判し、裁判についてはこちらが耕作権を持っていることを、これから明らかにしていく、一人ひとりが行くんだという裁判であると述べられた。
 市東さんの農地を守る会からは、高崎駅前で街頭宣伝行動を続けていることが報告された。
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 緑ののぼりを掲げた、全国農民会議からは、福島の方のメッセージが紹介され、汚染水放出反対闘争への参加ありがとう、フクシマはとことん闘い抜きますと述べられた。
(つづくよ)

耕す者に権利あり 三里塚支援集会

 9月3日、三里塚関西実行委員会が主催する耕す者に権利あり 農地を奪うな 農地を返せ 三里塚支援集会に行ってきた。
 はじめに司会あいさつで、松原康彦さんが2月15~16日に強行された強制執行、市東さんの農地と離れ、作業所なんかを強奪してフェンスで囲ったことを弾劾され、三里塚勢力のものを全部取り払おうとする権力の攻撃が始まった。何もないように見える三里塚ですが、岸田政権は何をするかわからない…虎視眈々と狙っているという話をされた。
 主催あいさつで、安藤眞一さんから三里塚現地訪問の状況について報告があった。パワーポイントの写真で、作業場を取られた市東さんのところも、2つの大きなハウスができて作業所もできた。行ったら猫が1匹迎えてくれた、封鎖された畑は草が生い茂っている”のみ”で、何のために執行したのかわからない状態であること(工事に必要ならば、工事現場になっているハズ)、残った南台の畑の作物の様子などが報告された。
 またCBSニュースが三里塚について報道したことも紹介され、その映像が会場に流れた。市東さんのインタビューや現在の状況のみならず、過去の映像も出てくる…赤ヘルさんが映っているぞ!
 続いてはメインの、反対同盟顧問弁護士、一瀬敬一郎さん「市東孝雄さんの農地闘争の現状について」の講演。
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 A3で3枚の大量のレジュメによる報告…2枚面が三里塚闘争や農地関係の裁判を時系列にまとめたエクセルの図(これがないと本人もよくわからないそうだ)があって、とりあえず農地の裁判闘争については理解できる。
 市東さんの農地、2月に強奪された天神峰の土地と、もうひとつの南台の土地についての話の前に、東峰地区の人たちが頑張って工事ができなくなったために、二期工事が破綻して平行滑走路を北に動かす変則的な変更をしなければならなくなったことを述べられた。
 南台の土地について、市東さんがA、Bの土地を耕しているにも関わらず、NAAf側がAとC,Cの土地を明け渡せ!と変な首相をしている(これはこれで土地利用の事実関係の問題になってしまった)ことについて、NAA(旧空港公団)も1984年までは「正しい」地籍測量図を認識していたようなのであるが、88年に作成された地籍図から食い違いが出始めている…地権者との交渉の中で「売り急ぎ」があったのでこういった手違いがでたのであろう。このおかしくなった地籍測量図、および甲8・甲9(裁判所に提出された”証拠”)の作成入手経過を歌づける用地交渉記録を、NAA側は提出していない。2012~14年の裁判所からの文書提出のやり取りで、裁判所は「1988年3月1日付け地籍祖測量図及び動燃4月11日付甲8・甲9等の作成経過を裏付ける用地交渉記録」の提出を命令・確定している。天神峰の「団結小屋」についてその所有権や井戸などについて(石橋政次が移転する際にそのままにして残していったもの)は詳細にその経緯が残っているから、市東さんの耕作地についても経緯が残されているハズだというものだ。
 とまぁ、なかなか複雑でわかりにくい「耕作権裁判」について、そのキモがなんとなくわかるかなぁ~というお話であった。そのうえで、裁判闘争にはなかなか行くことが難しいかもしれないが、関西からも裁判を監視しているぞ!というような裁判闘争への協力を求める発言で話をしめられた。

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 10分ほどの球形の後で、反対同盟、萩原富夫さんの報告である。
 まず市東さんについて、本当は市東さんが自ら出向いてhh王国してくれればいいのだが、2月に強奪された離れや作業拠点の”再建”が終わらないと外には出たくないとのこと…ただ意気消沈しているかというと、そうでもなく「スーパーハウス」を2つ購入して設置した。補助金や補償金がでているので、営農に必要なものはどんどんお金を使っていくんだ、ということ。大好きなカラオケ部屋も作りたい…元気に生活を整えながらやっているとのことであった。それにしても、取られた畑に草が生い茂り、なぜ急いで取ったのか?急ぐ必要はないだろうと憤っておられた。
 2月15日は、集まった人への夕方の炊き出しを終えて、道具を持って家に帰ったら「執行が来そうだ」と連絡が入ったそうだ。夜の8時から施行を行うなんぞ、だれも予想していない…ただ執行時は「逮捕者も出さない。けが人も出さない」方針だったようで、排除されただけであって拍子抜けしたそうだ(逮捕される覚悟があったわけだ)
 集まった若い人たちも、ニコニコしながら楽しそうに闘っていた。ニコニコしていたのもある意味、人間的な怒りの表現だったのだと思う。若い子もけっこうやるんだなぁ~と見直したのだそうな。
 その反面、新しい、次の闘いに向けての意欲があまりわいてこないとおっしゃっておられた。11月の終わりから4か月近く、支援もありがとうございましたとも言っておられた。そして執行時のDVDがある、めちゃくちゃ面白いのでぜひ見てくださいとのことだ(それなら持ってきて売ってほしい!)
 今後の闘いについて、空港の拡張・機能強化に反対していこうということを打ち出していく。署名も中途半端に終わっているので、もう一度提起する。差し止め訴訟もあるので、これはちゃんと運動にしよう。空港拡張になぜ反対するか?身近な環境問題や、軍事使用・戦争反対もあるが、地球環境問題もある。二酸化炭素を出しながら航空機を運航していくことに疑問が出てきている。ヨーロッパでは空港計画がどんどん中止になっているとのことであった。DSC09441
 続いて連帯・共闘のあいさつ…まずは関西生コン支部の西山さん。三里塚も関生弾圧も原発も、一部の特権階級のためのものだと述べられたうえで、ジャニーズ事務所による性加害問題で国連人権理事会「ビジネスと人権」作業部会の会見にからみ、この「作業部会」が関生に来て弾圧問題について話を聞いてくれたとの報告があった。(関生に行くとなったら政府に”妨害”されるということなので、こっそり来たらしい。またそんなこともあって、大きく広報していない)関生弾圧は、日本だけの問題ではなく、国際的に関心が寄せられている問題であるとともに、汚染水問題や関東大震災での虐殺否定問題と同じように、日本国内だけで通用する理屈で様々な問題がやりすごされていることに警鐘をならされた。
 また3月に勝利した和歌山での事件に関係して、協同組合の理事長や協力していた元ヤクザが逮捕された…産廃法違反ということだが、様々な違法行為があるそうだ。関生弾圧は警察庁マターということだが、こんな悪い奴らが「被害者」となり、私たちが「加害者」になっていることについて、いかにこの弾圧がおかしいことであるかと訴えられた。
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 若狭の原発を考える会の木原壯林さんは、国策に抗して闘い続ける三里塚闘争について、農民の要求は当然の要求であること、原発政策もまた国策であることなどを訴えられた。

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 部宅解放同盟全国連合会からは、7・17の狭山集会、や8月10日の三者協議について述べられ、10月31日の要請行動を全力でやると訴えられた。
 質疑応答においては、会場から三里塚への攻撃は日米安保システムがその本質であること、すなわち台湾有事の際、日本の民間空港を米軍機の駐機スペースとして使う意図があり、周辺の反対運動・住民運動をつぶしておくためだという話が出て、萩原さんも「その通りです」と答えられた。

 最後に報告者への拍手でもって、本集会は終了した。

9・3三里塚支援集会のお知らせ

 三里塚支援集会のお知らせ。
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9:3耕す者に権利あり
農地を奪うな
農地を返せ!
三里塚支援集会

日時 2023年9月3日(日)
  午後2時~4時30分
会場 エルおおさか 5階視聴覚室
資料代 1000円

講演「市東孝雄さんの農地闘争の現状について」
〈講師〉一瀬敬一郎弁護士(三里塚反対同盟顧問弁護団)

〈三里塚から〉
萩原富夫さん(三里塚反対同盟)
市東さんと共に、無農薬・有機野菜の産直運動を進めている

主催:三里塚関西実行委員会
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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