たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#自衛隊基地

馬毛島訪問報告集会

 昨日はエルおおさかで行われた馬毛島訪問報告集会に参加してきた。
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 司会挨拶のあと、8月28日に放送されたTBS「報道特集」、南西諸島への自衛隊配備についての報道がビデオ上映された。自衛隊の元幹部が、奄美大島は南西諸島で軍事行動を行う場合の”中継点”になると言っていたり、12式地対艦ミサイルシステムを撃つ訓練…たんに自動車で移動してミサイルを撃つだけではなく、ミサイル発射地点の周辺を兵士が固めたり、万が一に備えて”狙撃兵”も待機してりしている…、宮古海峡の距離は300㎞で、射程200㎞のミサイルを宮古島と沖縄島に配備すれば海峡を封鎖できること、山を切り開いて広大な自衛隊基地が作られ、ミサイル(弾薬)が運び込まれたりと、着々と「中国の脅威」に向けた自衛隊配備が進められている様子が映し出された。だいたい25分ぐらいの長さであったが、最後に金平キャスター(だったかな?)が「島中を駆け巡りながらミサイルを撃つわけだが、そこに住んでいるがどうなるのかということが描かれていない」と批判された(映像をみて、会の人の批判だったかもしれない)
 続いて服部良一さんの報告である。服部さんは昨年12月に社民党幹事長に就任されて東京に拠点を移しているのだが、なんでも住居が定まらずホテル暮らしをされているのだそうな。馬毛島には普天間飛行場の移設先としてクローズアップされた時に一度訪問しており、今回は10年ぶりに島に乗り込んだとのこと。時期は7月10、11日。
 馬毛島には「海上タクシー」を種子島、西之表市でチャーターして、1時間かかる。港に上陸してしばらくは「入会地」なのだが、大部分が民間会社の土地なので(まだ正式な売買契約が終わっていない)中から警備員が出てきて、それ以上は入れてくれなかったのだそうな。入会地には地元の人が建てた「基地反対」の様々なプラカード、看板が掲げられている。仕方が無いので「共有入会地」の看板の前で、山城博治さん、福島みずほさん、末永あつ子さん(衆議院鹿児島4区野党統一候補・社民党)と記念撮影して帰って来たとのこと。その後、八板西之表市長との意見交換会や、西之表市民集会に参加したりした。ちなみに市民集会は150人もの人が大ホールに集ったそうで、多くの人が馬毛島に基地が出来た時の騒音問題について関心があるとのことだ。また、鹿児島4区における米永さんを「野党統一候補」で推すにあたっての政策協定には、馬毛島の基地に反対ということが掲げられているそうだ。
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 服部さんは馬毛島の自然や開発の歴史、今進められている米艦載機のFCLP訓練や自衛隊基地についてパワーポイントで説明をされた。馬毛島はもともと無人島であったが、「飛び魚漁」の季節に一時的に人が移り住んだり、集落があった時もあったのであるが、水が少ないため暮らしにくいということで、また無人島に戻った。ほぼ全島を私企業が買占め、石油備蓄基地構想、レジャー施設建設の構想や、日本版スペースシャトル基地、さらには使用済み核燃料中間貯蔵施設や国際貨物ハブ空港構想など、様々な開発構想が立てられては消えていった、利権がうごめく島でもあったのである。会社が90年代に制作した7分間のビデオを見せてもらったのであるが、滑走路らしきものの外はただっぴろい平地で、数万人規模の住居施設、娯楽施設もつくることが出来る(水はどうするんじゃ?)と説明しており、環境アセスメントしての「お墨付き」さえいただければ、やりたい放題、基地や街が作れるなと感じた次第である。
 さて防衛省が2020年8月に公表した馬毛島の整備計画には、南西島嶼部防衛のために総合的な軍事要塞基地にするということ、西日本における米軍と自衛隊の訓練拠点にするということが書かれている。米艦載機のFCLP訓練は年2回・各10日間だけだが、これは夜中の3時ぐらいまで行う。また自衛隊の訓練や離発着訓練は年130日間、既存の戦闘機の外、空母「いずも」への搭載予定機、陸自の持つオスプレイ、空自の持つ迎撃ミサイル「PAC3」の訓練などが行われるのだ。騒音について防衛省は、種子島の上空は飛行しないから影響は少ないとしているが、種子島空港の滑走路と同じ方向で米軍機が訓練した時は、種子島上空を飛行している。デモ試験飛行の時は、最大で77dBまで騒音が観測され、またその時は超低空での侵入や急上昇が行われなかったし、明らかに飛行機の出力を落としていたと言われてる。また馬毛島に「いずも」「かが」が接岸できる大港湾施設も建設が計画されており、とんでもない軍事要塞、一大集積拠点になることが明らかになっている。
 現在、ボーリング調査が終了し、2021年2月から環境アセスメントの手続きが開始されている。だが今後の国会対応については、「馬毛島の米軍施設に反対する市民・団体連絡会」から「野党合同馬毛島問題対策チーム結成」の要請があるのだそうだが、おそらく選挙後になるだろうとのこと…立憲民主党の方針が固まらないからであり、そもそも2+2で普天間代替施設を馬毛島へと言ったのは旧民主党政権である…立憲が党として明確な反対方針を打ち出せるのか?ということがあるのだ。こうゆうところは、市民運動・住民運動のほうから、もっとケツをたたかないとあかんのだろうなぁ~と思った。
 立県民主党の枝野代表は著書で「台湾有事には日米同盟基軸で対応する」と言っているが、それでは自民党と同じだ、台湾有事・尖閣有事で沖縄・南西諸島を絶対に戦場にしてはならない!東アジアの平和を本気でつくらないといけないと、服部さんは述べられた。
 その後「ミサイル基地いらん宮古島住民連絡会」の清水草子さんがzoomで参加、宮古島の状況について話をされた。「尖閣」における中国との対立に対抗して、宮古島の海上保安庁の巡視船が12隻、石垣島では15隻になっていること、ミサイル戦争で重要な「準天頂衛星システム(みちびき)」が重要になり、宮古島にその追跡管制局があること、野原は集落が基地に囲まれ、千代田は弾薬庫と民家が100mしか離れていないこと、保良の弾薬庫はまだ完成していないが、空砲で訓練が行われていること、ゲート前やスーパーサンエーの前でスタンディングを続けていること、海運業者が弾薬庫運搬を拒否したため(おそらく労働者の闘いがあったのだろう)、武器・弾薬が急遽、空輸されたこと、「隊員のお見合いパーティー」を批判したことなどを説明された後、今国会で成立した「重要土地調査規制法」に触れ、国境離島は島ごと監視の対象になると述べられた。そして連帯・連携して、反対運動を大きくしていきましょうとまとめられた。
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 「南西諸島への自衛隊配備に反対する大阪の会」代表の平出さんがあいさつをした後、会場からの質疑応答に応える時間となった。「野党共闘」に国民民主党が入ると、基地反対運動は身動きがとれなくなるのではないかということや、土地取得における疑惑(評価額45億にたいし、150億で購入)追及は?という話も出てきた。”疑惑”については、会社が権利を残しておきたいとか言っていて、まだ買収交渉がまとまっていない(利権・仕事が欲しいから?)いずれにせよ、今後の課題ということで、辺野古の基地も含め、自衛隊配備が台湾有事・尖閣有事にどう位置付けられているのか、反対運動でしっかり詰めておく必要があるとのこと。外交について、どんなに米中の意見の対立があっても、間に入ってデモ絶対に戦争はさせないということが必要だとのことであった。
 清水早子さんが、先ほどの「報道特集」の番組は政府よりだと思う、なぜなら宮古島の漁業者が「尖閣」海域へ漁に出ているというが、あれは国(行政)から日当が出て、尖閣に出かけて行っている。石垣島でも同じことをやっているが、地元ではよく知られた事実であり、取材すれば分かるはずだと言った。また「野党共闘」の共同政策には辺野古は入っているが、「琉球弧」のことは入っていない、奄美、宮古、石垣の基地を止められないのは離島差別である、戦争になれば、切り捨てられるのは離島の島なんですよという、非常に重要なことを述べられた。
 集会は16時前に終了した、参加者はおよそ70名ぐらいであったと思う。

沖縄島に自衛隊ミサイル部隊が配備される!

 速報&怒り…沖縄島に陸上自衛隊のミサイル部隊が配備されます。
 琉球新報【独自】沖縄本島で初、地対艦ミサイル部隊配備へ 勝連に23年度めど
 【東京】防衛省は2023年度をめどに、沖縄県うるま市の陸上自衛隊勝連分屯地へ地対艦ミサイル(SSM)部隊を配備する方針を固めた。沖縄本島への同部隊の配備は初となる。海洋進出を強める中国を念頭に、対処力を強化する狙いがあり、22年度概算要求で関連経費として21億円を計上する予定だ。
(以下略)

 沖縄島は米軍が主に使い、自衛隊の重要な基地は配備されない”だろう”ということが言われてきた。沖縄戦をはじめとする、沖縄島の「反自衛隊感情」…要するに、自衛隊も旧日本軍の悪しき体質をそのまま引き継いでいるのではないか?(いや、実際に引き継いでいる…自衛隊創設時には、旧軍の幹部を沢山採用している…決して「革命の軍隊」「革命後の軍隊」ではない)…に配慮していたということもある。しかし今回、あからさまに対中国戦争を念頭においたミサイル部隊配備を強行しようとしているのだ!絶対に許すわけにはいかない!

 辺野古新基地も、その周りのキャンプ・シュワブも、陸上自衛隊が米海兵隊と共同使用しようとする目論見も明らかになっている。沖縄を再び三度、戦場の島にするつもりなのか、いや、沖縄が戦場にならなくても、かつてのアフガニスタンやイラク(現在のアフガニスタンの混迷も、アメリカが貝絵額を派兵して政権を無理やり打倒したことに原因がある)のように、他国を戦場にするために沖縄を使うのか‼そんなことを許してはならない‼

 自衛隊の沖縄へのミサイル基地建設に反対しよう!奄美大島、石垣島、宮古島をはじめとする島々への、自衛隊配備、ミサイル部隊配備を許すな!辺野古新基地建設に反対し、米海兵隊と自衛隊の共同基地化を阻止しよう!沖縄戦の戦没者の遺骨が眠る土を、辺野古の埋立てに使わせるな!戦没者への冒涜を許さないぞ!

 明日、22日14時からPLP会館で行われる「遺骨眠る土砂を辺野古に使わせない」集会に決起し、デモを貫徹しよう!

 
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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