10日に投開票のあった第26回参議院選挙は、自民党大勝となったわけだが、大阪選挙区では維新2、自民1,公明1と相変わらずの維新大勝であり、立憲野党側は1人も当選できていない。この状況は2016年の第24回参議院選挙で、定数4のところに維新が2名の候補者を出し、2名当選を果たしたところからず~っと続いている。(参考:Wikipedia大阪選挙区)立憲野党側が当選するためには、野党共闘で統一候補を出さない限り絶対ムリなのだが、日本屈指の大都市で自党の宣伝も行わないとイケナイなどの諸般の事情により、各党が候補者を出し、共倒れしている有様だ。
自民党、松川るい氏は72万5千票を獲得している。前回の自民党、太田房江氏は56万票だったので”復調”したとも言えるし、前々回も松川氏は76万票獲得しているので、もともと松川氏が70万票ぐらいの支持を得ていたともとれる…というか、太田房江氏は人気がなかったわけだ。
それにしても維新は、高木佳保理氏が86万票と堂々の1位である。今回、もう一人の維新候補、浅田均氏が59万票しかとっておらず、これまで維新が二人の候補者に対しきれいに票をわけて当選させていたことから見ると変化がみられる。それに維新に投ぜられた票は2人合わせて146万票となり、前回の140万票、前々回の139万票よりも票をのばしている。ここに、一定の組織票に加え、高木氏に投票した無党派層の存在があることが分かる。昨年12月24日にエルおおさかで行われた維新の「躍進」を世界の流れから読み解く集会において、関西学院大学法学部教授の冨田宏治さんが述べられたような、今回の選挙(前回の衆議院選挙)では、小選挙区での維新の組織票を大幅に上回って得票しており、大阪市外では組織化、固定化に伸びしろがある…ということを裏付ける結果となっている。
公明党の石田博崇氏は58万7千票で4位当選、公明党は前回59万1千票、前々回は67万9千票だったから、組織の力は落ちている…これは自民党の松川氏も同様だということが読み取れそうだ。
さて立憲野党側である…とりあえず共産党、立憲民主党、れいわ新選組、国民民主党まで入れて票を合わせても74万9千票となり、「統一候補」を出せば維新・公明には勝てそうだ。ただし前回は合わせて86万7千票、前々回でも80万2千票集めているので、立憲野党全体の集票力がガクッと落ちていることが分かる。特に投票率が今回は52.45%と、前回の48.63%よりも上がっているにもかかわらず、立憲野党の得票が伸びていない。また立憲民主党、石田敏高氏は20万票撮れておらず、前回の35万6千票、前々回の34万7千票からの凋落がいちじるしい。ある意味今回、立憲の「戦えなさ」「やる気のなさ」が現れた結果ではないだろうか?それが全体の足を引っ張った形になっている。
また共産党のたつみコータロー氏は前回も出馬したのであるが、前回38万票にたいし、今回は33万7千票と落としている…れいわ新選組、八幡愛氏に流れたものもあるだろうし、組織的なものも弱っているだろう。ちなみに前々回、わたなべ結氏は45万4千票とっており、組織力の低下は今にはじまったことではないだろう。
れいわ新選組、八幡愛氏は11万票、大阪の新撰組の総力はこんなモンなのだろう…ということで参政党の油谷聖一郎氏が9万7千票も取っていることは注目に値する。まったくの新興勢力で、10万票近く得票する(ちなみに国民民主党 大谷由理子氏が10万3千票)というのは侮れない。参政党はトンデモ右翼政党であるのだが、オーガニックや有機農法、反ワクチンなんかも掲げ、一定現状批判的な部分をひろうので、投票率が上がったにもかかわらず立憲野党が伸びていない原因の一つに、参政党に票が流れたというのもあるだろう。(右翼政党なので、普段は自民党を支持する票も少しは流れているかもしれない)
いずれにしても立憲野党は統一候補もだせず、得票も減らして維新が大勝ちしている…維新票も伸びていることが明らかになり、それはもはや組織票だけではないだろう。そうすると立憲野党側は、明確に自民・維新との対立軸を明確にしつつ、統一候補を立てないと絶対に勝てないし、このままダラダラと同じような選挙を続けていれば、参政党の草刈り場にもなってしまうだろう…危機感を持って対応していかねばならない。
自民党、松川るい氏は72万5千票を獲得している。前回の自民党、太田房江氏は56万票だったので”復調”したとも言えるし、前々回も松川氏は76万票獲得しているので、もともと松川氏が70万票ぐらいの支持を得ていたともとれる…というか、太田房江氏は人気がなかったわけだ。
それにしても維新は、高木佳保理氏が86万票と堂々の1位である。今回、もう一人の維新候補、浅田均氏が59万票しかとっておらず、これまで維新が二人の候補者に対しきれいに票をわけて当選させていたことから見ると変化がみられる。それに維新に投ぜられた票は2人合わせて146万票となり、前回の140万票、前々回の139万票よりも票をのばしている。ここに、一定の組織票に加え、高木氏に投票した無党派層の存在があることが分かる。昨年12月24日にエルおおさかで行われた維新の「躍進」を世界の流れから読み解く集会において、関西学院大学法学部教授の冨田宏治さんが述べられたような、今回の選挙(前回の衆議院選挙)では、小選挙区での維新の組織票を大幅に上回って得票しており、大阪市外では組織化、固定化に伸びしろがある…ということを裏付ける結果となっている。
公明党の石田博崇氏は58万7千票で4位当選、公明党は前回59万1千票、前々回は67万9千票だったから、組織の力は落ちている…これは自民党の松川氏も同様だということが読み取れそうだ。
さて立憲野党側である…とりあえず共産党、立憲民主党、れいわ新選組、国民民主党まで入れて票を合わせても74万9千票となり、「統一候補」を出せば維新・公明には勝てそうだ。ただし前回は合わせて86万7千票、前々回でも80万2千票集めているので、立憲野党全体の集票力がガクッと落ちていることが分かる。特に投票率が今回は52.45%と、前回の48.63%よりも上がっているにもかかわらず、立憲野党の得票が伸びていない。また立憲民主党、石田敏高氏は20万票撮れておらず、前回の35万6千票、前々回の34万7千票からの凋落がいちじるしい。ある意味今回、立憲の「戦えなさ」「やる気のなさ」が現れた結果ではないだろうか?それが全体の足を引っ張った形になっている。
また共産党のたつみコータロー氏は前回も出馬したのであるが、前回38万票にたいし、今回は33万7千票と落としている…れいわ新選組、八幡愛氏に流れたものもあるだろうし、組織的なものも弱っているだろう。ちなみに前々回、わたなべ結氏は45万4千票とっており、組織力の低下は今にはじまったことではないだろう。
れいわ新選組、八幡愛氏は11万票、大阪の新撰組の総力はこんなモンなのだろう…ということで参政党の油谷聖一郎氏が9万7千票も取っていることは注目に値する。まったくの新興勢力で、10万票近く得票する(ちなみに国民民主党 大谷由理子氏が10万3千票)というのは侮れない。参政党はトンデモ右翼政党であるのだが、オーガニックや有機農法、反ワクチンなんかも掲げ、一定現状批判的な部分をひろうので、投票率が上がったにもかかわらず立憲野党が伸びていない原因の一つに、参政党に票が流れたというのもあるだろう。(右翼政党なので、普段は自民党を支持する票も少しは流れているかもしれない)
いずれにしても立憲野党は統一候補もだせず、得票も減らして維新が大勝ちしている…維新票も伸びていることが明らかになり、それはもはや組織票だけではないだろう。そうすると立憲野党側は、明確に自民・維新との対立軸を明確にしつつ、統一候補を立てないと絶対に勝てないし、このままダラダラと同じような選挙を続けていれば、参政党の草刈り場にもなってしまうだろう…危機感を持って対応していかねばならない。
