たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#県民の会

沖縄平和運動の「分断」について

 先日の沖縄平和運動のロゴやキャッチフレーズの問題が出てきた「県民平和大集会」であるが、本来は「県民大会」あるいはそれに準ずるぐらいの取り組みでなされると聞いていた(ゆえに大阪での集会は「県民大会同時集会」と名付けて案内したわけである)が、9月24日のキックオフ集会で、日本共産党がこれに協力しないということが明らかになっている。
 「オール沖縄」だとかの陣形では、共産党の参加・協力は不可欠であるが、共産党が沖縄の大規模な反戦・反基地・平和運動の陣形から外れるのだという…ここのところで、大昔の私であれば「沖縄を戦場にさせない!という県民の思いに応えない日共のセクト主義を許さないぞ!」などと言っていたのであるが、私も最近はだいぶ丸くなったので!?そんなことは言わず、ただ「まぁなんか事情があるのだろう」とは考えていた。ちなみに大阪での集会も、共産党の議員・政治家の参加もしくはメッセージなんかは依頼していたのであるが、それも丁寧にお断りされている。
 もっとも「県民平和大集会」の前,2月26日の島々を戦場にするな 沖縄を平和発信の場に集会で掲げられた「争うよりも 愛しなさい」というスローガン(このスローガンも、ロゴやキャッチを「県民の会」に持ち込んだ、平良友理奈さんが持ち込んだとされている)が、様々な議論の末に採用され他の地も、このスローガンに”違和感”を感じる人、またこのスローガンが「あらぬ方向」に解釈されること…本来は「国と国、民族と民族などの争い・憎悪を煽るのではなく、平和にいきましょう」ということだったり、「小異にこだわらず大同につきましょう」ということなのに、「現場での”実力闘争”や”反対運動”そのものの否定」としてとらえらられたり、「人集め」のために米軍や自衛隊、日本政府と対立も彼岸におかれるような運動方針や集会になってしまうのではないか?という懸念を感じる人がそれなりにいることも事実である。実際、平良友理奈さんが「県民大集会」も近づいたある日、琉球新報化沖縄タイムス、とにかく沖縄のマスコミからインタビューを受けて「(辺野古の座り込み現場には)負のエネルギーがある(だから若い人が来ない)」などと言ってしまった。若い人が来ない(来れない)のは「負のエネルギー」以外の別の要因があるのだが、そにかく辺野古現地で日々、座り込んでいる人たちへのリスペクトのかけらもないこの発言は、さすがに多くの人から反発を受けている。(「県民の会」もこうした発言については、謝罪して取り消すようにすべきではないだろうか?)こういったことや「県民の会」の運営に対する不満などから、「県民大集会」に期待しない、失望したという人たちが少なからずいるのである。中には宮古島の清水早子さんを始め、石垣島、与那国島、種子島の運動体の人は、東京の国会前行動に参加するという方向をとったりもしている。(もちろん、島じまの人でも那覇の県民大集会に参加している人はいる)そう、運動の中で分裂、分断が起こっているのである。

 ただ、ヤマトゥで沖縄の反戦・反基地・平和運動を行うにあたって、こうした現地の「分裂」「分断」は憂うべきことであると同時に、沖縄現地で解決するものであって、これをどちらかが絶対的に正しい!とジャッジして、ああだこうだと「論評」するものでは絶対にない!このことは注意しないといけない。と同時に、双方の立場を尊重し、慎重に考える・行動するということが大切である。またどう考えてもおかしなこと…例えば今回のロゴやキャッチフレーズの問題については、きちんとした対応を取るよう、同じ運動をする者として、言うべきことは言わないといけない。
 運動を続けていく中で、個人的なつながり…というのも、もちろん出てくるし、それを完全になくす、排除することはできない…しかし実績のある運動の”リーダー”であっても、責任追及の手心を加えるなどの”忖度”をしてはならない。私たちは「〇〇さんのために」運動をしているわけではない…そのへんははっきりさせておこう!

ということで分断を乗り越えて、岸田政権の軍拡・戦争政策と闘おう!沖縄闘争に勝利しよう!

【おまけ】前回のブログ記事の追記関係…Y!ニュース沖縄タイムスで元宮古島市議らが主催者に質問状 102人が賛同
 「11・23県民平和大集会」を開いた「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」が、集会前のチラシなどに特定の思想団体のロゴやキャッチコピーを使っていた問題で、元宮古島市議の石嶺香織さんらは29日、詳しい説明を求める公開質問状を県民の会代表らに送った。石嶺さんの呼びかけに102人が賛同。12月13日までの回答を求めている。
 ロゴなどは運営メンバーの提案で決まったが、交流サイト(SNS)上で問題視する声が相次ぎ、集会直前に使うのをやめた経緯がある。県民の会はホームページに見解を掲載したが、石嶺さんらは「県民の会の呼びかけ団体の一員」として、より詳しい説明を要求している。
 具志堅隆松共同代表は取材に対し「内容を確認した上できちんと向き合って丁寧に答えたい」と語った。

 しかし具志堅隆松さんも、遺骨の発掘のようなことはともかく、大きな組織の「代表」なんかやったことないだろうから、いろいろ大変だろうな。事務局がしっかりしないとイケナイ…

辺野古新基地建設反対!琉球弧への自衛隊配備を許さない集会&デモ(後編)

 ようやく先日の続きが書けるぞ。
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 私(山城さん)も辺野古・高江に張り付いていたが、島々の軍事化に脅威を感じてきた。与那国や石垣、宮古島に行き、保良の弾薬庫にも反対してきた。かつては島々に自衛隊がおとがめなしに入ってくるための、辺野古の工事はダミーではないかとも思ったこともあったが、実は辺野古が最大の軍事拠点、キーステーションになる。水陸機動団の第三連隊が辺野古に来る!台湾から与那国まで110㎞、沖縄が戦場にならないはずがない!
 今、南西諸島の軍事化に抵抗するための「県民の会」を立ち上げようとしている。ダグラス・スミスさんは、国は限定的な戦争を想定しているが、国と国との戦争になるなら、国際法上、全面的な戦争につながると言っている。また沖縄が戦場になることを許さない国会論戦も起こっていない。県民も辺野古には強い抵抗感があるが、南西諸島の軍事化が共有されておらず、運動体もつくられていないからである。
 ところが沢山の課題がある。会の名称の問題で、まず「南西諸島」が東京からの視点であり、表現そのものが差別であるという意見がある。それに代わる「琉球弧」も学術的すぎて一般の人には理解しづらい。鹿児島の島々も「琉球弧」か?という問題や、宮古島・石垣島を琉球とくくるのも問題があるだろう。「わたしたちの島々」という表現や、各島の名称をつかう手もあるが、総称するときのいい名称がない。また「県民」にするのか「市民」にするのかということもある。しかしこの会が立ち上がったら多くの結集を呼びかけたいと述べられた。
 ネット記事のコメント欄への書き込みを見ると、日本中が「沖縄の主張は甘えである」と考えているようだ。「新聞記者」ではマスコミを情報操作する部署が描かれている。社会が沖縄に「黙れ!」という世論を醸成しているが、こうした世論に警鐘を鳴らしながら、戦争にならないようにして欲しいと述べられて、講演を終えた。
 休憩後の質疑応答では、若い人たちが「南西諸島」の自衛隊配備問題をどう考えているか?について、沖縄でも運動は「ジジババ」の世界で、共通の課題である。「県民の会」の立ち上げには、役員や呼びかけ人は男女同数にする、若者も積極的に入れるなど、努力していきたいと述べられた。
 続いて40代ぐらいの男性が挙手して登壇し「命が大切だというなら北朝鮮のミサイルに抗議しないのはおかしい!」などと問い詰めてきた。これは明らかにクソ右翼であったので、みんなで問い詰めてエレベーターのところまで追い込み、つまみ出した。一応出て行ったが、その後PLP会館に向かって「街宣」を始め出したが、16時前には帰ったようだ。雨も降ってるし、あそこで一人がなっていても近所の住民から通報を受けた警察が来るだろう。なおクソ右翼は「村上」と名乗っており、事情に詳しい人によれば、八尾市の市会議員選挙に立候補したことがあるらしい。
 その他「県民の会」について「連帯する全国共闘会議」のようなものを作る、あるいは「市民の会」という名称にすれば、県外の人が参加・連帯しやすくなるという意見が出された。山城さんは政党や団体参加ではなく、個人参加にして保革を越えた「戦争反対」一本でまとまる団体にしたいそうだ。
 その後の各団体アピールでは「ジュゴン保護キャンペーンセンター」の活動報告や、「辺野古派遣おおさか基金」から辺野古ぶるーカヌー隊で、海保によって怪我を負わされた千葉和夫さんの国家賠償訴訟支援のための報告会(後に、コロナ流行により中止決定)の案内があった。また「大阪アクション」の構成団体ではないが「南西諸島への自衛隊配備に反対する大阪の会」や「米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会」のアピールがあった。
 「南西諸島~」の会は、昔は三里塚闘争や石垣・白保の空港反対運動をしてきたグループで、2017年に「石垣島のことは言うが宮古島のことは言わない」という指摘を受けて、では現地に行ってみようということで始まった運動だそうな。現地情勢を伝える会報を出したり、街宣活動を行ったりしている。
 米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会は、2年間現地の集会ができていない、「いらんちゃフェスタ」もオンラインでやらざるを得なかったことを報告された後、米軍基地建設の2期工事が終わったが、肝心の米軍が来ていない。コンビニもないへんぴなところなので、米軍兵士が入りたがらないのではないか。(米兵はコンビニが好きでよくコンビニで買い物しているそうな)ここは攻撃を受けることはないと説明をうけたが、高さ3m、幅1mもの防御壁が建設された。2期工事で米軍基地が固定化され、自衛隊基地も拡張された。自衛隊基地にも反対で、コールを上げている。現地、宇川は農協も小さなスーパーも撤退し、北斗信金のATMも無くなって地域の人が生活しづらくなっている。町で地域活性化のためのアンケートを取っているにもかかわらず、小学校が統廃合された。そこに大きな風力発電が建設されようとしていると述べられた。
 「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」の女性たちによる「みかんの山」の替え歌…安倍スガ岸田、維新へと、強権の風、どこまでも…が披露された。DSC06958
 最後の行動提起では「辺野古新基地を止めるには、琉球弧の軍事化を止め、琉球弧の軍事化を止めるには辺野古新基地を止めなければならない」と発言があった。結集は100名ぐらいである。
 集会後は冷たい雨が降る中を、扇町通を西に、梅田OSビルまでデモでありますっ‼
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 「今日の選挙は、名護んちゅ勝利!「ガジュマル構想」実現に、連帯!」「設計変更、もとから不許可!軟弱地盤の、改良できない!遺骨の冒瀆、埋め立てするな!サンゴを殺す、工事をやめろ! ジュゴンを殺す、工事をやめろ!」

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 「石垣島の、軍事化反対!」「宮古島の、軍事化反対!」「与那国島の、軍事化反対!」「奄美大島の軍事化反対!」「馬毛島の軍事化反対!」(ここでは「南西諸島」や「琉球弧」といった島々を総称する言葉を使わず、個々の島々の呼称を使うことにした)
 「基地建設を、直ちにやめろ!」「設計変更、不承認支持!」「みんなの力で、工事を止めよう!」「市民の力で、埋め立て止めよう!」などとコールしてきた。
 別のクソ右翼が2名ほど妨害にきたが、挑発にのらずそれを跳ね返し、デモを貫徹したのである。
  ではでは…
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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