たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#海洋吸収

化石燃料由来の炭素は地球全体に溜まるよ

 海から出て来るのでちっとも減らない二酸化炭素!や、二酸化炭素の排出と吸収を横モデルで考えてみたなんかの議論をすると、海洋が人為的に排出された二酸化炭素を吸収するから二酸化炭素が大気中に蓄積されるなんてあり得ない!論に対する反論が出てくる。
 「地球温暖化懐疑論批判」の議論17(p40)には次のような文言が出てくる。
 まず、仮に、現在観測されている二酸化炭素濃度上昇が人為的な排出由来でないとすると、数十万年間も変化がなかった状況から、何らかの原因で海洋から人為的な排出と同じ量の二酸化炭素がいきなり放出され、それと同時に全く同寮の人為的排出による二酸化炭素が海と陸に吸収されなくてはならない。これは直感的に非常に考えにくい。
 とある。
 だがいつも示すところの、IPCCの07年報告による炭素循環図(参考資料:口絵09)では
温暖化 炭素循環_0001
 と、産業革命後、海からの出入りが20Gt/年増加している(陸吸収も2.6Gt/年増えている)「何らかの原因で海洋から人為的な排出と同じ量の二酸化炭素がいきなり放出され」ちゃっているのだ⁉
 これはどう説明していただけるのだろうか?
 そして個別の研究によって、すべてある程度の範囲で「人為的に排出された二酸化炭素のうちで海洋に吸収される量」などに関する数値でほぼ一致した結果を出している。としている。
 研究1として、大気中の炭素14の濃度が低下が観測されているとのこ都が紹介されている。炭素14は、成層圏で窒素原子に宇宙線由来の熱中性子がぶつかることによって生成する。半減期は5730年、ベータ崩壊をして窒素14(天然の窒素)に戻る放射性物質だ。大気中には一定の炭素14が含まれるが、炭素で出来た物体が地中に埋もれると、その中の炭素14の割合はベータ崩壊により減っていくので、年代測定に使われる。当然、化石燃料は地上にある炭素化合物より炭素14の含有率が少ないから、化石燃料由来の二酸化炭素も、炭素14の量は少なくなる。
二酸化炭素の放出と吸収_0001(3)
 1860年からの測定結果で、これが化石燃料由来の二酸化炭素が大気中に蓄積されつつある”証拠”ななそうな。
 だが考えてみれば、地中の奥から化石燃料採掘・燃焼によって解放され、循環に入った炭素(二酸化炭素含む)は、昨今話題のクソ技術「二酸化炭素貯留技術」で地中に戻してやらない限り、永遠に地上を海洋を、あるいは動植物の身体を行ったり来たりすることになる。
 おそれくだ~れも測定なんかしてないのだろうが、海洋中の炭素14を1860年代から調べてみても、同様の傾向を示すはずだ。
 もっとも、一旦循環に入った化石燃料由来の炭素が、地球上に蓄積している!と考えるならば、(二酸化)炭素蓄積論というのはある意味、正しい。
 そしてp41に上がられた研究3では、海洋中の炭素濃度は減少していないという研究が紹介されている…それは放出された分が、また大気中+化石燃料由来のものが”補給”されているからである。

 じっさい、IPCCの07年報告書の炭素循環図には、産業革命後、大気中に+165、海洋の表層に+18、中層・深層部に+100Gtの炭素が増えているとされている。合計で+283Gtである。仮に、横モデル、縦モデルで考えたように、毎年3Gtずつ蓄積するのであれば、283溜まるのに94.3年、まあ産業革命以降これだけ排出され、溜まってますよという感じであれば妥当であろう。
 問題は、何らかの原因、おそらく自然現象としての「温暖化」(小氷期からの回復)によって、トータルでの放出・吸収量がバランスした結果、海洋への蓄積よりも大気中への蓄積が大きくなったと考えればよかろう。
 もちろん、200Gt/年もの大量の放出と吸収をしている中、3Gtのうちの少しを頑張って減らしても、海洋中から二酸化炭素は出て来るので、大気中の二酸化炭素はほとんど減らないのはいうまでもない。
参考資料:検証温暖化 20世紀の温暖化の実像を探る (シリーズ「環境問題を考える」) [ 近藤邦明 ]
検証温暖化 20世紀の温暖化の実像を探る (シリーズ「環境問題を考える」) [ 近藤邦明 ]

二酸化炭素の排出と吸収を横モデルで考えてみた

 この前の、海から出て来るのでちっとも減らない二酸化炭素!というネタを、もう少し分かりやすくする方法はないものか…と考えた。とりあえず、参考資料の口絵09 IPCC2007年報告の炭素循環図から
温暖化 炭素循環_0001
とりあえず炭素の出入りをGT/年で下のように読み取った。

二酸化炭素の放出と吸収_0001(7)
 人為的二酸化炭素放出は、化石燃料から出る6.4に、土地利用の変化1.6を加えて、8としている。自然状態の二酸化炭素吸収は、陸上における呼吸、光合成や陸そのものからの吸収も含んでいる。
 で、自然状態の二酸化炭素放出の横に、人為的二酸化炭素放出を加えて、下から全体的に215の炭素が吸収されるという絵をかいてみたら、こうなった!
二酸化炭素の放出と吸収_0001(8)
 いちおう、横モデルと名付けている。こうしてみると、毎年大気中に「残留」する炭素3のうち、人為的に排出されたものが占める部分αは0.11しかない。人為的に出てくる8の1.4%、全体の吸収量215と比べると、0.05%にしかならないのである…ひえぇ~!
 人為的に排出された二酸化炭素”のみ”が蓄積されるということを示す縦モデル図も作ってみた…自然状態の排出量210の上に、8の人為的排出が加わって、下から215の炭素が吸収されるというものだ。
二酸化炭素の放出と吸収_0001(9)
 これだと人為的に排出された炭素(二酸化炭素)のみが3ずつ溜まっていく、これが8に対する割合は4割弱、ただし全体吸収量からみると1.4%にしかすぎないのだ!
 まず二酸化炭素そのものは自然状態で排出されるものであろうと、化石燃料を燃やして出てきたものであろうと、同じ挙動をする!だから吸収を考えるに当たってた、同じ割合で吸収されるという”横モデル”のほうが実態を表しているだろう。
 だが、蓄積論者はこう考えるだろう…毎年3ずつは、必ず二酸化炭素は溜まっていく…と。
 しかし、215という数字自体、必ず固定された値ではない。3に対しても、1.4%しかないのだ!こんな量は毎年の変動で、吸収されたりされなかったり、ということを繰り返していると考えるのが妥当だ。
 ちなみに毎年3ずつ大気中に溜まれば、産業革命後の大気中の増165は、55年間で達成することになる。そう考えれば、確かにラクだ!だがそれでも、人為的に追加されたものの割合は、横モデルで考えると毎年3のうちの0.11、0.11/3=0.037、3.7%に過ぎない。

 頑張って二酸化炭素を削減しても、これではちっとも二酸化炭素は減らないのである。
 参考資料(ただし今回のは私が独自に考察したヤツなので、口絵09のみの引用である)
検証温暖化 20世紀の温暖化の実像を探る (シリーズ「環境問題を考える」) [ 近藤邦明 ]
検証温暖化 20世紀の温暖化の実像を探る (シリーズ「環境問題を考える」) [ 近藤邦明 ]

海から出て来るのでちっとも減らない二酸化炭素!

 CO2が温暖化の原因ではない!の続きなのだが、先に
 気温が上昇すれば、すなわち海水温も上昇するだろう(あるいは海水温の上昇が先かもしれない)そうすると、溶解度の小さい二酸化炭素は、海水温の上昇とともに海水から出てくる!ということで説明がつくのである。(実際はそんな単純なものではないが)
 と書いた。このへんを少し詳しく見てみよう。
温暖化 炭素循環_0001
 これは参考資料の口絵09、IPCC2007年報告の炭素循環図 である。「炭素循環」であるから厳密に言うと二酸化炭素の循環や収支を示すものではないのだが、自然状態で最終的には二酸化炭素になって循環してるだろうということだ。矢印の数字は1年間当たりの炭素移動量、四角の枠内は炭素貯蔵量、赤字の数値は産業革命以後の増加量で、単位はGt(ギガトン)である。なお、数値だけ示してGtは省略する。
 これをみると、産業革命以前は炭素を海で70、陸で120の「やりとり」をしている、産業革命後さらに海で20のやりとりをしていて、化石燃料とかから出てきたのは6.4ということになっている。おやおや、炭素(二酸化炭素)が増えれば、海で炭素(二酸化炭素)をやりとりする量も増えているのだ。
  産業革命後の炭素の放出量の増大分は  
 海洋放出   …20.0 寄与率 71.4%
 土地利用の変化…1.6  寄与率 5.7%
 化石燃料消費 …6.4  寄与率 22.8%  合計は28

  産業革命後の炭素の吸収量の増大分は
 海洋吸収   …22.2  寄与率 89.5%
 土地吸収   …2.6   寄与率 10.5% 合計は24.8


 いずれにしても、海洋からの放出や吸収が大半を占めていることが分かる。また、この数値は当然”絶対的”なものではなく、これぐらいに見積もられているということに過ぎない。だが、放出量ー吸収量…28-24.8=3.2 すなわち3.2ギガトンの炭素(二酸化炭素)が大気中に「残る」ということになる。これが、化石燃料消費による放出量6.4ギガトンの半分だから「人間活動(化石燃料消費)による二酸化炭素の半分の量が、毎年大気中に蓄積される」ということが”成り立つだろう”…これが二酸化炭素蓄積モデルである。
 ところが物理学者の槌田敦氏は、物理学会紙Vol.62.№2,2007「CO2を削減すれば温暖化は防げるのか」で次のように書いている。
 人間が毎年排出するCO2についても、その30%は陸と海に吸収され、70%が大気中に残る、この量はCO2温暖化説で大気中に溜まるという55.9%よりも多い。
 しかし、今年溜まった70%の人為的CO2がいつまでも大気中に残ることはない。去年の分は70%の70%、つまり49%しか残っていない、一昨年の分は70%の70%の70%、つまり34.3%しか残っていない。
 この人為的CO2の大気中に溜まる量の最大値は、
    0.7+(0.7)2+(0.7)3+・・・0.7/(1-0.7)=2.33
 と簡単に計算出来て、人為的排出で溜まるCO2の量は最大でも2.33年分でしかない。
 (当年分を加えると3.33年分)

 考えてみれば当たり前で、二酸化炭素に色や印がついているわけでもなく、人類が化石燃料を燃やして出した二酸化炭素も、海洋から放出された二酸化炭素も、人や動物、植物が呼吸で出した二酸化炭素も大気中で同じ挙動をしめすから、海から出てきた二酸化炭素も、人が化石燃料を燃やして出した二酸化炭素も同じように大気中に溜まり、吸収されるというワケだ。
 で、かなりはしょって結果だけだすと、今地球の大気中にある二酸化炭素濃度を357.7ppmとすると、その内訳は…
 呼吸等によるもの    196.1 ppm  
 土地利用変化によるもの  2.6 ppm  
 海洋放出        148.5 ppm
 化石燃料消費       10.5 ppm

と見積もられる。化石燃料消費による二酸化炭素濃度は、全二酸化炭素濃度の2.94%にしかならない。
産業革命以前の二酸化炭素濃度が280ppmだとすると、増加分の77.7ppmに対しても14%にしかならない。
 ということは、人類が産業革命以前の生活・産業様式に戻ったとしても、二酸化炭素の量はたかだか10ppmぐらいしか減らない、いわんや「カーボンニュートラル」とやらで少し頑張ったぐらいでは、二酸化炭素量はほとんど減らないということになる。

 まぁ、それぐらい海洋からの放出量や吸収量の影響がデカい!ということに他ならないのである。
参考図書:検証温暖化 20世紀の温暖化の実像を探る (シリーズ「環境問題を考える」) [ 近藤邦明 ]
検証温暖化 20世紀の温暖化の実像を探る (シリーズ「環境問題を考える」) [ 近藤邦明 ]
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
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