たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#戦争反対

ウクライナは戦うべきか降伏すべきか?

 ロシアによるウクライナ侵攻が始まって2ヶ月、この間様々な議論が行われてきた。これを整理整頓する時間も能力もありはしないが、最低限のことだけは書いておきたい。
 まず何より、この戦争の原因はロシアのウクライナ侵略であり、主権国家であるウクライナの領土・領域に対し無慈悲な攻撃を続けるロシアが戦争をやめない限り、この戦争は終わらない。
 そしてそれに抵抗するウクライナ人民の戦い・闘いは100%正義である!

 ということをおさえておこう。それをふまえれば「(戦争を終わらせるために)ウクライナは早く停戦・降伏せよ(したほうがいい)」というのは、非常にナンセンスな議論である。
 しかし、一人でも多くの命を守るため、殺さないため、停戦を早くしなければならないというのもまた正である。
 またウクライナに「戦え」「戦争を蹴族せよ」と主張するのであれば(ホントの左翼であれば「戦争を継続せよ」というより、「戦争を継続するか否かは、ウクライナ人民が決定することだ!」というものだが)ウクライナに対する、アメリカ・NATO側の武器供与を認めなければならない(認めよう)ということにもなる。
 この戦争は、一方の側に立つと表明してしまえば、そちらの軍産複合体、それにつらなる国家どもの帝国主義的拡大を認めることにズルズルとつながっていく、だから怖いのだ。
 供与する武器が、歩兵の携行する対戦車砲とその弾丸ぐらいならともかく、戦車のような重火器やミサイルシステムにまでエスカレーションしていくに違いない。そしてウクライナ人、ロシア人ともども民間人も含めた大量の犠牲者が出る…その陰で、米・英・仏・独をはじめとする帝国主義国の軍需産業が利益を上げ、それら帝国主義国家のロシア・ウクライナ方面への侵略が進むのだ。
 日本帝国主義は、憲法9条の平和主義や「武器輸出3原則」などに守られて?直接殺傷する武器を供与しているわけではない。しかし既に自衛隊の「防弾チョッキ」は供与され、またPKO法に基づいて自衛隊機が支援物資を運送するという名目で、ポーランドに派兵されようとしている。
 簡単に、ウクライナに戦争を継続せよなどと、日本の人民が言ってはイケナイのである。

 それにしても…2000年代初頭の米帝によるアフガニスタン侵略戦争や、イラク侵略戦争においては、アフガニスタンのタリバン政権やイラクのフセイン政権に対し「戦いを継続せよ」とか「降伏(停戦)せよ」なととは誰も言わなかった。また彼らが戦争を続けても、武器を彼らのために供与しようとする国はなかったであろう(イラクに対してはこっそり供与していた国があるかもしれないが…)今回の戦争の、階級的位置づけが違う!といってしまえばそれまでなのだが、だからこそウクライナに「戦争を続けよ」などと無責任に強いることは、左翼としては絶対にやってはイケナイことなのである。

武力で平和はつくれない!

 今回のロシアによるウクライナへの侵略戦争だが、原因の一つにウクライナのNATO加盟問題というのがある。ウクライナが「ロシアの脅威」に対抗すべく、NATOに加盟しようとしていた。ところがウクライナはロシアの喉元のようなところなるので、ここにNATOの軍隊やミサイルが配備されるのは、安全保障上非常に問題がある。そこでロシアはウクライナが欧州。NATOに行かないよう、様々な圧力をかけてきた。親ロシアの住民(ウクライナに住むロシア人)を抱き込んで「独立国」をつくり、クリミア半島に至っては「併合」してしまった。しかしそんな”武力によるウクライナの切り取り”をすれば、ますますウクライナも安全保障上、NATO・欧米との同盟をめざすようになる。そうしているうちにのっぴきならない状況になって、ロシアは「ウクライナがNATOに加盟する前に」…すなわち、ウクライナに強力な武器、ミサイルが配備される前に、ウクライナを叩け!となったわけである。

 武力、軍事力の均衡に頼る外交政策が、結局は戦争を招いたということだ。

 私は普段から「憲法9条を守れ」とか「武力で平和はつくれない」などという、護憲派の人たちが好んで使うスローガンを自分のスローガンとして言うことはない。(集会・デモで唱和するぐらいはするが)マルクス主義的な「革命」の必要性を考えている以上、武力(暴力)の必要性、国家暴力の階級的な位置づけ、さらには帝国主義戦争とその結果などから、「憲法9条」がすべての人民が尊重すべきものではないし、被抑圧民族が帝国主義の暴力から「解放」されるには、武力・暴力が絶対に必要だから、平板な「戦争反対」ということは言いたくはないのだ。(だからウクライナ人民が、攻め込んでくるロシア軍に対し戦争的に抵抗することを止めよということは絶対にしない。単に「戦争ヤメロ」だけでは、ウクライナ軍や人民が「抵抗」をやめれば戦争は終わるのだが…)
 だが今回のウクライナの件についていえば、まさに「武力で平和はつくれない」ということが正しかったということを改めて認識したものである。

 ひるがえって、現在進められている琉球弧の軍事要塞化や、「敵基地攻撃能力」を持つことなどを考えると、相手側(この場合は軍事大国である中国)と際限のない軍拡競争を続けることになり、いつかはそれのバランスが崩れ「やられる前に、やる!」とどちらの側が決断してもおかしくない状況になり、ちょっとしたきっかけで戦争が勃発するのである。
 そして琉球弧が戦場になった場合、ウクライナと違って人が陸路で逃げることが出来ない…狭い島の中をミサイルや砲弾・爆弾が飛び交う中、逃げ惑わないといけないのだ。地獄である‼

 だが今回の戦争から「ロシアや中国の脅威に対抗せねばならない!」と軍備を拡大し、日米安保も強化し、琉球弧の軍事化も推し進めようとする動きはより活発化するだろう。さらに安倍晋三や橋下徹、さらには維新などは「核シェアリングの議論を」など、非核三原則をも踏みにじるトンデモないことを言いだしている。

 我々の今回の教訓は
武力で平和はつくれない、そして琉球弧の軍事化・要塞化絶対反対!なのである。

全ての戦争に反対するには?

 本日はロシアがウクライナ侵略戦争を始めてから、一番最初の梅田解放区である。
 この日は東京・渋谷でウクライナ人がよびかけた戦争反対の呼びかけに、日本人も多く集まった!FNNプライムオンライン
【速報】渋谷ハチ公前に群衆が・・・ 露 ウクライナ軍事侵攻に抗議 呼びかけ人の男性「こんなに集まるとは」
 ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻に抗議して、土曜日の渋谷に群衆が・・・。日本に住むウクライナ人が、ロシアの軍事侵攻に抗議するために呼びかけたもので、午後1時ごろから、大勢の人たちが、東京のJR渋谷駅前のハチ公前広場周辺を埋め尽くした。
 ウクライナ人や他の外国人以上に、日本人の参加者が多く、若者や親子連れ、高齢の夫婦の姿も見られた。それぞれウクライナの国旗などを手にして集まっていて、「戦争は絶対ダメだと思った。何かしなければと思った」などの声が聞かれた。
 抗議活動は当初、2時間行われる予定だった。しかし予想以上の人が集まったため、警視庁が、呼びかけ人に対して解散を指示。午後2時過ぎには、参加者たちも、渋谷駅前を立ち去り始めた。関係者によると、およそ2000人が集まったという。
 呼びかけ人の男性は、取材に対して、「こんなに集まるとは思わなかった。感謝しています。戦争をやめさせましょう」と話していた。

 リンク開いて写真を見てもらえばわかるが、凄いことになっている!2000人ですよ、2000人!
 そんなニュースも漏れ聞こえる中、行われた梅田解放区
DSC06973
 「戦争反対!戦争反対!」「戦争、ヤメロ!」というシンプルな叫びの中、ある仲間がこんなことを言った。
 「全ての戦争に反対します!」「アメリカの戦争も、中国の戦争も、日本の戦争も反対です」「ロシアの人びとは、ロシアの戦争に反対しています!」「日本の人も、日本の戦争に反対しましょう!」「世界の人びとが、それぞれの国が行う戦争に反対すれば、戦争はなくなります!」
 そうだ!その通りだ!
 「全ての戦争に反対」というのは、没階級的であり、また戦争の原因…例えば帝国主義的な勢力圏確保…なんかを押し隠す言葉なので、あんまり好きではないのだが、この人が言ったことはホント、正しい!
 実際にロシアの人びとは、自国の行う不正義の戦争に反対している!

 1400人もの人が拘束されたそうだ。ロシアというのは決して「民主的」な国ではない。プーチンに反対する野党はつぶされ、弾圧される。政府を批判するジャーナリストが暗殺されたりもするようなところだ。
 そんな国で、自国の戦争政策に反対して、多くの人が声をあげているのだ!
 これが世界の希望である!
 ついでに言っておくと、ロシア革命の発端は、長期化する第一次世界大戦に反対する庶民の「反戦デモ」である…そして皇帝権力が倒れた後も、政府が戦争を続けたから、レーニンによる社会主義革命が成功したのだ!(帝国主義戦争を革命に転化せよ!)

 だから私たちが「戦争反対!」ということは、日本政府が行う戦争政策に反対するということだ!軍備拡大のための予算に反対し、集団的自衛権を認める安保法制に反対し、イラクやインド洋、アフリカへの自衛隊派兵に反対し、辺野古新基地建設や琉球弧への自衛隊・ミサイル部隊配備に反対し、「敵地攻撃能力」を持つことに反対し、憲法改悪に反対するということなのだ! 
 遠くにいるロシア大統領が悪い!とイチャモンをつけるのは、誰にでもできる…自国の安倍スガ岸田、天皇が悪い!と堂々と主張することが必要なのである。
 そして別の人は「民主主義があるから」「9条があるから」戦争が起こらないというわけではない。明日、戦争が起こるかもしれないのだ!と述べた…これは「普段の努力」によって戦争を防がなければならない、他人ごとではアリマセンよ!ということだ。

 明日は東京において、総がかり行動の枠組みで集会が取り組まれるようである。まだ情報は少ないが、京都では5日(土)反戦デモが行われる。


  全力で反戦闘争に決起しよう!

 おまけ(ではないが)…維新に反対することもやらんとアカンので、梅田解放区は忙しい…
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 西宮に維新の市長は不要
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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