たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#弾薬庫

宮古島あれこれ(前編)

 先週、宮古島駐屯地開設5周年記念式典粉砕に行ってきたのであるが、前日17日にLCCで下地島空港に降り立った。この2年間で3回目の宮古島行きであったが、とにかく暑くて天気が良い!
DSC00036
 安いレンタカーを予約することができたので、宮古空港の近くまでバスで移動…伊良部大橋から見える海はとっても青くてきれい‼(進行方向左側に座ればよかった…)
 レンタカーを借りて、宿へ…清水早子さんから電話があって、千代田の駐屯地正門前まで来てほしいとのこと。翌日の集会のための横断幕張りをやっているそうな。ということで正門前に行ってみると、作業がちょうど終わったところであった。
 まだ日は高いので、清水さんの案内で準天頂衛星システム追跡管制局を見学に行く…
DSC00040
 こんな感じで、丸いドームが二つ並んでいる。2022年6月に行った時は、手前のものが一つだけだった。設備が拡張だれたわけだ。準天頂衛星システムは”日本版GPS”として様々な用途に利用されているが、巡航ミサイルを誘導することにもつかわれるとのこと…で、日本に7か所ある追跡管制局のうち、5か所が琉球弧の島じまに置かれている。
DSC00043
 裏手の方には”怪しい”筒状の何かが立っている…黒っぽいのが、最初の丸い”レーダー”、銀色の鉛筆みたいなのが、新しくできた丸い”レーダー”に対応しているらしい?

DSC00045
 裏手は、こんな感じ…

DSC00048
 基地の建物は、頑丈そうだ。

DSC00052
 準天頂衛星追跡管制局を見た後は、保良(ぼら)の弾薬庫へ、3基目の弾薬庫が建設中である。なお、弾薬庫は屋根にパイプが走っている。パイプのない盛り土は、爆風を防ぐための築堤である。
 また、奥には自衛隊の射撃訓練場も完成している。

DSC00061
 「保良訓練場」の正門…いちおう、集落の反対側にある。

DSC00062
 集落側にまわって、ゲートのところには「ドローンを飛ばしてはいけません!」と注意書きがあるわけだ。

DSC00064
 網の隙間から、中を撮影。なんにもないが、そのうち何か建てるかもしれない。いったん基地が出来れば、どんどん拡張されるだろう。なお、こちら側にも当然、監視カメラはある。
 また、保良の集落内に、自衛隊の官舎を建てる計画もあるそうだ。

DSC00066
 保良の弾薬庫を見た後、夕方5時近くだったがまだ日が高いので、東平安岬(ひがしへんなざき)を見に行く。ここから250㎞先が、沖縄島である。

DSC00068
 宮古海峡…ここを中国の艦船が通過するとワーワー騒がれるが、国際海峡なので文句を言われる筋合いはない。ここを射程100㎞の一二式地対艦誘導弾で「封鎖」しようというのが、沖縄島嶼戦争の構想である。当然、宮古島だけでなく、沖縄島にもミサイル部隊を置くことになる。
 ところが情勢はさらに進んで、射程1000㎞のミサイルを開発し、敵基地攻撃能力まで持つというのが、岸田大軍拡なのである!

DSC00066
 この海も、もう少し太陽が高かればもっと青くてきれいだということで…ではでは。

祝園弾薬庫強化計画を粉砕しよう!

 JR学研都市線(片町線)には、難読駅が二つあって、一つは「中古車センター」の広告で関西人にはおなじみの「放出(はなてん)」駅、もう一つが、京都府相楽郡精華町にある「祝園(ほうその)」駅である。その祝園駅の西側、京阪奈丘陵にまたがって「陸上自衛隊祝園分屯地」という弾薬庫がある。
祝園駐屯地
 おおむね赤丸でかこったあたり、右側の駅のマークが、JR祝園駅および近鉄京都線新祝園駅になる。
 「未来383号」(2024年2月1日)3面に
祝園弾薬庫 全国で出撃基地化・弾薬庫強化を狙る
京阪奈丘陵に日本一の規模
という記事が載っていて、先月21日に行われた「祝園弾薬庫自衛隊弾薬庫基地見学と相談会」というものに参加してきた報告がなされている。(紙面は祝園のルビは「ほうぞの」となっているが、駅名は「ほうその」である。陸自のHPでは「ほうぞのぶんとんち」とルビがふられている)記事を引用すると…
 防衛省は全国14カ所で大型弾薬庫建設を計画しており、24年度予算に222億円を計上した。そのうち、祝園分屯地には大型火薬庫8棟の建設が予定されており、24年度予算案で設計・工事費に102億円がついている。精華町議会はこの基地交付金に飛びつき、基本的に賛成している。
 祝園分屯地に保管予定のミサイルは、アメリカから買うトマホークと12式地対艦誘導弾能力向上型とされている。後者は、国産の長射程ミサイルで、従来の12式ミサイルを改良したもので、現在も開発途上にある。

 ということだ。
 沖縄、琉球弧の島々のみならず、九州から日本全国で、岸田の「敵基地攻撃能力」を持つための大軍拡計画が、知らない間に進められているのだ。
 この「祝園弾薬庫自衛隊弾薬庫基地見学と相談会」ではフィールドワークも行われ、祝園弾薬庫の周辺を車でぐるっと1周している。南側にはニュータウンが広がるが、ここは昨年施行された「土地利用規制法」の規制範囲にはいる…。分屯地の面積は約470ヘクタール(東京ドーム100個分)で、精華町の面積の1/6を占める。弾薬庫は北の京田辺市にもまたがって広がっている。
 祝園弾薬庫は、1939年、枚方にあった陸軍の禁野弾薬庫が爆発事件が起きたため、その代替えとして建設されたものだ。建設には朝鮮人労働者も動員されている。当時は「東洋一の弾薬庫」と呼ばれていた。日本敗戦後、米軍の管理下に置かれ、朝鮮瀬尾宗次には弾薬がここから朝鮮に送られている…血塗られた歴史があるのだ。また1960年、米軍から自衛艇に移管されているが、この時は住民による弾薬庫撤去運動が起きている。
 再び記事を引用すると
 防衛庁の動きにたいして、住民が反対運動を計画している。この2月に、「京都・祝園ミサイル弾薬庫問題を考えるネットワーク(仮称)」の総会が開催され、正式に住民団体が結成される予定。また、ミサイル配備の大型火薬庫建設は全国に及ぶので、全国規模のネットワークも構想されている。
 とのことである。

 京阪奈丘陵にミサイル弾薬庫はいらない!
 大阪・京都・奈良の労働者市民学生は立ち上がろう!
 岸田政権の軍拡・ミサイル基地建設を粉砕しよう!

宮古島フィールドワークに参加(後篇)

 宮古島フィールドワークの続き…野原の「慰安婦祈念碑」を見た後、おそい昼食はヤギ肉が食べられるお店に…だが、食べたのは宮古そばとか(ヤギ肉は高い!)である。
 そこから準天頂衛星追跡管制局を見に行く。
DSC_4556
 なんかカッコいいドームが出来ているように見えるが、近くによってみるとハリボテ感満載のレーダー?である。ちなみに「みちびき」準天頂衛星システムとは、GPSよりもより正確な、センチメートル単位の位置情報を測ることが出来る…この情報をアメリカに与えれば、米軍はより正確に巡行ミサイルを撃つことができるということ。ちなみに各地に7つある「追跡管制局」のうち、5つが琉球弧(種子島、沖縄島、久米島、宮古島、石垣島)に置かれるのだ。ちなみに予算は内閣府が付けており、防衛費とは別枠である。
 仕事はNECがやっているようで、見学していたら中からNECのメットを被った人が出てきた。いろいろ会話している中で「これ風で飛んでいかないの?」「風速80mまで耐えられるよう設計されております」「宮古島では昔、風速85mを観測したことがあるんだけど…」「それじゃ、飛ばされるかもしれませんね」と、なかなか技術屋さんは正直である。
 準天頂衛星追跡管制局を見た後は、島の南東部、保良(ぼら)の弾薬庫や射撃訓練場を見に行く。
DSC_4559
 緑の台形の間が、弾薬庫となる…ここにミサイル弾体が貯蔵されるのだ。横の建物が、射撃訓練場である。とにかくデカい!
DSC_4561
 手前の大きな建物が、射撃訓練場…奥に小さく、保良の集落が見える…小さく見えるが、直線距離で基地から200mしか離れていないのである。
 保良の弾薬庫を見た後、海上保安庁の射撃訓練場もあるので、入り口だけ見てきた。
 予定では東平安名岬に行って、宮古海峡(いざ戦争となったら、ここをミサイルで”封鎖”するのだ)を見ることになっていたのだが、天気も悪く先の予定もあるので、車で島の東海岸を北上する。行き先は国立療養所宮古南静園である。「ハンセン病歴史資料館」の開館時間内に、到着しなければならない。
 「南静園」の入り口から車で入ると、目の前にすごく開けた景色の良い”リゾート空間”が広がるのだが、かつてここはハンセン病患者を隔離・収用し、差別してきた重い歴史があるのだ。
 「資料館」はコロナ対策のため、5人ずつまとまって入館し、案内してもらう。ここでは元患者さんが「証人」として案内している。施設にあった学校に通っていたという元患者さんから、自分に与えられていた部屋(復元)の説明を受けた。またここは戦時中、空襲にもあっており(規則正しく建物が並んでいるため、軍事施設と間違われたようだ)空襲後には職員が職場放棄して”逃亡”し、患者さん達はガマや壕の中で自活を強いられるという、大変な思いをして終戦を迎えたのだそうな。
 また資料館内には、かつて存在した「監禁室」が復元されて展示されていた。”職員に反抗した””態度が悪い”などという理由で、懲罰的に患者さん達が何カ月も監禁されたりしたのである。そこは窓もなく、当然、夏でもエアコンなどはないところである。
DSC_4564
 南静園から出る前に、職員宿舎の壁に撃たれた機銃弾の跡を見る…戦争の爪痕がここにも残っている。
 南静園を見学して宿舎に戻り、市街の飲食店で清水さんと交流会を行って、2日目は終了。
 3日目は、伊良部島、下地島に渡り、下地島空港を見学する。
DSC07375
 伊良部島の長山港、海保の巡視船が5隻も停泊している。宮古島における海保の拠点なのであるが、あまり建物とかはないようだ。

DSC07377
 伊良部島の、渡口の浜…きれいな砂浜が広がっているが、いずれ米軍と自衛隊が共同で上陸訓練とかを行うのではないかと言われている。サーファーが2名程、サーフィンを楽しんでいた。
DSC07382
 下地島は、伊良部島と狭い水道を挟んでいる。空港の管制塔が見えるが、下地島空港はこのあたり一帯の広い空域の管制業務を行っており、この管制塔は成田空港のものより能力が高いそうだ。
DSC07384
 今のところLCCが少し利用しているだけなので、3000m級の滑走路は閑散としている。

DSC07387
 島の北側には、滑走路の誘導灯が張り出しているのが見える。なお、下地島はかつて島を車で一周することが出来たのだが、今は途中で行きどまりとなっているそうだ。ちなみにゴロゴロしている岩は、かつての大地震の時の津波によって運ばれてきたもの。

DSC07388
 空港を見たので、あとは”観光”

DSC07390
 静かなダイビング・スポットでもある伊良部島の白鳥岬…ダイバーのための船が何隻も出ていたよ。

DSC07392
 では伊良部大橋を渡って、宮古島に戻ろう…橋のたもとで案内していただいた清水さんと別れて、レンタカーを返しに空港まで行くことになった。
 ではでは…
 

琉球弧の軍事化・要塞化を許すな!

 沖縄県が辺野古埋め立て工事の設計変更を不承認したのが11月25日だが、その翌日に沖縄の人たちが自衛隊の演習をぶっ止めたというニュースが流れてきた。NHKより
自衛隊通信訓練 市民の抗議活動などで中止に沖縄本部町 
 自衛隊の大規模な演習の一環で、沖縄県本部町の八重岳では26日から通信訓練が行われる予定でしたが、市民の抗議活動などで中止となりました。
 自衛隊は今月19日から30日までの間、大規模な演習を全国各地で行っています。
 このうち、沖縄県本部町の八重岳の山頂付近では神奈川県から派遣された陸上自衛隊の部隊が26日から通信訓練を行う予定でした。
 これに対し、訓練に反対する市民およそ20人が山頂に向かう道路で抗議のため自衛隊の車両の前に立ちふさがり、警察が対応にあたりました。
 さらに桜の名所として知られる八重岳の道路は道路脇から桜の枝が伸びているため自衛隊の車両がスムーズに通行できず、訓練は中止となりました。
 本部町によりますと、部隊は数日にわたって八重岳で訓練を行う予定でしたが、26日夕方になって自衛隊から、27日以降の訓練も中止すると連絡があったということです。
 自衛隊の演習をめぐっては県内の複数の民間港で部隊の輸送訓練が行われたことを受けて、市民団体などが抗議活動を行っていました。

 記事では全国で行われている演習であると書かれているが、同時に「県内の複数の民間港で部隊の輸送訓練が行われた」とあり、自衛隊が進める「南西シフト」体制強化の一環だろう。それにしても「桜の枝が伸びているため自衛隊の車両がスムーズに通行できず」と書いてあるのは、桜の枝がGood Jobしているのか、それとも市民が見てなければ桜の枝もへし折って自衛隊が演習をおっぱじめていたのか…
 11月14日には、宮古島保良(ぼら)にある弾薬庫に、ミサイルの弾体を含む弾薬搬入が強行されている。問題の弾薬庫は人家からわずか200mしか離れていない。自衛隊の教本には、誘導弾(地対艦ミサイル)が直接火炎に包まれた場合は、1㎞以上の距離又は遮蔽物のかげ等に避難する(クイックオフタイムは約2分間)とゆうようなことが書かれてあり、とても危険なものだ。一方、奄美大島ではミサイル弾体を格納するトンネル状の格納庫整備が進められており、すでに3本目が建設中である。そして馬毛島には米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)移転を口実とした自衛隊の一大集積地をつくる計画がある。琉球弧の軍事化・要塞化が着々と進められている。
 辺野古新基地も、単なる在沖海兵隊の基地としてではなく、陸上自衛隊と海兵隊が共同使用する極秘合意があることも明らかになっている。本質的には「国土防衛」のために働かず、専ら侵略戦争訓練ばかりしている海兵隊基地よりも”受け入れられやすい”という思惑でもあるのだろうか?そういった動きが、先の沖縄島、八重岳における通信訓練、そして沖縄の人の反発につながっている。

 琉球弧の軍事化・要塞化は「尖閣有事」「台湾有事」に中国軍を封じ込めるためという口実で始められているわけだが、それはこの地が戦火にまみえることが前提だ!何万人と住んでいる島の人々をいっぺんに島外避難なんぞできるわけがない。ましてや狭い島の中に安全な場所なぞありはしない。住民が安全保障のために犠牲になる。またその犠牲は「本土」は決して受けることが無い…構想を練り、舞台や機材を配備する計画を立てる人、それを支持する人は、決して攻撃されることが無い(であろう)「本土」に住んでいる…究極の沖縄差別・沖縄戦を再現させるものだ!

沖縄戦を再び繰り返そうとする琉球弧の軍事化・要塞化を許さないぞ!
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

最新コメント
タグ絞り込み検索
  • ライブドアブログ