たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#弾劾

宮古駐屯地開設5周年式典を撃つ!

 2月18日、宮古島で駐屯地開設5周年の式典に反対する市民集会に参加してきた。
駐屯地開設5周年を祝わない市民の集い
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 朝8時半に千代田駐屯地正門前へ…前日から準備した横断幕が並ぶ。

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 正門はこんなかんじで、自衛隊がテント出して受付準備。なお”裏門”のようなところからも入れるらしい。
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 あっちのほうには「がんばれ自衛隊」という応援団の横断幕もある。DSC00091
 向こうにはちょっとずつ人や車がが入ってくる…小さな子ども何人を連れた保育士さんのような人も入っていく…「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の清水早子さんの司会で、こちらの集会が始まった。
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 こんな感じで人が集まっています…マイクを持っているのは「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の仲里成繁さん。駐屯地正門前の、後ろの土地で農業を営んでいる。
 県外からも含め、2~30人の市民が参加…私らの「宮古島の要塞化に反対する会」の他、関西からは「南西諸島への自衛隊配備に反対する大阪の会」や「AWC(アジア共同行動)京都」「Xバンドレーダーいらない京都連絡会」の方々が参加された。「全学連(赤嶺委員長)」も参加…赤嶺委員長は、沖縄大学の学生として、うるま市に開設される新しい自衛隊訓練場について話をされた。
 「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」はほかに上里清美さんが発言された。また宮古市議会の
上里樹さんと下地茜さんが参加し、発言された。
 そのうち駐屯地内で自衛官が隊列を組んだり、軍用車両を繰り出したりする…
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 白ヘルかぶった自衛官が、撮影(おそらく前進チャンネル用?)している学生にイチャモンつけてくる…
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 軍用車両が出てくる…
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 イチャモンつけてくる自衛官には、こちらも対抗!
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 保良の血で弾薬庫建設に反対している下地博盛さんがスピーチをしているときに、白い服を着た地元のおっさんが妨害に来た!
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 手に持った鳥のおもちゃをピーピー鳴らして、邪魔をする…自衛隊がいやなら、宮古から出ていけ!と暴言をはく…いや、ミサイル基地があるとここが再び戦場になると言い返すと、基地があってもなくても戦争が始まればミサイルで破壊されるからいっしょだとほざく…
 まぁ、地元の右翼的な人なdんだろうが、どうも酒を飲んでいるらしい…酔った勢いでこちら側にイチャモンつけに来たようだ…しかし「飲酒(酒気帯び)運転」をしてきた可能性があるので、警察を呼んで事情聴取してもらうことになった。
 本日、駐屯地内ではキッチンカ―も入って、飲んで食べての「お祭り」も行われるようなのだが、移動に車を使わなければならない地方で、飲酒を伴うイベントをやるのであれば「飲酒運転」対策は主催のほうでキチンと行うべきであろう。だが、出てくる車を出口でアルコールチェックするようなことは行われていなかった。宮古島では、自衛隊車両を展示するような地域のイベントで、中学生に飲酒をさせたというとんでもないことも起こっている…アルコールの取り扱いについては、厳重を期してもらいたいものだ。そうでなくても能登半島地震で大変な時に、救援にいくべき自衛隊が駐屯地で飲食を伴うどんちゃん騒ぎをすることこそ、ナンセンスである!戦争の訓練展示なんぞしていないで、さっさと能登半島に救援に行きなさい!
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 そうこうしているうちに、ミサイルを撃つ車両がやってきた!

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 どんどん車列をなして、やってくる。車載式ミサイルを撃つ車両は、7台あるそうで、1台は6連装だから、とりあえず42発は一度に撃つことができるようだ。

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 機銃のようなものを積んだ装甲車両も勢ぞろい…その銃口を、どこを向いているのか?市民、島民に向けられるのか?
 それにしても、お前たちの「総司令官」岸田首相とその取り巻き、自民党政権は統一教会と癒着し、裏金つくって脱税している腐敗した連中だ!こんな腐ったやつらから「ミサイルを撃て」「市民二重を向けろ」「人を殺せ」と命令されるなんて、理不尽じゃなイカ⁉
君たちの銃は、岸田政権・自民党に向けなさい!

 11時ごろ、駐屯地内からポンポンと空砲を撃つ音が聞こえてきたので、「空砲を撃つ訓練をやめろ!」などとフェンスに駆け寄ってコールを上げた。
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 集会は12時ごろ、終了…
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 いったん解散して、その日は夕方17時から、宮古島の蔦屋がある交叉点で、ピースキャンドルin宮古「パレスチナとウクライナの平和を祈るつどい」に参加…この日の2・18ラファに手を出すな!全国連帯デモとは直接関連はなく、月に一度行っている行動だそうだが、それでも連帯行動に参加できてよかった。
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 宮古島の報告は、まだまだあるよ…
 参考…沖縄タイムス記事リンク
銃撃戦想定した訓練 記念行事で一般開放 宮古島の陸自駐屯地5周年で 「子どもに見せるな」市民団体が正門前で抗議

元徴用工問題「解決策」弾劾声明に賛同したぞ!

 AWC Youthから、先日発表された、元徴用工問題「解決策」に対する声明について、これに賛同するとともに、転載・拡散の許可を得たので報告いたします。

【声明】元徴用工訴訟問題の「解決策」弾劾!
日本政府・戦犯企業は被害者に誠意ある謝罪と賠償を行え!


 韓国での元徴用工をめぐる問題について、韓国政府は6日、日本企業が大法院判決で命じられた賠償分を韓国の財団(「日帝強制動員被害者支援財団」)が肩代わりする「解決策」を正式に発表した。日本政府は、95年の「村山談話」や98年の日韓共同宣言、2015年の「安倍談話」などを踏まえた「反省とおわび」の立場の継承を表明する方向だとするにとどまり、直接の反省の言葉は述べなかった。また、元徴用工大法院判決を直接的な契機として発動された韓国への半導体関連の輸出規制は、今回の「解決策」を受け、解除に向けた協議を開始するとしている。
 戦時中の元徴用工をめぐっては、韓国大法院(最高裁)が2018年に、雇用主だった三菱重工業と日本製鉄(旧新日鉄住金)に、元徴用工被害者への賠償を命じる判決を出した。日本政府(当時の安倍政権)は、賠償問題は1965年の日韓請求権協定で解決済みとの立場を取り、「蒸し返しだ」などと不当な非難を繰り返した。被告の2社も判決の履行に応じなかった。
 日本の民衆の多くが、日韓請求権・経済協力協定で、植民地支配に対する請求権は消滅したと思っているが、そもそも日本政府は、過去の植民地支配に対する損害賠償請求権の存在そのものを認めることを一貫して拒否してきた。請求権協定に謝罪の文言がないこと、1965年当時の椎名悦三郎外相答弁でもはっきりと請求権協定における5億ドルの経済協力に賠償の意味は含まれていないと述べていることからもわかるように、請求権協定の合意内容には、植民地支配への損害賠償の観点は一切含まれていない。つまり、請求権協定は日韓両国が財政的・民事的債権・債務関係の請求権(未払い賃金の請求権など)をお互いに対し放棄するものだったが、植民地支配による損害賠償は、この協定とはまったく無関係の別の問題として残され、未解決のままだ。2018年の大法院判決は、植民地支配に対する損害賠償の問題を未解決の問題だとして提起し、植民地支配に対しての損害賠償請求権を、韓国政府と個人の被害者に認めた正当な判決だった。決して「蒸し返し」などではなかった。
 また、日本政府は、1991年当時の柳井俊二外務省条約局長の答弁に示されるように、請求権協定によって日韓の外交的保護権は放棄されたが、個人請求権は消滅していないという立場を採ってきた。実際、中国人強制連行戦後補償裁判では、原告である中国人強制連行被害者側が敗訴したものの、個人請求権の存在を前提として、和解基金が設けられたケースもある。少なくとも2016年の三菱マテリアルを被告とした訴訟による和解基金設置までは、日韓両国の政府および最高裁・大法院は、請求権協定によって個人請求権は放棄・消滅していないという立場で一致していた。しかし、2018年当時の安倍政権は請求権協定によって個人請求権も消滅したと主張し、一方的に解釈を覆した。この安倍政権の主張は、旧来の公式な政府見解との整合性すら持たない不当な主張であり、それを無批判に継承している岸田政権を許すことはできない。
 1995年に当時の村山富市首相が談話を発表し、植民地支配に対する「おわび」を述べ、民間の基金などの設置によって、戦後補償がいくらか行われたという言説もある。しかし、村山談話を含め、日本政府は1965年の日韓基本条約および日韓請求権・経済協力協定の締結から今現在に至るまで一貫して、植民地支配の違法性・不当性を一度も認めたことはない。また、植民地支配下で朝鮮の民衆、中国・アジアの民衆に対して行われた残虐極まりない虐殺・暴力行為を具体的に犯罪行為だと認め、責任主体(加害の主体)をはっきりさせた形で謝罪と賠償を行ったこともない。一体、だれが、何に対して「おわび」をしたのか。村山談話や日韓共同宣言(小渕政権当時)はむしろ、責任主体を曖昧にし、事実認定を行わないまま、形だけの「おわび」を表明することによって日本政府や日本の戦犯企業に「免罪符」を与え、日本民衆に誤った認識を広めたという罪業がある。
 元徴用工を含む植民地支配の被害者たちが一貫して求めているものは、天皇を頂点とした大日本帝国政府が植民地支配の加害の最大の責任者であることを認め、そして、それを引き継ぐ日本政府がその過ちを真摯に認め、謝罪と賠償を行うことだ。そのベースの上に初めて、植民地支配の事実認定を通じた真実の究明、ならびに植民地支配に協力して、朝鮮半島で非人道的行為を行った日本企業による謝罪と賠償を含む被害の回復、すでに亡くなった被害者たちに対する追悼と歴史教育を通じた再発防止の要求が実現される。今回の「解決策」は、被害者たちの求めているものとはあまりにもかけ離れている。正当な2018年の大法院判決をも無視し、韓国財団の肩代わりによってお金だけを渡すという今回の解決策は、植民地支配により筆舌に尽くし難い苦しみを受けた被害者たちへの冒涜以外の何物でもない。
 今回の一連の元徴用工の大法院判決をめぐって、結局のところ最大の根本的問題は、日本が朝鮮半島の植民地支配に対して一度たりとも被害者たちが納得する形での謝罪と賠償を行ってこなかったことであり、また被害者たちが植民地支配からの解放後も、今現在まで日本政府および植民地支配に加担した日本の多くの勢力によって民族の尊厳を踏みにじられ続けていることにある。
 生存している元徴用工被害当事者の三名は、今回の「解決策」を拒否し、韓国財団の肩代わりの賠償支払いを受け取らないと表明している。韓国の民法では、当事者が第三者の返済肩代わりを望まないと意思表示した場合、第三者の返済は不可能だとしている。韓国外務省は受け取りを拒否する被害者について、裁判所に供託(※)して解決を図ることが可能だという見解を示している。しかし、供託についても同様に、当事者が第三者の返済を拒否する場合、第三者は返済供託をすることができないと定められている。今回の解決策は、韓国国内の法律でも不可能なことを「力づく」で行おうとしているのであり、新たな訴訟や争いを生む可能性が高い(実際、被害当事者たちは無効を求めて訴訟を起こすと表明)。日本政府が謝罪し、大法院判決に従って、加害者である三菱重工業と日本製鉄が賠償金を被害者に支払うことによってのみ、ことの本質は解決されるのだ。
 また、この「解決策」の背景には、日米韓の軍事一体化を推し進めようとする力が働いている。このかん、日韓の元徴用工問題の解決、関係修復のためのあっせんは、アメリカ主導により何度か試みられており、そこには、日米韓の軍事一体化の強化によって、中国、ロシア、朝鮮民主主義人民共和国に対抗しようとしている日米韓の各政権の思惑が働いている。元徴用工問題の「解決策」は表向き、「被害者が高齢化していることを踏まえ早急な解決のため」などと述べられているが、それは真っ赤な嘘であり、被害者の尊厳は無視された形での、民衆の命と尊厳を蹂躙する軍事競争、戦争のための政治的合作に過ぎない。日本政府は植民地支配の加害に無反省なまま、中国、朝鮮民主主義人民共和国の「脅威」を喧伝し、今回の解決策によって最大の懸念事項を取っ払い、日米韓(日韓)の軍事一体化、日米韓(日韓)軍事演習の強化などを通して、軍拡を目論んでおり、排外主義は一層加速されるだろう。安倍政権以降、さらに歪められてきた歴史認識をさらに固定化しようとする日本政府の態度を弾劾し、私たちは、真実の歴史を学んでいかなければならない。
 私たちは、今回の元徴用工訴訟に関する韓国政府の「解決策」、またそれを受け入れる日本政府の姿勢に断固として反対する。
・三菱重工業と日本製鉄は被害者に対して韓国大法院判決を履行し、誠意ある謝罪と賠償を行え!
・日本政府は朝鮮植民地支配の違法性・不当性を認めろ!
・かつての植民地支配・アジア侵略戦争による元徴用工、元「慰安婦」をはじめとしたすべての被害者に対して誠意ある謝罪と賠償を行え!
・東アジアの緊張を高める日韓の軍事関係の強化をやめろ!
・朝鮮民主主義人民共和国、韓国へのヘイトをやめろ!

※供託制度―債権者が返済を受け取ることが出来ない場合、返済者が目的物(今回の場合、賠償金)を供託することによって、債務から免れることができる制度。
AWC Youth(アジア共同行動関西青年部)

 本来、私が元徴用工問題やその欺瞞的な解決策についての見解をきちんと出さなければいけないにもかかわらず、思想的怠惰その他により今日まで何もしてこなかったことを深く反省するとともに、時宜に合った声明を出していただいたAWC Youthには大いに感謝し、賛同させていただくことにしたものである。
 植民地支配を居直り、再侵略と戦争に突き進む岸田政権を打倒するとともに、日本の民衆が自ら植民地支配・戦争責任をきっちり取るまで闘い、取り組みを継続しよう‼

AWC Youthさんのツイッターアカウントは、こちら

三里塚 機動隊暴力と強制執行を許さないぞ!

 15日の夜、国家権力、機動隊は三里塚で暴力をふるって襲い掛かり、やぐらや育苗ハウス、作業小屋などを強制的に撤去した。この暴挙を怒りを持って弾劾する!
Y!ニューステレ朝ニュース
成田闘争「やぐら」強制撤去 反対派3人逮捕…農家は憤り「農業を続けたいそれだけ」
 15日夜から行われていた、成田空港反対派が設置した「やぐら」などの強制撤去。反対派と機動隊がもみ合いになるなど、一時騒然となりました。
 その際、機動隊員に暴行を加えたなどとして、公務執行妨害の疑いで、これまでに3人が逮捕されたということです。
 今回撤去された「やぐら」は、空港B滑走路につながる誘導路の近くの農地に設置されていました。
 土地の明け渡しについては、成田空港側が起こした訴訟の判決で認められていましたが、この農地を借りて3代にわたって、野菜などの栽培を続けてきた反対派の市東孝雄(72)さんは憤りを隠せません。
 市東さん:「空港会社の姿勢ですよね。こっちは、本当にお金が欲しくてやっているわけじゃないんです。ここで、農業を続けていきたいという、それだけなんです。何しろ諦めないことですよね。自分たちの正義を通すという生き方をしているので」
(「グッド!モーニング」2023年2月17日放送分より)

 15日に強制執行が入るという情報が入り、その日は朝から同盟や支援が大勢詰めていた…昼を過ぎ、夕方になっても何も起こらないので今日はないのだろうか…とみんながほっとしていた時に、夜の8時頃から機動隊が攻めてきて「やぐら」の強制撤去を始めたのである。小泉よねさんの時の強制執行の時と同じ、三里塚の歴史ではおなじみの、権力による”だまし討ち”である。絶対に許してはならない!
 あたかもやぐらや看板だけが破壊されたように報道されているが、実は生活に必要な育苗ハウスや作業小屋などもぶっ壊していったのである。

 また、この攻撃は単に空港に反対する農民だけにかけられたものではない。安保関連3文書を改訂し、大軍拡と増税に突き進む岸田政権は、反対するものを徹底的に、三里塚のようにぶっつぶすことを、この強制執行により宣言したのである。闘えば、三里塚のようになるぞ!と恫喝しているのである…だったら私たちも負けずに「三里塚のように闘おう!」と腹をくくらなければならない。

反対同盟のブログから、リンク…
強制執行を絶対に許さない!
 市東さんがマスコミの取材を受けている動画…落ち着いて、堂々と私たちの正義性を主張している…絶対に見よう!今回の執行は執行官による説明もなく、いきなり機動隊による暴力で始まったのだ!

3人の仲間を今すぐ返せ!
 機動隊の暴力により、3名が不当に逮捕されている!

国家権力、機動隊、NAAを許さないぞ!
戦争と強権と大増税の岸田政権を打倒するぞ!

馬毛島の基地建設着工弾劾!

 本日、防衛省は鹿児島県の馬毛島で基地建設に着工したと発表した!
 南日本新聞373news.comより
馬毛島の自衛隊基地着工 作業員の乗せた船が出港、滑走路など先行し造成 防衛省
 防衛省は12日、鹿児島県西之表市馬毛島への米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転を伴う自衛隊基地整備計画で、環境影響評価(アセスメント)の最終まとめとなる「評価書」を公告した。同市の住吉漁港から作業員を乗せた船が馬毛島へ出港、基地本体工事に事実上着手した。工期は4年程度としている。滑走路などを先行して造成し、早ければ2025年度にFCLPが始まる可能性がある。
 事業者の防衛省九州防衛局熊本防衛支局が同日午前9時、評価書の縦覧を開始した。同9時10分ごろ、同市住吉漁港から馬毛島に向かった船には10人以上の作業員が乗り込んだ。同日中にも伐採作業を始める。
 21年1月の西之表市長選で計画反対を掲げ再選した八板俊輔市長は賛否を明言していない。地元首長の同意表明がない着工は異例。ただ、島内の市有地を売却するなど防衛省への協力姿勢は示している。塩田康一知事は昨年11月の県議会で「理解せざるを得ない」と容認する考えを明らかにした。
 計画を巡っては、日米両政府が11年6月の日米安全保障協議委員会(2プラス2)で馬毛島をFCLPの移転候補地として明記。22年1月に「整備地」と決めた。

 記事中にはFCLP移転を伴う自衛隊基地整備計画と書かれているが、自衛隊南西シフト戦略における重要拠点、すなわち機動展開、事前展開、上陸演習そして航空基地としての一大要塞を、馬毛島に建設する、そういった計画が始まったのだ。断固これを糾弾し、建設を阻止しよう!
 そしてこの計画を進める総責任者は、軍拡と増税を進める岸田政権であるが、基地建設反対を掲げて市長に当選したにもかかわらず、賛否を明らかにしていない八坂西之表市長の「裏切り」によることも大きい。八坂市長に対して反対する市民は、年末にかけてリコールのための署名運動を行ていたのだが、リンクにあるように必要な署名を集めることが出来なかった。
 しかし、反対住民は立ち上がっている。
「馬毛島に米軍基地はいらない」「あまりにも地元無視」 計画の容認撤回 塩田知事に市民団体が申し入れ
 鹿児島県西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画に反対する市民団体「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」は11日、県庁を訪ね、計画容認を撤回するよう求める塩田康一知事宛ての申し入れ書を提出した。これに先立ち約50人が県庁前で「馬毛島に米軍基地はいらない」とシュプレヒコールを上げた。
 申し入れ書は「地元の意見を聞く」としてきた塩田知事が昨年11月、八板俊輔市長より先に、賛否を表明したことを「強い憤りを覚える」と批判。基地建設は「県民が過重な犠牲を強いられる危険をはらむ」と指摘した。
 馬毛島で見つかった旧石器時代の「八重石(やえいし)遺跡」の発掘調査を求める東條広光県教育長宛ての要請書も提出した。
 連絡会の山内光典会長は11日に塩田知事と面会した防衛省幹部が環境影響評価(アセスメント)の「評価書」を12日に公告し、基地本体工事に即日着手すると伝えたことを「あまりにも地元を無視している。怒りを持って抗議する」と強調した。

 県庁前で申し入れおよび抗議行動が行われている。
 なお、上記記事中には旧石器時代の遺跡保存について書かれているが。馬毛島にはシカの固有種、マゲシカも生息しており、それに影響が出ることも懸念されている。

 馬毛島への基地建設着工弾劾!
 琉球弧を再び戦場にするな!
 軍拡と増税に突き進む岸田政権を打倒しよう!


 

ロシアのウクライナ4州併合を弾劾する!

 昨日、ロシアのプーチン大統領が軍事占領を続けているウクライナ4州の「併合条約」に署名し、そこをロシアに併合することを決定した。NHKニュース
プーチン大統領ウクライナ4州「併合条約」に署名
 ロシアのプーチン大統領は、日本時間の9月30日の夜、モスクワのクレムリンで行われた式典で、ウクライナの東部や南部の4つの州について、ロシアが併合すると定めた「条約」だとする文書に署名しました。
 プーチン大統領が一方的な併合に踏み切ったことで、国際社会から一層非難が強まるのは確実です。
 ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアのプーチン大統領は、日本時間の9月30日の夜9時すぎからモスクワのクレムリンで行われた式典で演説しました。
 この中でプーチン大統領は、▽ウクライナ東部のドネツク州とルハンシク州、▽南東部ザポリージャ州、▽南部ヘルソン州の合わせて4つの州で強行された「住民投票」だとする活動について「住民は、自分たちの選択を行った。この地域に住む人々は永遠にロシア国民だ」などと述べ、ロシアがウクライナの4つの州を併合することを一方的に宣言しました。
そして、演説のあと、4つの州にいる親ロシア派勢力の幹部とともに、ロシアが併合すると定めた「条約」だとする文書に署名しました。
 一方、プーチン大統領は演説の中で、併合の正当性を強調したうえで、「われわれはウクライナに即時停戦し、交渉のテーブルに戻ることを求める。われわれの準備はできている。しかし、4つの州の人々による選択について議論の余地はない。ウクライナは、この地域の住民の選択を尊重すべきで、これが唯一の平和への道となり得る」と述べ、ウクライナ政府に対して交渉に応じるよう迫りました。
 また、「われわれは、あらゆる力と手段を講じてロシアの領土を守る」とも述べ、核戦力を念頭にウクライナや欧米をけん制したものとみられます。
 アメリカやEU=ヨーロッパ連合は、追加の経済制裁を科す方針を明らかにしていますが、強硬な姿勢を崩さないプーチン大統領は、8年前、ウクライナ南部のクリミアを併合したのに続いて、再び力による一方的な現状変更に踏み切ったもので、国際社会からいっそう非難が強まるのは確実です。(以下略)

 軍事侵攻を起こし、占領下で傀儡政治組織を運営したあげく「住民投票」なるものを行って(人びとに銃口を突き付けて行ったものだ!)そこで多数が得られたので「併合」する…ロシアの行った一連の過程には、全く正義性も何もない。かつて日本帝国主義が中国東北部で行った、満州国成立や他の傀儡政権樹立による侵略行為と同等以上の行為であり、徹底的に弾劾するものである。
 記事中にあるよう、ロシアはウクライナの不可分の領土を併合してロシア領にすることで、奪還をめざすウクライナに対し核戦力も使用しうるとの恫喝(いや、恫喝で済まない可能性もある)するとともに、国内において「ロシア領を防衛する」という名目で総動員(もうすでに発令されている)をかける目的もある。そうゆう意味でウクライナ併合はロシアの強さではなく、弱さの表れであるのだが、だからといってロシアへの批判、批難、追及が弱まってよいというものではない。また「動員令」はロシア国内に深刻な矛盾、対立を鮮明化させており、多くのロシア人が動員を逃れるため亡命、難民化する、あるいはデモや”破壊活動”などの抵抗に再び立ち上がっている。戦争が長引けば、ロシアは100年前と同様の、革命的情勢を迎えるであろう。プーチン体制と闘うロシア人と連帯しよう。
 ロシアのウクライナ戦争において何度も確認しないといけないことは、これはロシアによるウクライナ侵略戦争であり、ロシア(民族)がウクライナ(民族)を抑圧している、ロシアとウクライナは抑圧ー被抑圧の関係にあるということだ。これを無視して「ロシアとウクライナの一体性」であるとか、「ウクライナ(独立)国家ではない」などと妄言を吐く連中を信用してはならない。またウクライナの抵抗は、米欧の武器供与によることが大きいのであるが、そのことをもってロシアと米欧との「代理戦争」扱いをすることも許されない。戦争・抵抗の継続の主体はウクライナ人民であり、戦争終結はロシアが戦闘をやめ、撤退することしかありえないのである。
 一方、引用したNHK記事の(以下略)部分には、日米欧帝国主義者どものロシア非難に満ち溢れている…「国際法違反」「国連憲章を踏みにじった」…これらの批判は正当なものであるが、それでは彼らはこれまでの帝国主義的所業をどれだけ反省し、二度と起こさない努力を続けているのか?アメリカによるアフガニスタン、イラク侵略戦争、そしてパレスチナ侵略など、あるいは日本帝国主義の朝鮮併合、満州国建国に代表される東アジア侵略の歴史を、どれだけ反省し、謝罪し、二度と起こらない、起こさない努力をしているのか…のみならず、ロシアのウクライナ侵略を口実に、武器を供与し、軍備拡大を行い、軍事同盟を強化・拡大させる…これは第三次世界大戦の道でもあり、絶対に許してはならないことである。

 改めて、ロシアのウクライナ侵略戦争を弾劾するとともに、闘うロシア人、ウクライナ人と連帯してロシア軍の撤退を求めよう!同時に日米欧の帝国主義的介入や拡大を許さず、軍拡対抗路線と闘おう!
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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