昨日、宝島社「大阪ミナミ貧困女子」差別出版裁判の傍聴に行って来た。

大法廷の傍聴席なので、余裕で30名程度の傍聴人が座れる。今回も宝島社側の代理人・弁護士は出席してきた。
開廷後、書類のやり取りについての確認作業が行われた後、いきなり裁判官が「人証の申請を却下する」「結審する」と言って来た!すかさず「ナンセンス!」の怒号が飛んだ。
こちら側の代理人・弁護士が異議申し立て、理由の説明を求めると「必要性がないと判断した」なぜ?「総合的に判断した」である。傍聴人の一人は、「ナンセンス!」と大きな声を上げ、自主的に退廷した。
何度も説明を求めたが、「総合的に」を繰り返すのみ…まるで菅元首相の記者会見ではないか!
裁判官は和解を提案するので、協議の席に就くか聞いてきたが、弁護士は異議を申し立て、書記官に記録を取るように強く言った、「反対尋問にさらされておりません」
村上さんも立ち上がって「継続を望みます。審理は尽くされておりません、裁判官は説明責任を果たしていません!」と強く抗議した。傍聴席からも様々な抗議の声があがり、騒然となっている。
しかし裁判官は退廷し、法廷は閉じられた…
たった5回の審理で、宝島社側がこちらの問いたいことに何も答えていないにも関わらず、強引に幕引きを図る裁判所を許さないぞ!
その後、弁護士会館で報告集会ということなのだが、村上さんおよび代理人弁護士は協議の席についているので、支援者のみで本日の「感想」を共有する。参加者一同、強引な裁判官の訴訟指揮に怒りを表明した。
「こそこそやって終わるなんて許せない!」「審議を尽くさないで逃げていく…国会みたいだ!」「こちらが意見を言いつくしていないのに打ち切るなんて絶対におかしい!」「次のステップを闘いたい!」「若い女性ということで、宝島社側がハラスメントをした…これを司法が裁けるのかという問題だった」「司法によるセカンドハラスメントだ!」「裁判官はちゃっちゃと終わらせるかどうかが、出世の判断になるとどこかの本で読んだ」というような声も…

こうやって怒りを共有しているうちに、みんな闘志がわいてきたようだ。
やがて村上さんと代理人弁護士が合流してきた。村上さんは最初に「もし控訴したとしても、いっしょについてきてくれますか?」と発言されたので、みんな大きな拍手で応えた。闘いは継続が決まった!
弁護士から、提案された和解についての説明…こちらが求めている「絶版」「謝罪」については、乗ってもいいかな?というような内容だったそうな。賠償金の話は、今回はまだしていない。次回の協議は10月11日で、もし和解しない場合は判決となり、それは11月18日(金)となる。
今回の裁判はやっぱり特殊な案件で、こっちが勝って当然の案件なのだが、日本の裁判は「常識」が通用しないということも話された。
一方、本書を作るに当たって中心的な役割を担った編集者に対し、損害賠償を請求して訴えた裁判は、本来はこの裁判と併合してもらうつもりであったのが、裁判所がなぜか認めず(併合しないと、同じ事実を扱った裁判で食い違った事実認定が行われたりする恐れがある)そのまま進むことになった。第一回口頭弁論は、10月6日(木)11時30~ 1008号法廷である。これを便宜的に「第二訴訟」と呼ぶことも決まった。
またキュア相談所の代表の携帯番号が、許可なく本に掲載されている件についても、代表が本裁判の原告になることも発表された。しかし本裁判が、和解・結審に行きかけているので、この件は条件をひきだすための位置づけにもなるとのことである。
その後もいろいろなことが話題になったが、最後はこれからの闘いをかんばるぞ!ということで、改めて村上さんと代理人弁護士に大きな拍手が送られ、集会を終了した。

大法廷の傍聴席なので、余裕で30名程度の傍聴人が座れる。今回も宝島社側の代理人・弁護士は出席してきた。
開廷後、書類のやり取りについての確認作業が行われた後、いきなり裁判官が「人証の申請を却下する」「結審する」と言って来た!すかさず「ナンセンス!」の怒号が飛んだ。
こちら側の代理人・弁護士が異議申し立て、理由の説明を求めると「必要性がないと判断した」なぜ?「総合的に判断した」である。傍聴人の一人は、「ナンセンス!」と大きな声を上げ、自主的に退廷した。
何度も説明を求めたが、「総合的に」を繰り返すのみ…まるで菅元首相の記者会見ではないか!
裁判官は和解を提案するので、協議の席に就くか聞いてきたが、弁護士は異議を申し立て、書記官に記録を取るように強く言った、「反対尋問にさらされておりません」
村上さんも立ち上がって「継続を望みます。審理は尽くされておりません、裁判官は説明責任を果たしていません!」と強く抗議した。傍聴席からも様々な抗議の声があがり、騒然となっている。
しかし裁判官は退廷し、法廷は閉じられた…
たった5回の審理で、宝島社側がこちらの問いたいことに何も答えていないにも関わらず、強引に幕引きを図る裁判所を許さないぞ!
その後、弁護士会館で報告集会ということなのだが、村上さんおよび代理人弁護士は協議の席についているので、支援者のみで本日の「感想」を共有する。参加者一同、強引な裁判官の訴訟指揮に怒りを表明した。
「こそこそやって終わるなんて許せない!」「審議を尽くさないで逃げていく…国会みたいだ!」「こちらが意見を言いつくしていないのに打ち切るなんて絶対におかしい!」「次のステップを闘いたい!」「若い女性ということで、宝島社側がハラスメントをした…これを司法が裁けるのかという問題だった」「司法によるセカンドハラスメントだ!」「裁判官はちゃっちゃと終わらせるかどうかが、出世の判断になるとどこかの本で読んだ」というような声も…

こうやって怒りを共有しているうちに、みんな闘志がわいてきたようだ。
やがて村上さんと代理人弁護士が合流してきた。村上さんは最初に「もし控訴したとしても、いっしょについてきてくれますか?」と発言されたので、みんな大きな拍手で応えた。闘いは継続が決まった!
弁護士から、提案された和解についての説明…こちらが求めている「絶版」「謝罪」については、乗ってもいいかな?というような内容だったそうな。賠償金の話は、今回はまだしていない。次回の協議は10月11日で、もし和解しない場合は判決となり、それは11月18日(金)となる。
今回の裁判はやっぱり特殊な案件で、こっちが勝って当然の案件なのだが、日本の裁判は「常識」が通用しないということも話された。
一方、本書を作るに当たって中心的な役割を担った編集者に対し、損害賠償を請求して訴えた裁判は、本来はこの裁判と併合してもらうつもりであったのが、裁判所がなぜか認めず(併合しないと、同じ事実を扱った裁判で食い違った事実認定が行われたりする恐れがある)そのまま進むことになった。第一回口頭弁論は、10月6日(木)11時30~ 1008号法廷である。これを便宜的に「第二訴訟」と呼ぶことも決まった。
またキュア相談所の代表の携帯番号が、許可なく本に掲載されている件についても、代表が本裁判の原告になることも発表された。しかし本裁判が、和解・結審に行きかけているので、この件は条件をひきだすための位置づけにもなるとのことである。
その後もいろいろなことが話題になったが、最後はこれからの闘いをかんばるぞ!ということで、改めて村上さんと代理人弁護士に大きな拍手が送られ、集会を終了した。