たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#基地建設反対

「山城博治さんの本音」は⁉

 昨日12日、大阪梅田で行われた「山城博治さんの本音」集会に行って来た。
 はじめに主催者の佐々木弘文さんのあいさつ…高江のヘリパッド建設反対闘争で現地に行って山城博治さんと仲良くなった。今は京都で禅僧をしているが、博治さんを呼んでイベントをやりたいと企画していたところ、11日に東西本願寺が反戦集会を開いて京都に博治さんが来ることになったので、ついでにお願いして大阪で知り合いに声をかけ、集会を持ったとのこと。
 70人ぐらいの会議室を取ったと聞いていたが、会場は満席!予備の椅子も出していたと思う。
 でもって、山城博治さんのお話が始まる…様々なお話をされたのであるが、私にとって重要なところを抜き出して書くよ。
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 沖縄、琉球弧の島々に自衛隊基地が配備され、沖縄戦が再び繰り返されようとしている。これを止めるため、2022年1月「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」を設立、また2023年2月26日、5月21日には市民運動の形で新しい反戦運動を始めた…次は政党等にも呼びかけて8月に「再びの沖縄戦に反対する県民の会(仮称)」を設立し、11~12月ごろに1万人を超える規模の県民大会を持ちたい。そしてこれを全国規模で呼びかけたい!とのこと。
 この間、宮古島や石垣島に基地開設やミサイル搬入が行われているが、地元市民が抗議行動を行うため、その都度警察が取り締まらなければならない…そこで辺野古からも機動隊がいなくなるし、逆に機動隊がいなければ何も始まらない。だからあちこちで「反対!反対!」と言って下さい。そうしないと全国から沖縄に機動隊が来る(特に大阪は「土人」「シナ人」など差別発言をした機動隊が来た!)
 労働組合運動をしていて、2004年から沖縄平和運動センターに関わっている。2007年、与那国島に海上自衛隊の掃海艇が来て、港の測量をした…この時は石垣島、宮古島、西表島にも来たのだが、この時から軍事化の動きが始まっていた。その時、反対闘争をして「帰れ!帰れ!」と言ったのだが、与那国島の首長は「相手は友好や補給に来ているのに、帰れとは何ごとだ!」と怒ってきた。石垣島は市長がいっしょに反対した。その後、高江ヘリパッド建設計画が出てきたので、高江に行った。2010年、民主党政権のときから「自衛隊の南西シフト」が始まった。
 沖縄本島、離島という言い方はしない…運動の中でそうした批判があった。「南西諸島」という言い方は、中央から見た言い方、だけど俺たちが中央で、地球の真ん中。琉球の島々、琉球弧という言い方は、地理的概念としてはこれでよいが、奄美大島、馬毛島や種子島の「鹿児島県」の人は納得するだろうか?という疑問がある。
 重要土地規制法がいよいよ沖縄にも適用される…基地から1㎞というが、狭い島では実質島全体が規制の範囲となってしまう。辺野古、シュワブゲート前もそうなる、ここに来るな!写真を撮るな!立ち止まるな!…テントも撤去されるのではないか?辺野古にある宿泊施設「クッション」の存続も危うくなる。
 今、北上田毅さんと取り組んでいるのが、7月に辺野古側の埋立て工事が終わるにもかかわらず、8月以降、設計変更が承認されていない大浦湾側の埋め立て用土砂を辺野古埋め立て地に仮置きしようとしている(これ自体が”設計変更”になる)。仮置きは止められるハズだ!県に申し入れを行って、明日回答が来る。そもそも土砂搬出のダンプは1日160台とせれていた。だが1日7~800台も来る!また港湾が辺野古工事用にほとんど専用され、離島の公共事業用に使うスペースが不足している。辺野古の工事用ダンプは日当で契約されているので、いくら遅れても彼らには支障はないが、離島工事のダンプはそうではない。だから現場では離島工事のダンプは通すようにしている。
 玉城デニー知事は、当初は自衛隊の問題についてあまり発言されなかったが、6月9日に反撃能力のあるミサイルについて、県内に配備しないよう政府に要請したり、訪中して李強首相や福建省トップと会談するなど、地域外交に力を尽くしている…などと言ったお話を、途中、辺野古ゲート前などで歌う歌もまじえ、身振り手振りを加えながら話をされた。
 質疑応答の時間…佐々木弘文さんが用意された山城さんのプロフィール(新聞記事)に「高校をバリケード封鎖して除籍処分になった」とあるが、除籍と退学はどう違うのか?…「悪いことをした!」と処分に判子をついたら”退学”で済み、高校に入学した記録は残るが、悪いことをしたとは思わなかったので判子はつかず”除籍”となった。高校に入学したという記録もなくなった…というような話から、集会内容を「ほんわか路線」に持って行こうという動きが見られたので…私から挙手して
「山城博治さんが11~12月ごろに県民大会を予定され、全国に呼びかけられている。STOP!辺野古新基地建設!大阪アクションの枠組みで実行委員会を立ち上げ、集会を企画しているので、ここに来られた方はぜひ実行委員会に参加してほしい!また今日は社民党関係者も来ておられるが(大椿ゆうこ参議院議員、長崎由美子さんらが参加)もし政党関係でもっと大きな枠組みで実行委員会をつくるのであれば、そこに合流する用意はある!」とおらんできた。
 そこからあとは普通に運動関係の質問や、若い人からのアピールとなる。課題は若い人にどう運動をつなげていくか?沖縄でも大きな課題になっている…。「若い世代は憎しみや怒りのエネルギーが満ちている場所に自ら行かない」という提起も若い世代からあった。その結果「争うよりも、愛しなさい」というスローガンが出来た…などと言ったことだ。集会場にキッチンカーが来たり、託児所ができたりもしたとのこと。なお今日の会場から、若者だけでなく、女性の、これまで運動から排除されてきたような人の声を聞くことが大切だという提起もあった。

 主催者の予定では20時頃に終わる予定であったのが、30分ていどおして集会は終了し、その後梅田の街で交流会と相成った。

島々を戦場にするな!大阪同時アクションのお知らせ

 緊急同時アクションのお知らせ。
2/26島々を戦場にするな!大阪同時アクション
 2月26日 沖縄に呼応し、大阪で同日同時刻よりアクションを行います。
 皆様の参加、情報拡散をよろしくお願いいたします。

島々を戦場にするな!大阪同時アクション
沖縄を平和発信の場に!  2023 2/26

戦争に反対する全県組織の立ち上げのための準備委員会が開かれ、那覇市・県民広場で2月26日午後1時から『島々を戦場にするな 沖縄を平和発信の場に』が開催されます。
沖縄に呼応し、大阪で同日同時刻よりアクションをおこないます!

日時 2月26日(日)
時間 13:00(13:30からOS劇場までデモ)
場所 扇町公園(大阪市北区扇町1丁目 最寄駅 扇町駅(大阪府)2Aから徒歩約1分

主催:Stop!辺野古新基地建設!大阪アクション
 連絡先:市民共同オフィスSORA ℡06₋7777₋4935 Fax 06-7777-4925

 チラシPDF

 この集会は、以下の琉球新報の1月27日記事にあるよう、26日に沖縄で行われる反戦集会に大阪で呼応した行動をやろうと言うことで、急遽決定したものである。
 戦争に反対する全県組織の立ち上げのための準備委員会が26日、那覇市の八汐荘で開かれ、2月26日に実施する千人規模の集会名を「島々を戦場にするな 沖縄を平和発信の場に」に決定した。県民広場での集会後、国際通りをデモ行進する予定だったが、当日が歩行者天国に当たるため、コースは変更する。
 集会名は「沖縄・南西諸島の島々を戦争にするな! 軍基地強化とミサイル配備に反対する緊急集会」が提案されたが、「抗議だけではなく、われわれから発信する集会にする方がいい」などの意見が上がり、平和を発信する意義も強調する名称を取り入れた。

 準備委員会には45団体が出席した。今後、全県組織への正式参加を各団体で議論する。
 (稲福政俊)

 沖縄で1000人規模の集会を持つということなので、こちらでも100名規模は集めたい。なお、本来ならば中之島公園女性像前から、御堂筋北上、米総領事館抗議行動つきのデモコースにしたいところであるが、26日は「大阪マラソン」のため国道1,2号より南側が全面的に交通規制されるので、規制範囲外の扇町公園→扇町通→新御堂筋北上→OS解散のコースを想定している。

 結集よろしくお願いします。

「復帰50年」を問う5・15闘争の1日

 昨日は沖縄の「復帰50年」を問う闘争、取り組みが沖縄現地を始め全国で取り組まれた…大阪のSTOP!辺野古新基地建設!大阪アクションによる以下の取り組みに決起したぞ。
 11時から大阪駅前で、玉城デニー知事による辺野古埋め立て設計変更不承認を支持するアクションである。
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 おおむね11人が参加した。
 設計変更の不承認については、4月28日、日本が沖縄を切り捨てた「屈辱の日」に国土交通省が是正指示を出し、あまつさえ5月16日、すなわち復帰の日の翌日までに設計変更を承認しろということを言っている。「復帰」したのであれば、日本政府による基地建設を認めろ!という、屈服を強要する差別的な命令であり、とんでもないことである。
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 また5月9日から、辺野古新基地建設についての県民投票を働きかけた元山仁四郎さんが、東京で辺野古新基地建設の中止と普天間飛行場の運用停止を求めてハンガーストライキを始めたことや(ハンストは15日の午後にドクターストップがかかった)5月10日に玉城デニー知事が辺野古新基地建設の断念や日米地位協定の見直し等も掲げた「平和で豊かな沖縄の実現に向けた新たな建議書」を岸田首相に手渡したことなども報告された。
 スタンディングアピールは12時まで、12時からは同じ場所で別団体による憲法関連のアピールや署名運動が行われたようだ。
 昼からは集会「軍事要塞化と 闘う琉球弧の人びと」である。PLP会館5階会議室で、14時開始だ。
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 集会準備状況…

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 辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動で使っている布バナーがバンバン張られている。
 時間になったので、簡単な司会あいさつの後、清水早子さんによる講演が始まった。
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 清水さんは、今ごろ沖縄では「復帰50年式典」が行われているが、祝うどころではない。米軍基地はおろか、自衛隊基地も増えている…宜野湾の周辺でいろいろな「復帰50年」を問う集会などが企画されていると聞いていると述べられた後で、昨年11月のミサイル搬入阻止闘争の様子の画像を紹介した。
 でっかい揚陸艦「しもきた」が港に横付けされている。そこから青いコンテナを積んだトラックがドンドン走っていく。コンテナの中にはミサイル・弾薬が詰まっているのだ。合計15台もの軍用トラックが2㎞もの車列をつくって、弾薬庫にミサイルを運び込んだ。一般車両も挟まった形で車列が運用されたいたので、危険きわまりない状態だったそうな。
 その後、宮古島がどんな島なのか説明…川がないので海に生活排水が流れ込まず、海が透き通ってサンゴ礁もあり、とても綺麗だ。そんな写真や、清水さんも海に潜って魚を大漁に捕った写真が紹介されたりもした。「いんしゃあかなす」(「いんしゃあ」が漁師、かなす=愛すで、素潜りで漁をする海人のこと)に憧れるというのも良く分かる。島の南東の岬から沖縄島まで300㎞あり、そこが「宮古海峡」である。
 宮古島には海上保安庁の拠点、長山港があって、過去には2隻しか配備されていなかったが、12隻も海上保安庁の船が配備されている。「みやこ型」は3500t、全長120mと最大級のものだ。
 宮古島には日本版GPSを運用するための準天頂衛星「みちびき」を追跡管理する基地局がある。日本にある7つの基地局のうち、5つまでが琉球弧の島々に置かれている。また野原には航空自衛隊のレーダー基地もあって、まるで核シェルターのような地下室を備えている。FPS7レーダーから出る電磁波を計ってみると、欧州における基準値の2千倍以上の値を記録した…これは家畜の異常な死亡率という形で表れている。
 千代田にある自衛隊ミサイル基地は、グーグルマップで見ると建設途上の地下室が見えるそうだ。80トンもある燃料タンクが7基あるが、下は軟弱地盤であるのに、調査も改良もなされていない。保良の弾薬庫、訓練場はもともと採石場であったのだが、採石業者が誘致派だった。一番近い民家まで200mしか離れていない。
 2021年の11月から2月まで、大規模な演習が行われた。北海道や青森のミサイル部隊が宮古島まで来たのである。また、米軍仕様のカミソリ刃の有刺鉄線も運び込まれている。
 下地島の空港はLCCが使っているが、宇宙港にするなど怪しげな構想もある。しかし宇宙港を飛び立つ宇宙船は、まるで高速滑空弾のような飛行をする。また下地島空港は双方向からの離発着が可能で、辺野古の2本の滑走路と比べても使い勝手が良い。
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 昨年法律ができた「重要土地規制法」は現代の治安維持法だ。軍事基地から一定の距離が、規制と監視下に置かれる。宮古島は「国境離島」として、すべての島民が監視下におかれる。4月1日から駐屯地の警備は、銃を持った兵士が引き金に手をかけて行うようになった。これは女性兵士もいっしょ。抗議をしたが自衛隊側から何の返事もない。また基地建設に反対している住民が、駐屯地関係者から暴行をうけるという事件も発生している。自衛隊は住民を敵視している。戦時中、宮古島には3万人もの日本軍がいた。地上戦はなかったが、飢餓の島になった。この歴史を繰り返してはならない。
 12月11日に、宮古島の航空自衛隊が50周年を迎えるということで、ブルーインパルスの展示飛行をやるそうだ。なんとしても反対の意思を示したい!全国から結集して、大きな抗議行動を行いたいと述べられた。
 10分ほど休憩時間をとり、宮古島住民連絡会へのカンパの呼びかけ、その後質疑応答である。宮古島における自衛隊受け入れ感情について、受け入れの土壌は広がっている、一定の受け入れ容認は存在するとのことなど、いろいろな質問がみられた。
 質疑応答の後、「南西諸島の自衛隊配備に反対する大阪の会」および「岩国・労働者反戦交流集会実行委」からのアピールがあった。また宮古島にフィールドワークに行くという案内もあった。行動提起の読み上げの後、終了。結集は130名、宮古島へのカンパは4万5千円ほど集まって、清水さんに手渡した。
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 集会の後は、デモでありますっ!
 PLP会館前で集合、整列!
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 時間になったので、出発~
「辺野古新基地建設反対!」「設計変更不承認!」「遺骨の冒涜 埋め立てするな!」
「宮古島の軍事化反対!」「石垣島の軍事化反対!」「与那国島の軍事化反対!」「奄美大島、軍事化反対!」「馬毛島新基地建設反対!」
 扇町通に出て、西へ向かういつものコース

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 「沖縄『建議書』今こそ実現!」「基地の押し付け、差別をやめよう!」「『返還』50年、密約断ち切れ!」「戦争準備の、自衛隊いらない!」「『捨て石作戦』繰り返すな!」「沖縄戦を、繰り返すな!」

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 新御堂筋の高架橋の下を北上する…いやぁ~久しぶりに長いデモ隊列だ…クソ右翼の妨害もなかったし(^^)
「戦争反対!安保破棄!」「軍事同盟、NATOも解体!」「ウクライナ戦争、今すぐ停戦!」「ロシアの軍隊、完全撤退!」「核兵器禁止 条約批准!」「朝鮮戦争 終わらせよう!」「世界の市民と 平和を築こう!」
 若い女性にもコールを変わってもらう…これで梅田のOSビルのところに突入…若い人がこの沖縄反戦デモに手を振ったり、ノリに乗ってこぶしを挙げるなどすごく反応が良かったぞ!
 関西で「復帰50年」にデモまでやった集会はここぐらいではないかと言われている…皆さま、お疲れ様でした。

集会「軍事要塞化と闘う琉球弧の人びと」のお知らせ

 5・15集会のお知らせです。
 講演集会とデモ
 軍事要塞化と闘う琉球弧の人びと
ー宮古島の自衛隊ミサイル基地反対運動ー

220515大阪アクション集会表
講師:清水早子さん(ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会)
日時:2022年5月15日(日)
 13:30開場 14:00開会  
 16:00閉会  デモあります
場所:PLP会館5階大会議室
資料代:800円(学生 300円)

講師:プロフィール
 島の子供たちと関わる仕事に就き宮古在住28年目
 反戦反基地市民運動を継続し、宮古島市民として島内外へ基地反対運動を発信中。
 珊瑚の海に素潜りで戯れる「いんしゃあかなす(海人)」志望。

主催:STOP!辺野古新基地建設!大阪アクション220515大阪アクション集会チラシ裏
宮古島でのミサイル基地反対の闘いから学び、琉球弧の軍事化を阻止しよう
 50年前、沖縄の施政権が米軍から日本に「返還」されました。沖縄の人びとは、軍隊を持たない「日本国憲法」がある日本への「復帰」により「基地のない沖縄」が実現すると希望を抱きました。しかし沖縄に集中する米軍基地は撤去されず、それどころか日本政府によって辺野古に新しい米軍基地の建設が進められています。
 今「中国の脅威」に対抗するためと称し、米軍基地だけではなく、与那国島、石垣島、宮古島、奄美大島、馬毛島に自衛隊基地を建設し、ミサイル部隊を配備することが進められています。また辺野古新基地をはじめ、自衛隊が沖縄の米軍基地を共同使用し、共同で演習・訓練を行うことも明らかにされています。琉球弧の軍事要塞化が進められています。これは島々が戦場になることを想定しています。
 ロシアによるウクライナ侵攻は、軍拡と軍事同盟の強化は戦争への道であることを改めて示しました。そして犠牲になるのは民衆です。狭い島が戦場になれば住民は避難することもできず、多くの人が犠牲になります。再び沖縄戦が繰り返されることになるのです。
 沖縄の人びとが望んだ「基地のない沖縄」を私たちは未だ実現させることが出来ていません!それどころか、再び沖縄戦を繰り返す愚かな政策を続けさせています。50年経って、このような状況が許されるでしょうか?
 この度、宮古島から「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の清水早子さんからお話をお聞きする機会を設けました。宮古島でのミサイル基地反対の闘いから学ぶとともに、どうすれば私たちが琉球弧の軍事化を阻止し、基地建設をとめることができるのか考え行動しましょう。多くのみなさまの参加をよびかけます。
(おことわり)コロナ感染状況によっては、リモートでの講演になる場合があります。

本集会に多くの個人・団体の参加と賛同を呼びかけます
●個人賛同 一口 1000円 ●団体賛同 一口 2000円
 ゆうちょ振込口座番号 00920₋4₋274497 加入者名「辺野古に行こう」
 個人名(団体名)と口数、名前の公表の可・不可を払込取扱票に記載お願いいたします。(公表不可の方は、間違いなきよう以下のメールでもご連絡お願いいたします)
 なお当日Youtubeでオンライン配信を行います。URLは改めて大阪アクションのブログ、SNSなどで告知いたします。
 大阪アクション メールアドレス stophenokosaka@gmail.com

  連絡先:市民共同オフィスSORA TEL 06₋7777₋4935
                 FAX 06₋7777₋4925

辺野古新基地建設反対!琉球弧への自衛隊配備を許さない集会&デモ(後編)

 ようやく先日の続きが書けるぞ。
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 私(山城さん)も辺野古・高江に張り付いていたが、島々の軍事化に脅威を感じてきた。与那国や石垣、宮古島に行き、保良の弾薬庫にも反対してきた。かつては島々に自衛隊がおとがめなしに入ってくるための、辺野古の工事はダミーではないかとも思ったこともあったが、実は辺野古が最大の軍事拠点、キーステーションになる。水陸機動団の第三連隊が辺野古に来る!台湾から与那国まで110㎞、沖縄が戦場にならないはずがない!
 今、南西諸島の軍事化に抵抗するための「県民の会」を立ち上げようとしている。ダグラス・スミスさんは、国は限定的な戦争を想定しているが、国と国との戦争になるなら、国際法上、全面的な戦争につながると言っている。また沖縄が戦場になることを許さない国会論戦も起こっていない。県民も辺野古には強い抵抗感があるが、南西諸島の軍事化が共有されておらず、運動体もつくられていないからである。
 ところが沢山の課題がある。会の名称の問題で、まず「南西諸島」が東京からの視点であり、表現そのものが差別であるという意見がある。それに代わる「琉球弧」も学術的すぎて一般の人には理解しづらい。鹿児島の島々も「琉球弧」か?という問題や、宮古島・石垣島を琉球とくくるのも問題があるだろう。「わたしたちの島々」という表現や、各島の名称をつかう手もあるが、総称するときのいい名称がない。また「県民」にするのか「市民」にするのかということもある。しかしこの会が立ち上がったら多くの結集を呼びかけたいと述べられた。
 ネット記事のコメント欄への書き込みを見ると、日本中が「沖縄の主張は甘えである」と考えているようだ。「新聞記者」ではマスコミを情報操作する部署が描かれている。社会が沖縄に「黙れ!」という世論を醸成しているが、こうした世論に警鐘を鳴らしながら、戦争にならないようにして欲しいと述べられて、講演を終えた。
 休憩後の質疑応答では、若い人たちが「南西諸島」の自衛隊配備問題をどう考えているか?について、沖縄でも運動は「ジジババ」の世界で、共通の課題である。「県民の会」の立ち上げには、役員や呼びかけ人は男女同数にする、若者も積極的に入れるなど、努力していきたいと述べられた。
 続いて40代ぐらいの男性が挙手して登壇し「命が大切だというなら北朝鮮のミサイルに抗議しないのはおかしい!」などと問い詰めてきた。これは明らかにクソ右翼であったので、みんなで問い詰めてエレベーターのところまで追い込み、つまみ出した。一応出て行ったが、その後PLP会館に向かって「街宣」を始め出したが、16時前には帰ったようだ。雨も降ってるし、あそこで一人がなっていても近所の住民から通報を受けた警察が来るだろう。なおクソ右翼は「村上」と名乗っており、事情に詳しい人によれば、八尾市の市会議員選挙に立候補したことがあるらしい。
 その他「県民の会」について「連帯する全国共闘会議」のようなものを作る、あるいは「市民の会」という名称にすれば、県外の人が参加・連帯しやすくなるという意見が出された。山城さんは政党や団体参加ではなく、個人参加にして保革を越えた「戦争反対」一本でまとまる団体にしたいそうだ。
 その後の各団体アピールでは「ジュゴン保護キャンペーンセンター」の活動報告や、「辺野古派遣おおさか基金」から辺野古ぶるーカヌー隊で、海保によって怪我を負わされた千葉和夫さんの国家賠償訴訟支援のための報告会(後に、コロナ流行により中止決定)の案内があった。また「大阪アクション」の構成団体ではないが「南西諸島への自衛隊配備に反対する大阪の会」や「米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会」のアピールがあった。
 「南西諸島~」の会は、昔は三里塚闘争や石垣・白保の空港反対運動をしてきたグループで、2017年に「石垣島のことは言うが宮古島のことは言わない」という指摘を受けて、では現地に行ってみようということで始まった運動だそうな。現地情勢を伝える会報を出したり、街宣活動を行ったりしている。
 米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会は、2年間現地の集会ができていない、「いらんちゃフェスタ」もオンラインでやらざるを得なかったことを報告された後、米軍基地建設の2期工事が終わったが、肝心の米軍が来ていない。コンビニもないへんぴなところなので、米軍兵士が入りたがらないのではないか。(米兵はコンビニが好きでよくコンビニで買い物しているそうな)ここは攻撃を受けることはないと説明をうけたが、高さ3m、幅1mもの防御壁が建設された。2期工事で米軍基地が固定化され、自衛隊基地も拡張された。自衛隊基地にも反対で、コールを上げている。現地、宇川は農協も小さなスーパーも撤退し、北斗信金のATMも無くなって地域の人が生活しづらくなっている。町で地域活性化のためのアンケートを取っているにもかかわらず、小学校が統廃合された。そこに大きな風力発電が建設されようとしていると述べられた。
 「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」の女性たちによる「みかんの山」の替え歌…安倍スガ岸田、維新へと、強権の風、どこまでも…が披露された。DSC06958
 最後の行動提起では「辺野古新基地を止めるには、琉球弧の軍事化を止め、琉球弧の軍事化を止めるには辺野古新基地を止めなければならない」と発言があった。結集は100名ぐらいである。
 集会後は冷たい雨が降る中を、扇町通を西に、梅田OSビルまでデモでありますっ‼
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 「今日の選挙は、名護んちゅ勝利!「ガジュマル構想」実現に、連帯!」「設計変更、もとから不許可!軟弱地盤の、改良できない!遺骨の冒瀆、埋め立てするな!サンゴを殺す、工事をやめろ! ジュゴンを殺す、工事をやめろ!」

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 「石垣島の、軍事化反対!」「宮古島の、軍事化反対!」「与那国島の、軍事化反対!」「奄美大島の軍事化反対!」「馬毛島の軍事化反対!」(ここでは「南西諸島」や「琉球弧」といった島々を総称する言葉を使わず、個々の島々の呼称を使うことにした)
 「基地建設を、直ちにやめろ!」「設計変更、不承認支持!」「みんなの力で、工事を止めよう!」「市民の力で、埋め立て止めよう!」などとコールしてきた。
 別のクソ右翼が2名ほど妨害にきたが、挑発にのらずそれを跳ね返し、デモを貫徹したのである。
  ではでは…
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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