毎週水曜日に行わている、京都市役所前座り込み行動…だいたい月1回ぐらいの割合でお邪魔することにしているのだが、本日は重要な要求書提出が行われたので、それを紹介する。(私は要求書提出行動にはかかわっていない)

在日朝鮮人・韓国人へのヘイトクライムを根絶し、民族差別のない京都市の実現を目指すために
~ウトロ地区でのヘイトクライム放火事件を受けての私たちの京都市長への要求書~
京都市役所前座り込み行動
2021年8月31日に宇治市のウトロ地区で起きた火事で来年4月開館予定の地域の歴史を伝える平和祈念館で展示を予定されていた資料などが焼失しました。この火事は名古屋市にある韓国民団の施設並びに名古屋韓国学校の排水管に火をつけた容疑で逮捕されている人物による放火であることが今月6日に判明しました。民族差別に基づくヘイトクライム事件は日本社会では過去にも何度も繰り返され、在日朝鮮人・韓国人に対する差別的な言説や行為が後を絶ちません。京都市でも2009年に起きた京都朝鮮第一初級学校襲撃事件を含め過去にもヘイトクライム事件が起きており、在日朝鮮人・韓国人への差別扇動を目的とした街宣活動がたびたび行われている他、北区の紙屋川砂防ダムに諸事情で暮らす在日朝鮮人・韓国人への深刻な差別が存在します。今回の犯罪に京都市は決して無関係ではありません。
そもそも今回の犯罪が起きたウトロ地区は、日本による植民地支配の下に朝鮮半島が置かれるなか、アジア・太平洋戦争当時に国策で飛行場建設に動員された在日朝鮮人たちが日本の敗戦後さまざまなやむをえない事情により戦後定住した地域です。国・京都府・宇治市のいずれもが責任を引き受けて住民の生活と権利を保障することをしない一方、土地の所有権を口実に立ち退きを迫る企業によってウトロに住む人々んは「不法定住」のレッテルが貼られ、住む場所からの追い出しが企てられるなどしてきました。ウトロに住む人々への差別と偏見はこのような歴史のなかで醸成されてきたのです。
したがって、私たちは京都市自らが在日朝鮮人・韓国人へのヘイトクライムの根絶とあらゆる民族差別の解消に向けて取り組むことを求めます。具体的には以下の項目の実現を要求し、然るべき回答を求めます。
①門川大作京都市長自らがウトロ地区でのヘイトクライム事件に関してこれを決して許さないとする声明を出し、京都市として差別解消に向けた取り組みを行うことをはっきりと態度表明する。それと同時に京都市議会でもヘイトクライム事件を弾劾し、差別を許さないという趣旨の決議を上げる。
②同じ京都市に住み、生活の場を共にし、かつ京都市に税金を支払うことを求められうる立場にありながら、京都市の市政に日本国籍を持たない住民たちが一切参加できない状況こそが差別の背景にあると考える。よって、京都市の市政に日本国籍を持たない住民たちの地方参政権を認めるよう国に求める決議を上げ、国に働きかけていく。かつ京都市での住民投票に日本国籍を持たない住民たちが参加できるよう条例で取り決める。
③紙屋川砂防ダムに住む在日朝鮮人・韓国人の居住権の確保と生活保障のために京都市として取り組む、地域住民への差別と偏見の解消にも併せて取り組む。
④ウトロ地区の住民の生活状況の改善と地域住民への差別と偏見の解消を進めるために、宇治市に京都市から働きかける。京都市としても差別・偏見解消に努力する。
⑤日本国籍を有していないために年金に加入できないなど公的な福祉鮮度の対象外とされてきた在日朝鮮人・韓国人への補償を行うよう国に対して求める決議を京都市議会で上げ、国に働きかけていく。同時に不足分を京都市として補償する。
⑥朝鮮学校が高校並びに幼保の無償化から除外されていることにより在日朝鮮人・韓国人が民族教育を受ける権利が著しく侵害されている現状を鑑みて、京都市として授業料無償化の対象に朝鮮学校などの外国にルーツを有する人たちのための学校を加えるよう国に求める決議を京都市議会で上げ、国に働きかけていく。同時に朝鮮学校などに対して無償化が適用された場合と実質変わらなくなる程度の補助を行う。
⑦民族的ルーツに基づく差別的な行為及び言説に対する罰則を条例で規定することを含めて、あらゆる差別的な行為及び言説を許さないための条例作りなどの施策を京都市として講じる。
⑧日本の朝鮮への侵略と植民地支配並びにそれに伴う加害の歴史の清算が未だなされず、歴史教育も不十分であることが在日朝鮮人・韓国人への差別の大きな背景にあることを鑑みて、国に対して日本のこれまでの朝鮮を含めた侵略と植民地支配、それに伴う加害に対しての謝罪と賠償による清算と歴史教育を求める決議を京都市議会で上げ、国に働きかけていく。京都市でも日本の加害の歴史についての教育を徹底する。
以上の要求に対する回答期限は2022年3月2日とする。
2022年2月2日京都市長門川大作様

市役所前では上記要求書を持って行っている間も、参加者による自由なアピールが行われた。生活保護に関する問題、障害者の要求や、北陸新幹線反対など…私も古いファシストは死んだが、新しいファシストとの闘いを京都の人たちに呼びかけた…京都市は財政が逼迫し、地下鉄や市バスの運賃を値上げしようとしたり、様々な住民サービスを切り捨てようとしている。こうゆう時にデマゴギーで人びとを扇動し、「身を切る改革」を掲げて忍び寄ってくるのが#なにわのナチス維新だ!「身を切る改革」は今以上の住民サービス切り捨てで、その代わり新幹線など巨大資本のカネづる事業はしっかり行う、それが門川市長以上になるのが維新政治だ!京都の皆さん、維新に投票してはイケマセン!…という感じ。

いつものように、持ち寄った野菜やお菓子、チラシの類いも広げられている。
最後に市役所に向かって「ガマンの限界、生活苦しい!」「門川ヤメロ!」などコールを行って16時半に終了した。

在日朝鮮人・韓国人へのヘイトクライムを根絶し、民族差別のない京都市の実現を目指すために
~ウトロ地区でのヘイトクライム放火事件を受けての私たちの京都市長への要求書~
京都市役所前座り込み行動
2021年8月31日に宇治市のウトロ地区で起きた火事で来年4月開館予定の地域の歴史を伝える平和祈念館で展示を予定されていた資料などが焼失しました。この火事は名古屋市にある韓国民団の施設並びに名古屋韓国学校の排水管に火をつけた容疑で逮捕されている人物による放火であることが今月6日に判明しました。民族差別に基づくヘイトクライム事件は日本社会では過去にも何度も繰り返され、在日朝鮮人・韓国人に対する差別的な言説や行為が後を絶ちません。京都市でも2009年に起きた京都朝鮮第一初級学校襲撃事件を含め過去にもヘイトクライム事件が起きており、在日朝鮮人・韓国人への差別扇動を目的とした街宣活動がたびたび行われている他、北区の紙屋川砂防ダムに諸事情で暮らす在日朝鮮人・韓国人への深刻な差別が存在します。今回の犯罪に京都市は決して無関係ではありません。
そもそも今回の犯罪が起きたウトロ地区は、日本による植民地支配の下に朝鮮半島が置かれるなか、アジア・太平洋戦争当時に国策で飛行場建設に動員された在日朝鮮人たちが日本の敗戦後さまざまなやむをえない事情により戦後定住した地域です。国・京都府・宇治市のいずれもが責任を引き受けて住民の生活と権利を保障することをしない一方、土地の所有権を口実に立ち退きを迫る企業によってウトロに住む人々んは「不法定住」のレッテルが貼られ、住む場所からの追い出しが企てられるなどしてきました。ウトロに住む人々への差別と偏見はこのような歴史のなかで醸成されてきたのです。
したがって、私たちは京都市自らが在日朝鮮人・韓国人へのヘイトクライムの根絶とあらゆる民族差別の解消に向けて取り組むことを求めます。具体的には以下の項目の実現を要求し、然るべき回答を求めます。
①門川大作京都市長自らがウトロ地区でのヘイトクライム事件に関してこれを決して許さないとする声明を出し、京都市として差別解消に向けた取り組みを行うことをはっきりと態度表明する。それと同時に京都市議会でもヘイトクライム事件を弾劾し、差別を許さないという趣旨の決議を上げる。
②同じ京都市に住み、生活の場を共にし、かつ京都市に税金を支払うことを求められうる立場にありながら、京都市の市政に日本国籍を持たない住民たちが一切参加できない状況こそが差別の背景にあると考える。よって、京都市の市政に日本国籍を持たない住民たちの地方参政権を認めるよう国に求める決議を上げ、国に働きかけていく。かつ京都市での住民投票に日本国籍を持たない住民たちが参加できるよう条例で取り決める。
③紙屋川砂防ダムに住む在日朝鮮人・韓国人の居住権の確保と生活保障のために京都市として取り組む、地域住民への差別と偏見の解消にも併せて取り組む。
④ウトロ地区の住民の生活状況の改善と地域住民への差別と偏見の解消を進めるために、宇治市に京都市から働きかける。京都市としても差別・偏見解消に努力する。
⑤日本国籍を有していないために年金に加入できないなど公的な福祉鮮度の対象外とされてきた在日朝鮮人・韓国人への補償を行うよう国に対して求める決議を京都市議会で上げ、国に働きかけていく。同時に不足分を京都市として補償する。
⑥朝鮮学校が高校並びに幼保の無償化から除外されていることにより在日朝鮮人・韓国人が民族教育を受ける権利が著しく侵害されている現状を鑑みて、京都市として授業料無償化の対象に朝鮮学校などの外国にルーツを有する人たちのための学校を加えるよう国に求める決議を京都市議会で上げ、国に働きかけていく。同時に朝鮮学校などに対して無償化が適用された場合と実質変わらなくなる程度の補助を行う。
⑦民族的ルーツに基づく差別的な行為及び言説に対する罰則を条例で規定することを含めて、あらゆる差別的な行為及び言説を許さないための条例作りなどの施策を京都市として講じる。
⑧日本の朝鮮への侵略と植民地支配並びにそれに伴う加害の歴史の清算が未だなされず、歴史教育も不十分であることが在日朝鮮人・韓国人への差別の大きな背景にあることを鑑みて、国に対して日本のこれまでの朝鮮を含めた侵略と植民地支配、それに伴う加害に対しての謝罪と賠償による清算と歴史教育を求める決議を京都市議会で上げ、国に働きかけていく。京都市でも日本の加害の歴史についての教育を徹底する。
以上の要求に対する回答期限は2022年3月2日とする。
2022年2月2日京都市長門川大作様

市役所前では上記要求書を持って行っている間も、参加者による自由なアピールが行われた。生活保護に関する問題、障害者の要求や、北陸新幹線反対など…私も古いファシストは死んだが、新しいファシストとの闘いを京都の人たちに呼びかけた…京都市は財政が逼迫し、地下鉄や市バスの運賃を値上げしようとしたり、様々な住民サービスを切り捨てようとしている。こうゆう時にデマゴギーで人びとを扇動し、「身を切る改革」を掲げて忍び寄ってくるのが#なにわのナチス維新だ!「身を切る改革」は今以上の住民サービス切り捨てで、その代わり新幹線など巨大資本のカネづる事業はしっかり行う、それが門川市長以上になるのが維新政治だ!京都の皆さん、維新に投票してはイケマセン!…という感じ。

いつものように、持ち寄った野菜やお菓子、チラシの類いも広げられている。
最後に市役所に向かって「ガマンの限界、生活苦しい!」「門川ヤメロ!」などコールを行って16時半に終了した。