沖縄、辺野古の埋立て工事は民意をふみにじって粛々と続けられている…しかしこの度、日本政府、沖縄防衛局がとんでもないことをやろうとしていることが明らかになった。
沖縄平和市民連絡会で、元土木技術者の北上田毅さんが発信するブログ「チョイさんの沖縄日記」の6月15日の記事は、6月15日、沖縄県土木部長らに申し入れ…防衛局が発注した辺野古側への土砂積み上げ工事は変更申請が未承認のため違法云々である。実は、辺野古側は土砂量が少ないため、本年7月にはほぼ埋立が完了してしまう、にもかかわらず、防衛局はここに土砂を積み上げる工事を発注しているのだ‼
ところが沖縄防衛局は、本年4月28日、「シュワブ(R5)造成工事」(1工区)、同(2工区)の2件の工事の入札公告を行った。それぞれ約50万立法メートルの造成工事で、工期は13ケ月。開札予定日は7月20日なので8月初めには契約を終え、これらの工事が始まる。
沖縄平和市民連絡会で、元土木技術者の北上田毅さんが発信するブログ「チョイさんの沖縄日記」の6月15日の記事は、6月15日、沖縄県土木部長らに申し入れ…防衛局が発注した辺野古側への土砂積み上げ工事は変更申請が未承認のため違法云々である。実は、辺野古側は土砂量が少ないため、本年7月にはほぼ埋立が完了してしまう、にもかかわらず、防衛局はここに土砂を積み上げる工事を発注しているのだ‼
ところが沖縄防衛局は、本年4月28日、「シュワブ(R5)造成工事」(1工区)、同(2工区)の2件の工事の入札公告を行った。それぞれ約50万立法メートルの造成工事で、工期は13ケ月。開札予定日は7月20日なので8月初めには契約を終え、これらの工事が始まる。
下の図のように、辺野古側の埋立区域は西側から1工区、2工区、3工区とされている。今回、防衛局は、埋立工事が完了した後も1工区、2工区に土砂を仮置きする工事を発注したのだ。2件の工事で合計約100万立法メートルもの土砂であるから、辺野古側の埋立に必要な土量の3分の1にもなる大量の土砂だ。
そう、まだ設計変更が承認されていない、大浦湾側の埋立てに使う土砂を、先行して辺野古側埋め立て地に積み上げて行こうという工事を発注しようとしているのである。承認されていない工事を先行して行うことは、違法工事だ!北上田さんはこう書いている。
ともかく残りの20万立法メートルほどの土砂投入が終れば、防衛局は工事を停止しなければならない。本部塩川港や安和桟橋からの埋立土砂海上搬送も止まるのだ。県は、防衛局に毅然と工事中止を指示しなければならない。
そう、まだ設計変更が承認されていない、大浦湾側の埋立てに使う土砂を、先行して辺野古側埋め立て地に積み上げて行こうという工事を発注しようとしているのである。承認されていない工事を先行して行うことは、違法工事だ!北上田さんはこう書いている。
ともかく残りの20万立法メートルほどの土砂投入が終れば、防衛局は工事を停止しなければならない。本部塩川港や安和桟橋からの埋立土砂海上搬送も止まるのだ。県は、防衛局に毅然と工事中止を指示しなければならない。
もし防衛局が県の指示を無視し、工事を強行すれば、県は埋立承認を取消す等の対応策を講じるべきである。違法工事であるから、当然、本部塩川港の港湾使用許可も認められない。
違法工事は、県の権限で止めなければならない!
詳細は、17日のブログ記事
辺野古側への土砂投入は7月末に終了。それ以後の土砂仮置きは設計変更申請の内容を先取りした者であり、違法。にまとめられている。
・防衛局は、設計変更申請が承認されていない現状で、変更申請の内容を先取りする工事を行ってはならない。
違法工事は、県の権限で止めなければならない!
詳細は、17日のブログ記事
辺野古側への土砂投入は7月末に終了。それ以後の土砂仮置きは設計変更申請の内容を先取りした者であり、違法。にまとめられている。
・防衛局は、設計変更申請が承認されていない現状で、変更申請の内容を先取りする工事を行ってはならない。
・本部塩川港、安和桟橋からの埋立土砂海上搬送も、7月末以降は許されない。
玉城デニー知事も「工事を中断して話し合いを」と言っている…琉球新報WEB(有料記事なので全部読めない)
玉城知事「工事を即時中断し話し合いを」辺野古新基地 大浦湾側、土砂準備の国に
沖縄県名護市辺野古の新基地建設に向け、浜田靖一防衛相が大浦湾側の埋め立てに使う土砂を辺野古側の埋め立て地に仮置きする考えを示したことについて、玉城デニー知事は16日、「(大浦湾の埋め立てに必要な)設計変更申請が承認されるとは確定していない。(裁判で)係争中であることを含めると、(仮置きは)いかがなものか」と語った。
記事にある通り、当然この工事発注は防衛大臣も知っている。ちゃぁ~んと当初から予算をつけて工事をする予定にしていたわけだ。
もっとも、仮に「設計変更」が認められたとしても、大浦湾側に土砂を投入する前に、軟弱地盤改良というとほうもない工事を先にしなければならない。何度も指摘されているように、海面下90mを改良する作業船は日本に存在せず、わざわざ作業船自体を新造、あるいは改造するところから始めないといけない。大量の砂杭を海底に造成するわけだから、大量の砂も必要だ。これが終わって、さらに護岸をつくらないと埋立て工事はできないから(一部、護岸構築時に「先行盛土」を海中に行うことになっているが、果たしてこんな工事ができるのか⁉)辺野古側にいくら土砂を積んでも、工期短縮になることはほとんどない。
むしろ7月に土運搬の工事が終了すると、業者が困る…業者をつなぎとめておくために、あえて土運搬の仕事を発注するのだろう。
しかし、沖縄防衛局は沖縄の人を舐めてかかっている…違法であっても、工事をドンドンドンドン進めて行けば、やがて諦めるだろうと、見くびっているのである。こんな連中を許してはならない‼
ただ、7月に工事がいったん終了ということで、止めるチャンスがやってきたのだとも思う。沖縄からこの件に関して、様々な情報発信や行動が行われることだろう。私たちもそれに応え、しっかりと声を上げ、辺野古新基地建設工事を止めよう!
辺野古新基地建設反対!工事をヤメロ!
工事を続ける岸田政権を打倒しよう!
玉城デニー知事も「工事を中断して話し合いを」と言っている…琉球新報WEB(有料記事なので全部読めない)
玉城知事「工事を即時中断し話し合いを」辺野古新基地 大浦湾側、土砂準備の国に
沖縄県名護市辺野古の新基地建設に向け、浜田靖一防衛相が大浦湾側の埋め立てに使う土砂を辺野古側の埋め立て地に仮置きする考えを示したことについて、玉城デニー知事は16日、「(大浦湾の埋め立てに必要な)設計変更申請が承認されるとは確定していない。(裁判で)係争中であることを含めると、(仮置きは)いかがなものか」と語った。
記事にある通り、当然この工事発注は防衛大臣も知っている。ちゃぁ~んと当初から予算をつけて工事をする予定にしていたわけだ。
もっとも、仮に「設計変更」が認められたとしても、大浦湾側に土砂を投入する前に、軟弱地盤改良というとほうもない工事を先にしなければならない。何度も指摘されているように、海面下90mを改良する作業船は日本に存在せず、わざわざ作業船自体を新造、あるいは改造するところから始めないといけない。大量の砂杭を海底に造成するわけだから、大量の砂も必要だ。これが終わって、さらに護岸をつくらないと埋立て工事はできないから(一部、護岸構築時に「先行盛土」を海中に行うことになっているが、果たしてこんな工事ができるのか⁉)辺野古側にいくら土砂を積んでも、工期短縮になることはほとんどない。
むしろ7月に土運搬の工事が終了すると、業者が困る…業者をつなぎとめておくために、あえて土運搬の仕事を発注するのだろう。
しかし、沖縄防衛局は沖縄の人を舐めてかかっている…違法であっても、工事をドンドンドンドン進めて行けば、やがて諦めるだろうと、見くびっているのである。こんな連中を許してはならない‼
ただ、7月に工事がいったん終了ということで、止めるチャンスがやってきたのだとも思う。沖縄からこの件に関して、様々な情報発信や行動が行われることだろう。私たちもそれに応え、しっかりと声を上げ、辺野古新基地建設工事を止めよう!
辺野古新基地建設反対!工事をヤメロ!
工事を続ける岸田政権を打倒しよう!