昨日5月1日、中ノ島公園で行われたメーデー集会に参加するついでに、前段で行われた学生メーデーに決起したぞ!
中之島公園剣先ひろば、阪神高速の高架下でメーデーの準備が行われていた。その横で怪しい若者たちがたむろしている。開始予定時刻の12時になっても、なぜかなかなか始まらない…

人数もそんなに集まっていないのだが、なんとはなしに始まった‼主催者あいさつの後、立命館大学の学生が発言。コロナ禍で学生が批判の矢面に立たされ、社会の分断が始まっていると語り、自治会はあるものの機能していないと述べた。
ユニオンぼちぼちの、らぼるてさんが発言。お金が無くて大学を中退し、その後放送大学を出たが卒業したら”奨学金”の返済がやってきたという切実な思いを語った。また自分は日本国籍はあるものの”移民の子ども”であることを明かしながら、入管法改悪の問題についても述べられた。
関西大学自治会再建委員会の方は、オンライン授業が広がる中、学費の返還運動が取り組まれたこと、自治会が機能していないことが、学費の高騰につながっていると報告した。
関西学生アルバイトユニオンの方は、コロナとアルバイトの問題、様々なトラブルについて報告した。

川口真由美さんのリハーサルの歌声が聞こえてくる…
京都大学同学会執行委員会の方は、同学会が再建された後にかけられる不当処分…「意味が分からない」ほどの無茶苦茶な処分がかけられているらしい…について報告。先頭に立ってたたかう部分をくじくことで、後に続く学生が出ないようにしているということだそうな。一方で同学会に多くの学生が賛同、結集しているということも報告された。そして大学改革と新自由主義を批判した。
京都AWCユースからの連帯アピールが読み上げられた。入管法改悪反対が呼びかけられた。

参加者が増えてきた…おおむね30名ぐらいか?
釜ヶ崎センター開放行動の方から、2012年にぶち上げられた西成特区構想から、釜ヶ崎は新今宮駅に隣接する「いい場所」なので再開発のねらい目になったと報告。補強工事で済むのに、センターが解体されることになった。今でも野宿する方の荷物が置かれているが、それが強制撤去されようとしている。大阪府に裁判を起こされており、仮処分は却下されたものの、5月中に結審する予定であると報告された。
続いて新選組、大石あきこ氏である。

彼女は連帯ユニオン関西ゼネラル支部の組合員でもあり、十三市民病院の労働者に対する不当配転問題でともに闘うために、組合員になったのである。また自らが社会運動を始めたのは、25歳でイラク戦争の時であった、若い人が立ち上がって社会を変えることに確信を持っていると発言された。
続いて連帯ユニオン、関西ゼネラル支部の、組合員歴2年という方が発言した。
ウーバーイーツの労働者は「個人事業主」とされ、労働者ではないとされている。「デリバリーユニオン」を立ち上げたが、沢山の人が「個人事業主」だからと敬遠してくる、そうゆう考え方がしみついているが、あらがっていかねばならない。
多くの事業者が、法律を守っていない!あいつらに法律を守らせなければならないと熱く語られた。

時間が来たので、行動提起と集会宣言が読み上げられた。
コロナ・パンデミックの下、全世界で様々な問題が噴出し、異議申し立てが起きています。
そこで、私たちが確認しなければならないことは、コロナ感染症から「自分自身を守るたたかい」は当然として、もともと今の社会にあった問題が改めてあらわれる引き金として現在のパンデミックがあることです。今日の集会で語られたような学生・青年・労働組合の現状にしても、突然降ってわいたというわけでは断じてありません。さらに、現在次なる改悪がすすめられており、日本の植民地支配の歴史と一体の出入国管理体制下にある外国人や次々とすすめられる再開発で公共空間からも追われる野宿者などマイノリティに困難な情勢は一段ときびしくあらわれています。声を圧殺されてきた「私たちはここにいるぞ!」と訴えてきた存在とたたかいを絶対に忘れてはいけません。
今から100年以上前の第一次世界大戦下、ロシアで圧政をうち倒した革命が起きたとき、遠く離れた場所でも即座に「本当の敵はここではない」と判断し「祖国」を捨て戦場を離脱した人々、今まで自らの声を押さえつけてきた社会に根本的な否をつきつけた人々がたくさんいました。「危機」の時代だからこそ社会の根本的な変革への視座をもつこの精神、それを国境や時間をこえて受け継ぐ努力が私たちにもとめられているのではないでしょうか。
私たち学生メーデー(関西)実行委員会は、昨年、各地での学費減額をもとめた苦境にある学生の運動を一つの契機とするパンデミック下の社会でまきおこった異議申し立て=叛乱の一部であると同時に、すべての人が人として尊重される社会をめざして、様々な人々の存在とたたかいに学び、共にあろうと考えていきます。だからこそ、長い伝統とその中で変わってきたメーデーへ合流しましょう。また、それぞれの現場での取り組みに互いにエールを送りつつ、今回のメーデーで出会った仲間との団結を継続していきましょう!
学生メーデー(関西)実行委員会 2021年5月1日
★学費は無料、奨学金ー借金は帳消しにしろ!自治会・自治寮つぶしをやめろ!
★留学生、朝鮮学校への差別を許すな!
★コロナ解雇・賃金不払いを許すな!「補償なき「自粛」強制」許すな!
★東京オリンピックは中止しろ!汚職と差別が一体のオリンピックを廃絶しよう!
★高校生をはじめとしたオリンピック「ボランティア」への動員を許すな!
★コロナ対策をちゃんとやれ!感謝するより金を出せ!
★働いていようがいまいが、その他差別を許さず全ての人に一律支援を!生活保護は権利だ!
★入管法改悪に反対し差別・排外主義と対決しよう!
★野宿者に対する暴力を許さないぞ!
★維新の会による暴政を許すな!広域行政一元化も大阪万博も粉砕するぞ!
★改憲・戦争への動きを阻止しよう!軍拡するよりコロナ対策にまわせ!
★日本政府の軍政支援を許さないぞ!ミャンマーの民衆と連帯するぞ!
これらを確認の後、みんなは中之島メーデーに合流したのである。

ではでは。
中之島公園剣先ひろば、阪神高速の高架下でメーデーの準備が行われていた。その横で怪しい若者たちがたむろしている。開始予定時刻の12時になっても、なぜかなかなか始まらない…

人数もそんなに集まっていないのだが、なんとはなしに始まった‼主催者あいさつの後、立命館大学の学生が発言。コロナ禍で学生が批判の矢面に立たされ、社会の分断が始まっていると語り、自治会はあるものの機能していないと述べた。
ユニオンぼちぼちの、らぼるてさんが発言。お金が無くて大学を中退し、その後放送大学を出たが卒業したら”奨学金”の返済がやってきたという切実な思いを語った。また自分は日本国籍はあるものの”移民の子ども”であることを明かしながら、入管法改悪の問題についても述べられた。
関西大学自治会再建委員会の方は、オンライン授業が広がる中、学費の返還運動が取り組まれたこと、自治会が機能していないことが、学費の高騰につながっていると報告した。
関西学生アルバイトユニオンの方は、コロナとアルバイトの問題、様々なトラブルについて報告した。

川口真由美さんのリハーサルの歌声が聞こえてくる…
京都大学同学会執行委員会の方は、同学会が再建された後にかけられる不当処分…「意味が分からない」ほどの無茶苦茶な処分がかけられているらしい…について報告。先頭に立ってたたかう部分をくじくことで、後に続く学生が出ないようにしているということだそうな。一方で同学会に多くの学生が賛同、結集しているということも報告された。そして大学改革と新自由主義を批判した。
京都AWCユースからの連帯アピールが読み上げられた。入管法改悪反対が呼びかけられた。

参加者が増えてきた…おおむね30名ぐらいか?
釜ヶ崎センター開放行動の方から、2012年にぶち上げられた西成特区構想から、釜ヶ崎は新今宮駅に隣接する「いい場所」なので再開発のねらい目になったと報告。補強工事で済むのに、センターが解体されることになった。今でも野宿する方の荷物が置かれているが、それが強制撤去されようとしている。大阪府に裁判を起こされており、仮処分は却下されたものの、5月中に結審する予定であると報告された。
続いて新選組、大石あきこ氏である。

彼女は連帯ユニオン関西ゼネラル支部の組合員でもあり、十三市民病院の労働者に対する不当配転問題でともに闘うために、組合員になったのである。また自らが社会運動を始めたのは、25歳でイラク戦争の時であった、若い人が立ち上がって社会を変えることに確信を持っていると発言された。
続いて連帯ユニオン、関西ゼネラル支部の、組合員歴2年という方が発言した。
ウーバーイーツの労働者は「個人事業主」とされ、労働者ではないとされている。「デリバリーユニオン」を立ち上げたが、沢山の人が「個人事業主」だからと敬遠してくる、そうゆう考え方がしみついているが、あらがっていかねばならない。
多くの事業者が、法律を守っていない!あいつらに法律を守らせなければならないと熱く語られた。

時間が来たので、行動提起と集会宣言が読み上げられた。
コロナ・パンデミックの下、全世界で様々な問題が噴出し、異議申し立てが起きています。
そこで、私たちが確認しなければならないことは、コロナ感染症から「自分自身を守るたたかい」は当然として、もともと今の社会にあった問題が改めてあらわれる引き金として現在のパンデミックがあることです。今日の集会で語られたような学生・青年・労働組合の現状にしても、突然降ってわいたというわけでは断じてありません。さらに、現在次なる改悪がすすめられており、日本の植民地支配の歴史と一体の出入国管理体制下にある外国人や次々とすすめられる再開発で公共空間からも追われる野宿者などマイノリティに困難な情勢は一段ときびしくあらわれています。声を圧殺されてきた「私たちはここにいるぞ!」と訴えてきた存在とたたかいを絶対に忘れてはいけません。
今から100年以上前の第一次世界大戦下、ロシアで圧政をうち倒した革命が起きたとき、遠く離れた場所でも即座に「本当の敵はここではない」と判断し「祖国」を捨て戦場を離脱した人々、今まで自らの声を押さえつけてきた社会に根本的な否をつきつけた人々がたくさんいました。「危機」の時代だからこそ社会の根本的な変革への視座をもつこの精神、それを国境や時間をこえて受け継ぐ努力が私たちにもとめられているのではないでしょうか。
私たち学生メーデー(関西)実行委員会は、昨年、各地での学費減額をもとめた苦境にある学生の運動を一つの契機とするパンデミック下の社会でまきおこった異議申し立て=叛乱の一部であると同時に、すべての人が人として尊重される社会をめざして、様々な人々の存在とたたかいに学び、共にあろうと考えていきます。だからこそ、長い伝統とその中で変わってきたメーデーへ合流しましょう。また、それぞれの現場での取り組みに互いにエールを送りつつ、今回のメーデーで出会った仲間との団結を継続していきましょう!
学生メーデー(関西)実行委員会 2021年5月1日
★学費は無料、奨学金ー借金は帳消しにしろ!自治会・自治寮つぶしをやめろ!
★留学生、朝鮮学校への差別を許すな!
★コロナ解雇・賃金不払いを許すな!「補償なき「自粛」強制」許すな!
★東京オリンピックは中止しろ!汚職と差別が一体のオリンピックを廃絶しよう!
★高校生をはじめとしたオリンピック「ボランティア」への動員を許すな!
★コロナ対策をちゃんとやれ!感謝するより金を出せ!
★働いていようがいまいが、その他差別を許さず全ての人に一律支援を!生活保護は権利だ!
★入管法改悪に反対し差別・排外主義と対決しよう!
★野宿者に対する暴力を許さないぞ!
★維新の会による暴政を許すな!広域行政一元化も大阪万博も粉砕するぞ!
★改憲・戦争への動きを阻止しよう!軍拡するよりコロナ対策にまわせ!
★日本政府の軍政支援を許さないぞ!ミャンマーの民衆と連帯するぞ!
これらを確認の後、みんなは中之島メーデーに合流したのである。

ではでは。