たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#再生可能エネルギー

電力不足は原発が稼働していないせいではない

 今年は例年になく梅雨が早く明け、6月下旬から猛暑が続いている。6月26日に政府は初めて「電力需給逼迫注意報」を出し、節電をよびかけた。もっともTVでは熱中症対策のため「エアコンを適切につかいましょう!」などと呼びかけているのだが、TVを消せばエアコン消すよりも節電効果は高いそうだ。選挙前なのに選挙の争点とかを報道しないTVなんて、放送そのものをやめれば大きな節電になるが。決してTVは「TVを消そう!」などとは呼びかけない…
 それはともかく、電力不足が叫ばれる中、原発を動かすべきだなどという議論がまきおこってくる。しかし、今の電力不足は原発を動かしていないせいではない。プレジデントオンラインの記事より
「太陽光や風力に頼るほど、火力発電所が不可欠になる」日本で”大規模な電力不足”が起きている本当の事情
(前略)いつから日本は電力が足りない国になってしまったのだろうか。それはなぜなのか。異常な暑さが続いている今だけの一時的な問題なのだろうか。
 実は、電気が足りない背景には、構造的な問題がある。大手電力会社が持つ火力発電所がどんどん廃止になっているのだ。
 新たに稼働した火力発電所の分を差し引きしても、過去5年間で、1600万キロワットも火力の供給力が落ちているというのだ。1600万キロワットというのは540万世帯分に相当するという。今起きている電力不足は、この火力不足が密接に絡んでいる。
太陽光や風力の割合が増えるほど、火力の重要性は増す
 これだけ太陽光や風力といった再生可能エネルギーが増えているのだから、火力が減っても電力は賄えるのでは、と思われるかもしれない。だが、電力には発電方法によってそれぞれ「特性」がある。太陽光発電の場合、日照量や日照時間に発電量は大きく左右される。曇りの日が多い冬場には発電量は極端に落ちる。風力にしても風が止めば発電できない。1日の中でも発電量が大きく増減するのが太陽光や風力の特性なのだ。
 電気というのは基本的に貯めておくことができないため、その時の使用量に合わせて発電量を増減させる必要がある。電力の需要と供給のバランスが崩れると、電気の周波数が崩れて、電力を正常に供給できなくなり、最悪の場合、ブラックアウトと呼ばれる大規模停電につながる。これを回避するためには、太陽光などで増減する発電量に合わせて、発電量を調整する必要があるわけだが、それを担っているのが火力発電なのだ。
 火力はLNG(液化天然ガス)や石炭、石油などを燃やして発電するから、発電量の調整がやりやすい。つまり、再生可能エネルギーの割合が増えてくれば増えるほど、そのバックアップとしての火力の重要性は増してくるのだ。(中略)

 とまぁ、こんな事情があるのである。そして以下のように展開されている。
 しかし、なぜ、電力が足りなくなる事態に直面しながら、大手電力は火力発電所を潰しているのか。皮肉なことに、太陽光など再生可能エネルギーの拡大が大きな引き金になっているのだ。2020年度では全体の発電量の19.8%が再生可能エネルギーに置き換わっている。これによって、火力発電所の稼働率が大きく低下。採算が悪化したため、大手電力会社が火力発電所を休止したり廃止しているのだ。
 設備は稼働率が下がっても、運転のための作業員を減らせるわけではないし、保守点検などもフル稼働時と同様に必要になる。さらにロシアのウクライナ侵攻などもあり、LNGや原油価格が大きく上昇、さらに採算が悪化している。電力会社からすれば、再生可能エネルギーの調整役として火力を維持し続けるのは採算に合わないというわけだ。
 さらに、今後も再生可能エネルギーの発電量は増える見通しで、2030年度には36~38%に達する計画だから、ますます火力発電所は不足時にだけ稼働が求められる調整役の色彩を強めることが分かっている。そんな火力を維持するという経営判断はできない、ということになるわけだ。(以下略)

 要するに再生可能エネルギーが増大し、火力発電がそのバックアップにすぎないところまで地位が低下しているので、電力会社が火力を維持していくインセンティブを失っているということ、それで電力需要が急増すれば、電力が不足する事態に陥るということである。
 自然まかせの再生可能エネルギーが増大すれば、発電電力の変動もまた大きくなる。しかし今のところ(多分将来も)再生可能エネルギーによる変動を火力発電抜きのシステム内で収めることは不可能である。太陽光発電の場合、今の季節のように晴天が続いても夕方から夜にかけては出力が落ちる、まして急に夕立・雷雨等がおこればひとたまりもない。風力発電では、太陽光発電よりも変動が大きい、まさに「風まかせ」の世界である。どうしようもない…

 ぶっちゃけた話、二酸化炭素で地球が温暖化する!という気候危機ドグマのせいなのであるが、ここではこれ以上つっこまない。ただし電力不足をもって原発の再稼働を促進させようということは、間違っている。にもかかわらず大飯原発4号機、15日にも再稼働見込み 関電、1週間早まるの記事では
 経済産業省は6月30日、北海道と沖縄を除く全国の電力管内で需要に対する供給余力を示す「供給予備率」が3・7%になるとの見通しを発表したが、大飯原発4号機の早期稼働で0・2~0・3ポイント改善できるという。
 と、原発再稼働を煽っているのである。
 また、同じ毎日新聞の記事であるが「発生前提で備えを」 などと称して
 まず、停電時に使える電力として、準備しやすいのは家庭用蓄電池だ。高荷さんによると、家庭用蓄電池は、小型では半日ほど扇風機を回すことができて、大型のものは数時間、冷房も動かせるという。
 家庭用蓄電池を売り込む始末である…「家庭用蓄電池」は、再生可能エネルギーを家庭部門で大々的に利用するための”必要アイテム”であろうが、こんなモノを急遽、用意できる家庭なぞそうないだろう。

 当面の電力不足、そして数年以上は続くバックアップ火力発電不足に対応するには…やはり、火力発電を大切にする政策を、”発想の転換”で行うしかないのである。

10年で省エネ30%なんで絶対ムリ!

 昨日のさよなら原発関西アクションにおいて、立憲民主党衆議院議員の山崎誠さんの講演紹介で
エネルギー政策は、原発に頼らない再エネによるカーボンニュートラルを目指すため、2030年まで2013年比マイナス30%の省エネ、2050年までにマイナス50%の省エネを掲げ(断熱の推進など、まだまだできることはあるそうな?)再生可能エネルギーを進めてカーボンニュートラルを達成するのだそうな。
と書いた。
 パワーポイントで頂いた図は、次のようなもの(私の描いたマルとかが写っているが)

省エネ30%!_0001
  見えにくいけど、ちゃんと2030年に省エネ30%となって、化石燃料(ガソリン、灯油、石炭他)がぐ~んと減っているのだが…ちなみに電力量はそんなに上がっておらず、再エネ比率50%となっている。レジュメの左端は、青い字で
「立憲民主党が提案するエネルギー転換戦略(案)
1.原発に頼らない再エネによるカーボンニュートラルの実現
2.省エネの深堀りによる産業の活性化、競争力強化
3.コロナ禍からの復活を実現するグリーンリカバリー

てなことが書かれている。
(案)となっているが、このへんは立憲民主党のHP内にある立憲の政策がまるごとわかる政策集 エネルギーのところに
・省エネルギーの取り組みを強化して、2030年に最終エネルギー消費30%削減(2013年比)、2050年には同60%削減をめざします。
と、ちゃんと書いてあるものだ。
しかし、10年間で30%もの省エネが出来るのか?山崎議員は、オフィスや家屋の断熱の推進など、まだまだできることはあると、その手の専門家から聞いているらしいのだが…
 図には、2019年の最終エネルギー消費が、11360PJ(ペタジュール)。2030年のエネルギー消費は、2013年比30%減少させて、8600PJということになっている。
 最終エネルギーの消費量が8600PJということは、だいたい1970年のエネルギー消費量である。
電力化亡国 最終エネルギー_0001
 「電力化亡国論」(近藤邦明、2012年 不知火書房)の口絵6…この図の左の方だ!
電力化亡国論 核・原発事故・再生可能エネルギー買取制度 (シリーズ「環境問題を考える」) [ 近藤邦明 ]
電力化亡国論 核・原発事故・再生可能エネルギー買取制度 (シリーズ「環境問題を考える」) [ 近藤邦明 ] 
 90年代半ばでエネルギー消費量は横ばいになっているので、一般的な省エネ技術は完成し、産業の伸び(いや、2000年代以降伸びてない?)による消費量の増とトントンになっている。2005年はおおむね15500PJ、「電力化亡国論」のp113に記載がある、2009年の最終エネルギー消費量は14394PJ、2013年度のエネルギー消費量は、8600PJ÷0.7=12285PJ、2019年のエネルギー消費11360PJならば、6年間の削減率は7.5%である(それだけアベノミクスで経済が落ち込んだ!?これこれ)
 10年間で30%の省エネがいかに大変であるか、ご理解できるだろうか?
 もうニッポンから、製鉄などの金属精錬、石油化学などの重化学工業を限りなくゼロにし、地方でも自家用車も厳禁、ローカル鉄道とバスのみ!(やっほー!)近場でモノを運ぶのは、自転車の他カートなどの人力車を使用するなどしなくてはなるまい(それはそれで雇用を生む)民生用のガソリン、灯油、ガスにバンバン税金もかけて高くして、エアコンは夏も冬も子どもと高齢者以外は禁止(死人が出る!)風呂やシャワーは、週に3回程度?(70年代って、そんなかんじ…少なくとも冬は毎日風呂に入らない!)
 もちろん空飛ぶ車なんていう、効率の悪~いモンを開発しようなんて自治体首長は、市中引き回しの上打首獄門!である。

 それぐらい大変なことになると思う。もちろん、斎藤幸平氏が「人新世の資本論」で提唱する「脱成長コミュニズム」にすれば可能かもしれない。
人新世の「資本論」 (集英社新書) [ 斎藤 幸平 ]
人新世の「資本論」 (集英社新書) [ 斎藤 幸平 ] 
 それにしてもエネルギー消費を減少させるための、生産量の低下プラス雇用の喪失を、別のものに置き換える社会変革を行いながら、かつ「民主主義的」に人々の合意を得ながら行うのは、なかなかの難事業である。

 立憲民主党はそれぐらいの「革命的ビジョン」を持っているのだろうか?

中国は「温暖化対策」をバンバンやるだろう!

 二酸化炭素などの温室効果ガス排出量について、中国が世界の1/3を占めており、かつ中国は「温暖化対策」に熱心ではない、ケシカラン!とされている。先月、米バイデン政権がオンラインで行った「気候変動サミット」の紹介記事(時事ドッドコム)より
米、温室ガス30年までに半減 中国は石炭減、日本も目標上げ―気候サミット
 【ワシントン時事】バイデン米大統領がオンライン形式で主催する気候変動サミット(首脳会議)が22日開幕した。米国は2030年までに温室効果ガス排出量を05年に比べて半減させる新目標を発表し、日本や欧州も歩調を合わせた。これに対し、最大排出国の中国は新たな石炭消費削減策を表明。途上国代表を自任する中国は、米国が率いる先進国陣営と駆け引きを展開した。
 バイデン大統領は演説で、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」に基づいて「主要経済国は気候変動と闘うために目標を強化すべきだ」と訴えた。日米欧は50年までに温室ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げる。米国は重要な通過点となる30年目標を「05年比50~52%減」へ拡大し、削減幅を従来のほぼ2倍に引き上げた。日本の菅義偉首相も「13年度比26%減」から「同46%減」を目指すと明言した。
 一方、台湾情勢や人権をめぐり米国と対立する中国の習近平国家主席は、世界の半分を占める自国の石炭消費量について「26~30年にかけて徐々に減らしていく」と表明。ただ、30年までに二酸化炭素(CO2)排出量を減少に転じさせる中期目標と、60年までに実質ゼロにする長期目標は据え置いた。途上国の立場を堅持し、目標前倒しを促す米欧の要求に応じない姿勢を暗に示した。
 バイデン政権は今回サミットを、米国が多国間連携の主導役に復帰する契機にしたい考え。サミットは23日まで行われ、日本や中国、ロシアなど主要排出国・地域の首脳40人が招待された。11月に予定される第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)を成功に導く節目と位置付けられている。(赤強調はあるみさん)
 
 もっとも、中国が何も「環境問題」について対策をしていないというのは昔の話で、まず足元の大気汚染を改善すべく、石炭火力発電を減らしたり、公害対策したり、発電効率を上げたりしている。再生可能エネルギーにも力を入れ、EVもドンドン導入している…むしろ中国はこれから「温暖化対策」とやらをバンバンやって、そのための商品…太陽光パネル、風力発電設備、その他電力調整のあめのもろものの設備、燃料電池や水素・アンモニア・メタネーション等のプラントなんかをバンバン、日米欧に売りつけて来るに違いない!そうすりゃ、儲かるからだ‼
 だが、メタネーションなんかやめとけ!でも書いたように
 考えてもみられよ、太陽光パネルや風力発電装置、その周辺の制御装置、そこに使われる半導体その他、今のところ化石燃料を大量に使った工業・鉱業がなければ生産できないのである。そして「再生可能エネルギー」を使って作られる電力価格が、普通に火力発電で発電した電力価格に太刀打ちできないのは、そこに火力発電と同等の資源を投入しても、火力発電より少ない電力しか得られない…逆に言うと再生可能エネルギーで電力を作ると、火力発電より多く化石燃料を使用することになる!ということだ。
 と、中国が「温暖化対策」に力を入れ、大量の太陽光パネルや風力発電設備、周辺の半導体製品、燃料電池や水素、アンモニア、メタネーションで作ったガスなんかをバンバンつくればつくるほど、化石燃料を大量に消費し、二酸化炭素が中国からバンバン発生することになるのである。
 よって60年度までに中国が「実質ゼロ」にすることは不可能でもあるのだが、もし中国が「真に」温暖化対策なるものを行って、化石燃料の消費を減らせば、中国は工業国ではなくなり、そのとたんに中国から来るもろもろの「温暖化対策商品」は供給されなくなるのだ。

 ということで、中国は「温暖化対策」は行う、ただし、それで二酸化炭素排出量が減るわけではなく、むしろ増大するのである。

メタネーションなんかやめとけ!

 少し前だが、SNSでこんなものが流れてきた…
 「二酸化炭素(CO2)と水素を結合させてメタンガスを合成する技術は、1995年に日立造船と東北大学が世界で初めて開発しました。今、大阪ガスはコストを90%カットできる技術を実用化し、メタンガス販売を行っています。」
(4月8日TBSラジオ『全国朝8時』)
 これはどうゆうものか?二酸化炭素から都市ガスの主成分であるメタンガスを合成できれば、素晴らしいじゃないか!と思われるかもしれない。で、検索してみるとこんなものがあった。
 プレスリリース(2021年1月25日)都市ガスの脱炭素化に貢献「革新的メタネーション」実現のキーとなる新型SOECの試作に成功~水素・液体燃料などの高効率製造にも活用可能な技術の開発~
 (前略)「2050年カーボンニュートラルの実現」に向けて、CO2と水素から都市ガスの主成分であるメタンを合成する「メタネーション」と呼ばれる技術が注目されています。メタネーションにより、既存の都市ガス供給網やガスを使用する機器・設備を引き続き使用しながら脱炭素化を実現できます。当社のエネルギー技術研究所(大阪市此花区酉島)は、CO2と再生可能エネルギーから高いエネルギー変換効率でメタンを合成できる可能性がある革新的なメタネーション(SOECメタネーション)技術の基礎研究に取り組んでいます。(以下略)
 「メタ―ネーション」技術の概要や、詳細についてのpdf
 要は再生可能エネルギーで作った電力をもとに、水と二酸化炭素からメタンガスを作ることで、二酸化炭素排出量削減を行おうとするものだ。この過程でSOEC(固体酸化物形電解セル;燃料電池の逆デバイス)を使い、電力エネルギーで水と二酸化炭素を電気分解し、水素と一酸化炭素にしてからメタンを合成する。プレスリリースは「低コストとスケールアップに適した新型のSOECの実用サイズセルの試作に国内で初めて成功」したというもの。
 で、水と二酸化炭素の電気分解過程は吸熱反応、水素と一酸化炭素からメタンを合成する時は発熱反応だから、後者の熱を前者に利用することで、変換効率を85~90%が期待されるというものだ。だから赤字の紹介文(4月8日TBSラジオ『全国朝8時』)の記述はいささか不正確でもある。まだ大阪ガスはこの技術を使って「メタンガス販売を行って」いるわけではない。

 ぱっと見ると、スゴい技術のように見えるが、ダマされてはいけない!
 「変換効率85~90%」とあるが、何の何に対する変換効率なのか?よくわからないが、おそらく投入する「再生可能エネルギー」電力に対し、得られるメタンガスのエネルギー量のことなのだろう。それでも上限9割である。
 当たり前の話であるが、なにかにエネルギーを投入してエネルギーを「蓄え」それをまた取り出してもエネルギーは増えたりはしない。むしろ蓄えたり取り出したりする時に損失が出る…エントロピーが増大する…ので、変換効率は1より大きくなることはない。
 分かりやすい話をすると、水を電気分解して水素と酸素を取り出す時に使う電力エネルギーをe1、その同じ量の水素と酸素から燃料電池で取り出した電力エネルギーをe2とすると、必ず
   e2  < e1
 となるのである。(このへんの詳しい話は、工業化社会システムの脱炭素化は不可能pdf参照)
 メタネーションの技術は水の電気分解より複雑であるので、メタンを作るのに投入する「再生可能エネルギー」量は、作られたメタンを燃焼して得られるエネルギーよりも大幅に大きくなるだろう。加えて詳細のpdf5ぺージの絵には、もうひとつ別のエネルギー投入量が記述されていない。
 それは反応のキモになる、SOECを製造する時に使うエネルギーと、それから空気中にある二酸化炭素を集めるエネルギーである。これらを考慮すれば、おそらく「変換効率85~90%」というのは、凄く難しいだろう。それ以前に、85~90%の変換効率が可能だったとしても、結局は投入した「再生可能エネルギー」を1割ほど無駄にしていることになる。85~90%の変換効率が無理ならば、エネルギーの無駄はもっと大きくなる。

 不安定な「再生可能エネルギー」を、安定したメタンの形で蓄えておけるという「メリット」を強調する意見もあるだろうが、太陽光や風力で発電される不安定な電力は、そもそもメタネーションを行うプラントでもそのまま使うことは出来ない。プラントで使うためには、一定の蓄電装置を使って定格・定圧の電力が取り出されなけれならない。それだったら、その蓄電装置から直接、エネルギーを取り出したほうが効率が良いわけだ。
 もちろん、都市ガスとしてのメタンの需要はあるだろう…だが高価な「再生可能エネルギー」をふんだんに使ってメタネーションで作られる高価な都市ガスの価格は、普通に化石燃料として採掘され運ばれてくる天然ガスから作られる都市ガスの価格には太刀打ちできない。「二酸化炭素を出す天然ガスの採掘を禁止する!」か、天然ガスが枯渇するかすれば別だが… 
 化石燃料が無くなれば、再生可能エネルギーの生産も出来ない‼
 考えてもみられよ、太陽光パネルや風力発電装置、その周辺の制御装置、そこに使われる半導体その他、今のところ化石燃料を大量に使った工業・鉱業がなければ生産できないのである。そして「再生可能エネルギー」を使って作られる電力価格が、普通に火力発電で発電した電力価格に太刀打ちできないのは、そこに火力発電と同等の資源を投入しても、火力発電より少ない電力しか得られない…逆に言うと再生可能エネルギーで電力を作ると、火力発電より多く化石燃料を使用することになる!ということだ。

 「メタ―ネーション」をいくらやっても、投入したエネルギーよりも取り出されるメタンから得られるエネルギーは少なく、ムダである、投入エネルギーが仮に火力発電から得られる電力ならば、そこで燃やす石炭や石油を直接使った方が効率がいいし、「再生可能エネルギー」から得られる電力であったとしても、その電力を得るためにより化石燃料を消費することになる…メタネーションをやればやるほど、天然ガスを直接使っている以上に化石燃料を消費することになり、二酸化炭素削減「カーボンニュートラル」なんぞにはならないのだ!
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
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