さて、通称「山線」と言われている函館本線の長万部ー小樽間であるが、ここも新幹線札幌延伸後も鉄道として残せず、廃止ということになっている。ということで前回の続き…
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 長万部駅には、小樽行きワンマン列車H100型が停車中である。このH100 型は、キハ40型などの旧型車両を淘汰するため、JR北海道が導入した電気式の気動車で「DECMO(デクモ)」の愛称がある。

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 車内はこんな感じ…2列、1列のクロスシートと、両端にロングシートという形だ。

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 こっちは室蘭本線で使われていた気動車、キハ150型…これも現在はH10型に置き換えられているようだ。
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 さて列車は定刻16時38分に発車…車内もそんなに混んでいない。二つ目の駅、黒松内。

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 四つ目の駅が、目名駅。なお手前の「ねっぷ」とは、戦時共産主義で行き詰まった経済を立て直すべく、レーニンが資本主義的要素を大胆に取り入れた経済政策のことである(違います!)

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 蘭越駅

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 荷が暮れてきた…

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 有名なリゾートが広がる、ニセコ駅に到着。「むかい鐘」というのがある。

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 ニセコの山がそびえたつ。
 なお、進行方向には羊蹄山も見えてくるぞ。

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 倶知安駅に到着…18時13分。このまま小樽に抜けてもいいのだが、小樽着が19時50分と真っ暗になってしまうので、今日はここで途中下車して駅近に宿をとることにした。

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 なお、倶知安には新幹線の駅ができる…現在鋭意工事中だ。

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 倶知安駅の外観…顔出しがある。
 日曜の夜ということもあってか、駅前は寂しい。飲食街はもう少し奥にあるようだ。駅の近くにCOOPがあるので、そこで翌日の食料を購入。

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 さて、翌朝の倶知安駅。こうしてみるとけっこうでかい。

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 朝のホーム

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 奥の公園には、転車台が飾られている。

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 6時57分の快速「ニセコライナー」札幌行きが投薬。札幌まで行くので、キハ201型で3両編成。

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 こいつはオールロングシートなのだ!

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 では小樽方面に向け、出発~!

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 銀山駅で、倶知安行きと交換。

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 仁木駅

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 余市駅到着。

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 余市はウィスキーの里でもあり、けっこう人もいるようなので少なくとも小樽からここまで鉄道でのこせそうなものなのだが、あかんらしい。

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 8時1分、小樽到着。ここでニセコライナーは18分まで停車する。これで「山線」に乗るという第一のミッションに勝利したぞ‼

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 小樽からは、岩見沢行き普通列車に乗り換え、731型電車…これもオールロングシートである。

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 小樽から先、銭函から海が見えるぞ!

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 ロングシートであっても、このように乗客が少なく真正面に海が見えればオツなものである。
 ちなみにこの列車、先ほどの快速「ニセコライナー」より先に小樽を8時8分に出発するのであるが、手稲駅でニセコライナーに追いつかれる。ニセコライナーの札幌到着は8時57分だが、この列車は9時2分に札幌着である。

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 というわけで、札幌駅

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 先ほどのニセコライナーもいるよ。
 旅は、まだまだ続く…