先日、とんでもない事件が起こった。MBSニュースより…
「トランスジェンダー狙ったヘイトクライム」仲岡しゅん弁護士が”殺害予告”受け会見
LGBTの問題などに取り組む弁護士に殺害予告のメッセージが届いた問題で、弁護士が会見を開き「トランスジェンダー当事者を狙ったヘイトクライムだ」と話しました。
「トランスジェンダー狙ったヘイトクライム」仲岡しゅん弁護士が”殺害予告”受け会見
LGBTの問題などに取り組む弁護士に殺害予告のメッセージが届いた問題で、弁護士が会見を開き「トランスジェンダー当事者を狙ったヘイトクライムだ」と話しました。
自らトランスジェンダーであることを公表して、戸籍上は男性でありながら女性弁護士として性的少数者の人権問題などに取り組む大阪弁護士会所属の仲岡しゅん弁護士。6月3日未明から6月5日未明にかけて、自身の弁護士事務所のホームページに「男のクセに女のフリをしている」「メッタ刺しにする」などといった殺害予告のメッセージが計15通届いているということです。
(仲岡しゅん弁護士)
「トランスジェンダー当事者であることを狙って加害予告をしているヘイトクライムである」
仲岡弁護士は6月5日にも、警察に脅迫容疑で被害届を出すとしています。
仲岡弁護士は、宝島社「大阪ミナミの貧困女子」差別出版裁判で原告側代理人も務めており、私も知らない人ではないのであるが、自分の身近な知り合いであろうがなかろうが、トランスジェンダー当事者に対し蔑視の言葉を投げつけて殺害予告をするのは、マイノリティの抹殺を意図したヘイトクライムであり、断じて許すわけにはいかない!
それにしても、この記事やこの記事で書いたように、「LGBTの権利を認めると、女性トイレのようなところに「心は女性だ」と偽った性犯罪者が入り込んでくる、それを「犯罪」と指摘したら逆に差別だとして糾弾される⁉」などといった、ありもしない脅威をあおり、あたかも女性の権利を守るようなかっこうで、トランスジェンダーに対する差別、偏見が広められている。そして「左翼」や「フェミニスト」と称する人たちの中からも、そういったデマに乗じたトランスヘイトを発信しているのだが、「LGBT理解増進法案」が提出され、国会でなんとか可決される情勢もあるためか、左翼・フェミニズム界隈でこうした差別発信をしている連中がドンドンと宗教保守、右翼と同化した発言をし始めている。このような状況下で、ついに「殺害予告」という形でヘイトクライムが爆発したわけだ。
なお、大阪弁護士会は今回の件でトランスジェンダーの会員弁護士に対する差別的言辞を以ての殺害予告を強く非難する会長声明が出されている。
仲岡弁護士は、宝島社「大阪ミナミの貧困女子」差別出版裁判で原告側代理人も務めており、私も知らない人ではないのであるが、自分の身近な知り合いであろうがなかろうが、トランスジェンダー当事者に対し蔑視の言葉を投げつけて殺害予告をするのは、マイノリティの抹殺を意図したヘイトクライムであり、断じて許すわけにはいかない!
それにしても、この記事やこの記事で書いたように、「LGBTの権利を認めると、女性トイレのようなところに「心は女性だ」と偽った性犯罪者が入り込んでくる、それを「犯罪」と指摘したら逆に差別だとして糾弾される⁉」などといった、ありもしない脅威をあおり、あたかも女性の権利を守るようなかっこうで、トランスジェンダーに対する差別、偏見が広められている。そして「左翼」や「フェミニスト」と称する人たちの中からも、そういったデマに乗じたトランスヘイトを発信しているのだが、「LGBT理解増進法案」が提出され、国会でなんとか可決される情勢もあるためか、左翼・フェミニズム界隈でこうした差別発信をしている連中がドンドンと宗教保守、右翼と同化した発言をし始めている。このような状況下で、ついに「殺害予告」という形でヘイトクライムが爆発したわけだ。
なお、大阪弁護士会は今回の件でトランスジェンダーの会員弁護士に対する差別的言辞を以ての殺害予告を強く非難する会長声明が出されている。
本年6月3日未明から6月5日未明にかけて、当会所属の会員弁護士の事務所のホームページに、「男のクセに女のフリをしているオカマ野郎」「メッタ刺しにして殺害する」などと書いた殺害予告のメッセージが匿名の者から断続的に送られてくるという事件が発生した。その会員弁護士は、自らがトランスジェンダー当事者であることを公表し、活動している。
このたびの殺害予告のメッセージは、弁護士に対する脅迫であり、弁護士の業務を妨害する行為として見過ごすことができないのは勿論のこと、その内容は、対象の会員弁護士のみならず、社会における全てのトランスジェンダー当事者の人々の存在そのものを否定するヘイトクライム(憎悪犯罪)にほかならず、当会として、断じて許すことはできない。
当会は、殺害予告を受けた会員弁護士が脅迫にひるむことなく弁護士業務を継続できるよう、必要な支援を行うとともに、全てのトランスジェンダー当事者の人々が個人の尊厳を持って差別されず生きることができる社会(憲法13条、14条)の実現に向けて、そのための活動に今後とも力を尽くす所存であることをここに表明する。
2023年(令和5年)6月6日
大阪弁護士会
会長 三 木 秀 夫
また今回のヘイトクライムは”弁護士”という、比較的声をあげることができる人に向けられたものだが、卑劣な差別者はより弱い、声を上げることができない人に、より酷い形で襲い掛かるものだ!京都ウトロでの放火事件をみられよ!このようなヘイトクライムは絶対に許してはならず、芽のうちにつんでおかなければならないのである。
トランスジェンダーへの差別・抹殺を許さないぞ!
ヘイトクライムを許さないぞ!
また今回のヘイトクライムは”弁護士”という、比較的声をあげることができる人に向けられたものだが、卑劣な差別者はより弱い、声を上げることができない人に、より酷い形で襲い掛かるものだ!京都ウトロでの放火事件をみられよ!このようなヘイトクライムは絶対に許してはならず、芽のうちにつんでおかなければならないのである。
トランスジェンダーへの差別・抹殺を許さないぞ!
ヘイトクライムを許さないぞ!