たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#ユニオン

人民新聞裁判のもつ意味

 1週間たつが、人民新聞裁判取り下げ報告集会のレジュメとその若干の補足…おおくは村上さん自身の報告による…でもって、表題のことを書いてみる。
 
はじめに、おさらいとして経過であるが。2021年11月に、人民新聞が村上さんに対し、副業であるメンズエステを辞めるよう強要し、そこでハラスメントが行われた。結局村上さんはメンズエステを辞め、別のナイトワークをすることになったわけだが、本人は当初「泣き寝入り」をするつもりだったそうだ。ところが宝島社裁判のある支援者が「裁判費用をかせぐためにナイトワークをしている」と肯定的な書き方であるがFacebookにあげたのである。その記事を、たまたまかつて人民新聞で働いていたものの、ハラスメントで辞めた女性の目にとまり「大変なことになっているね」と村上さんとコンタクトを取った。村上さんがメンズエステを辞めさせられた(だから別のナイトワークで働いている)という事情を説明したところ、「それはハラスメントだよ」と”指摘”されたとのことである。そして自分がハラスメントで辞めたのに、そのことについて声を上げなかったことが、今回の村上さんの件につながっている、ごめんねと謝ったそうである。そこで村上さんは「同じことを繰り返させない」ために、闘うことにしたのだそうな。
 手始めに「連帯ユニオン」に相談したところ、団体交渉はできないが「話し合いの場」を持つことは可能であるということで、年明けから3回、話し合いをした。その場では連帯ユニオン組合員である友人が参加して、人民新聞側を追及したりもした。ただユニオン側がこれ以上の介入は難しいし、団体交渉も避けたいということで、連帯ユニオンでの話し合いは終了した。
 その後、先に村上さんとコンタクトを取った人も含めた、人民新聞からかつてハラスメントを受けたという人が集まって話し合いを引き継いだ…これは労働組合・ユニオン相手ではなく、あくまでも任意の人の集まりによるものだ。数回の話し合いが行われたが、過去にハラスメントを受けた人が再度、人民新聞から被害を受け(資料によれば、セクシャリティに関するアウティングの仄めかしと、その実行である!)その方が精神的に追い詰められ、話し合いの継続が困難になってしまった。(私も別途、裁判直前にその方にお会いしたのだが、大変消耗した状態で、もう話し合いは続けられない、裁判しかありませんと訴えられたのである)
 村上さんは茨木市にあるサポートユニオンwithYOUに赴いて「自分たちでは人民新聞から対等な話し合いがなされなかったので、ユニオンにはいって団交したい」と伝えたが、連帯ユニオンでも無理だったこともあって「団交は無理だが、裁判にするなら支援できる」と提案され、裁判が始まったわけである。その後「きょうとユニオン」から連絡が入り「ウチで団交しよう」と提案され、団交が始まる…ただ裁判は一度取り下げると同じ内容で訴えることはできず、団交が決裂した場合に備えて団交と平行して継続されることになった。これが昨年の11~12月のことである。期日を引き延ばし、引き延ばしして5月25日に設定していたのであるが、なんとかその日までに「和解協定書」が結ばれ、自己批判文が人民新聞読者に発送されたため(参考)裁判は取り下げられたのである。

 では団交で解決したのであれば、裁判は何だったのか?という疑問が残る。この点について、労働組合による団交・交渉は当事者が絞り込まれ、部外者・支援者が参加しずらいということもある。交渉中もその過程や内容を外に出すことが難しい。それに対し、裁判は原則、公開されているので支援を募りやすく、裁判に沿った形ではあるが過程・内容を外に出すことも可能である。実際問題、裁判になるまで「村上さんと人民新聞が揉めている」こと水面下で行われており、運動圏では「なんか揉めてるらしい」程度でおぼろげに伝わっているか、あるいはまったく知られていなかったか?ということである。また裁判そのものが、団交に対しての圧力にもなったという面もある。ただ、いすれにしても支援者がそれなりに集まったということが大きなカギであり、後で行われた交流会の中でも村上さんは、人民新聞とそこの活動家が言うことと、田舎からでてきた自分の言うことのどちらを信用してくれるのか不安であったが、これだけの人(報告集会では30名程度)が集まってくれてありがとうございますとお礼を言っていたことも報告しておく。

 報告集会では、今後についての報告もなされた。まず本報告集会でもって「人民新聞ハラスメント裁判を支援する会」は解散することになり、団体交渉と連携した裁判を支援する取り組みとして
①運動体で働く者の労働環境について、使用者と雇用契約を結ぶことなど新しい芽をつくりだすことができた。
②裁判の報告集会や学習会を通して、運動体に存在する男性中心の共同社会の前近代的な関係を見直すことにつながった。
③同様に裁判の報告会や学習会を通して、ナイトワークや風俗産業で働く女性の権利や人権、職業選択の自由などについて考えることにつながった。
 との報告がなされた。そして、これらの立場を継続する個人参加の活動を進めていくことの確認がなされたのである。
 また大阪市西淀川区にある、医療法人愛仁会からのパワハラに対し裁判で闘っている島本友紀子さん(仮名)のアピールがあり、社会医療法人愛仁会パワハラ裁判を支える会(準)を足り上げたので、メーリングリスト等に登録して、支援してくださいとのことであった。

 ではでは…

学生メーデーに決起したぞ!

 昨日5月1日、中ノ島公園で行われたメーデー集会に参加するついでに、前段で行われた学生メーデーに決起したぞ!
 中之島公園剣先ひろば、阪神高速の高架下でメーデーの準備が行われていた。その横で怪しい若者たちがたむろしている。開始予定時刻の12時になっても、なぜかなかなか始まらない…
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 人数もそんなに集まっていないのだが、なんとはなしに始まった‼主催者あいさつの後、立命館大学の学生が発言。コロナ禍で学生が批判の矢面に立たされ、社会の分断が始まっていると語り、自治会はあるものの機能していないと述べた。
 ユニオンぼちぼちの、らぼるてさんが発言。お金が無くて大学を中退し、その後放送大学を出たが卒業したら”奨学金”の返済がやってきたという切実な思いを語った。また自分は日本国籍はあるものの”移民の子ども”であることを明かしながら、入管法改悪の問題についても述べられた。
 関西大学自治会再建委員会の方は、オンライン授業が広がる中、学費の返還運動が取り組まれたこと、自治会が機能していないことが、学費の高騰につながっていると報告した。
 関西学生アルバイトユニオンの方は、コロナとアルバイトの問題、様々なトラブルについて報告した。
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 川口真由美さんのリハーサルの歌声が聞こえてくる…
 京都大学同学会執行委員会の方は、同学会が再建された後にかけられる不当処分…「意味が分からない」ほどの無茶苦茶な処分がかけられているらしい…について報告。先頭に立ってたたかう部分をくじくことで、後に続く学生が出ないようにしているということだそうな。一方で同学会に多くの学生が賛同、結集しているということも報告された。そして大学改革と新自由主義を批判した。
 京都AWCユースからの連帯アピールが読み上げられた。入管法改悪反対が呼びかけられた。
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 参加者が増えてきた…おおむね30名ぐらいか?
 釜ヶ崎センター開放行動の方から、2012年にぶち上げられた西成特区構想から、釜ヶ崎は新今宮駅に隣接する「いい場所」なので再開発のねらい目になったと報告。補強工事で済むのに、センターが解体されることになった。今でも野宿する方の荷物が置かれているが、それが強制撤去されようとしている。大阪府に裁判を起こされており、仮処分は却下されたものの、5月中に結審する予定であると報告された。
 続いて新選組、大石あきこ氏である。
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 彼女は連帯ユニオン関西ゼネラル支部の組合員でもあり、十三市民病院の労働者に対する不当配転問題でともに闘うために、組合員になったのである。また自らが社会運動を始めたのは、25歳でイラク戦争の時であった、若い人が立ち上がって社会を変えることに確信を持っていると発言された。
 続いて連帯ユニオン、関西ゼネラル支部の、組合員歴2年という方が発言した。
 ウーバーイーツの労働者は「個人事業主」とされ、労働者ではないとされている。「デリバリーユニオン」を立ち上げたが、沢山の人が「個人事業主」だからと敬遠してくる、そうゆう考え方がしみついているが、あらがっていかねばならない。
 多くの事業者が、法律を守っていない!あいつらに法律を守らせなければならないと熱く語られた。
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 時間が来たので、行動提起と集会宣言が読み上げられた。

 コロナ・パンデミックの下、全世界で様々な問題が噴出し、異議申し立てが起きています。
 そこで、私たちが確認しなければならないことは、コロナ感染症から「自分自身を守るたたかい」は当然として、もともと今の社会にあった問題が改めてあらわれる引き金として現在のパンデミックがあることです。今日の集会で語られたような学生・青年・労働組合の現状にしても、突然降ってわいたというわけでは断じてありません。さらに、現在次なる改悪がすすめられており、日本の植民地支配の歴史と一体の出入国管理体制下にある外国人や次々とすすめられる再開発で公共空間からも追われる野宿者などマイノリティに困難な情勢は一段ときびしくあらわれています。声を圧殺されてきた「私たちはここにいるぞ!」と訴えてきた存在とたたかいを絶対に忘れてはいけません。
 今から100年以上前の第一次世界大戦下、ロシアで圧政をうち倒した革命が起きたとき、遠く離れた場所でも即座に「本当の敵はここではない」と判断し「祖国」を捨て戦場を離脱した人々、今まで自らの声を押さえつけてきた社会に根本的な否をつきつけた人々がたくさんいました。「危機」の時代だからこそ社会の根本的な変革への視座をもつこの精神、それを国境や時間をこえて受け継ぐ努力が私たちにもとめられているのではないでしょうか。
 私たち学生メーデー(関西)実行委員会は、昨年、各地での学費減額をもとめた苦境にある学生の運動を一つの契機とするパンデミック下の社会でまきおこった異議申し立て=叛乱の一部であると同時に、すべての人が人として尊重される社会をめざして、様々な人々の存在とたたかいに学び、共にあろうと考えていきます。だからこそ、長い伝統とその中で変わってきたメーデーへ合流しましょう。また、それぞれの現場での取り組みに互いにエールを送りつつ、今回のメーデーで出会った仲間との団結を継続していきましょう!
学生メーデー(関西)実行委員会 2021年5月1日


★学費は無料、奨学金ー借金は帳消しにしろ!自治会・自治寮つぶしをやめろ!
★留学生、朝鮮学校への差別を許すな!
★コロナ解雇・賃金不払いを許すな!「補償なき「自粛」強制」許すな!
★東京オリンピックは中止しろ!汚職と差別が一体のオリンピックを廃絶しよう!
★高校生をはじめとしたオリンピック「ボランティア」への動員を許すな!
★コロナ対策をちゃんとやれ!感謝するより金を出せ!
★働いていようがいまいが、その他差別を許さず全ての人に一律支援を!生活保護は権利だ!
★入管法改悪に反対し差別・排外主義と対決しよう!
★野宿者に対する暴力を許さないぞ!
★維新の会による暴政を許すな!広域行政一元化も大阪万博も粉砕するぞ!
★改憲・戦争への動きを阻止しよう!軍拡するよりコロナ対策にまわせ!
★日本政府の軍政支援を許さないぞ!ミャンマーの民衆と連帯するぞ!


 これらを確認の後、みんなは中之島メーデーに合流したのである。
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 ではでは。
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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