たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#ブルーインパルス

宮古島ブルーインパルス反対闘争(現地集会&デモ編)

 よーやく宮古島ブルーインパルス反対闘争の当日編が書ける…
 当初は、10時に宮古市役所の駐車場集合…ということであったのだが、急遽空港の駐車場に車を置いて、空港隣の空き地?で抗議行動を行うということに…
DSC07996
 こんな感じのところ…

DSC07998
 ここらへんが、集会の中心となる。

DSC07995
 すぐ横には、ブルーインパルス6機が駐機中である。尾翼のところに1,2,3,4…と数字が書いてあるんだね。

DSC08000
 辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動で使っている横断幕。

DSC08007
 10時になったので、清水早子さんの司会で集会が始まる。

DSC08024
 参議院議員の伊波洋一さん、高良鉄美さんが来てあいさつ。

DSC08028
 ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会の仲里成繁さん。

DSC08033
 日本全国、北海道から九州まで様々な団体が来ているのを、来たから順番に紹介。

DSC08037
 空港のブルーインパルスに向かってコールを叩きつける…「宮古空港の軍事利用を許さないぞ!」「屋良覚書を守れ!」「宮古島市民は闘うぞ!」

DSC08039
 全港湾大阪支部から…全港湾はその他、北海道からの1名が参加しているとのこと。港にミサイル弾体などが「上陸」しようとする時、止めるのは港湾労働者の闘いなのである。
 そのうち自衛隊関係者が空港内に現れて、整備なんかを始め、11時半ごろからエンジンをふかし始める。
DSC08042
 練習機とはいえ、もの凄い音だ!

DSC08043
 再び抗議の声を叩きつける!
 それでもブルーインパルスは、滑走路に向かっていき、やがて6時とも飛び立ってしまった。天候が不安定だったのでどうなるかは分からなかったのであるが、報道によればその日展示飛行を行ったとのことである。
 空港横での抗議行動終了後、空港の駐車場から車を市役所に移動させて…

DSC08047
 市役所から市街地に向けて、デモでありますっ!なお、宮古島市役所は去年の1月4日にオープンしたばかりで、空港の隣のゆったり、ひろびろとした庁舎である。級の市役所は市街地の中にあり、デモはそこまで行くことになっている。

DSC08049
 ここのところの宮古島の天気は変化が激しく、照ったり降ったりを繰り返している…風も強く、横断幕やのぼりを持つのは一苦労。

DSC08051
 宮古島でのデモは、基本2列縦隊…交差点付近では歩道に戻る。警官の数は少ない。
DSC08053
 主要な道路も、こんな感じ。紫色は路線バスである。

DSC08054
 なんだかんだで、旧宮古島市役所前に到着。

DSC08056
 辺野古の島袋文子オバーは、もう帰らないとイケナイので早々とあいさつ。

DSC08060
 デモの途中から参加した、衆議院議員、赤嶺政賢さんと、

DSC08063
 元参議院議員の、糸数慶子さんがあいさつ。

DSC08061
 こんな感じで、人が集まっています…参加人数は130名だそうな。

DSC08065
 抗議行動の場で紹介しきれなかった、「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」の皆さま。

DSC08071
 岩国基地で闘う、アジア共同行動の皆さま

DSC08072
 最後は、日本山妙法寺の平和行進をされた方のあいさつ。

DSC08074
 集会は4時前に終了…最後にコールを行ってしめとなった。
 なお、新市役所においている車は、別途路線バスに乗って取りにいくことになる。すぐ前にバス停があって、そこからの運賃は140円であった。

宮古島ブルーインパルス反対闘争(講演会編その2)

 10日の講演会の続き…伊勢崎さんは北極海を上から見た地図を掲げ、NATO加盟国とロシアが北極海を隔てて、実に近い位置にあることを示したうえで、温暖化で北極海の氷が溶けると、北極海は原子力潜水艦以外の兵器も通過できるし、いろんな資源も出てくる。北航路も年間通じて通行できるようになるので、中国がいろいろ投資している現状を説明された。そしてロシアを排除して地球の危機が救えるか?と述べられた。
DSC07985
 その上で、地理的に大国に挟まれた「緩衝国家」は、武力行使を防ぐクッションとなる一方で、最初に戦場になる、軍事侵攻され、実際の被害を蒙る可能性が普通の国より高いと説明されたうえで、緩衝国家であるノルウェー、スウェーデン、アイスランド、フィンランドのような国が、いかにロシアを刺激しないようにしているかということを述べた。これが「緩衝国家」の生きる道である。NATOに加盟しているアイスランドは、アメリカの不沈空母と呼ばれていたが、米軍の駐留を廃止し、ロシアを刺激しないため「国防軍」も廃止したそうだ(「国防軍」の代わりに何があるのかは説明されなかった)
 そこから学ぶ日本の教訓とは何か?日本がNATOに加盟すればいいという意見もあるが、日本は10年来の準NATOメンバーだ。NATOの地位協定に入るという事だが、地位協定とは「主権」の放棄である。また変化しない地位協定はあり得ない。1国を除き全て地位協定は変えられている。フィリピンやNATOの地位協定は平時の地位協定であり、対等で互恵性を持つ「自由なき駐留」であると述べられた。「自由なき駐留」が世界標準であるのに、日本はそうではない。日本も緩衝国家であるが、意思がないので「緩衝材国家」であるそうな。
 伊勢崎さんはノルウェーのキルケネス市を紹介したキルケネス市はロシアと地続きで国境を接しており、緩衝国のボーダーランドである。だがここにはノルウェー軍は配備されておらず、代わりに赤軍兵士の巨大な像が立っている。
DSC07986
 赤軍(旧ソ連軍)は第二次大戦時のノルウェーにとっては、解放軍なのだ。
 それを踏まえて伊勢崎さんは、北海道も宮古島も緩衝国家のボーダーランドであり、そこを武装化して相手に槍を向けてはいけない…ノルウェーのような国はそうゆうことをしない…ボーダーランドの非武装化は国防戦略なのであると述べられた。このあたりが、今日の集会のキモだろう。
 また日本はジェノサイド禁止条約も批准していない、これはほとんどすべての国が批准しており、人権後進国である。関東大震災で朝鮮人虐殺が行われたが、今やればジェノサイドである。これを裁く方が日本にはないと述べられた。
 最後に伊勢崎さんは自衛隊を活かす会編「非戦の安全保障論…ウクライナ戦争以後の日本の戦略」や自らの講座などを紹介した上で「(自分は)あなたがたからみたら、あちら側の人間ですが、こんなことをやっています。問題意識はあります」と述べられて、講演を終了した。
 講演会の閉会あいさつで、ミサイル基地いらない宮古島連絡会の仲里成繁さんが、ブルーインパルスを受け入れることは、航空自衛隊を受け入れることだと述べられた。事務局から明日の予定について連絡事項があり、集会は引き続き、全国反戦平和交流会となった。
 交流会では、石垣市議の花谷史郎さん、宮古島市議の下地茜さん、上里樹さんが発言した。下地島空港の農地として利用されている「残地」を、県が来年の3月までに明け渡せと言っている、農業をする権利を守ろうと述べられた。(「農地死守」じゃなイカ!)
 服部良一社民党幹事長と、相模原の爆音訴訟、金子議員のあいさつ…敵基地攻撃能力保有の批判、全国で自衛隊の基地が強化されているとのこと。
 辺野古から島袋文子オバーも参加
DSC07992
 また、高江で座り込みを始めた「ヘリパッドいらない住民の会」儀保さんもあいさつされた。
 ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会の山城博治さんも発言された。米軍は沖縄から引き上げたがっている、中国に近くぜい弱だからだ。自分たちは居なくなるが、日本と台湾で中国包囲網を作れ…これはウクライナと同じような「代理戦争」への道になる…全県で手を取り合って、島々を戦場にしないようにすると訴えられた。
 沖縄県統一連の中村さん、そして今自衛隊基地建設が進む石垣島の藤井幸子さんがあいさつ。離島で港と空港が軍事利用されれば、生活に支障が出るとのことだ。
 隣接する馬毛島で基地建設が目論まれている種子島から連帯のメッセージが読み上げられる予定であったが、ネットが繋がらなくて断念された。また町民が「避難」するための基金を創設する条例が制定された与那国島の状況説明があった。
 本日の交流集会は、主に沖縄県内の団体の紹介で終了した。明日はいよいよ、現地闘争である。

宮古島ブルーインパルス反対闘争(講演会編その1)

 12月10~12日に宮古島に赴き、ブルーインパルス来るな!集会&デモに参加してきた。まず⒑日に宮古島市未来創造センターホールで行われた、伊勢崎賢治さん講演会とその後の「全国反戦平和交流会」の様子から。
 実行委員会で保良の反対運動に取り組んでいる下地博盛さんが、宮古島は逃げる場所がない。敵地攻撃能力を持つというが「敵国条項」を持つ日本が中国に届くミサイルを持つということはどうゆうことなのか、いっしょに勉強したいと思いますとあいさつされた。司会から伊勢崎さんのプロフィール紹介のあと「琉球弧を平和の緩衝地帯に」と題した講演が始まる。
DSC07980
 伊勢崎さんは「自衛隊の活用」論や「新9条論」を唱えたりするなどしているので、「反戦平和」の団体から呼ばれることは少なく、自らも「平和運動の団体に呼ばれて話をするのは40年ぶり」と言っていた。また終りの方でも自分は「あちら側の人間です」などと言っておられた。まぁ謙虚な方なんだろう。
 祖父母の代に八丈島からサイパンに出稼ぎに行っていたファミリーヒストリーや、マハトマ・ガンジーの非暴力思想に立つという自らの話の後、国民総動員は市民に銃を取れということ、自国の国民を盾に使うこと、巻き込むことは戦争犯罪であること、現在進行中のウクライナ戦争については、双方が歩み寄って、一刻も早く停戦を求めることが大切だが、こうゆうことを主張すると9条派から「プーチンの味方」扱いされることを話された後、ウクライナ戦争の当事者でもあるNATOの話になる。NATOは冷戦終了で役割を終えたはずなのに、その後も「自分探し」を30年間してきた、伊勢崎さんはそのうち20年間付き合って来たということになる。NATOは東方進出をしないという「口約束」はアーカイブで残っているそうだ。
DSC07983
 その後アフガニスタンの話になる。アフガニスタンの対ソ連戦争も、ウクライナ戦争と同じアメリカから武器が供与されて戦争が続けられた。これは「代理戦争」である。(ウクライナなともかく、アフガニスタンのムジャヒディンによる対ソ連戦争は「民族解放闘争」の位置づけなのであるが、それはおいておこう)ソ連撤退後、内戦となって混乱した。タリバンは「世直し運動」であったが、アメリカの「対テロ」戦争で崩壊する。とにかく、供与された武器は新たな戦争を呼ぶ。自分が武装解除したアフガン人が持っていた武器は、ほとんどが冷戦期のものだった。ウクライナに供与された武器も、モニターが出来ない。長く続いたアフガン戦争を終わらせるため、2010年からオバマ政権は出口戦略を模索し「民主主義の勝利」ということにしたが、無責任に撤退したためにタリバンが復活した。
 タリバンが復活する際、旧政権や欧米の協力者は殺されたりするため、救援が必要になる。日本も大使館などに協力した人を救援するため自衛隊機を(遅かったけど)派遣したが、これは伊勢崎さんが団長の思いで政府に提案したことなのだそうな。実はこうした派遣を規定する法律がなく、日本には戦争犯罪犯罪を裁いたり、海外における自衛隊の業務上過失致死を裁くことが法律で位置付けられておらず、伊勢崎さんは後に国内でバンバン批判の声が上がることを”期待”していたそうだが、そうはならなかった。(自衛隊が海外で活動できる充分な法整備が出来ていないので、伊勢崎さんは現状での自衛隊海外派兵には反対であるようだ)
 今、世界はアメリカ、バイデン政権対中国(+ロシア)、どちらの味方をするのか?という陣営に分かれている。しかしアメリカの味方をしているのは「先進国」のみで、ASEANやインド、パキスタンを始め、世界のほとんどの国がアメリカの味方をしているわけではないことに注意する必要があるそうだ。(続くよ)

宮古島にブルーインパルス来るな!集会&デモ

 宮古島で集会とデモでありますっ!
 宮古島に航空自衛隊のレーダー部隊が配備されて50年ということで、ブルーインパルスの展示飛行が12月11日(日)に計画されている。自衛隊が宮古島をはじめとする沖縄の島々に配備され、戦争訓練・準備をすすめるための「広報」「宣撫工作」の一環であるとともに、航空自衛隊が民間空港をバンバン使おうとするものである。断固反対しよう!
20221210宮古島集会チラシ表
講演会 22.12.10(土)16:00~18:00 
宮古島市立未来創造センター大ホール
琉球弧を平和の緩衝地帯に
講師 伊勢崎賢治さん
講師紹介 東京外国語大学大学院教授。内戦初期のシエラレオネを皮切りに、アフリカ三カ国で10年間、開発援助に従事し、その後、東チモールで国連PKO暫定行政府の県知事を務め、再びシエラレオネへ。同じく国連PKOの幹部として武装解除を担当し、内戦の終結に貢献する。その後、アフガニスタンにおける武装解除を担当する日本政府特別代表を務める。
 著書に、「脱属国論」共著(毎日新聞出版)、「主権なき平和国家」共著(集英社)、「テロリストは日本の「何」を見ているのか」(幻冬舎)、「新国防論 9条もアメリカも日本を守れない」(毎日新聞出版社)「本当の戦争の話をしよう:世界の「対立」を仕切る」(朝日新聞社)、「武装解除」(講談社現代新書)など。

入場無料
講演会後交流会

20221210宮古島集会チラシ裏
世界で戦争が続く今、下地島空港の軍事利用に繋がる
宮古島の空に自衛隊のブルーインパルスいらない!

沖縄県管理の下地島空港の軍事利用を認めない「屋良覚書」は生きています。宮古空港も県管理の民間空港 軍事利用はNO!

2022・12・11(日)
 航空自衛隊宮古島分屯基地の50周年記念事業として、ブルーインパルス飛行が予定されていますが、飛行するのは戦闘機です。
 宮古の空港の軍事利用に繋がります。最近の政府の見解では「平時でも下地島空港を使いたい」意向が報道されています。自衛隊が使えば、米軍がやって来ます。与那国島に米軍が上陸し、日米共同の戦争訓練が行われています。ウクライナでの戦争も続いており、戦闘機の飛行を娯楽のように眺めるのはやめて、復帰50周年でもある空自宮古の50年を考えてみましょう!

10:00~11:30 集会 上野野原・大嶽城址公園にて(空自野原基地の横)
12:30~14:30 平和行進 新市役所→旧市役所
 問合せ 090₋9784₋1545(実行委事務局)

宮古島の要塞化に反対する会として、宮古島に行ってくることになりましたのでよろしく。
 
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

最新コメント
タグ絞り込み検索
  • ライブドアブログ