先日の要友紀子さん講演会で講師に質問しようと考えていたことがある。(もちろん、タイミング等もあってこの質問はしていない)
要氏は要友紀子のゆっこちゃんくらぶという動画サイトで自分の意見なんかを展開する様々な動画を公開しており、セックスワーカーに対する差別と暴力はどう作られてきたかという、1時間ぐらいの基本理論を展開している動画がある。いろいろ参考や批判すべきこともあるのだが、後半部分で「個人的なことは政治的?属性でみるか、個別例で見るか」…40分頃のこのあたりで、労働あるいは労働者を社会構造として見るのではなく、個別の、個人として見よう!これが大切です!という感じで展開されている。もちろんこの姿勢は、個別の相談・支援を行う上でメチャメチャ大切なことである(だから心してちゃんと聴こう!)
それゆえに「セックスワーク論」では性産業、セックスワークが差別構造の中に位置づけられていること、男性が女性を差別する上で成り立っていることからどうしても目を背けることになる。(先の記事で「風俗に行くこと(それ自体は)差別ではない」ということにつながる…男性側に、そこに差別はありませんか?と問われているのに…である)このあたりはセックスワーク論は差別を問わないという記事でも展開した。
そこからさらに突っ込んで、セックスワーカーの「安全」のためから考えても、それはまずいのではないか?というの考えた質問である。
男性が差別意識を持ったままで、女性の「性的サービス」を対等の関係で購入しようという意識を持つだろうか?「性的サービス」を購入しているのではなく、相変わらず「性を買っている」「体を買っている」「女を買っている」という差別・抑圧意識はそのまんまで、セックスワーカーの安全は守れるのか?性暴力をふるってくる客と対峙できるのか?早い話が、購入側の差別意識を問わずして、オーストラリア等で運用されているガイドライン…コンドーム着用を拒否するような客に罰則を与える…というようなことが出来るのか?ということだ。
もちろんこのような問い方もまた「個別対応」的なものだ…攻めてくる「敵」を各個撃破していくだけの闘いになろう…「差別者」男性は個別に糾弾され、酷い場合は店から出入り禁止を食らうことになるであろう?…もっともこうしてセックスワーカーが自己解放的に闘いを開始すれば、現場から差別を撃つことにつながり、男性側の差別意識もなくなっていくかもしれない。
男性の差別意識がが無くなりつつなったときに、現在の「性産業」セックスワークのあり方、ありようがどう変化するかは、誰にも分からないのだが…
要氏は要友紀子のゆっこちゃんくらぶという動画サイトで自分の意見なんかを展開する様々な動画を公開しており、セックスワーカーに対する差別と暴力はどう作られてきたかという、1時間ぐらいの基本理論を展開している動画がある。いろいろ参考や批判すべきこともあるのだが、後半部分で「個人的なことは政治的?属性でみるか、個別例で見るか」…40分頃のこのあたりで、労働あるいは労働者を社会構造として見るのではなく、個別の、個人として見よう!これが大切です!という感じで展開されている。もちろんこの姿勢は、個別の相談・支援を行う上でメチャメチャ大切なことである(だから心してちゃんと聴こう!)
それゆえに「セックスワーク論」では性産業、セックスワークが差別構造の中に位置づけられていること、男性が女性を差別する上で成り立っていることからどうしても目を背けることになる。(先の記事で「風俗に行くこと(それ自体は)差別ではない」ということにつながる…男性側に、そこに差別はありませんか?と問われているのに…である)このあたりはセックスワーク論は差別を問わないという記事でも展開した。
そこからさらに突っ込んで、セックスワーカーの「安全」のためから考えても、それはまずいのではないか?というの考えた質問である。
男性が差別意識を持ったままで、女性の「性的サービス」を対等の関係で購入しようという意識を持つだろうか?「性的サービス」を購入しているのではなく、相変わらず「性を買っている」「体を買っている」「女を買っている」という差別・抑圧意識はそのまんまで、セックスワーカーの安全は守れるのか?性暴力をふるってくる客と対峙できるのか?早い話が、購入側の差別意識を問わずして、オーストラリア等で運用されているガイドライン…コンドーム着用を拒否するような客に罰則を与える…というようなことが出来るのか?ということだ。
もちろんこのような問い方もまた「個別対応」的なものだ…攻めてくる「敵」を各個撃破していくだけの闘いになろう…「差別者」男性は個別に糾弾され、酷い場合は店から出入り禁止を食らうことになるであろう?…もっともこうしてセックスワーカーが自己解放的に闘いを開始すれば、現場から差別を撃つことにつながり、男性側の差別意識もなくなっていくかもしれない。
男性の差別意識がが無くなりつつなったときに、現在の「性産業」セックスワークのあり方、ありようがどう変化するかは、誰にも分からないのだが…