たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#ストライキ

岸田首相襲撃は政治の閉塞感からか?

 今日のお昼前、和歌山の遊説先で岸田首相が襲撃される事件が起こった。Y!ニュース毎日新聞より
遊説中首相に爆発物、逮捕容疑者は鉄パイプ爆弾を所持か 警官けが
 15日午前11時25分ごろ、和歌山市の雑賀崎(さいかざき)漁港で、衆院補選の応援演説に訪れていた岸田文雄首相が、銀色の鉄パイプのようなものを投げつけられた。直後に爆発音とともに白煙が上がった。首相や聴衆は避難して無事だったが、30代の男性警察官が軽傷を負った。和歌山県警は現場で不審な男性を取り押さえ、演説を中止させたとする威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕した。
 県警は当時の詳しい状況や動機の解明を目指すとともに、爆発物の分析も進める方針だ。
 逮捕されたのは、職業不詳の木村隆二容疑者(24)=兵庫県川西市けやき坂3。「弁護士が来てからお話しします」と供述し、容疑について黙秘しているという。捜査関係者によると、木村容疑者は形状が似た鉄製の銀色の筒をもう一つ所持していた。「鉄パイプ爆弾」の疑いもある。
 首相はこの日午前、衆院和歌山1区補選(23日投開票)に出馬している自民党元職の門博文氏(57)の応援演説に訪れた。現場には約200人の聴衆や和歌山市長、党県連幹部らが集まり、毎日新聞の記者も選挙取材中だった。
 首相は雑賀崎漁港に到着後、地元名産品の海産物を試食。聴衆をコーンで隔てるように設けられた演説会場に移った直後、数メートル先の聴衆の中から長さ約15センチの銀色の筒が投げつけられて演説台近くの床に転がった。
 首相は異変に気づいた警護の警察官らに誘導されて避難し、木村容疑者は会場で聴衆や警察官に倒されるように取り押さえられた。この直後、転がっていた筒の付近から大きな爆発音とともに白煙が噴き出した。
 県警によると、木村容疑者が確保された際に首相に対する発言は確認されていない。現場では木村容疑者のものとみられるリュックサックや傘が見つかっており、所持品についても捜査を進めている。
 国政選挙の期間中に発生した事件を巡っては、安倍晋三元首相が2022年7月、奈良市内で参院選の街頭演説中に銃撃されて死亡した。事件を受け、新たな警護要則が制定された。警察庁はこの要則に沿い、和歌山県警が策定した警護計画を事前審査していた。
県警本部で記者会見した増田雅美(まさよし)警備企画課長は「首相にけがはなかったが、爆発物を投げ入れられた事実を放置するわけにはいかない」と述べ、警察庁とともに検証する方針を明らかにした。
 警察庁は全国の警察に不審者への積極的な職務質問など要人警護の強化を指示した。
 自民党によると、雑賀崎漁港での応援演説は中止されたが、首相はJR和歌山駅前で遊説を予定通り再開。首相はこの会場で「皆さんにご心配をおかけした。いま私たちの国にとって大切な選挙をしている。最後までやり通さなければならない」と述べた。15日夕には千葉5区補選の街頭演説会場に入った。【駒木智一、大塚愛恵、加藤敦久】

 爆発物のようなものが使われたにもかかわらず、幸い大きな怪我人も出ず、岸田も安倍晋三の元に送られることもなかった…大阪カジノを即行で認定して維新を取り込み、改憲から戦争と増税に突き進む岸田首相とその政権は打倒されてしかるべきものだが、こういった”テロ行為”によって打倒されるべきではない。
 しかし安倍晋三銃撃事件と同じように、選挙での応援で演説しようとしているところを襲撃しようというのは、選挙でも何も変わらない現在の自民党政治、さらには日本社会の”閉塞感”が原因となっているかもしれない。
 それを作り出したのは、安倍晋三をはじめとする、なぁ~んも責任と取らず、不祥事等を起こしても説明もしない、そして「小選挙区」選挙でなんとなく信認を得て”当選”し、辞めることもしない…自民党(大阪では維新)の政治家であり、それを追及しないマスコミ、政権に忖度してロクに審理も行わず反動判決で政権に寄り添う裁判所などの政治環境である。

 しかし、それを打ち破るのは単発の”テロリズム”ではなく、民衆の街頭行動、集会やデモ、労働者のストライキであり、それと結びついた投票行動、政治家の活動である!

 左翼の活動家とやらは、こういった事件に一喜一憂しているヒマがあったら、街頭に出、職場や学校で話し合いなどを企画しよう!ということなのだ。そして1日も早く軍拡と増税の岸田政権を打倒しよう!

日本発の工場労働者のストライキ!

 革共同再建協議会の機関紙「未来」には「長期・読み切り連載 先人たちの闘いの成功と失敗を学び現在に生かそう(大場伸介)」というものが載せられている。「未来358号」には「資本の横暴に抗う女性たち 『泣きの涙』から闘う主体へ①」が始まり、1886年6月12日に始まった、甲府市の雨宮製糸場のストライキについて紹介されている。雨宮製糸場の女性労働者が始めたこのストライキは、工場労働者のストライキとしては最初のものだそうな。ちなみに明治維新・王政復古から20年もたっておらず、日本の近代化・資本主義化は早くも労働者からの搾取と抵抗を呼び起こしていたということもうかがえる。
 当時、甲府市内には73もの製糸工場が存在し、4,400人もの女性労働者が働いていたそうだ。労働者は製糸組合の定めた規約により、自分の希望する工場で働くことができず、工場間の移動も禁じられ、自己都合で退職した場合は6カ月、事業主からクビを切られた場合は1年間、他の製糸工場で働くことは禁じられていた。こういった規約は、労働者がモノを言い、権利を主張していくことを押さえつける働きをする。以下、規約に規定されていた労働条件を記事から引用すると…
 さらに、ささいなことで過料を課された。この罰金制度で、1カ月働いても手取りは半分程度になってしまう場合が少なくなかった。さらに賃金の50分の1が強制的に社内預金に回された。
 労働時間は1日14時間。朝4時30分から8時間まで働き、1時間昼休み、13時30分から19時30分まで働いた。甲府市外から通勤する人が多く、朝3時半ごろ家を出て、夜8時半ごろに帰宅する毎日であった。12歳から20歳ぐらいまでの女性たちが、⒑人20人と同じ製糸工場に通勤し、なかには4キロから8キロも暗い道を歩いて、途中で暴漢に襲われることもあった。

 とある。大変厳しい労働条件であったことが分かる。
 さて、雨宮製糸場では実働がなんと14時間30分で、他の工場より30分長く働かされていた…農村の自宅から通勤する者は、やむを得ず遅刻や早退をしなければならないケースが少なくなかったのだが、罰金制度は容赦しない…そこで
 193人の女性労働者は、ついに過酷で理不尽な労働環境に耐えきれず立ち上がった。誰言うとなく不満を語り合い、近くの寺院に集まって同盟休業をおこなったのである。
 戦前の労働争議では寺など多人数を収容できる場所に立て籠もるケースが珍しくなかった。労働者同志が結束を固め、切り崩しに備えるためである。
 彼女たちは1人も家に帰らず、ひもじい共同生活を耐え抜いた。5日間のストライキを経て、ストの中心人物と工場主が協議した結果、①出勤時間を遅くする。②その他何らかの方法で優遇措置を講じる、という内容で解決した。労働者側の大勝利である。

 ということになった。そして記事はさらにこう論評する。
 日本最初のこのストライキは、一見あっけなく解決したかのようである。しかし、まだ封建的雰囲気が色濃く残り、御主人様に楯突くなど人の道にもとる恐るべき危険分子の所業であるとみなされ、まして女性に対する差別と蔑視が支配する中で、彼女たちの勇気ある行動は、もっと歴史のなかで光を浴び高く称えられるべきである。
 としている。記事はこの後、労働者の階級意識の萌芽や、日本資本主義の原始的蓄積が、軍拡に使われ朝鮮や中国侵略に使われていったことにも展開している。

 岸田政権を倒すための国会が始まったが、春闘もまた始まっている。電気、ガスなどの光熱費や食料品、生活必需品の高騰が続く中、大幅な賃上げは待ったなしだ!安倍政権時代から始まった「官製春闘」や連合と経済団体とのなれ合い春闘ではなく、ストライキも構えた闘う春闘で、大幅賃上げや労働条件の向上を勝ち取ろう! 
 
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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