たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

選挙

参政党支持者とはどんな人か?

 参政党の”躍進”が注目されている。6月15日に投開票が行われた尼崎市議会選挙では、参政党のたかのゆりこ氏がトップ当選した。また同日投開票が行われた、福井県あわら市と愛知県西尾市の市議会選挙でも、トップ当選は参政党であった。そして22日に投開票が行われた東京都議会選挙では4名の立候補者のうち、3名が当選した。市かも世田谷区では2位、練馬区では3位の高得票である。来たる参議院選挙でも一定数の議席を確保するであろう勢いだ。
 参政党は2020年に結党した新興の政党であるが、2022年参議院選挙で約177万票を集め、神谷宗幣が当選して国政政党になった。2024年衆議院選挙では3名を国会に送り込み、参政党のHPを確認すれば現在、地方議員が147名もいる政治勢力だ。ちなみに似たような時期に結党した「新選組」では、HPで確認したところ地方議員は55名と、参政党地方議員の半分以下である。
 参政党は「日本ファースト」「日本人のための政党」というスローガンを掲げてており、綱領等を見れば「日本の国益を守り、世界に大調和を生む」「一、先人の叡智を活かし、天皇を中心に一つにまとまる平和な国をつくる。」とあり、れっきとした極右政党だ。「大調和」とは成長の家、谷口雅春が提唱した言葉で、参政党では日本が主導して世界の国々が共存共栄する新しい世界秩序を築くことを意味し、「八紘一宇」と同様の概念を示しているとされる。…ここまで書けば、参政党などとんでもない政党だと理解できるだろうが、それでも自治体議員を多数輩出し、トップ当選も果たすということは脅威である。もっとも参政党は「大調和」や「天皇」なんという言葉は表に出さず、政策として「教育・人づくり」「食と健康・環境保全」「国のまもり」という3つを掲げている。「教育」や「食の安全」などといったスローガンはリベラルや左翼政党でも掲げる「共通事項」的なものもあるし、3つ目の「国のまもり」にしても、自衛隊・軍備を増強するといったハードなことは述べず、外国(人)排斥と反グローバリズムをソフトに語る方針であることから、ソフト化されたお行儀のよい右翼ということになろうか。 
 それでも”ボードメンバー”で参議院議員でもあり、党をつくった神谷宗幣は西田昌司のひめゆり発言を擁護する発言を、青森での講演で行うなどの歴史修正主右翼の正体をあらわにしている。参政党の掲げる「食の安全」や「反グローバリズム」の中には、エコロジー運動の中から出てきた怪しい理論や陰謀論的なものを取り入れたところも多く、参政党の支持者や構成員の中には「反マスク」「反ワクチン」のようなところもあった。こうした状況を評論家でネット右翼や右派論壇について詳しい古谷経衡氏は、2022年7月に参政党とは何か?「オーガニック信仰」が生んだ異形の右派政党として発表している。リンク記事を読んでいただければわかるが、食品添加物を排除し、有機農法・自然農業で得られる食物を取ることで健康になるという「オーガニック信仰」が支持される中心にあるとする(そういえば尼崎市議選挙トップ当選のたかのゆりこ氏は、オーガニックレストラン勤務と紹介されている)、そのうえで
 しかし参政党の面白いところは、こういった一見してオーガニック信仰・反大量消費社会・自然産品礼賛を謳っておきながら、”日本の舵取りに外国勢力が関与できない体制づくり”と謳って「外国資本による企業買収や土地買収が困難になる法律の制定」「外国人労働者の増加を抑制し、外国人参政権を認めない」などと急に排外的な主張が混じっていることである。だがこれは何ら不自然ではない。
「混じりけのない純粋なる何か」をそのまま延長していくと、「日本は純血の日本民族だけが独占する、混じりけのない国民国家であるべきだ」という結論に行きつくのは当然の帰結だからだ。
 と述べている。そして、
 参政党と似ているとは全く言わないが、かつて有機農法や無農薬をことさら礼賛し、自然との調和や自然の中でのキャンプや観光を推奨し、健康増進(禁煙、禁酒など)を展開した政党が戦前のヨーロッパに存在した。「混じりけのない純粋なる何か」を推し進めると、必然的に純血主義に行きつく。
 と、ナチスとの類似性をほのめかしている。
 ところが参政党の支持者は、ナチスに”憧れる”ような極右ではなく、むしろ政治的な関心がほとんどなかった層だということだそうな。
 そして私が定点観測してきた数百に及ぶ、熱心な参政党支持者の人々は、驚くほど政治的に無色であり、むしろ参政党支持以前には政治自体に関心がほとんどないような、政治的免疫が全く無いような人々が多い。でいて自然食品や有機野菜などを好んで摂取する、消費者意識の高い比較的富裕な中高年や、自分の子供に食の安全を提供しよう思っている女性層が、あまりにも、驚くほど多い。
 としている。
 古谷氏は東京都議会選挙後、同じサイトで参政党の支持者について論考する記事を発表したが、それが参政党支持層の研究である。そこにも参政党支持層は、それまで政治的関心がほとんどない、「無党派層」というより「無関心層」である。そして世の中に「与党」と「野党」があって、右と左が対立していて、その右の思想,主張がこれこれ、左の思想や主張がこれこれといった、政治的マトリックス(座標軸)さえない人たちだそうな。だから自分たち(の主張)が、差別や排外主義につながっている、あるいは差別や排外主義が”良くないこと”であるかどうかも分からない、分かっていない人たちなのだ。しかし、そうしたリテラシーがない人たちが普通に自営業や勤め人として一定”成功”している…参政党支持者はそういった層なのだそうな…のはなぜか?古谷氏はこう答えている。
 つまり政治や社会のことに全く無知・無関心でいながら、一端の社会生活を送ることが果たしてできるのか?という疑問である。だがしかし、戦後日本社会は永年「政治と宗教の話はするな」などと言われてきたように、政治的リテラシーがゼロでも、社会生活を送ることが出来る世界になって久しい。
 上記のような日本の政治的状況が生み出したのが、参政党支持者であり、そして東京都議会選挙で
 すなわちこのYAHOO!ニュースや、それに関連する新聞・雑誌・テレビの報道や内容を流し見でも触れていれば、世の中の人々はある程度、「政治的真贋」とか「政治的公平性」の正邪や高低の云々が分かろう―、という図式がはなから通用しない人々が、この国には数百万人という規模で存在するという驚くべき事実だ。
 と述べている。ある意味、こりゃぁどうしようもないなぁ~という感じだ。

 これまで「政治的に無関心」だった層が、今回、突然目覚めて参政党に投票したかどうか?今回の東京都議会選挙の投票率は47.59%と、前回と比べ5.2ポイント上がっている。票数にして58万6千票ぐらい、それに対し、参政党の得票が11万7千票だから、自民党1強が終焉したものの、以前「政治とカネ」の問題やコメなどをはじめとする物価高対策、手取りを増やすのか、給付を行うのか、消費税を減税するのか…などで選挙への関心が高まって投票率が上がったその中に、参政党の主張に「目覚めて」初めて投票に行った…というような人が含まれていても、なんらおかしいものではない。

 とはいえ、支持者が普通の人だからエエというものではない。間違ったカルト右翼政党をのさばらしてなならない。次回は参政党の主張や運動母体をきちんと批判しよう。 

政治家に就職すること(あるいは候補者の公募について)

 以前の記事、石丸新党をぶっつぶせ!において、こうゆうことを書いた。
 東京都議選挙への候補者の公募は、普通の勤め人などから政治家に「転職」するつもりでやってほしという…普通の転職のように、エントリーシートにプロフィール等を書いて、書類選考、適性検査の受検、その後石丸氏による面接を経て、”採用”されるかどうかが決まるという。
 石丸新党に”採用”されれば、そこから選挙資金を得て選挙に勝ち抜き、晴れて都議会議員に”就職”できるという「石丸新党」であるが、「転職」という言葉を聞いて思い出したのが、民間の求人サイトを使った公募で市長候補者を決め、その候補者が市長選挙で当選した、大阪府の四条畷市長選挙のことである。ちょっと前にMBSが取材し、放送していた。
『求人サイトで市長候補を公募』したのはなぜ?(以下略)
 市長が求人サイトで「次の市長候補」を募集するという全国初の試み。その旗振り役となったのは、大阪府四條畷市の前市長・東修平さん(36)です。公募にこだわったのはなぜか?公募から市長選までの舞台裏に密着しました。

 東前市長によれば、「前回の統一地方選挙で市長だと4分の1が無投票だった。なり手不足と言われている中で、市長としてふさわしい素質や情熱を持っている人は一定数いると思っているんですね。ただ、あまりにこの選挙というブラックボックスが、壁が高すぎて挑めていないと」…地方自治体の首長や議員などの政治家の「なり手不足」対策であるという。なお、東市政の継続すら求めない、ということで、ある意味「理念」を求めない石丸新党と共通点がある。
 で、公募に応募したのが209人!なんだこれは?うむ、大阪府下のベッドタウンで、あんまり規模も大きくない市長をやってみたいという人がこんなにいるわけだ。ここから絞り込み、最終選考で6人の立候補予定者を、匿名で参加した5人の市民と東前市長が選考委員となって面接し、一人に絞り込んだ。当初は四条畷市とは縁もゆかりもない、元国連職員の篠原雄之氏が「候補者」となったが、選考後に心臓疾患が見つかり、立候補が難しくなった。そこで最終選考で残ったもう一人の、四条畷市出身で市役所に勤めていた銭谷翔氏が「候補者」になった。本番の選挙では、銭谷氏の他に保守系無所属で長年市議を務めてきた渡辺氏が立候補した。選挙結果は銭谷氏9989票、渡辺氏が8891票と、僅差で銭谷氏が市長に選ばれたのである。

  政治家の「公募」そのものは、これまでも様々な政党がやっている。民間の「求人サイト」を使って、まるで「転職」のように政治家を募集するのも、維新なり、新しもの好き。人気取りポピュリズム政党ならやりかねない(維新は「政治家への転職」という言葉を使うことがある)。今回の「候補者の公募」は、東前四条畷市長というあるていどまともな政治家が「行政」の仕事の一部として行い、かつ四条畷市そのものがあまりメジャーじゃないこともあって注目を浴びたとは言い難い。維新や石丸のような輩がやると、マスコミも衆目するし、反発する人も多いだろう。
 当然「(行政による)市長候補者の公募」というのは、いくら市政の継続性をもとめず、匿名の市民の公募を入れるからといっても、市・行政「公認候補」といった印象・イメージをぬぐうことができない。引用記事にはないがこれが放送されたとき、あるコメンテーターは「(行政の公認ということで)選挙が形骸化するのでは?」と懸念を表明していた。たまたま今回の四条畷市では市議会議員の対立候補がでたが、もし対立候補が出なかった場合はどうしたのであろうか?「なりて不足」で選挙が成立しない対策なら、公募で候補者を2名選考し、選挙でえらんでもらうという手もありだろう。いっそのこと、行政から独立した「第三者機関」が複数の候補者を選ぶ、理念や信条、政治手法が全く違っていても、そこは選挙で対応する…というのもありかもしれない。 

 議員であろうが首長であろうが、理念や目標その他いろいろある複数から、選挙民が投票によって政治家を選び、進路をきめるという現在の選挙制度の下では、政治家の公募はある理念や目標をもった「政党」が行うべきであり、行政や「第三者機関」的なもの、あるいは「石丸新党」のような理念もへたくれもない「選挙互助会」がやるべきものではない…まぁカネを持っている「選挙互助会」が勝手に公募をやるのは自由だが、それで政治が変わるわけではない…記者会見までして報道するものではないのだ。
 ただ地方自治行政のばあい、理念や目標の違いが問題にならないケースもままある。特に首長選挙の場合、政党に所属していてもあえて無所属となり、政党からは「推薦」という形を取って、理念や目標の違いを曖昧にした「オール〇〇」という候補者がよく見られる。例外は維新で、前回の兵庫県知事選挙を除き、維新という党派性を前面に押し出して立候補し、選挙に臨む。「身を切る改革」で持てる者と持たざる者の分断を持ち来む維新党派選挙も嫌なものだが、オール〇〇の何の争点もない選挙も、まるで面白くない。「保革」のガチの争いなんぞ、ほとんど存在しない…こういったことが政治への関心の低下や、候補者の減少、無投票選挙につながっている。
 その結果、選挙が「人気投票」に陥る…石丸信二のような中身のない人間が、Youtubeなどで流されるイメージだけで持ち上げられ、東京都知事選挙で2位をとる、あるいは斎藤元彦や立花孝志といったろくでもない人間が選挙をひっかきまわし、当選してしまうということも起きる。政治家の中には明らかに政治家として(それ以前に人間として)不適切な人物、人種差別したり、性暴力を開き直ったりする人間も今やいっぱいいる。こういった”不適格者”を選挙の場に出さない方策として、供託金制度というのがあるわけだが、トンデモ人間にカネを出す奇特なヒトがいるため(立花孝志があちこちの選挙に立候補できるのはそのため)ちっとも役にたっていない。公募の逆で”第三者機関”がなんらかの選考をして不適格者を排除すればよいのかもしれないが、それで排除できるのは麻生太郎や安倍晋三のような漢字の読めない政治家だけであろうし、その方法は立候補の自由を侵害し、政治活動や結社の自由を損ねることにもなりかねない。

以上、行政による立候補者の公募…ということから考えたことである。もう少し四条畷市のやったことについて、よく考える必要があるだろう。
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あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…「鉄道むすめ」から「侵略!イカ娘」、「ガルパン」そして「血小板ちゃん」という謎の進化を遂げる。白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主だが、鉄道・乗り鉄ネタ、完乗闘争の記録も。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
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