たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

自衛隊

中国軍レーダー照射を現代の盧溝橋事件にしてはならない

 11月6日、公海中で演習中の中国軍機から自衛隊機が「レーダー照射」を受けたとして、防衛省が中国に対し厳重抗議を行うとともに事実関係を発表した。防衛省・自衛隊のサイトより
中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射について
 第一に、本年12月6日(土)16時32分頃から16時35分頃までの間に、沖縄本島南東の公海上空で、中国海軍の空母「遼寧」から発艦したJ-15戦闘機が、当該機体に対する対領空侵犯措置を実施していた航空自衛隊のF-15戦闘機に対して、レーダー照射を断続的に行う事案が発生した。
 第二に、同日18時37分頃から19時08分頃までの間に、沖縄本島南東の公海上空で、中国海軍の空母「遼寧」から発艦したJ-15戦闘機が、当該機体に対する対領空侵犯措置を実施していた上記とは別の航空自衛隊のF-15戦闘機に対して、レーダー照射を断続的に行う事案が発生した。
 今回のレーダー照射は、航空機の安全な飛行に必要な範囲を超える危険な行為であり、このような事案が発生したことは極めて遺憾であり、中国側には強く抗議し、再発防止を厳重に申し入れた。
 なお、自衛隊機及び隊員に被害はない。

 対マスコミ的には、小泉防衛大臣の会見という形で出てきた。また小泉大臣は、中国軍から演習についての事前通告を受けていなかったと発信した。…当然の如く、中国非難の声が巻き起こる…そんな中、元戦闘機パイロットの戸田眞一郎氏が次のようなツイートを出した。
 
 その後、これに関する情報をいろいろ探ってみると、まず戦闘機同士のレーダー照射は、ミサイルを撃つ前の「ロックオン」とは違い、投稿にもあるよう相手の高度、方向、速度情報その他を得るために行われるものである…今回もどうやらそうゆうものらしい。
 で、中国側から事前の通知はしたとの情報が出てきた…中国軍と海上自衛隊のやりとりの音声データがでてきたのである。TBSニュース
【レーダー照射問題】“音声公開”で日中が応酬 中国側「訓練を事前に通知」 小泉防衛大臣「危険回避の情報なし」 専門家の見解は?【news23】
(前略)
 この数時間前に、遼寧と海上自衛隊の護衛艦との間で行われた無線のやりとりとされる音声が公開されたのです。
中国軍とされる音声
「中国海軍101艦だ。我々の艦隊は計画に沿って艦載機の飛行訓練を実施する」
自衛隊とされる音声
「中国軍101艦へ。こちら日本の116艦、メッセージを受け取った」
 中国側は訓練を行うことを事前に通知していたにもかかわらず、日本の自衛隊機が悪意を持って訓練区域に入ったと強調しています。
 10日朝、臨時の会見を行った小泉防衛大臣は「中国軍の艦艇から海自の護衛艦に対し、飛行訓練を開始する旨の連絡があった」としたうえで…
小泉進次郎 防衛大臣
「ノータム=航空情報もなく、船舶等に示す航行警報も事前に通報されていない。その結果、危険の回避のために十分な情報がありませんでした」
 ノータムとは、例えば軍が訓練をする際、民間機などが危険を避けられるよう、時間帯や位置などを通知する航空情報のこと。
 自衛隊の元統合幕僚長・河野克俊氏によると、今回の音声はノータムとは全く異なるものだといいます。
河野克俊 元統合幕僚長
「『今から飛行機を上げます』という話。現場での意思疎通をチャットというか、そういうレベルの話ですから、ノータムなんかの公式の通報とは全然違う」
そのうえで、今回の音声がレーダー照射を正当化する理由にはならないと指摘します。(以下略)

 これによると中国空母がこの海域に進出したことを受けて、海上自衛隊「116艦」が警戒のため出動、その後、訓練の通告を現場で受けたということだろう。そして訓練の情報をつかんだ航空自衛隊も警戒のためFー15を出した、それが中国軍機から「レーダー照射」を受けた…ということだ。
 事前の通告の有無…特に「ノータム」に出すかださないかはともかく、通常任務の中でどっちかが突出したということなんだろう。中国側が日本近海で演習を行うことについても、中国からみれば日米共同軍事演習を毎年毎年、中国の近くでやっているわけで、米空母も西太平洋…中国寄りの海域…で離発着訓練や演習をやっているのだから、こんなのも「おたがい様」なのだ。

 こんなもの、現場でちゃんと解決出来得るし、出来るだろう…ところが防衛省・自衛隊はあたかも中国軍から攻撃一歩手前まであったような情報の出し方を行って、緊張を高め、危機意識を煽った。しかもつい1カ月前、高市首相が「台湾有事は存立危機事態になり得る」という答弁で、対中国戦争宣言を行い、危機を煽って軍拡と戦争準備にのめりこんだ直後である。
 ちなみに11月16日に共同通信が報道した、「台湾有事」で集団的自衛権を行使する…戦争を行う…の是非について、、「どちらかといえば」という回答を含めると、賛成が48.8%、反対が44.2%だったそうだ。(JーCASTニュースあまりにも不適切」「戦争煽ってどうする?」 共同通信世論調査めぐり国会議員の批判続々より。マスコミが「台湾有事」が中国からみれば内戦であることや、軍事介入そのものが憲法違反になることをきちんと報道も解説もしないで、雑な世論調査を行って結果発表する問題を述べている)普段から「中国がー」「中国人がー」というような報道、世論にここ十数年囲まれている日本人も、ついに「台湾有事」で対中国戦争に進むことはやむを得ない…という世論形成まで来ている。これは恐ろしいことだ。
 こんな中で起こった「レーダー照射」事件は、まかり間違えば1937年の「盧溝橋事件」のようなことになりかねない。「盧溝橋事件」は、日本軍が北京の盧溝橋(マルコポーロブリッジ)近くで夜間軍事演習を行った(このこと自体、中国の主権を無視するものなのだが、かつての中国侵略の過程でそこまで日本軍が軍事権益を保有していたわけである)。演習終了後、中国側から銃撃があり、兵士が行方不明になった(後に無事出てくる)ことから現地で”小競り合い”が始まったのである。もっとも現地では話し合いも行われ、現地解決の見込みもあったのだが、陸軍中央や日本国内世論の後押しにより、日中全面戦争に至る…その結果、南京大虐殺や重慶爆撃などの取り返しのつかない戦争犯罪も引き起こすことになったのだ。
 歴史から学び、「レーダー照射事件」を現代の盧溝橋事件にしてはならない!

米軍基地いらんちゃフェスタ2025in丹後

 米軍Xバンドレーダー基地反対集会のお知らせ。
2025-11-09 京丹後いらんちゃフェスタ
米軍基地いらんちゃフェスタ2025in丹後
日時・2025年11月9日(日)13:30~
場所・丹後文化会館(京丹後市内)
◇歌声でオープニング
◇開会挨拶と基調報告
◇現地報告
 ①精華町祝園②福知山③舞鶴④丹後
◇協賛団体の連帯挨拶
◇行動的、デモ行進

 米軍と自衛隊の一体化が進み、東アジアの有事には、米軍の指揮下で自衛隊が先制攻撃に出撃する体制が作られつつあります。精華町の祝園弾薬庫、イージス艦配備の舞鶴海上自衛隊、シェ劇訓練場を有する福知山陸上自衛隊、丹後のXバンドレーダー基地、これらの軍事施設が一体となって、多額の軍事予算の下、京都北部に出撃基地としての機能が急速に拡充されています。
 日本各地で戦争準備が進められていることを踏まえ、「京都北部を先制攻撃の出撃地にしない!」をメインスローガンとし、「米軍基地いらんちゃフェスタ2025in丹後」を開催します。京都はもとより関西一円からのご参加を心から呼びかけます。

京都を出撃基地にするな‼

◇共催:米軍基地反対丹後連絡会(℡ 0772-62-0169) 米軍基地建設を憂う宇川有志の会
◇協賛:米軍基地いらない京都府民の会 米軍Xバンドレーダー反対近畿連絡会
    止めよう!経ケ岬の米軍レーダー・危険な戦争準備を許さない緊急京都府民の会

抗議行動を「妨害行為」とする中谷発言を許すな!

 中谷防衛大臣は、日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン25」に対する抗議行動について「妨害行為」であると発言した。Y!ニュースQAB
中谷防衛大臣が抗議活動を「妨害行為」とし「大変遺憾」と発言 沖縄
 中谷防衛大臣は9月19日、県内での自衛隊への抗議活動に対し「過度な妨害行為が続いている」とし、大変遺憾だと述べました。
 中谷防衛大臣「このような妨害行為によりまして訓練の内容の変更を余儀なくされたということは大変遺憾であります」
 中谷防衛大臣は9月19日の会見でこのように述べ、13日に宮古島で自衛隊の物資輸送訓練に対する妨害行為があったとして、訓練の内容を一部変更したとの認識を示しました。
 また、県内での自衛隊の活動について「県民の方々を含めて国民の命と平和な暮らしを守るべく日頃から訓練など様々な活動を実施している」と述べました。
 玉城知事「なぜそのような厳しい意見、抗議活動が起こるのかということもしっかりと受け止めていただきたいというように改めてお願いをしておきたいと思います」
 玉城知事はこのように述べ、南西シフトの強行など計画ありきな政府の対応が住民の反発に繋がっているという認識を示しました。

 「レゾリュート・ドラゴン25」は、「台湾有事」を念頭に置いた対中国戦争の実践訓練であり、まごうかたなき戦争準備である。そして戦場として想定されているのは「第一列島線」とされる沖縄の字磨島だ!そこで激しい抗議行動が起こることは当然である。抵抗は正当なのだ!
 その抵抗に押されて、訓練内容を変更せざるをえなかたっとしても、責任は訓練を企画汁防衛省・自衛隊にある。「妨害行為」としてあたかも不当・不法なことをしているとアピールする防衛大臣は許されない!
 この件について、毎日新聞がより詳しく端的に報道している。
抗議で自衛隊訓練を一部できず 防衛相「大変遺憾」 沖縄では反発
 中谷元・防衛相は19日の閣議後記者会見で、宮古島(沖縄県)で13日に実施された自衛隊の訓練について「妨害行為により訓練内容の変更を余儀なくされた。大変遺憾だ」と述べた。会見の冒頭発言でこうした認識を示すのは異例。中谷氏は「反対の立場を含め、意見表明すること自体を否定するものではない」とも言及したが、沖縄では反発の声が上がっている。
 防衛省によると、13日の訓練は、日米が共同で毎年実施する大規模訓練「レゾリュート・ドラゴン」の一環。宮古島の港から駐屯地まで自衛隊車両で物資を輸送する計画だったが、市民団体に道を塞がれて車両を移動できなかったという。
 会見で中谷氏はまず「沖縄で過度の抗議活動が続いていることに一言申し上げる」と発言。宮古島では13日のほか、8月の防災訓練の際も「とある団体から拡声器による抗議を受けた」とした。さらに、9月12~14日に沖縄市で開かれた「沖縄全島エイサーまつり」を巡り、一部団体から自衛隊員の参加自粛を要請されたことも明らかにした。
 沖縄が背負う基地・訓練負担と抗議活動との関連性を問われると、日本を取り巻く安全保障環境の厳しさや自衛隊の役割を改めて強調。「私自身が先頭に立って発言し(国民の自衛隊に対する)信頼を増していくことが必要ではないか」と説明した。自身の発言が国民を萎縮させるとの指摘には「訓練は迷惑を掛けないように行っているつもりだ。(抗議活動は)良識と度量を持ってやっていただきたい」と反論した。
 防衛省は近年、宮古島や石垣島、与那国島などの先島諸島に自衛隊駐屯地を次々と開設し、ミサイル部隊などを配備してきた。駐屯地のほか、島の空港や港湾を利用した日米共同訓練も盛んに実施され、今回の「レゾリュート・ドラゴン」は過去最大規模となった。
 一方、沖縄では第二次世界大戦末期の地上戦で多くの県民が犠牲になった経験から「有事の際に攻撃対象となる」との懸念も根強い。宮古島でも2019年の駐屯地開設時から市民団体が駐屯地外での訓練などに抗議活動を続けている。
 13日に宮古島で抗議活動をした市民団体「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の清水早子共同代表は中谷氏の発言を受けて「『妨害』と言うが、私たちは武器も持たず、暴力行為もしていない。小さな島の小さなグループが『表現の自由』として抗議の意思を示している。国と対等な力関係にはなく、排除しようと思えばいつでもできるし、実際に今まで排除されてきた」と訴えた。
 清水さんらが8月に宮古島で行われた陸上自衛隊の防災訓練に抗議した際には、駐屯地トップの1等陸佐が「許可を取れ」などと威圧的に迫り、後日、謝罪するに至った。清水さんは「防衛相は軍拡に反対する人たちの声を抑え込もうとしている」と非難した。
 沖縄県の玉城デニー知事も19日、報道陣の取材に「憲法が認める表現の範囲内において抗議活動は認められている」と指摘。米軍基地に加え、自衛隊の増強が進んでいる現状に「他県の市民とは受け止め方が違う。中谷防衛相や自衛隊は、なぜ厳しい意見や抗議活動が起こるのかということを受け止めて、地元への丁寧な説明を尽くしてほしい」と求めた。【松浦吉剛、喜屋武真之介】

 記事中、「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の清水早子さんが述べているよう「島の小さなグループが『表現の自由』として抗議の意思を示している。国と対等な力関係にはなく、排除しようと思えばいつでもできるし、実際に今まで排除されてきた」のだ。もっとも今回、宮古島で一部の訓練を中止・変更して、平良港からの車両の揚陸を”断念”しているが、その時も抗議者は10名程度、いつでも「排除」して車両揚陸は可能だったそうな。明らかに意図して車両揚陸を”断念”している。わざと住民に「負けた」ふりをして、「妨害行為があった」と後で宣伝するためではなかったか?

 それはともかく、防衛大臣が会見で抗議行動を「妨害行為」と言って弾圧をほのめかすこと自体も異常だ!だがそれは今年の「レゾリュート・ドラゴン25」に対する抗議行動が、防衛省・自衛隊にとってやっかいなものになっていることの現れでもある。
 中谷の恫喝にひるむことなく、日米共同訓練、自衛隊の戦争準備、弾薬庫建設に反対し、抗議の声を上げ続けよう!

自衛隊による市民への恫喝を許すな!

宮古島で自衛隊の幹部が、抗議する市民に対し恫喝していたことが明らかになった!
沖縄ニュースOTVより…
 

宮古島の陸自トップが市民に怒声 「拡声器使用の許可得たか確認」 中谷防衛相「詳細確認する」 (25/08/08 18:09)
陸上自衛隊宮古島駐屯地のトップが、市街地での訓練に抗議した市民に対し、恫喝ともとれる発言をしていたことがわかりました。
宮古島に駐屯する陸上自衛隊は6日、伊良部島などで公道を使用した訓練を実施しました。
伊良部大橋のある海の駅で市民団体が訓練に抗議していたところ、駐屯地のトップ比嘉隼人警備隊長が「施設の使用許可を取っているのか」などと市民に詰め寄りました。
宮古島駐屯地 比嘉隼人警備隊長:
あなた許可を取っているんですかって。市民の声では無くて、許可を取っているのか、まずそこを確認している。許可を取れ早く、取って来い。私はしっかり取っています。早く行ってください、まず行ってからやってください。行ってからやってください、いいですか分かりましたか?
映像が撮影された場所は、市民が利用する際に行政の許可を取る必要がないということです。
この場に居合わせた、ミサイル基地反対宮古島市民連絡会の清水早子共同代表は「恫喝するような態度だった」と証言します。
ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会 清水早子さん:
返事するまで繰り返されるような恐ろしい感じでしたから。まるで旧日本軍の、沖縄戦で壕から出ていきなさいと、沖縄戦の最中に住民を追い出した日本軍の話が頭によぎりますよ
市民団体は明日9日、宮古島駐屯地に抗議する方針です。

宮古島駐屯地は沖縄テレビの取材に対し「市民が拡声器を使用して抗議したため施設の使用許可を得ているか緊急的に確認するためだった」とし、比嘉隊長の言動が適切だったかについては「上級部隊と確認したい」と回答しました。
この件の認識について問われた中谷防衛大臣は「自衛隊と市民との間でやり取りがあった事は承知している」とし、詳細を確認すると述べました。

 この件について清水早子さんが自身のFBにいろいろ投稿されているのだが、この訓練は「徒歩防災訓練」ということで、20㎏の装備をかついで伊良部島の長島港から35㎞ほど公道をあるくというもの…第15旅団に属する新人隊員16人が参加したそうな。清水さんたちは、この行軍訓練に対する監視&抗議のため、海の駅の駐車場にいた。ただし駐車場において「抗議行動」はしておらず、マイクで少し若い自衛隊員に語り掛けた程度だそうな。もちろん、そこに行くのにいちいち「許可」は必要はないし、そこからおだやかにマイクで隊員に話しかけるのも「許可」なんか必要ない。また、自衛隊も公道を歩くだけの訓練に、わざわざ「許可」なんか得ないだろう。(宮古島市への”お知らせ”ぐらいはしているだろうが…)
 合法的な街宣やスタンディングに対し「許可とってるのか!」など恫喝してくるのは、たいてい右翼がかったヤツで、単に自分が気に入らない「サヨク」に対してイチャモンつけたいだけなのだが、それを国家の暴力装置である自衛隊幹部が恫喝まがいにやってくるということは、一線を越えている。記事中の清水さんの発言にあるよう「沖縄戦の最中に住民を追い出した日本軍」そのものである!こうちらはまた、沖縄戦を繰り返そうとしているのだ!

絶対に許してはならない!
沖縄を再び戦場にするな!自衛隊は島々から出ていけ!

輝け憲法!集会【後編】

 昨日の輝け憲法!集会【前編】のつづき…
 自民党はかつて「条文改憲」を考えていた。2005年の新憲法草案では、9条の2項に「自衛軍の保持」を記載し、2012年の改正草案では9条2項に「自衛権の発動を妨げるものではない」「国防軍の保持」を記述している。2017年5月3日の民間憲法臨調・美しい日本の憲法をつくる国民の会共催の第19回憲法フォーラムで安倍元首相が送ったメッセージには、「憲法は、国の未来、理想の姿を語るものです」とあるが、これは違う。立憲主義的な憲法の定義のなかに、理想はない。安倍元首相はここで9条「加憲」論をもちだし「9条1項、2項を残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」考え方を示した。そこから2018年に自民党の4項目改憲案が出てくる。
 第9条の2「前条の規定は、我が国の平和と独立を守り、国及び国民の安全を保つために必要な自衛の措置をとることを妨げず、そのための実力組織として、法律に定めるところにより、内閣の首長たる内閣総理大臣を最高の指揮監督者とする自衛隊を保持する。」とある。「国民」の安全と言う言葉が付け加えられているが、これは自衛隊の活動を国内に限定かしないことの正当化のためである。
 9条加憲の意味は、「自衛隊違憲」が憲法上言えなくなること、政府は常に自衛隊が憲法に違反しないという説明責任があり、それが「歯止め」になっていたが、それがなくなる。第二は、9条2項の「空文化」「死文化」である。「後法優先の原則」(後法は前法に優る、後法は前法を破る)、「加憲」という表現も妥当ではない。そして現在は違憲の「安保法制」も正当化する、憲法上は全面的な集団的自衛権も行使できる自衛隊の正当化につながる。ちなみに石破首相は2018年の自衛隊明記案ではなく、2012年の改憲案+αで、他に日寧地位協定改定論もある。
 自衛隊は「実力」にすぎず、海外派兵もしない、専守防衛に徹するから合憲としたはずなのに、「敵地攻撃」と防衛費GDP比2%で自衛隊と9条の矛盾が拡大した。その会場のための改憲である。防衛費の大幅増より、教育・福祉などにまわすべき…大学授業料の無償化は11.8兆円、小中求職無償化は0.5兆円、健康保険負担は5.2兆円で達成できる。
 また、コロナ対応のため「緊急事態条項」が必要という議論もあるが、日本のコロナ対応の不十分さは憲法25条がありながら、新自由主義改革を強行したからである。全国の保健所数は1992年に852カ所、2023年には468カ所、維新の会が強い大阪市は保健所が1カ所で、コロナの使者は東京都より多い。
 10月27日の選挙結果で、会見勢力が2/3以下となったが、職場や地域でそれぞれが必要に応じて憲法で保障された権利・自由を行使していく…学習会・集会・デモに参加する、組合に入るなど。学習・宣伝活動、全国各地で本気の「労組と市民と野党の共闘(労組をいれたことがポイント)」をるくる。自己満足で終わらない、若者に働きかける、自己規制・萎縮・忖度しない…ということで講演を終わられた。
 つづいて休憩なしで、フリーライターの小川たまかさんの講演「”ミソジニー”は家父長制に抗う女性への制裁欲」が行われた。
 小川たまかさんは主にネット配信で性暴力やハラスメントに関する記事を発信している。(最近の仕事:「私は堂々としていたい。検事の仕事もしたい。けれど……」女性が記者会見で語る 大阪地検元トップ初公判)憲法14条「 すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」をまずパワーポイントで掲げ、性差別は見えにくい差別である…「男女雇用機会均等法」などで男女は平等とされながら、ジェンダーギャップ指数は低いままである。女性の「地位」が低いのは女性の問題とされてしまうが、構造の問題ですよね。若い人は、フェミニズムやジェンダー問題に関心のある人が多いです…とはじまる。
 表題の”ミソジニー”は、「女性嫌悪」と訳されるが、それだけではない。「家父長制に抗う」生意気な女性を懲らしめたい、女性を分断することであると、とらえなおしが必要である。”ミソジニー”の対義語の”ミサンドリー(男性嫌悪)”には、「家父長制に抗う制裁欲」なない。
 その後、小川さんは様々な政治家の発現、例えば「女性の入っている会議は時間がかかる」「そんなに美しい方とは思えないけれど…云々」「女性はいくらでもウソをつく」などという発言を取り上げ、分析した。「女性は~だ」とくくって、決めつけている。ケイト・マンの著書「ひれふせ、女たち:ミソジニーの論理」を紹介し、男社会に女性が存在でき兄理由をつくりあげるのが”ミソジニー”であるとのことである。
ひれふせ、女たち ミソジニーの論理/ケイト・マン/小川芳範【3000円以上送料無料】
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 「女性はいくらでもウソをつく」は、典型的なセカンドレイプの発現である。性暴力を許す女⇒良い女、性暴力を許さない女⇒悪い女という女性像が、メディアによる刷り込みや、ワイドショーでの芸能人の発言などからみられる。
 家父長制とは、主に男性が支配的特権的な地位を占める社会システムで、根強く残っている。小川たまかさんお祖父は、昭和天皇の命日と自分の誕生日が同じことをいやがった”左翼”な人であったが、そんな人でも娘(小川さんの母)に「男子を産めなくてくやしかったろう」ということを言った…というようなどころで時間切れとなった。
 集会参加者は、中央公会堂の大ホールがいっぱいになったこともあって、1300人と発表された。このあと、西梅田に向かってパレードという名の、デモでありますっ!

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 ではでは…
 
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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