たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

脱原発

関電は約束まもれ!美浜集会

脱原発現地闘争のお知らせ。
20250331 美浜現地闘争20250310
2025年3.31(月)
使用済み核燃料の行き場はないぞ
関電は約束まもれ!美浜集会

◆とき
 3月31日(月)13:00~
 ※集会後、町内デモ
◆ところ 
 関西電力原子力事業本部前
 (福井県美浜町/JR美浜駅から徒歩3分)
 ※デモ終了・解散15:30

主催:老朽原発うごかすな!実行委員会
 ℡090₋1965₋7102

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関西電力(関電)に、約束を履行させ、すべての老朽原発を廃炉に!

■使用済み核燃料に関して、約束反古を繰り返す関電
 関電は1996年に「使用済み核燃料は福井県外に搬出する」と、当時の福井県知事に約束しました。青森県の核燃料再処理工場が稼働すれば、青森県に搬出できると楽観しての約束でした。しかし、1997年に予定されていた再処理工場の稼働は、延期を重ね、だに稼働の見込みはありません。そのため、関電も、「福井県外搬出」の約束を繰り返し反古にしています。
 関電は2021年にも、「使用済み核燃料の中間貯蔵地を2023年末までに福井県外に探す。探せなければ老朽原発を停止する」と約束しましたが、未だに候補地を見出していません。老朽原発・美浜3号機、高浜1、2号機の再稼働への福井県知事の承認を得るための空約束でした。
 関電は、約束期限が迫った2023年6月、保管する使用済み核燃料のわずか5%程度をフランスに持ち出す計画を示し、「県外搬出という意味で、中間貯蔵と同等」としました。また、8月には、唐突に上関町に中間貯蔵地建設のための調査を申し入れ、約束不履行を取り繕おうとしました。
 さらに、10月には、再処理工場の活用、中間貯蔵施設確保を盛り込み、いかにも近々使用済み核燃料の福井県外搬出が可能であるかのように見せかけた「ロードマップ」を発表しました。老朽原発の運転を継続するための詭弁で、実現性が全くない「絵に描いた餅」です。

■関電、使用済み核燃料の原発敷地内での乾式貯蔵に布石
 ロードマップで、関電は「使用済み核燃料搬出の円滑化のために原発構内に乾式貯蔵施設の設置を検討する」とし、福井県内での乾式貯蔵に向けての布石を打ちました。関電の燃料プールはもうすぐ満杯になり、原発を停止せざるを得なくなるため、プールに空きを作ろうとする策略です。乾式貯蔵を許せば、永久貯蔵になりかねません。

■再処理工場の27回目の完成延期で、ロードマップは破綻
 関電が示したロードマップは、昨年8月、日本原燃が27回目の再処理工場完成延期(約2年半)を表明したことによって破綻しました。
 それでも、関電は開き直って、「ロードマップを本年度末までに見直す。実効性のある見直しができなければ、老朽原発・高浜1、2号機、美浜3号機を運転しない」としました、しかし、その場しのぎの空約束と約束反古を繰り返してきた関電の言動は、信用できるものではありません。
 今回も、「使用済み核燃料のフランスへの搬出量を若干上乗せする」などの小手先の奇策で、誤魔化そうとするでしょう。許してはなりません。

 使用済み核燃料の行き場はありません。関電に約束通り老朽原発の停止を実行させ、使用済み核燃料の発生源・原発の全廃への突破口としましょう!

3.22(土)~23(日)
若狭一誠チラシ配り(拡大アメーバデモ)
■アメーバデモとは
 若狭や周辺地域のあらゆる集落を徒歩および街宣車でめぐり「脱原発、反原発」を訴え、チラシを各戸配布します。しばしば、住民との会話がはずみます。
 現在までの12年間で、約350回(約500日)のアメーバデモを行い、60万枚を超えるちらしを配布しています。
■参加申し込み方法
 福井、滋賀、京都、大阪、兵庫などから配車の予定です。ご乗車、ご宿泊、その他についての問い合わせは、下記にお願いします。
▼福井県の方は   090‐8263‐6104 林まで
▼福井県以外の方は 090‐5676‐7068 橋田まで

■カンパのお願い
「3・31関電は約束まもれ!美浜集会」は、手弁当で、準備・実施されます。経費のご支援を戴ければ幸いです。
▼カンパ振込先(郵便振替)
加入者名:老朽原発動かすな!実行委員会
口座記号・番号:00990‐4‐334563

 



さよなら原発関西アクション

 3月9日、中之島公園女性像前で行われた「さよなら原発関西アクション」参加してきた。
 14時開始、バックで次の三味線演奏の準備がなされる中、主催者あいさつで山口恒樹さんが、閣議決定された第七次エネルギー基本計画で、石破政権が原発回帰を打ち出したこと、核燃料サイクル、六ケ所村再処理工場などの問題について語られた。
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  右の青い服の方が、山口さんです。
  続いて蛯名宇摩さん、蓮津さん、夜迦さんの三味線と太鼓演奏。
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 五木の子守歌(反戦バージョン)や原発数え歌(こちらは奄美の三線で奏でられた)、福島民謡・新相馬節~津軽じょんがら即興曲弾きなど数曲が披露された。蛯名さんは奄美大島出身、三味線を学ぶために東京へ、埼玉で暮らしていたが3・11後すぐに岡山に避難した。岡山に福島の人たちを呼ぶ保養の活動もされているそうだ。また脱原発のためなら全国どこにでも出かけて唄うとのこと。
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 続いて、元静岡県湖西市長で、現在も市議会議員をしている「浜岡原発廃炉訴訟」原告の三上元さんのお話し…市長を辞めてからも市議を続けているのは、市議の成り手がいないからだそうな。
 ここに来る新幹線の列車の中で、ごみを拾って捨てた…ごみを一つ拾えば、一つきれいになります。何か行動しましょう!というところから始まった。三上さんは、スリーマイル事故やチェルノブィリ事故でも「反原発」にはならなかった。変わったのは9・11の「同時多発テロ」事件、拘束された容疑者が原発も狙っていたと証言したことからだ。ミサイルで攻撃されたら、原発はすぐに核爆弾になる。台湾の人たちは中国から攻撃されたら日本の自衛隊が助けに来てくれると思っているそうだが(どうもそうゆう世論があるらしい)、中国から「お前のところには原発が五十数基あるそうじゃないか、こちらはミサイルが五千発あるぞ!」と言われれば手も足も出ない。原発は国防問題であるということ、「我が国に原発があり隣国にはミサイルが」のゴム印を作ったことや、小泉純一郎元首相を静岡の反原発集会に呼んだら、政権で原発を推進してきたことを謝罪した、息子の小泉進次郎は「反原発」かどうかということも聞いてみたというような話(小泉純一郎は確実に反原発であり、息子もおおむねそうだろうということ)、六ケ所村再処理工場は、原発10基分ぐらいの放射能を出す危険なものだということなどを話された。
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 原発避難者で、原発賠償関西訴訟原告団代表の森松亜希子さんのアピール。原発は「環境問題」「エネルギー問題」や「国防の問題」であるが、同時に「人権の問題」である…放射能を受けない権利、J避難の権利を!と訴えられた。
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 原発に反対するパートタイム労働者として、石川ひなさんのアピール。石川さんは日本のシス女性というマジョリティの立場にいることをふまえ、主に入管問題やトランスジェンダー差別についてAWC Youthの立場で闘ってきたが、あらゆる差別…女性、セクシャルマイノリティ、在日外国人、被差別部落、障がい者、セックスワーカーに対する差別などに反対する立場であり、その一環で原発に反対するということを述べられた。

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 青森県核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会事務局長の中道雅史さんからのメッセージが代読された。

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 福島原発告訴段団長の武藤類子さんからのメッセージが代読された。

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 会場はこんな感じ。

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 最後に「原発再稼働絶対反対!」「能登半島地震を踏まえ、すべての原発をすぐに止めよ!」「エネルギー基本計画の原発増設・新設反対!」などの18項目の集会宣言が交互に読み上げられ、拍手をもって確認された。

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 集会が終わって、デモでありますっ!
 中之島公園内を御堂筋方面に移動して、デモ出発準備、コールや歌の練習。

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 デモ出発~ 御堂筋を北上
「政府は原発事故の責任をとれ!」「東電は原発事故の責任をとれ!」「関電は若狭の原発を止めろ!」「能登の志賀原発を廃炉に!」

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「六ケ所再処理工場を閉鎖しろ!」「全ての原発を廃炉にしろ!」「原発再稼働をやめろ!」「再稼働反対!新増設反対!」

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「政府は原発・核燃から撤退せよ!」「核廃棄物をどこへも捨てるな!」「核のごみをどこにも押し付けるな!」「放射能汚染水を海に流すな!」「放射能汚染土を再利用するな!」

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 御堂筋から、梅田新道の交差点を左折して、国道2号線を西に向かういつものコース。
「避難者守れ!被爆者守れ!」「放射能はごめんだ!」「人々を被ばくさせるな!」「労働者を被ばくさせるな!」「子どもたちを被ばくにさらすな!」「子どもたちに原発のない未来を!」

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 コールには「こどもたちのコール」というのもあって…
「げんぱついらない!」「ほうしゃのうはいらない!」「おおいとめろ!いますぐとめろ!」「げんぱつやめろ!」

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 「みはまもやめろ!」「おおいもやめろ!」「たかはまやめろ!」「さいしょりやめろ!」

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「うみをよごすな!」「おさかないってる ほうしゃのういやだ!」「おこめもいってる ほうしゃのういやだ!」「やさいもいってる ほうしゃのういやだ!」

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「こどもをまもれ!」「おかあさんをまもれ!」「おとうさんをまもれ!」「おばあちゃんもまもれ!」「おじいちゃんもまもれ!」「みんなをまもれ!」「ほうしゃのうからまもれ!」

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 ぐる~っとまわって、解散地点の西梅田公園に到着…お疲れさまでした。

さよなら原発関西アクションのお知らせ

 脱原発闘争のお知らせ。
20250309 反原発集会20250203
3・9さよなら原発 関西アクション
 原発やめて!核燃料サイクル中止!
~使用済み核燃料の行き場はない 老朽原発を今すぐとめろ~

3/9 SUN  APPEAL&MUSIC
  @中之島公園女性像前
 14:00 集会  
 15:40 デモ出発 西梅田コース

蝦名宇摩 津軽三味線奏者
三神 元 元静岡県湖西市長 テーマ「何か自分が出来ることをやろう」

アピール 
 森松明希子 石川ひな

メッセージ代読
 中道雅史 武藤類子

主催 さよなら原発関西アクション実行委員会 連絡先 090‐7107‐1252(山口)

20250309 反原発集会20250203_0001
福島原発事故から14年。
今なお多くの被災者は苦難の人生を強いられ、380人を超す子どもたちが甲状腺がんに苦しんでいます。
策定中の第7次エネルギー基本計画で、日本政府は、原発推進をさらに推し進めようとしています。「気候沸騰化対策」として役に立たない原発を推進することは誤りです。
破たんしている核燃料サイクル政策の事業費は少なくとも7兆円を超えます。安価な再生可能エネルギーではなく原発推進の政策を続ければ電気代を押し上げることになります。
使用済み核燃料や猛毒のプルトニウムを次世代に押し付けることは許されません!
地震列島の日本には、原発や核燃料サイクルは危険すぎます。
原発NO!核燃料サイクルNO!の声を拡げていきましょう!

登壇
三上 元
みかみはじめ 湖西市議会議員。元静岡県湖西市長。
1945年、新所村日之岡(現:湖西市)生まれ。2004年に湖西市長に初当選。「浜岡原発の廃炉を求める」訴訟の原告団に、自治体首長の立場から参加。2016年湖西市長を3機勤め、任期満了により退任。2001年9・11米国テロ以来、国防上から脱原発を主張。現在は「高コストだから、原発はやめるべきだ」」と経営者を説得中。電力会社に対しては、稼働するなら損害賠償保険に加入すべし、と主張。

蝦名字摩/蝦名夜迦 
えびなうま・えびなやか 蝦名字摩:奄美大島出身。16歳の時に和太鼓、津軽三味線、尺八、奄美の島唄を学ぶ。。各民謡、三味線大会で多数優勝。様々な音楽とコラボ演奏を展開。2011年3月原発事故による放射能の影響を危惧し、岡山へ母子避難移住。福島の家族を岡山へ招く「せとうち交流プロジェクト」を立ち上げ代表を務め毎年保養活動を行っている。現在三味線の指導をしながら県内外で演奏活動を行う。ニューアルバム「三味線&ヴァイオリンコラボライヴ」wpリリースhttp://umaebina.com/
蝦名夜迦:少額2年生 8歳

アピール
森松明希子 原発賠償関西訴訟原告団代表
もりまつあきこ 福島県在住中に東日本大震災及び福島原子力災禍に被災。0歳と3歳の2時を連れて大阪へ国内避難(母子避難)。国内外で講演を続、災害による被災者・避難者の人権について訴える。スイスジュネーブの国連人権理事会においてスピーチ。「黒田裕子賞」受賞。著書に「母子避難、心の軌跡」「災害からの命の守り方ー私が避難できたわけー」
東日本大震災避難者の会Thanks&Dream(サンドリ)代表、原発賠償訴訟原告団代表、原発被害者原告団全国連絡会共同代表

石川ひな 運動に参加するパートタイム労働者
いしかわひな 反原発、反基地の行動には毎年参加している。AWCYouthに所属し、京都、大阪で学習会、裁判傍聴、デモ、スタンディングをしている。主催するのは主に外国人差別と入管の人権侵害、トランス差別に反対する行動。

メッセージ
武藤類子 福島原発訴訟団長
むとうるいこ 1953年福島県生まれ。チェルノブイリ原発事故をきっかけに脱原発運動に参加。2003年より、「原発から遠い暮らし」を提唱する里山喫茶「燦(きらら)」を経営、森からの採取や省エネの工夫によって、エネルギーや食糧の半分の時給を目指す。福島原発事故で店は廃業。東電旧経営陣の刑事告訴をはじめ、東電や国、自治体の事故の責任と事故後の対応を追及。

中道雅史 なかみちまさし
青森核燃廃棄物搬入阻止実行委員会事務局長

手に負えない原発それでも動かしますか?

 2月22日、おんなじ日に集中する集会のお知らせ。
20250222 原発樋口講演会20241224
核問題特別委員会 公開講演会
手に負えない原発 それでも動かしますか?

多くの人に真の国富とは何か考えてほしい。たとえ、原発の運転が地球温暖化抑制の一助になると仮定しても、地球温暖化抑制のために我が国を滅ぼしかねない原発を運転することは、ものの軽重の判断において著しくバランスを欠いたものといえます。
ー「私が原発を止めた理由」(旬報社)よりー

講演:樋口英明 元福井地裁裁判長
 「原発は地震に耐えられない」
2014年5月21日関西電力大飯原発3・4号機の運転差止め判決を命じ、さらに15年4月14日には高浜原発3・4号機の運転差止めの仮処分決定を出した。17年8月に定年退官。
著書:『私が原発を止めた理由』
   『南海トラフ巨大地震でも原発は大丈夫と言う人々』(共に旬報社)
   『保守のための原発入門』(岩波書店)
映画:「原発を止めた裁判長そして原発をとめる農家たち」

日時:2025年2月22日(土)
     午後2時~4時
会場:大阪クリスチャンセンター 1F大ホール
  大阪市中央区玉造2-26-47
    Zoom配信はありません。
    どうぞ会場にお越しください。
  ー入場無料―

主催:大阪教区核問題特別委員会
 問い合せ:山崎知行090-1899-0475

福井県が頑張れば原発は止まる!

 1月6日、今年最初の「戦争あかん!ロックアクション」に参加してきた。発言者の中に、「はんげんぱつ新聞」編集長で、自らも環境と原子力の話を運営されている、末田一秀さんの「使用済み核燃料、福井県外搬出のウソを許すな」というのがあった。5分ぐらいのスピーチの内容は、関電が運転する原発の使用済核燃料県外搬出の「ロードマップ」は破綻したので、原発は止まる!というお話しだった。
 以下「環境と原子力の話」に掲載されている追い込まれた「原発リーダー」関電も参考に要約してみると…
 関西電離力と福井県は、原発内にたまっていく使用済み核燃料を県外(若狭湾岸に並ぶ原発だから、当然、福井県外)に搬出するという約束で、原発の稼働を許している。2021年2月には老朽原発を再稼働させるため、使用済み燃料の中間貯蔵施設の県外立地点を2023年末までに確定させると関電は福井県に約束した。ところが中間貯蔵施設の立地点決定すら、なかなか進まない。期限が迫る2023年6月、関電ははフランスへ使用済MOX燃料(約10トン)と使用済ウラン燃料(約190トン)を再処理試験のために搬出する計画を明らかにして「約束を果たした」ことにしようと目論んだが、そもそも構想されていた中間貯蔵施設第1期の規模2000トンの10分の1をフランスにもっていくだけだからお話しにならない。ちなみに山口県上関町での中国電力が目論む中間貯蔵施設計画に関電が乗っているのも、福井県との約束を果たすためでもある。
 2023年10月に関電は福井県に対し、使用済み核燃料対策ロードマップを示した。その内容は
① 六ケ所再処理工場の2024年度上期の出来るだけ早い時期の竣工に関電も力を尽くす
② 仏への搬出量の積み増しを検討
③ 中間貯蔵施設の他地点を確保し、2030年頃に操業開始
④ 将来の搬出に備えて発電所構内に乾式貯蔵施設の設置を検討
というもので、これを受けて福井県杉本達治知事はその3日後の10月13日に、老朽原発3炉…高浜原発1号、2号、美浜原発3号…の稼働を容認した。
 ところが一番重要な六ケ所村の再処理工場は、2024年の8月に竣工時期の27回目の延期が行われ、工事竣工は2026年度中となった。早くも①の前提が崩れ去ったわけだ。関電は2024年度中に新たなロードマップを見直すとし、実効性のある計画を提示できない場合は「美浜3号、高浜1、2号の運転は実施しないという不退転の覚悟で臨む」と言明せざるを得なかった…そうな。そしてもともとのロードマップに実効性がないことは当時から明らかだったのに容認した福井県当局は、見直し後のロードマップの実効性を審査して認められない場合は、敷地内乾式貯蔵についても運用を認めないと議会答弁している。…とのことである。
 末田さんの見解では、再処理工場が暫定計画の通り動いたとしても、新たな使用済み燃料の再処理工場への搬出により、関電の原発停止を避けられるかどうかは微妙、まして順調に動く見込みは薄い。中間貯蔵施設は、仮に上関につくるとしても10数年かかり、操業時期を前倒しすることができるものではない。残された道は敷地内乾式貯蔵の容量を増やすことと、東電と日本原電が出資して青森県むつ市で2024年秋に操業を開始した中間貯蔵施設を共同利用させてもらうことぐらいしかない。ところが乾式貯蔵というのは運搬前の準備のための仮施設であり、バンバンと容量をふやすものではない。むつ市の中間貯蔵施設共同利用については、電気事業連合の会長職を利用して「工作」を進めるにしても、肝心の会長職が「金品受領問題」(ワイロより廃炉問題)発覚によりまわってこなくなった…政治力が低下しているのだ…したがってこれもあてにならない。要するに、新たに実効性のある「ロードマップ」を関電は作成することはできないということである。
 そうすると、関電が新たに福井県に「ロードマップ」を提出しても、福井県(知事)がこれを拒否する可能性があり、そうすれば関電は原発の運転を止めざるを得ない…というわけである。だから、福井県知事や議会への働きかけが重要になってくるということだ。

福井県知事は、関電のデタラメロードマップを認めるな!
関電は、行き場のない使用済み核燃料の製造を止めるため、原発を止めろ!
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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