たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

石垣島

遅すぎる映画「戦雲(いくさふむ)」

 先日、三上知恵監督の映画「戦雲(いくさふむ)」を観てきた。
 
 自衛隊ミサイル部隊配備を始め、どんどんと軍事要塞化が進められていく与那国島、石垣島、宮古島、沖縄島のたたかい・状況を報告する映画である。
 しかし、遅い、遅すぎる…

 映像内では、基地建設工事が着工し、赤土をむきだしにした工事現場が広がる。そこに反対する住民がコールを上げたり、牛歩をしたりして抗議しているのだが、結局基地や弾薬庫ができあがってしまう。
 石垣島では、若い人が中心になって、基地建設の是非を問う住民投票をやろう!と署名を集める…しかし、署名は法定数を大きく超えて集まったにもかかわらず、石垣市は住民投票条例を否決した。駐屯地は2023年の3月に開設される。
 与那国島では「国境警備」という名目で自衛隊配備がなされた。自衛隊が来る前は、島の未来をどうするか?という議論がなされていたが、自衛隊が誘致されれば、その議論は消えた…演習で、自衛隊の装甲車(戦車)が公道を走るようになる。国境警備から、ミサイル部隊を置く話へ…さらに港湾を整備するということで、島の南側、琉球列島最大の樽前湿原を大きく掘削した港や、滑走路延長計画も持ち上がってくる。自衛隊員は、地元久部良の祭り、ハーリーに参加している。子どもは、自衛隊員のお子どもは「与那国が好き」と言う…島が「自衛隊ありき」の町づくりになってしまうのだ。

 自衛隊基地は、宮古島でも、沖縄島でもすでに出来上がり、ミサイル弾体も運び込まれている。いったん基地が出来れば、そこを拠点にドンドン「反撃能力」を持つための「軍拡」が進められる。
 もちろん、まだまだ「第二ラウンド」以降がある…これ以上の軍拡・基地拡大や機能強化に反対していかなければならない。3月30日にうるま市・勝連分屯地では第七地対艦ミサイル連隊の編成完結式が行われたが、うるま市でゴルフ場跡地に計画されている自衛隊の訓練場…おそらく米軍との興津訓練にも使われるであろう…は、県知知事や保守系の議員も声を上げ、住民の反対運動が続いている。まだまだやらなければならないことは多くあるのだが…

 監督は意図していないだろうが、映画のシーンを見ていると「手遅れ」感を感じる…「反対していたけれど、基地はできてしまった」…この映画の完成は情勢に比べ”遅い”のだ!監督もそのあたりは把握していたので、この映画が完成する前、スピンオフ企画「沖縄、再び戦場(いくさば)へ」を昨年完成させた。しかし、悪い言い方をすれば、基地が完成して、全てが終わってから、本映画の映像が”完成”している…監督はそれを待っていたのではないか?

 監督を批判するのはたやすい…だが振り返って私たちをみれば、ようやく昨年宮古島の要塞化に反対する会を立ち上げたり、「沖縄を再び戦場にさせない」ための取り組みを始めたりと…後手後手のことばかりしかできていないではないか?この映画を視て「絶望」を感じることは簡単だが、それを乗り越えること…しかも三上監督を頼らないで…ということが大切だと思うぞ。

全港湾が沖縄でストライキをやるぞ!

 石垣島に米軍のミサイル駆逐艦が寄港する計画があり、それに対抗して全日本港湾労働組合がストライキを構えている!Y!ニュース八重山日報
沖縄県内全域で物流止まる恐れ 全港湾スト通告、住民懸念の声
 米海軍のミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」(排水量約9500㌧、全長155・3㍍、乗員約300人)による石垣寄港計画を巡り、全日本港湾労働組合(全港湾)沖縄地方本部が通告している全面ストライキに、住民から懸念の声が上がり始めた。ストが実行された場合、県内全域で生活物資の物流が止まり、住民生活に大きな影響が出る恐れがあるためだ。
 「ラファエル・ペラルタ」は休養と物資補給のため11~14日に石垣寄港を計画していたが、船体が大きく吃水(きっすい)が深いためクルーズ船岸壁での着岸が困難になり、沖合での停泊を検討しているとの一部報道がある。
 全港湾沖縄地方本部は2月9日、沖縄港運協会に対し、米艦船が石垣港に寄港した場合「港湾労働者の職場の安全確保、労働者自身の安全確保」の観点から、11~14日の4日間、石垣港、那覇港、那覇新港ふ頭、浦添ふ頭で全面ストに入ると通告した。
 全港湾の労働者は港で荷役作業に従事している。全面ストが実行された場合、本土から沖縄本島、加えて沖縄本島から石垣島に入港した貨物船から4日間、荷物の積み下ろしができなくなり、生活必需品を含む物資が港で滞留する恐れがある。
 県内全域で商品の遅配、食品の品薄や賞味期限切れでの廃棄、資材不足による工事のストップ、事業活動の中断など、物流停止に伴うあらゆる事態が想定される。港湾関係者は「航空便以外のすべての物流が止まる」と見る。
 港湾関係者によると、8日ごろ東京、9日ごろ大阪を出港し、11日に沖縄本島の港に入港する予定の貨物船から、ストの影響を受ける可能性がある。状況によっては各港で、積み荷のキャンセルや貨物船の入港見合わせも有り得るという。
 石垣港には日曜日を除く毎日、沖縄本島から貨物船が入港しているが、港湾関係者は「荷物の積み下ろしができなければ、港で立ち往生してしまうのではないか」と危ぐ。11~14日はすべての貨物船の出入港も止まる恐れがあると指摘する。
 宮古島には全港湾の組織がなく、今回のストの対象にはなっていないが、沖縄本島からの貨物船が止まる可能性があるため、必然的にストの影響を受けるとみられる。
 全港湾は「全港湾組合員が稼働するすべての場所」でストを実施すると通告しており、荷役作業以外の業務や、非組合員の業務にも支障が出る可能性がある。
 米艦船の寄港に関し、市には5日までに、米側からの情報はなく、実際に寄港するか確定していない。
 全港湾幹部は「もし戦闘があった場合、石垣港に艦船が停泊していれば、我々の職域である港湾が攻撃対象になる。労働者の命を守るためにも、港の使用が常習化されることはあってはならない」と強調した。
 一方、港湾関係者は「争議は、労働者の権利のために労使で交渉するものだ。今回のストは労使交渉とは無関係で、果たして争議と呼べるのか」と疑問視。4日の市議会でも、与野党からストに対する賛否の声が相次いだ。
 食品会社勤務の石垣市民男性(58)は、全面ストが実行された場合、店頭で商品の品切れが起こると予想。「全港湾のストは住民生活を人質に取った政治活動だ。主義主張の権利はあるとしても、ライフラインを止めて県民を巻き込むのは、やめてほしい」と憤った。

 地域保守の新聞なので「ストは迷惑!」論であるのだが、労働者がストライキをやれば世の中が止まる!ということがよくわかる記事だ。
 米軍が沖縄の港湾を自由に使用することを許さない、全面的なストライキである。私はこれを全面的に支持するぞ!
 いざ戦争‼となった時…琉球弧の島じまが、自衛隊や米軍の拠点となっていれば、当然港湾も攻撃目標になる。普段から米軍や自衛隊の艦船が普段から自由に港湾を使用している場合、民間港であるとは言えない。攻撃目標になればそこで働く労働者の生命と安全は保障されない…ストライキは、労働者の生命と安全を守るための、当然の権利である。
 もうひとつ、ストライキで運送が止まれば、経済、生活に多大な影響を及ぼすが、戦争が起こっても同じである。琉球弧の島じまを戦場にして、民間の船舶だけ安全に航行できるわけがない。港湾が破壊されれば、運送自体も不可能だ!
 ストライキで物流が止まるということは、そうしたことも浮き彫りにさせる…ストで物流が止まるのが迷惑であれば、戦争で物流が止まるのはもっと迷惑だ!

 琉球弧の島じまを、ふたたび戦場にしてはならない!
 沖縄戦を、繰り返さない!
 反戦をストライキで闘う全港湾を支持しよう!

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

最新コメント
タグ絞り込み検索
  • ライブドアブログ