たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

弾薬庫

近畿中部防衛局要請行動のお知らせ

 祝園分屯地ミサイル弾薬庫建設問題について、近畿中部防衛局への要請行動のお知らせ。
20250619 関西共同行動申し入れ
6・19 防衛省近畿防衛局への抗議要請行動に参加しよう!
6月19日(木) 12:30~
 防衛局前での抗議行動
       13:00~
 要請行動(予定・代表団) 13:30 終了

≪集合場所≫
 近畿中部防衛局前(大阪合同庁舎2号館)
 ※地下鉄谷町線 谷町4丁目5番出口すぐ

防衛省は祝園ミサイル弾薬庫増設計画を撤回せよ!
連絡先:とめよう改憲、おおさかネットワーク(℡ 090₋4033₋1376:松岡)

■防衛省に抗議、申し入れをしよう
 京都府精華町に自衛隊祝園分屯地内の弾薬庫が8棟も増設され、そこにトマホークや12式地対艦ミサイルが配備される予定です。いったん戦争になれば、相手からの攻撃対象になるのはこういった弾薬庫であり不安が広がっています。この間、私たち大阪の市民団体も現地に行き交流と学習を取り組んできました。防衛省は、現在も住民への説明を一切せず25年度予算では8棟の工事費を盛り込んでいます。こういった住民無視の姿勢も許されません。
 きたる6月19日、わたしたちは防衛省近畿中部に行き、抗議と共に要請行動に取り組みます。ぜひ、
この取り組みに多くの団体が賛同され、当日、行うスタンディング行動にも参加いただきますよう呼びかけるものです。

呼びかけ団体
 しないさせない戦争協力関西ネットワーク
 とめよう改憲!おおさかネットワーク
 憲法をかってにさせない会

沖西ネット政府交渉

 2025年6月6日午後、衆議院第一議員会館多目的ホールにて「戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク」による政府交渉が行われた。
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 この写真は、終了後の記者会見の様子である。
 政府交渉の全容は、レイバーネットTVにある。(戦争止めよう!「沖縄・西日本ネットワーク」東京行動~知り、つながり、止める!6.6政府交渉(注:3時間半以上あります)
 東京メトロ、国会議事堂前駅で降りると、地下道で衆議院第一議員会館のところまですぐ行ける。 
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 とりあえず、会期中の国会議事堂…木が邪魔。

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 議事堂方面から、衆議院第一議員会館…議員会館に行った人はご存じだろうが、入館には荷物チェックや金属探知など、空港なみのセキュリティーを受けなければならない…のであるが、入ると警備員から「会議の参加者ですか?」と聞かれ「いや、何の会議やねん(そりゃ「会議」とだけ聞かれてもわからんやろ)」と聞き返しているうちに、沖西ネット関係者から入館カードを渡されて、そのまま入館する。
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 こんな感じで机が並べられるが、やがて満席となる。
 13時半から開始であるが、議員あいさつから…議会会期中なので途中退席等もあるため…「沖縄の風」伊波洋一参議院議員、日本共産党、赤嶺政賢衆議院議員、社民党、福島みずほ参議院議員、立憲民主党、つむらけいすけ衆議院議員が発言された。
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 沖西ネット共同代表の呉羽真弓さんから、要請文の手交が改めて行われた。今回は少し前にあらかじめ提出した要請文に回答がなされていたのであるが(回答のない項目もある)それを受けて更なる質問・再回答を各省庁の担当から直接いただきという方式であった。
 翌日の「交流集会」で、出てきた担当者数は延べ100人ぐらいではなかったか、それだけの人数を引きずり出した効果は大きいと総括されている。
 また各地の団体から個別の要請も行われた。

 政府交渉の様子、回答内容は添付の動画をじっくり見ていただくとして…印象に残ったことは…
・「住民説明会をやる」とは絶対に言わない!
 弾薬庫新規建設・増設やオスプレイ配備などの個別事象について、こちら側は「住民説明会」の実施を要求している。ホント、地元住民に対する直接の説明がなされないまま、ドンドン進められているのだが、防衛省等は「引き続き関係自治体と緊密に連携し、丁寧なご説明や適切な情報提供に努めていきたいと考えている」でお茶を濁している。こちらとしては、自治体ではなく住民を納得させてください、住民を納得させられないことは、やらないでくださいと訴えている。「適切な情報提供」の中に、住民説明会を加えることは可能であろう、「検討する」とも言わない。
・では自治体の言うことは聞くのか?
 12式地対艦ミサイル(能力向上型)の配備先について、まだ決定していない(25年度中に九州に先行配備という報道があるが)、決まりましたら適切に説明を…といった話の中で「住民説明会」や自治体への話が再び出てきた…では「知事が配備に反対している沖縄には、能力向上型は配備しないのですね!」「沖縄への配備はやめてください!」「沖縄は除外してください」と追及した。相手は答えないので、「答えないのなら、沖縄に配備しないという言質をとったことにするぞ!」と追い込む。もっとも官僚の腹の中では「辺野古のように自治体の意志も決定も無視して、法律をねじまげてでも強行配備すればOK」と考えているに違いない。
・産業用の火薬類と、ミサイルは違うはずだが…
 弾薬庫の安全や長距離ミサイルの輸送における安全の確保について、経済産業省や消防庁などから「関連法令に基づき適切に行っている」防衛省は火薬の経年劣化について「誘導弾ごとに定められた時期に、検査を行い健全性の診断を行っている」「一定の品質基準を満たさない構成部位に対して修理又は交換等を行い、誘導弾の信頼性を維持している」などと回答してきている。しかし火薬類取締法は、産業用の火薬を規制するもので、軍事に使うものを規制するものではない。ミサイルは弾頭(火薬)と燃料が一緒になっているから、危険性は普通の火薬の貯蔵・保管とは異なるはずだ。
 沖縄では今も戦時中の不発弾処理が行われ、その時は広い範囲に規制をかけたりする(奇しくも6月9日、沖縄・読谷村の米軍施設内で不発弾の処理作業中に爆発事故が起こり、自衛隊員がけがをしている。NHKニュース)戦時中の不発弾でも慎重に扱うが、今”生きている”ミサイルも同様に扱わなければならないのではないか?また日本の火取法施行規則第23条に示されている日本の基準よりも、国連の基準IATGのほうが、安全係数が2~3倍ほど違う。これに対し防衛省、経済産業省は「IATGは、弾薬管理が適正に実施されていない国々において…」云々と回答してきたが、IATGはNATOの基準でもある。NATO(先進国)が「弾薬管理が適正に実施されていない国々」だろうか。

 このほかに、避難に関連して「武力攻撃予測自体」の判断基準についてや、「特定利用空港・港湾」「道路」の指定とインフラ整備の関連、さらに「デュアルユース(今は防衛省はこの言葉は使っていない)を前提とした空港や港湾が有事において攻撃目標になるか?について「個別具体的な判断によって実体的に決まるものであり、形式的に決まるものではない」「むしろ自衛隊が多様な空港・港湾を平素から円滑に利用できるようにすることが”抑止力”を高めるために必要」などの回答を得た。

 また遅れてやって来た沖縄の風、参議院議員、高良鉄美さんからのあいさつがあった。その他、海上を借りるために尽力してもらった、立憲民主党、有田芳生衆議院議員からメッセージをいただいている。

 とにかく3時間ほどの間、8項目にわたる質問と回答…時間も足りない中、改めて文書回答を求めざるを得ないケースも多かったが、有意義な交渉であったと思う。

 終了後、記者会見が行われた。参加者は会場200名、オンラインで300名の計500名であった。

さつま町弾薬庫フィールドワーク

 戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク結成集会の翌日、2月23日はさつま町へのフィールドワークである。鹿児島中央駅の前から車に分乗して、高速道路を経由し、国道504号を通ってさつま町へ。国道は途中から高規格道路「北薩横断道路」にはいり、永野インターで降りてすぐ…
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 弾薬庫の建設計画がある、中岳が見えるところで下車…手前の道路が、北薩横断道路。木を伐り出した山の向こう側が、中岳である。

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 ここでパネルを掲げて説明。中岳は大部分が国有林であり、用地取得の問題がない。山のどこかにトンネルを掘って弾薬庫とする計画である。ここに調査費として今年度、10奥円もの予算がついた…来年、設計に2億円をかけるそうな。なお、調査費がかさむのは地形の調査や土質地質調査だけでなく、環境調査…そんな生物がいるか、生態系の調査…にけっこう費用がかかるかららしい。また、北薩摩横断道路のインターチェンジの近くでもあり、北薩横断道路が整備されれば鹿児島空港まで1本、また国分駐屯地と川内駐屯地の中間地点にあたるという立地でもある。
 大分の敷戸や京都・祝園と違って住宅が密集しているわけではないが、それでも静かに人が暮らす山里に突然、弾薬庫の建設計画が降ってわいてきたのだ!なお、中岳の向こう側から流れる河川水は、ここらへんで使う種籾を育てる田んぼに流れているとのことで、水源への影響が心配されている。ただ、地元の動きとしては「建設ありき」で、そういった水源の問題と、地元に仕事をまわすようにしてほしいといった要望があるぐらいだそうな。
 再び車に乗って、中津川交流館に向かう。途中「自衛隊歓迎」ののぼり旗があちこちで見られる…地元商工会が力を入れて立てまくっているのだろう。
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 中津川交流館に到着。

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 奥の建物で、さっそく交流集会…具志堅隆松さんのお話し。沖縄の市民団体として、上海の研究機関に赴いたとき、「米軍が撤退すれば、沖縄に中国軍が来るのではないか?と心配する人がいる。中国はそのようなことを考えているのか聞いてみた…そのようなことはないと答えた…沖縄の市民団体が国の政策である”軍縮”について聞かざるを得ないのは、そうしなければ私たちが脅かされるからだ…」というような話であった。
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 さつま町に弾薬庫はいりません。

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 さつま町、上間さんから先ほどのフィールドワーク時に聴いたのと同じような内容の講義。

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 佐賀からオスプレイ配備に反対する行動についての説明。
 
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 大分での行動についての説明…こうしたプラカードを作って掲げている…核兵器なら多くの人が反対するが、通常のミサイルでも人が殺される、だから反対しなければならないという論理は、人口密集地でなければ弾薬庫があってもやむをえないという論理に抗するものだ。
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 ノーモア沖縄戦、えひめの会の高井弘之さんから、西日本ネットワークの意義についての説明。その後の質疑・自由討論で、さつま町の人から「(中国が脅威だから)自衛隊を歓迎するという人もいる…そういった人にどう説明するのか?」というような質問が出た。それについて、こちらが犠牲になるということと、こちらから攻めていくことは確率的には同じはずなのに、こちらから攻めていくことは考えない…自衛隊増強の「加害性」を認識し「被害者にも、加害者にもならない」ということを掲げようということであった。また具志堅隆松さんは「隣の家との関係が悪くなった…隣は包丁を磨いている、ではこちらはもっと大きな包丁を買ってこよう。隣は刀を買った、だったらこちらは槍だ…こんなことをやっていれば際限がない」と軍拡競争を批判するたとえ話を展開した。
 福岡の人から、戦争に反対するためには、排外主義と闘わなければならない、また26日の宮古島への電子戦部隊配備に抗議に行くとの表明があった。
 最後にさつま町の武さんから、父親の兄が特攻で亡くなっていること、その叔父さんの手紙がずっと封印されていたが、父親が亡くなり引き出しを開けてそれを出したことなどの反戦の思いを語られた。
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 お昼前に交流会が終わり、昼食はとってもおいしい豚汁をごちそうになる。
 
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 そのあと、さつま町薩摩支所まで車で移動して…

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 弾薬庫建設反対のアピールスタンディングを1時間ほど行った。

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 スタンディング終了後、中岳をバックに記念撮影…後ろの長いミサイルの横断幕は、祝園ネットが持ってきたもの。長さ9メートルの実物大ミサイルのイラストである。 
 ここで22,23日の一連の行動は終了…皆さま、おつかれさまでした。

戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク結成集会

私も行ってきます!
20250222西日本集会表

2025年2月22日(土)
戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク結成集会
   in鹿児島
13:30~16:30
 よかセンター鹿児島
 鹿児島中央駅東口正面 イオン(キャンセビル)8階
 (鹿児島市勤労者交流センター内)
 参加無料 カンパ大歓迎
 翌23日は鹿児島県内でのフィールドワークを予定

互いを 知り、
運動と つながり、
戦争を とめる。

生活を破壊する軍事予算はいらない!
各地の人々がつながりあって、沖縄・西日本での「対中国」戦争態勢を止めよう!

当日ズーム視聴できます。 入室13:25から
ミーティングID:896 3944 3622
パスコード:238603

主催:戦争とめよう!沖縄・西日本ネットワーク準備会 協力7:戦争しない!かごしま実行委員会
問 090-2716-6686(新垣/ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会) 問 090-5939-7179(野呂/戦争しない!鹿児島実行委員会)

20250222西日本集会裏
戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク 結成集会
結成集会への参加を呼びかけます

急速に自衛隊基地新設や拡張、装備強化を中心に、有事を想定した一般港湾空港・民間施設利用などの戦争準備が進んでいます。中国の脅威を煽り立てて、沖縄の島々を最前線に、奄美群島、馬毛島、九州などを巻き込んで全国を戦場に想定し米国を中心とした多国間合同演習も相次いで行われている現状です。
また、25年度防衛予算案は8兆7005億円が計上され、増加の一途をたどっています。一方で私たちの生活にかかわる予算は削減、このままではますます生活を破壊します。それに対して「沖縄を戦場にするな」と声が上がり、その連帯の輪が広がっています。とりわけ西日本一帯の軍事強化に、「私の街も標的になる」と住民から声が上がっています。
全国各地でこの戦争前夜の状況に抗う動きが起こっています。私たちは、情報を共有し、つながり、運動を全国に広げなければなりません。この間、愛媛、沖縄、広島、大分と集会を重ね、ネットワークの必要性を確認し、「戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク」を発足させることになりました。
基地強化の現場で奮闘する人々の結集と同時に、軍事基地の有無にかかわらず、主権者である私たちが声を上げることが大事です。「知り・つながり・止める」を合言葉に互いの状況を報告・共有し、どのように連携し、どのような連帯、共同の闘いができるのか知恵を出し合い、相談していきましょう。日本国憲法で「戦争放棄」を誓ったこの国が再び被害者にも加害者にもならないために連携・行動を呼びかけます。

22(土)プログラム
第一部:地元からの報告(13:30~15:15)
・沖縄・西日本で進む軍事強化の報告(30分)
・鹿児島県内からの報告
 ①馬毛島から(20分)②奄美大島から(20分)③さつま町から(20分)
・連帯アピール(10分)/高田健さん(戦争させない・九条壊すな!総がかり行動運営委員)
第二部:結成総会(15:30~16:30)
・基調提案「知り、つながり、止める、共同行動へ!」
・『戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク』の結成提案(規約、会計、役員)

23(日)フィールドワーク(要予約)
◆さつま町中岳【弾薬庫建設予定現地】
現地視察と住民団体の交流
 8時 鹿児島中央駅集合
10時 さつま町での集会(薩摩小前中津川交流館
12時 昼食交流(おにぎり・豚汁)
13時 さつま町役場薩摩支所前でスタンディング 30分~1時間程度)

※移動時間…さつま町現地から、空港へは30分程/新幹線川内駅へは60分/鹿児島中央駅へは90分

<呼びかけ団体>ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会(沖縄県)、ミサイル配備から命を守るうるま市民の会(沖縄県うるま市)、石垣島の平和と自然を守る市民連絡会(沖案輪健石垣市)、さつま町の弾薬庫問題を考える会(鹿児島県さつま町)、平和を求め軍拡を許さない女たちの会・熊本(熊本市)、大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会(大分市)、ローカルネット大分・日出生台(大分県)、辺野古土砂ストップ北九州(福岡県北九州市)、平和といのちをみつめる会(福岡県築上町)、ノーモア沖縄戦えひめの会(愛媛県)、ピースリンク広島・呉・岩国(広島県、山口県)、京都・祝園ミサイル弾薬庫問題を考える祷民ネットワーク(京都府、大阪府、奈良県)…<1月25日現在・12団体>

沖縄・西日本交流ネットワーク(仮称)集会報告

 よーやく沖縄・西日本交流ネットワーク(仮称)集会in大分の報告…
 大分駅から徒歩15分ぐらいの、アイネス(大分県消費生活・男女共同参画センター)大会議室で本集会は行われた。
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 主催者あいさつでは池田年宏さんが、若い人にどうやったら平和の心を伝えることができるか?また世界に向けて平和の心を発信する必要があるとのことであった。そういう意味で、翌日の平和をめざすつどいの重要性や、その集会宣言を英語、ハングル、中文で発信したいとも述べられた。

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 沖縄の「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」共同代表の具志堅隆松さんから基調報告。9月21日に広島、呉で行われた西日本交流集会とほぼ同様の内容であったが、他に「ミサイル基地」というものはない、ミサイルは撃ったら十数分後には反撃のミサイルが飛んでくる。だから車載式で、1発撃ったらすぐに移動する。ところが弾薬庫は移動しない、敵からみたら弾薬庫こそ攻撃目標になると述べられた。そして運動をどうやって成功させるか?どうすれば戦争をさせないことができるか?沖縄では自衛隊・米軍基地の全面撤去を目指したい。もしそうしたら、代わりに中国が来るのか?中国に聴いてみたい…ということで、12月4日に上海に呼ばれている「グローバルサウス、アカデミック、フォーラム」で「両岸問題」(台湾有事)について聞いてくる、「東アジアを戦場にしたくない」と投げかけ、共有したいと述べられた。
 続いて大分からの報告…まずは「大分敷戸ミサイル問題を考える市民の会」合田公計さんから。これまでの経緯などの説明。防衛省火薬庫パンフにおいて、弾薬庫のある地域が攻撃対象になるのではないかという住民の疑問に答えておらず(否定もしていない)、また平時の事故であれば保障もされるが(自衛官の過失が立証された場合)、軍事施設が攻撃されて周辺住民が被害を受けた場合、住民の被害は保障されないと防衛省から回答があったとの説明があった。
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 これね。
 続いて湯布院駐屯地「敵基地攻撃ミサイル」問題を考えるネットワークの鯨津憲司さんから、湯布院駐屯地、第二特科団司令部設置その他についての報告。
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 大分県の自衛隊駐屯地、分屯地、日出生台演習場の位置関係…高速道路で結ばれ、自衛隊にとって便利な立地になっている。湯布院と日出生台演習場は、ほんとうに近い。

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 もちろん米軍もバンバン共同訓練で使う…1999年以降、沖縄駐留の米海兵隊砲撃舞台の移転訓練が行われており、ほぼ毎年、米軍が日出生台演習場を訓練で使っている。今年の夏のレゾリュート・ドラゴン2024では自衛隊約3000人、米軍約1000人が参加して実弾訓練や、オスプレイによる離着陸訓練が行われた。10月のキーン・ソード25では、自衛隊空挺部隊の降下訓練や、「一二式地対艦ミサイル」の訓練も行われた。来年1月には日栄共同訓練、2月には16回目の米海兵隊の移転砲撃訓練が予定されているそうだ。
  大分の次は、福岡、航空自衛隊築城基地のある築城からの報告。「平和といのちを見つめる会・空自追記基地前2の日座り込み運動」の渡辺ひろ子さんからの報告。日米共同訓練、F15配備反対を掲げ、毎月2の日に座り込み行動を行って451回目、明後日も必ずやるとのこと。築城は大分に来る途中に日豊本線で通過する街だ。
 続いて鹿児島から、鹿児島県護憲平和フォーラム、磨島昭広さんから、馬毛島での自衛隊基地建設や、さつま町の弾薬庫建設問題などの報告。
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 鹿児島でも自衛隊、日米共同演習が行われる…鹿野弥吉には無人偵察機が飛来してくる。

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 続いて石垣島から「石垣島の平和と自然を守る市民連絡会」事務局長、藤井幸子さんの報告。3月に開設された石垣駐屯地も増設計画があり、石垣農林高校の演習林と隣接して用地取得がなされている。
 また石垣島などの島じまでは、住民避難の問題が持ち上がっている。石垣島では全員、大分県、福岡県、山口県に、6日間で6万人(観光客含む)避難することになっているが、避難時は機内持ち込み荷物のみしか認められない「リュック一つで生活、財産を捨てて避難なんかできない」飼っている牛などはどうするのか?(別途計画をたてるらしいが…)避難なんかできるわけない!という声が上がっているが、地元は声を上げにくい…とのことである。
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 避難計画やそれを報道する新聞記事が紹介された。
 石垣島の次は、京都・祝園の弾薬庫問題であるのだが、祝園のグループは参加できす、変わって京都の米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会の方が連帯のメッセージを代読された。
 続いて西日本交流ネットワーク発足に向けての議論ということで、都圏より、大分港から民間船(ナッチャンWorld…かつて青森港―函館港を運行していた高速フェリー、PFI法に基づき設立された特別目的会社「高速マリン・トランスポート」が所有している。会社は防衛省と2025年12月末まで輸送使用契約を結んでいる。)で兵員・車両を運んで横浜・ノースドックに入港し、キーン・ソードに参加している。軍民分離を少しも考慮していない…西日本交流ネットワークであるが、首都圏からも参加したいとの発言があった。関西の「岩国労働者反戦交流会」からは、弾薬庫建設や民間の空港・港湾の軍事使用問題で全国的なつながりを持つことは必要であるが、差別排外主義を許してはならない…その面で、発言者が「バカみたいな~」という言葉を発するのはいかがなものか?と言う意見も出た。
 全交の広島の方から、ZENKOスピーキングツアーと「台湾有事NO!」の署名の案内、熊本から、指揮所訓練の本丸は熊本なのに、熊本では報道がない…報道されないから私たちが運動している、是非見に来てほしいという話、山口県下関から、たたかわない日教組中央批判などが行われた。
 まとめとして「ノーモア沖縄戦・えひめの会」でネットワーク呼びかけ人の高井弘之さんから発言
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 戦争をどうやって止めるか?日本を中国包囲網から抜けさせることが必要だ。台湾有事で「負ける」のは日本が協力しない場合であり、アメリカは日本が協力しない場合も想定している。日本政府の方針を大転換させることを、私たちの力で実現させる。「中国脅威論」が言われるが、今、中国が日本を攻撃する理由はない。人びとは「増税には反対」だ。大軍拡には増税、社会保障の切り捨てが続く、そこを訴えていく必要がある。ネットワークの準備はできていなかったが、連帯し始めている…来年2月22日、鹿児島市勤労者交流センター他の句的ホールで発足集会を行う…とのことであった。
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 アピール文採択の後、感想・提言ということで沖縄の昨年11月23日沖縄県民集会実行委員の神谷美由希さんが、平和外交や中国での台湾有事のシンポジウムについて述べられる。
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 「ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会」の与那覇恵子さんが、閉会あいさつをして集会は終了。

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 その後、ソレイユ(大分県労働福祉会館)の大きな会場に移動して、交流会という名の酒飲みであった。ではでは…
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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