4月10日、兵庫県庁舎の知事室のフロアに侵入し拡声器で騒いだとして、県警生田署は１０日、建造物侵入の疑いで、2人の男性を現行犯逮捕した。またそれに関連して、18日に別の男性が逮捕された。

10日の報道：神戸新聞NEXT
兵庫県庁の知事室フロアに侵入し拡声器で騒ぐ　容疑で大学生２人逮捕「意見書提出のため入った」

18日の報道：Y！ニュース神戸新聞
兵庫県庁の知事室フロア侵入で新たに56歳男逮捕　大学生2人と共謀

　だが、これは「政治弾圧」である！来庁者であれば誰でも立ち入り可能な区域にしか出入りしておらず、不当な目的で兵庫県庁に立ち入ったわけでもなく、刑法130条建造物侵入罪の要件である「正当な理由がないのに」を満たしているかどうか疑わしいものだそうな。
4.10兵庫県庁弾圧救援会が立ちあがっている。

兵庫県庁に侵入したとして逮捕されたAさんとBさんに関する声明

兵庫県庁への「建造物侵入」に共謀したとして逮捕されたCさんに関する声明

4.10兵庫県庁弾圧救援会Xポスト

私も上記声明に賛同し、いくばくかの救援カンパを送ることにした。
救援カンパの振込先は、
郵便振替　00100₋3₋105440「救援連絡センター」
　＊通信欄に「兵庫県庁弾圧救援会へ」と明記

である。

　逮捕された人が何に抗議し、どのような抗議文を渡そうとしたのかは分からない。しかし声明にもあるように「警察に通報した兵庫県側に己の政策に反対する人間に対し警察を用いてその言論を封殺しようとする意図があったのであれば、これは行政による表現の自由と政治的自由の明確な侵害です。兵庫県政に様々な疑惑と批判が集中する昨今、この対応は市民の声の抑圧であり許され」ないものである！また「拡声器」でもって庁舎内で抗議したから「逮捕！」というのであれば、なぜ百条委員会の議員の自宅前に大勢で赴き、マイクを使って誹謗中傷をした立花孝志（と、バックで支持する斎藤元彦知事）が逮捕もされずのうのうとしているのか！兵庫県警の恣意的な法の執行についてもNO‼を突き付けねばならない！

兵庫県・兵庫県警による抗議行動への弾圧を許すな！警察はただちに3人を釈放しろ！

　出版会のお知らせ。

闘う労働運動の再生のために
大場伸介『レッド』出版会＆関生弾圧粉砕集会

２．２３日
　１４：００ー１６：３０
　国労会館3階ホール
　参加費2000円　［レッド」1冊　軽食付き

集会プログラム
　主催者あいさつ・メッセージ
　講演Ⅰ　朝鮮戦争下の清水港・山猫スト　大場伸介
　アピール・懇談・軽食
　講演Ⅱ　関生弾圧とは何か　永嶋靖久弁護士
　関西生コン支部からのアピール　西山直洋執行委員　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほか
労働者の権利を守り、ストライキが当たり前の労働運動を
　世界史的激動の激動の中で、日本における反動の壁・石破自公政権打倒の運動が今ほど求められている時はありません。政治的総翼賛を狙う安倍長期政権の中で、国策捜査として戦後最大規模の労働組合弾圧が連帯労組関西地区生コン支部に襲いかかりました。関生支部は満身創痍になりながら。労働者の権利を守り、ストライキが当たり前の労働運動を意気軒高と闘っています。
　労働運動活動家で労働運動史研究家の大場伸介さんは、総評労働運動の戦闘的継承と、総評解体後は関生支部とそもに静岡で地域労働運動を担ってきました。12年前の600頁に及ぶ大作『レフト』に続いて、昨年夏には『レッド』を出版。コンパクトな単発の労働組合誕生物語・奮闘記の集成ですが、資本主義の暴虐への労働者の闘い方を示す好著で、今後の闘いの指針にもなります。その出版会と2・23京都3事件判決前の反弾圧集会を、2月23日に開催します。ぜひお越しください。

主催　２・２３集会実行委員会　事務局　尼崎市南塚口2丁目38₋6　阪神社会運動センター
　　　　　　　　　　　　　　電話：松田090₋9213₋5291