16,17日に行われた2024岩国行動に参加してきた。
新幹線で広島まで行き、在来線で岩国へ。

岩徳線と、錦川鉄道のディーゼルカーが並ぶ。
岩国駅はこぎれいに整備されている。駅前の道路は広いものの、土曜日の午後であるにもかかわらず人や車の通行が少ない…もともとの岩国の街は、錦帯橋とかお城がある新岩国のほうなのだそうな。
会場の岩国市福祉会館は、その広い道路から少し奥に入ったところにある。


会場の様子
15時から「労働者反戦交流集会」が始まる。司会挨拶の後、基調の提起。

物価上昇、上がらぬ賃金、衆議院選挙、続く戦争(ウクライナ・ガザ)などの情勢報告…日本でも「軍備拡大」路線の下、多国間の軍事演習・軍事協力が進められている。特に日本とフィリピンの「日比円滑化協定」は、自衛隊のフィリピン駐留の道をひらくもので、かつて侵略をした国(アメリカ・日本)が再びフィリピンに上陸することになるわけだ。
選挙江自公が過半数割れし「少数与党」になったものの、共産党・社民党の左派勢力は減少・現状維持…参政党、保守党などの極右が台頭している。また議席を増やした立憲民主党と国民民主党、さらに維新も含めて「日米同盟を基軸とする」路線なので、反戦闘争の任務がますます重要になってくる。
琉球弧への自衛隊ミサイル部隊配備、各地の弾薬庫建設、隠蔽される米兵の性暴力事件などの問題が取り上げられ、それに対する反撃も始まっている。

岩国でも米兵による性暴力事件とその隠蔽はあった。岩国から飛び立ったオスプレイは墜落した。原因は機体の欠陥だが、市民の抗議を無視して飛び続けた。2024年5月21日、「洋上遠征基地」とも呼ばれる事前集積艦ミゲルキースが5回目?の寄港をした。なぜこんな言い方になっているかというと、行政に対し艦名、目的など一切の連絡がなかったからだ。軍事機密が拡大している。岩国基地拡張・強化によてt騒音被害も拡大している。年内に空母艦載機のオスプレイが岩国に配備されると発表され、空母艦載機もFA18から最新鋭のステルス戦闘機、F35Cに機種転換される。日米合同演習では後方・整備拠点として岩国基地はフル活用されている。岩国は対中国、対朝鮮の戦争において「最前線のすぐ後ろ」に位置するので、前進・後退のいづれでも重要な拠点となるため、それらの確認もかねて繰り返し訓練に使われているのだろう。
格差が拡大し差別排外主義が強化され、デマゴギー政治も横行しているが、民衆はやられっぱなしではない…と、被爆者・被爆二世三世の闘い、反原発、袴田さん無罪、狭山再審、三里塚闘争などの様々な闘い、関生弾圧との闘い、最低賃金1500円/時をめざす闘い、軍事化の最前線で闘う全港湾の闘いなど労働組合の闘いなどが紹介され、反撃の闘いこそが希望だ…今年はイギリスで団結禁止法が廃止され労働組合が合法化して200年である。労働組合の禁止を跳ね返すのに25年、そこから団結権を勝ち取るのに47年、争議権の確立まで35年、3世代を超える闘いである。闘いに確信を持とうということでしめられた。
その後、闘いの報告ということで、全日建連帯労組関西生コン支部から、関生弾圧についての報告、山口連帯労組から最低賃金闘争、ヘルパー国賠訴訟を闘うふくしま連帯ユニオンの佐藤昌子さんは、ビデオメッセージによる報告、ユニオン北九州から外国人労働者の組織化について。韓国で300日の籠城闘争を行ったオプティカルハイテック争議について、おおさかユニオンネットワークからの報告。

全港湾大阪支部から、民間港湾の軍事利用との闘いについての報告…有事の際に自衛隊や海上保安庁が使うことを想定する7道県16カ所の「特定利用空港・港湾」に関して、申し入れ行動や特別決議、抗議行動などの取り組みが紹介された。
また被団協がノーベル平和賞を受賞したことも含め、被爆二世の会の闘いも報告があった。
社民党副党首、大椿ゆうこ参議院議員からビデオメッセージが読み上げられた後、まとめ。
引き続き、17時半から「反基地交流会」が続けられる…
新幹線で広島まで行き、在来線で岩国へ。

岩徳線と、錦川鉄道のディーゼルカーが並ぶ。
岩国駅はこぎれいに整備されている。駅前の道路は広いものの、土曜日の午後であるにもかかわらず人や車の通行が少ない…もともとの岩国の街は、錦帯橋とかお城がある新岩国のほうなのだそうな。
会場の岩国市福祉会館は、その広い道路から少し奥に入ったところにある。


会場の様子
15時から「労働者反戦交流集会」が始まる。司会挨拶の後、基調の提起。

物価上昇、上がらぬ賃金、衆議院選挙、続く戦争(ウクライナ・ガザ)などの情勢報告…日本でも「軍備拡大」路線の下、多国間の軍事演習・軍事協力が進められている。特に日本とフィリピンの「日比円滑化協定」は、自衛隊のフィリピン駐留の道をひらくもので、かつて侵略をした国(アメリカ・日本)が再びフィリピンに上陸することになるわけだ。
選挙江自公が過半数割れし「少数与党」になったものの、共産党・社民党の左派勢力は減少・現状維持…参政党、保守党などの極右が台頭している。また議席を増やした立憲民主党と国民民主党、さらに維新も含めて「日米同盟を基軸とする」路線なので、反戦闘争の任務がますます重要になってくる。
琉球弧への自衛隊ミサイル部隊配備、各地の弾薬庫建設、隠蔽される米兵の性暴力事件などの問題が取り上げられ、それに対する反撃も始まっている。

岩国でも米兵による性暴力事件とその隠蔽はあった。岩国から飛び立ったオスプレイは墜落した。原因は機体の欠陥だが、市民の抗議を無視して飛び続けた。2024年5月21日、「洋上遠征基地」とも呼ばれる事前集積艦ミゲルキースが5回目?の寄港をした。なぜこんな言い方になっているかというと、行政に対し艦名、目的など一切の連絡がなかったからだ。軍事機密が拡大している。岩国基地拡張・強化によてt騒音被害も拡大している。年内に空母艦載機のオスプレイが岩国に配備されると発表され、空母艦載機もFA18から最新鋭のステルス戦闘機、F35Cに機種転換される。日米合同演習では後方・整備拠点として岩国基地はフル活用されている。岩国は対中国、対朝鮮の戦争において「最前線のすぐ後ろ」に位置するので、前進・後退のいづれでも重要な拠点となるため、それらの確認もかねて繰り返し訓練に使われているのだろう。
格差が拡大し差別排外主義が強化され、デマゴギー政治も横行しているが、民衆はやられっぱなしではない…と、被爆者・被爆二世三世の闘い、反原発、袴田さん無罪、狭山再審、三里塚闘争などの様々な闘い、関生弾圧との闘い、最低賃金1500円/時をめざす闘い、軍事化の最前線で闘う全港湾の闘いなど労働組合の闘いなどが紹介され、反撃の闘いこそが希望だ…今年はイギリスで団結禁止法が廃止され労働組合が合法化して200年である。労働組合の禁止を跳ね返すのに25年、そこから団結権を勝ち取るのに47年、争議権の確立まで35年、3世代を超える闘いである。闘いに確信を持とうということでしめられた。
その後、闘いの報告ということで、全日建連帯労組関西生コン支部から、関生弾圧についての報告、山口連帯労組から最低賃金闘争、ヘルパー国賠訴訟を闘うふくしま連帯ユニオンの佐藤昌子さんは、ビデオメッセージによる報告、ユニオン北九州から外国人労働者の組織化について。韓国で300日の籠城闘争を行ったオプティカルハイテック争議について、おおさかユニオンネットワークからの報告。

全港湾大阪支部から、民間港湾の軍事利用との闘いについての報告…有事の際に自衛隊や海上保安庁が使うことを想定する7道県16カ所の「特定利用空港・港湾」に関して、申し入れ行動や特別決議、抗議行動などの取り組みが紹介された。
また被団協がノーベル平和賞を受賞したことも含め、被爆二世の会の闘いも報告があった。
社民党副党首、大椿ゆうこ参議院議員からビデオメッセージが読み上げられた後、まとめ。
引き続き、17時半から「反基地交流会」が続けられる…