たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

宮古島

宮古島、千代田と野原

 宮古島報告のつづき…大雨でぐっちょんぐっちょんになりながら、千代田駐屯地前に行って、ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会の清水早子さんと合流し、案内してもらう。まずは駐屯地まわりを、ぐるっと一周。
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 こういった感じで、フェンスの隙間から自衛隊車両を見ることができる。ただ、目隠しで植えているハイビスカスも大きくなっているので、きれいには決まらない。
 あと、宮古島の地対空ミサイル部隊が大分の日出生台演習場で訓練を行っているという情報がFBで共有されていた。と、いうことで車両の数はその分、少なくなっていると思うが、それでも沢山の車両が並べられている。
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 2月に搬入された、電子戦部隊の車両…電子戦とは強力な電磁波を出して、相手のミサイルやドローンなんかを攻撃する戦争を行うので、強力な電磁波を出すそうな。で、清水さん、人体や家畜に影響するような電磁波がでていないか調べるため、電磁波を測定する機器を通販で購入するとのこと。

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 ピラミッドのような弾薬庫が見える。

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 一二式地対艦誘導弾発射装置を積んだ車も、たくさんいる。

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 ドローンを飛ばすな…という警告文。このほか、以前には様々な”規制”(もちろん法的根拠はない)を書いたものもあったそうだが、抗議したらひっこめたそうな。

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 整備されたグラウンドが見える…これに加えて、レンジャー部隊が訓練できる場所も整備されるそうだ。

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 隣接して、基地拡張のため、防衛省が取得しようとしている土地。

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 こうやって周辺を撮影していると、後ろに警備の隊員が車に乗ってついてくる!普段は「写真を撮らないでください」と言われる(もちろん法的根拠なし)が、無視しているとのこと。車の中から出てきたのは、体は大きいけれど、人のよさそうなやさしい青年だった…清水さんといっしょだったので、何もいわずにニコニコこちらを見ている…お~い、もし隊内でいじめやハラスメントを受けたりしたら、泣き寝入りしないで弁護士とかに相談するんだよ!と、心の中で訴える。
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 弾薬庫とグラウンドを望む。向こうには小さく野原の空自レーダーが見える。

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 千代田駐屯地を後にして、野原の航空自衛隊宮古分屯基地に向かう。

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 写真の右側に小さく見える車両が、PAC3である。このように常時展開している。(ただし、台風がくると避難⁉)

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 向かって右側(東側)では、重機が展開してなにやら建設工事が行われている。新たな設備ができるらしい?
 南側から一通り眺めたら、基地の裏手に回って中休味商店というところで、おいしい宮古そばの昼食。

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 中休味商店さんの近くの交差点から見る、野原のレーダー群。
 つづくよ…

宮古島の弾薬庫の話

 先週、宮古島に行ってきましたが、まず弾薬庫のお話し。
 7月9日、朝から宮古島の南西、保良地区にある自衛隊宮古島訓練場に行ってきた。
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 ここでは3棟の弾薬庫建設が進められていたのだが、現在ほぼ完成という状況になっている。

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 保良の住民で、座り込み&監視行動が続かれれている。あいにく今日は2人、下地博盛さんとおつれあいの薫さんだけであった。

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 工事のダンプを、ちょっとだけ止める…

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 ダンプは弾薬庫まわりの舗装用の砕石を積んできたようだ…この舗装工事が終われば、弾薬庫は“完成”である。しかし、見てみると分かるがDSC03337
 向こうにある2つの弾薬庫と比較して、3っつ目の弾薬庫は明らかに小さい?なんで???
 実は、保良訓練場、用地取得の疑義があって裁判になっている。そのため、敷地が確定していない…同じ大きさの弾薬庫をつくると、のり面が確定していない用地を侵すおそれがあるため、弾薬庫が小さくなっているのでは…ということであった。
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 向こう側が基地になるのだが、かっちりとしたフェンスで囲まれておらず、簡易な柵しかない…係争地であるからだ。
 さて、昨日8日から社民党の比例候補、山城ひろじさんが宮古島に来ている…保良に来る途中でも、交差点であいさつをしていた…で、保良の公民館にも来るというので、下地博盛さんはそちらのほうに向かう。その間、薫さんからいろいろ弾薬庫やミサイルの話を聞いた。

・小さくした弾薬庫には、一二式誘導弾を保管することができない?(普通の弾薬等を保管する”火薬庫”扱いになる)
・・消防法の規定では、住宅から230mしか離れていない保良に置ける弾薬の量は6t、公式に宮古島に置く誘導弾は30発、保良には24発だが、それは13トンと超える。
・今宮古島にある弾薬庫には、一二式誘導弾能力向上型(全長9m)は保管できない。(と、いうことで西日本各地で建設が予定されている弾薬庫の役割が重要となる)また、一二式誘導弾自体、生産が中止となった?(このあたりの情報は専門家の確認が必要)
・現代のミサイルはコンピューターを積んでいるので、野積みして保管するわけにはいかない。温度・湿度が管理できる弾薬庫が必要。でも住民を避難させて”野積み”保管するのではないか?
・保良訓練場で、ドローン飛行訓練を夜間にこっそりやっていた。ドローン一台がロストしたそうだが、まだ見つかっていない。ドローン事故はロストが多く、そのためGPSをつけているのだが、GPSを切って訓練したのではないか?
・誘導弾が保管されていれば「標識」が掲示される…保良にはその標識があるが、千代田駐屯地にはそれが掲げられていない…千代田には誘導弾の弾体はなく、キャニスターだけがあるのではないか?

 弾薬庫をつくったが、ミサイル弾体がない、保管できない…というのは、なんともマヌケな話ではないか?行き当たりばったりじゃねぇか‼という感じである。
 また宮古島・保良で一二式用の弾薬庫が3棟”しか”ないのに、京都・祝園には14棟もつくるというのも、今後日t二式誘導弾能力向上型は”本土”に大量に貯蔵し、本土から撃つ(沖縄から撃つ場合は、阪神港などから運搬)という構想なのだろう。

 そうこうしているうちに、保良地区には大雨が降ってきた(宮古島全域で雨というわけではなく、一部の地域に帯状に雨雲がかかっているようだ)そこに、山城ひろじさんが登場。

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 支援者あいさつ。

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 かっぱを着て、山城ひろじさんがあいさつ…保良弾薬庫建設反対闘争で、5か月ここにいたということをアピールされた。
 これが終わって、千代田駐屯地に向かう…

宮古島に行ってきました

 7月8、9,10日と弾丸で宮古島に行ってきました。
 8日の夕方、那覇経由で下地島空港から宮古入り、翌日はレンタカーで、保良の弾薬庫のところへ。
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 ここでは平日の午前中、保良集落の人が座り込みと監視行動を行っている。

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 ここで建設されている弾薬庫は3棟、ほぼ完成していて、あとは周辺の舗装工事を残すのみとなっている。ただ、3棟目はこれまで作られた2棟よりも小さくなっている…基地用地の取得に疑義があり、裁判で係争地となっているためだろうか?
 また8日から宮古島に、社民党比例候補の山城ひろじさんが来島していて、あちこちで演説会とかをやっていた。保良の集落の公民館にも、ちょうどこの時間帯にやってきた。
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 保良の座り込み現場にもやってきて、あいさつ&演説をする山城ひろじさん。なお、にわかに空は書き曇り、大雨となった…ぐっちょんぐっちょんに…
 この後、千代田駐屯地前で「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の清水早子さんと合流し、案内してもらう。
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 千代田駐屯地内にある「黒鷹の勇士」の碑…2023年4月の陸上自衛隊ヘリ墜落事故で第8師団長ら幹部を含む10人の犠牲者を祈念するものだが、「黒鷹の勇士」とは英霊化まるだしのネーミングである。

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 駐屯地内には、電子戦部隊の車両や、ミサイル部隊の車両がたくさんいる…ただ、ミサイル部隊については日出生台演習場に車両ごと訓練に出かけているので、少なくなっているとのこと。
 駐屯地に目隠しで餓えている木(ハイビスカス)も大きくなってきたので、写真が撮りにくい。

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 基地に隣接している、基地拡張予定用地。

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 航空自衛隊の、野原のレーダー基地…見えにくいが、PAC3が常時、展開している。

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 株式会社エム・ジー・シーが建設した、怪しい電波受信ドーム?。5基もある!民間の施設だが、軍事用に使われるのだろうと清水さんは懸念していた。

20250709 宮古島戦争遺跡
 このあと、宮古島市歴史文化資料館で行われていた「戦後80年「慰霊の日」関連企画展 新たな戦争遺跡」を見学。主にパネルで説明を見るだけの地味な展示内容であったが、宮古島に米軍の上陸に備えて壕がたくさん掘られ(飛行場も現宮古空港になる場所も含め、3カ所建設され、米軍上陸が良そうされる海岸には、特攻艇を秘匿する壕も掘られた)、米軍とガチで戦争をする準備が整えられていたことに改めて戦慄するものだ。宮古島への米軍上陸は無かったが、空襲や艦砲射撃はあったし、3万人もの
日本軍上陸による食料不足や、マラリア焼結地帯への強制疎開などで多くの住民が犠牲になっている。もし、米軍が上陸して戦闘になった場合、沖縄島と同様のさらに悲惨なことが起こったであろう。
 また、そういった記録をきちんと残し、資料化している宮古島市職員にも頭が下がるものだ…画像は企画展で配られていた無料パンフのものである。

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 次は伊良部島に取って返し、自衛隊のヘリが墜落した海域をみる。

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 夕方は、毎週水曜日にやっているサンエー前でのスタンディング行動に参加。

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 翌日は、これも毎週木曜日午前中の、千代田駐屯地前のアピール行動に参加。

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 駐屯地の正門で歩哨している兵士は、銃をかかえている!2021年からだそうな。

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 電子戦部隊配備反対!

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 スタンディング後は、宮古島市総合博物館に行ったり。

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 市街地のはずれ、宮古島空港の近くに建てられたの自衛隊宿舎や

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 国家公務員の宿舎…おもに会場保安庁の職員が入っているようだ。

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 今年2月に、電子戦部隊車両搬入の阻止闘争が行われた、平良港。

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 伊良部大橋手前にある、特攻艇秘匿壕。

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 伊良部島、長山港に停泊する、海上保安庁の巡視船などを見て、下地島空港から帰りました。

 詳細な報告は、別途。

なぜ「台湾有事」に参戦する前提なのか!(その1)

 3月末に、沖縄戦を再び繰り返す前提のニュースが飛び込んできた。一つは与那国、石垣、宮古島などの人びとを九州などに避難させる計画が公表されたことだ。NHK3月27日
政府 “台湾有事”など念頭 沖縄離島からの避難計画 初公表
 いわゆる「台湾有事」などを念頭に、政府は、沖縄の離島からの避難計画を初めてまとめ公表しました。住民らおよそ12万人を6日程度で避難させ、九州や山口県の合わせて32の市や町で受け入れるなどとしています。
 政府がまとめた沖縄の先島諸島の5市町村からの避難計画では、自衛隊や海上保安庁の船舶や民間のフェリー、それに航空機を使って、1日2万人の輸送力を確保します。
 そして、すべての住民に観光客を加えた合わせておよそ12万人を、6日程度かけて福岡空港や鹿児島空港などに避難させるとしています。
 避難した人たちは、そこから貸し切りバスなどで九州の7県と山口県の合わせて32の市や町の受け入れ先に向かい、ホテルや旅館に滞在してもらう計画です。
 この際、地域のコミュニティーを維持できるように地区の全員を同じ自治体で受け入れます。(以下略)

 この計画について、元反戦自衛官で軍事評論家の小西誠氏が自らのnoteで批判している。
 政府による「台湾海峡有事」下の「南西諸島」住民避難の恐るべき計画の策定!
 曰く、なぜ、宮古・八重山だけの避難計画なのか?(沖縄島からの避難計画は含まれていない…もちろん、在日米軍基地があり、自衛隊ミサイル部隊も配備されている沖縄島も攻撃目標になる)なぜ、1カ月だけの避難計画なのか?(日米中の全面戦争が一月で終わることなぞあり得ない)また九州もミサイル部隊配備、長距離ミサイル配備も行われ(参考:陸自湯布院駐屯地に地対艦ミサイル連隊 長射程配備可能性に抗議も 毎日新聞3月31日)軍事拠点化が進められ、安全な場所ではないのだが、そこに避難する矛盾もある。島々で農業をやっている人は作物はそのまま、家畜も連れ出すことはできない…
通常型戦争だけでも島々は破壊尽くされるのだ!
 また報告書には、どこそこに旅館が何件確保できる…等の「受け入れ」についての言及放されているものの、肝心の何を使って移動するのか?ということについてはあまり書かれていないらしい。小西氏も指摘するよう、軍民分離の原則を守るならば、民間の船舶や航空機を使うということになるが、仮に民間船舶、航空機で島々に戦争のための軍需物資を運び込み、その帰りに住民避難を行うとするならば、小西氏も指摘するようジュネーブ諸条約が規定する「文民分離原則」違反である。対馬丸と同様、軍事攻撃の対象になりかねないのだ。沖縄戦をくり返してはならない。

 実際、6日間で12万人もの住民・観光客を避難させること自体、絵空事である。先ほども書いたように、住民は「1か月間だけ」と言われて、着の身着のまま、かばん一つで見知らぬ土地に避難することになるのだ。こんなことが認められるはずがない。
 ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会は4月1日、沖縄県庁で会見を行いこの住民避難計画に対し反対する声明を出した。台湾有事などを想定した政府による住民避難計画 市民団体が反対声明「戦争準備の一環だ」
 有事の際に先島地域の住民を九州などに避難させる政府の計画は、「戦争準備の一環だ」として市民団体が反対する声明を発表しました。
 政府は、台湾有事などを念頭に先島地域5市町村の住民を、九州各県や山口県に避難させる計画を策定し、このなかでは6日間で12万人を輸送するとしています。
 この計画について「ノーモア沖縄戦・命どぅ宝の会」は事実上の住民疎開で「戦争準備の一環だ」と反対する声明を発表しました。
 また、「突発的におこる軍事行動のなかで住民を避難させるのは不可能」と指摘しました。
 会では沖縄防衛局に対し、「ミサイル配備などの戦争の準備を即時中止」を求める方針です。

 小西誠氏もリンクのnote記事で指摘しているように、
 この政府の住民避難計画の最大の問題は、軍事費2倍化という超大軍拡――長射程地対艦ミサイルなどの「敵基地攻撃能力」の増強などの対中国戦争態勢に突き進む政府が、全くといっていいほど中国との平和外交、相互の軍縮外交(軍拡停止)を行おうとする意思さえ垣間見られないということだ。
 日中の間では、日中平和友好条約が締結され、相互不可侵、覇権を求めないなどの宣言がなされている。今本当に必要なのは、この条約の精神に則り、相互の軍拡停止宣言である。(太字は小西氏)

 ということなのだが、相互不可侵、覇権を求めない…他、台湾は中国の一部であるという「原則」、すなわち「台湾有事」は中国の国内問題になってしまっているという一方の現実を無視し、日米が台湾有事に介入するという前提になっていることが問題なわけである。(続く)

清水早子さん講演会のお知らせ

 講演会&映画上映のお知らせ
20241124 清水早子さん講演会20241023
NO WAR!! NO BASE!!
清水早子さん講演会

2024。11.24(日)14:00より
大阪国労会館・参加費1000円

ミサイル基地配備がすすむ琉球弧、宮古島で基地配備に反対する運動の先頭に立って戦っておられる清水さんにお話ししていただきます。

清水早子さんプロフィール
1995年より宮古島在住、島の子どもたちと向き合う教育産業に就きながら島の要塞化反対運動を続ける4半世紀。「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」共同代表

映画上映 琉球弧を禅譲にするな
戦争を止めるのは、戦争が始まる前、今しかありません。
そして戦争を止めるのは、本気の意思と行動です。市民一人ひとりの行動が未来を救う希望です。
この希望を大きなものに変えていくためにこの作品を作りました。
(映画監督:影山あさ子)

うた:永井よう さん
シンガーソングライター
「大塚まさじと座・ディランⅡで活躍」

主催:清水さんを大阪によぼう実行委員会
共催:市民が主役!吹田の会(siminnokai.suita.@gmail.com)
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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