X(旧ツイッター)上で流れてきた以下のリンクの声明について、遅ればせながら賛同することにいたしました。
【声明】すべての運動にフェミニズムを!FEMINISM FOR ALL MOVEMENTS!
〇現在、日本の様々な運動の現場では、深刻なフェミニズムの欠如が見みられます。運動の現場においても差別や性暴力が再生産されています。私たちはそのような現状を変革していきたいと思おもっています。
【声明】すべての運動にフェミニズムを!FEMINISM FOR ALL MOVEMENTS!
〇現在、日本の様々な運動の現場では、深刻なフェミニズムの欠如が見みられます。運動の現場においても差別や性暴力が再生産されています。私たちはそのような現状を変革していきたいと思おもっています。
・わたしたちは女性差別・セクシャルマイノリティ差別・すべての性暴力の廃絶を目指めざし、すべての人がジェンダー規範から解放されるために行動します。
・女性差別・セクシャルマイノリティ差別は、天皇制-家父長制と密接に関連しているジェンダー規範によるものだと考えます。
・ジェンダー規範とは、シスヘテロ規範、モノガミー規範、純潔思想、ロマンティック・ラブ・イデオロギー、男女二元制、本質主義、ジェンダーロール、性表現や性的な在り方の規範などです。これらすべてに対して徹底的に反対します。国家と支配層による性と生殖の管理という目的のためにつくられ、維持・再生産されているジェンダー規範から脱却するための社会変革運動を構築したいと思っています。
・女性差別とセクシャルマイノリティ差別は決して別個のものではありません。なぜなら、どちらもその根源には天皇制-家父長制とつながったジェンダー規範があるからです。女性差別とセクシャルマイノリティ差別を切り離して考えることに断固として反対します。男女二元制と本質主義に反対し、トランスジェンダー差別、ノンバイナリー差別、Xジェンダー差別を絶対に容認しません。
・民族、障害者か否か、部落民か否か、人種、宗教、ジェンダー・アイデンティティ、セクシュアリティ、DSD、経済的な階層など、「女性」であっても個々の経験や受ける差別は異ことなります。このことを前提として、あらゆる差別と闘い、そのことによってのみ真の女性解放が成し遂げられると考えます。真の女性解放とは、女性という同一性からの解放です。(以下略)
上記にあるよう、フェミニズムは単なる「女性解放」「男女平等」ではない…そこに付随する家父長制(日本ではその頂点に天皇が立つ「天皇制」と密接にかかわる)と、そこから派生するさまざまな差別・抑圧的思想・行動からの”解放”である。
またフェミニズムや”左翼”の内部から、トランスジェンダー差別、性自認・性指向に対する差別を公言し、理論づけたりする深刻な状況も出てくる中で、それと明確に反対していくという立場をとっている。
セックスワークについては、これを「労働」であることを認め、「非犯罪化」を要求し、性産業廃絶論こそが女性をあるべき女性像、貞操観念、ロマンティック・ラブ・イデオロギーに縛しばり付つけ、ジェンダー規範を強化する考に基づくもの…という立場をとっている。
こういった立場を明確にすることで、これまで運動内で差別・排除されたり、つらい経験をされたであろう方からの賛同コメントが寄せられている…
私も「運動体の中で繰り返される、ハラスメントやマイノリティに対する差別、そこまでいかなくても、少数者に対する無理解から運動の広がりを阻害することをなくしていきましょう!」とのコメントとともに、本声明に賛同した次第である。
本声明への賛同ならびにコメント、その他意見等は、feminismforallmovements@gmail.com まで。
・ジェンダー規範とは、シスヘテロ規範、モノガミー規範、純潔思想、ロマンティック・ラブ・イデオロギー、男女二元制、本質主義、ジェンダーロール、性表現や性的な在り方の規範などです。これらすべてに対して徹底的に反対します。国家と支配層による性と生殖の管理という目的のためにつくられ、維持・再生産されているジェンダー規範から脱却するための社会変革運動を構築したいと思っています。
・女性差別とセクシャルマイノリティ差別は決して別個のものではありません。なぜなら、どちらもその根源には天皇制-家父長制とつながったジェンダー規範があるからです。女性差別とセクシャルマイノリティ差別を切り離して考えることに断固として反対します。男女二元制と本質主義に反対し、トランスジェンダー差別、ノンバイナリー差別、Xジェンダー差別を絶対に容認しません。
・民族、障害者か否か、部落民か否か、人種、宗教、ジェンダー・アイデンティティ、セクシュアリティ、DSD、経済的な階層など、「女性」であっても個々の経験や受ける差別は異ことなります。このことを前提として、あらゆる差別と闘い、そのことによってのみ真の女性解放が成し遂げられると考えます。真の女性解放とは、女性という同一性からの解放です。(以下略)
上記にあるよう、フェミニズムは単なる「女性解放」「男女平等」ではない…そこに付随する家父長制(日本ではその頂点に天皇が立つ「天皇制」と密接にかかわる)と、そこから派生するさまざまな差別・抑圧的思想・行動からの”解放”である。
またフェミニズムや”左翼”の内部から、トランスジェンダー差別、性自認・性指向に対する差別を公言し、理論づけたりする深刻な状況も出てくる中で、それと明確に反対していくという立場をとっている。
セックスワークについては、これを「労働」であることを認め、「非犯罪化」を要求し、性産業廃絶論こそが女性をあるべき女性像、貞操観念、ロマンティック・ラブ・イデオロギーに縛しばり付つけ、ジェンダー規範を強化する考に基づくもの…という立場をとっている。
こういった立場を明確にすることで、これまで運動内で差別・排除されたり、つらい経験をされたであろう方からの賛同コメントが寄せられている…
私も「運動体の中で繰り返される、ハラスメントやマイノリティに対する差別、そこまでいかなくても、少数者に対する無理解から運動の広がりを阻害することをなくしていきましょう!」とのコメントとともに、本声明に賛同した次第である。
本声明への賛同ならびにコメント、その他意見等は、feminismforallmovements@gmail.com まで。