たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

基地

沖縄・西日本交流ネットワーク(仮称)集会報告

 よーやく沖縄・西日本交流ネットワーク(仮称)集会in大分の報告…
 大分駅から徒歩15分ぐらいの、アイネス(大分県消費生活・男女共同参画センター)大会議室で本集会は行われた。
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 主催者あいさつでは池田年宏さんが、若い人にどうやったら平和の心を伝えることができるか?また世界に向けて平和の心を発信する必要があるとのことであった。そういう意味で、翌日の平和をめざすつどいの重要性や、その集会宣言を英語、ハングル、中文で発信したいとも述べられた。

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 沖縄の「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」共同代表の具志堅隆松さんから基調報告。9月21日に広島、呉で行われた西日本交流集会とほぼ同様の内容であったが、他に「ミサイル基地」というものはない、ミサイルは撃ったら十数分後には反撃のミサイルが飛んでくる。だから車載式で、1発撃ったらすぐに移動する。ところが弾薬庫は移動しない、敵からみたら弾薬庫こそ攻撃目標になると述べられた。そして運動をどうやって成功させるか?どうすれば戦争をさせないことができるか?沖縄では自衛隊・米軍基地の全面撤去を目指したい。もしそうしたら、代わりに中国が来るのか?中国に聴いてみたい…ということで、12月4日に上海に呼ばれている「グローバルサウス、アカデミック、フォーラム」で「両岸問題」(台湾有事)について聞いてくる、「東アジアを戦場にしたくない」と投げかけ、共有したいと述べられた。
 続いて大分からの報告…まずは「大分敷戸ミサイル問題を考える市民の会」合田公計さんから。これまでの経緯などの説明。防衛省火薬庫パンフにおいて、弾薬庫のある地域が攻撃対象になるのではないかという住民の疑問に答えておらず(否定もしていない)、また平時の事故であれば保障もされるが(自衛官の過失が立証された場合)、軍事施設が攻撃されて周辺住民が被害を受けた場合、住民の被害は保障されないと防衛省から回答があったとの説明があった。
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 これね。
 続いて湯布院駐屯地「敵基地攻撃ミサイル」問題を考えるネットワークの鯨津憲司さんから、湯布院駐屯地、第二特科団司令部設置その他についての報告。
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 大分県の自衛隊駐屯地、分屯地、日出生台演習場の位置関係…高速道路で結ばれ、自衛隊にとって便利な立地になっている。湯布院と日出生台演習場は、ほんとうに近い。

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 もちろん米軍もバンバン共同訓練で使う…1999年以降、沖縄駐留の米海兵隊砲撃舞台の移転訓練が行われており、ほぼ毎年、米軍が日出生台演習場を訓練で使っている。今年の夏のレゾリュート・ドラゴン2024では自衛隊約3000人、米軍約1000人が参加して実弾訓練や、オスプレイによる離着陸訓練が行われた。10月のキーン・ソード25では、自衛隊空挺部隊の降下訓練や、「一二式地対艦ミサイル」の訓練も行われた。来年1月には日栄共同訓練、2月には16回目の米海兵隊の移転砲撃訓練が予定されているそうだ。
  大分の次は、福岡、航空自衛隊築城基地のある築城からの報告。「平和といのちを見つめる会・空自追記基地前2の日座り込み運動」の渡辺ひろ子さんからの報告。日米共同訓練、F15配備反対を掲げ、毎月2の日に座り込み行動を行って451回目、明後日も必ずやるとのこと。築城は大分に来る途中に日豊本線で通過する街だ。
 続いて鹿児島から、鹿児島県護憲平和フォーラム、磨島昭広さんから、馬毛島での自衛隊基地建設や、さつま町の弾薬庫建設問題などの報告。
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 鹿児島でも自衛隊、日米共同演習が行われる…鹿野弥吉には無人偵察機が飛来してくる。

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 続いて石垣島から「石垣島の平和と自然を守る市民連絡会」事務局長、藤井幸子さんの報告。3月に開設された石垣駐屯地も増設計画があり、石垣農林高校の演習林と隣接して用地取得がなされている。
 また石垣島などの島じまでは、住民避難の問題が持ち上がっている。石垣島では全員、大分県、福岡県、山口県に、6日間で6万人(観光客含む)避難することになっているが、避難時は機内持ち込み荷物のみしか認められない「リュック一つで生活、財産を捨てて避難なんかできない」飼っている牛などはどうするのか?(別途計画をたてるらしいが…)避難なんかできるわけない!という声が上がっているが、地元は声を上げにくい…とのことである。
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 避難計画やそれを報道する新聞記事が紹介された。
 石垣島の次は、京都・祝園の弾薬庫問題であるのだが、祝園のグループは参加できす、変わって京都の米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会の方が連帯のメッセージを代読された。
 続いて西日本交流ネットワーク発足に向けての議論ということで、都圏より、大分港から民間船(ナッチャンWorld…かつて青森港―函館港を運行していた高速フェリー、PFI法に基づき設立された特別目的会社「高速マリン・トランスポート」が所有している。会社は防衛省と2025年12月末まで輸送使用契約を結んでいる。)で兵員・車両を運んで横浜・ノースドックに入港し、キーン・ソードに参加している。軍民分離を少しも考慮していない…西日本交流ネットワークであるが、首都圏からも参加したいとの発言があった。関西の「岩国労働者反戦交流会」からは、弾薬庫建設や民間の空港・港湾の軍事使用問題で全国的なつながりを持つことは必要であるが、差別排外主義を許してはならない…その面で、発言者が「バカみたいな~」という言葉を発するのはいかがなものか?と言う意見も出た。
 全交の広島の方から、ZENKOスピーキングツアーと「台湾有事NO!」の署名の案内、熊本から、指揮所訓練の本丸は熊本なのに、熊本では報道がない…報道されないから私たちが運動している、是非見に来てほしいという話、山口県下関から、たたかわない日教組中央批判などが行われた。
 まとめとして「ノーモア沖縄戦・えひめの会」でネットワーク呼びかけ人の高井弘之さんから発言
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 戦争をどうやって止めるか?日本を中国包囲網から抜けさせることが必要だ。台湾有事で「負ける」のは日本が協力しない場合であり、アメリカは日本が協力しない場合も想定している。日本政府の方針を大転換させることを、私たちの力で実現させる。「中国脅威論」が言われるが、今、中国が日本を攻撃する理由はない。人びとは「増税には反対」だ。大軍拡には増税、社会保障の切り捨てが続く、そこを訴えていく必要がある。ネットワークの準備はできていなかったが、連帯し始めている…来年2月22日、鹿児島市勤労者交流センター他の句的ホールで発足集会を行う…とのことであった。
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 アピール文採択の後、感想・提言ということで沖縄の昨年11月23日沖縄県民集会実行委員の神谷美由希さんが、平和外交や中国での台湾有事のシンポジウムについて述べられる。
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 「ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会」の与那覇恵子さんが、閉会あいさつをして集会は終了。

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 その後、ソレイユ(大分県労働福祉会館)の大きな会場に移動して、交流会という名の酒飲みであった。ではでは…

2024 岩国行動スタート集会報告

 7月12日、2024岩国行動スタート集会にs中してきた。
 18時、エルおおさか南館で開場、主催者あいさつの後「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県住民の会」で、ピースリンク広島・呉・岩国の新田秀樹さんの講演が始まった。
 はじめに「広島の基地群」ということで、広島周辺にある米軍、自衛隊の基地の概要について説明があった。岩国基地は、米海軍第5空母航空団、米海兵隊第12航空群の他、海上自衛隊第31航空群がいる。米軍と自衛隊が共同使用汁基地である。また米軍は広弾薬庫、秋月弾薬庫、河上弾薬庫の3カ所の弾薬をを持っている。河上弾薬庫は、アジア最大の弾薬庫なのでそうな。これらをGoogle eirthやストリートビューの写真などで紹介された。また陸上自衛隊海田中途日で、原村演習場というのを持っている。海上自衛隊の呉地方隊お、もちろんこの地域における最大の基地である。その他、島根県域には「エリア567」という自衛隊の高度訓練空域も設定されており、これは米軍も使用している…おお、広島も広島湾を中心に、基地が集中しているではないか!という地図も示された。
 岩国基地そのものは、滑走路を沖合に移設して2011年から使用している。沖合に移設された滑走をは、滑走路延長線上が海で南北に住宅地などの障害物がないため、米軍にとっては使い勝手のよい基地になっている。米空母の艦載機が2018年までに厚木から移駐が完了し、2017年までに海兵隊の戦闘機も最新鋭のF35Bに変わっている。今、岩国基地で36機のF35Bをかかえているが、この意味は大きい…海外にF35Bがあるのは日本だけ、FA18ホーネットも含め、減らす方向があるようだが、最新鋭の米軍機の拠点であることには変わりがない。
 また滑走路沖合移転に伴い、いろいろなものを陸揚げできる専用の港湾施設ができている。普天間に配備するオスプレイや、陸自が配備するオスプレイもここから陸揚げされている。強襲揚陸艦アメリカ、トリポリをはじめ、大型の貨物船も入港し、様々なものを陸揚げしている。ちなみに「強襲揚陸艦」トリポリは上陸用舟艇を積まず、ほぼF35B専用の空母としてつくられているのだそうな。
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 滑走路の沖合移設によって、あるいは朝のエンジン調整(空ぶかし)を行うためのハッシュハウス建設により、基地周辺での騒音は一部軽減している。しかし、北側離陸コースにあたる阿多田良島で騒音の被害が増大している。「住民の会」でアンケート調査をした結果でもそれは明らかだ。その他、広島県の沿岸部での騒音被害も増加している。エリア五六七での訓練が増加しているからでもある。
 呉基地は、国内最大規模の「海上自衛隊呉地方総監部」は、護衛艦約四〇隻が配備され国内最大規模の基地である。F35Bを搭載する空母「かが」もいる…ここでいろいろな艦船の写真が披露される。ミリオタさんにとってはたまらないだろう…また2024年度には「自衛隊海上輸送群」も発足する。これは海上自衛隊ではなく、統合作戦司令部直轄の部隊である。
 また2023年に日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区が閉鎖された。この130ha(呉基地は80ha)の跡地活用について防衛省が「多機能な複合防衛拠点」として一括購入を申し入れてきた。目的は
①民間誘致を含む装備品などの維持整備・製造拠点
②ヘリポートや物資の集積場などの防災拠点と艦船配備、訓練場などの部隊の活動基盤
③完璧などを活用した港湾
を整備するという…これは呉が一大海軍基地になることを意味する。また、呉市長はこれを容認し、雇用が生まれるようなものにしてほしいというようなことを言っているそうだ。
 呉は東洋一とも言われた呉海軍工廠の街だが、1950年に「旧軍港市転換法」が制定・施行されている。それによって「もう戦争には頼らない街になる」と誓ったはずである。当時の市の「宣言」には
 百年の永きに亘り、営々と構築された旧軍港は専ら戦争目的のみ供用されてきたのである。(略)今次大戦は日本をほとんど破滅の状態において終結を告げ、三代にわたってここに定着した市民は住む家なく、帰るべき故郷はすでになく、荒廃した軍施設を前に失業の群衆と化し去ったのである。破壊されたスクラップの山と転覆した艦船の残骸はこれを眺める市民に戦争の惨禍と無意味さをしみじみ訴えるのである。市はここに180度の転回をもって、せめて残された軍財産を平和と人類の幸福のために活用し、速やかに平和産業都市、国際貿易港として更生せんことを誓うのみである。
 呉の軍事都市化は、この宣言に真っ向から反するものである。
 岸田首相は4月に訪米し、米議会で「同盟はかつてなく強力」であると演説した。南西諸島における自衛隊基地も拡張され、また大分や京都府祝園をはじめ全国に130棟もの弾薬庫が建設されようとしている。呉の大麗女島にも調査費が計上されている。各地で行われている運動が全国にひろまっていないが、なんとかつながてちきたい。また9月21日に呉で集会をやる、沖縄とつながるような運動をしたいと述べられた。
 その後の質疑応答では、エリア567の他、米軍が中国山地上で低空飛行訓練をする「ブラウン・ルート」については「消されている」のではないか、いや、訓練は続けられているだろうという話や、近年は日本と他国の「国際共同訓練」が増えてきている、また対中国戦争でアメリカはまっとうに戦争して中国に勝てない…だから「同盟国」をどう使うか?という話になっていることが話題になった。

 講演後、各地からの発言で「STOP!辺野古新基地建設!大阪アクション」や、南部全労協、山口連帯労組、ユニオン北九州からあいさつがあった、山口連帯労組からは、7月21日に「レゾリュート・ドラゴン」に反対する集会のお知らせである。続いてAWC日本連よりアピールがあり、日本の軍備増強・拡大がアジアの人々にとってみればどうなのか?目を見張る強化であろう。「中国包囲網」に対し、民衆の側から反対していくということが提起された。
 実行委員会から、2024実行委員会結成報告と行動敵がなされた。今年の岩国行動は、11月16日と17日、また翌18日には上関町祝島の原発建設および核廃棄物中間貯蔵施設建設予定地に行く予定なのだそうな。

 ぜひ、今年は岩国に行きたいものである。

沖縄南部視察

 5月27日は、土砂全協で沖縄南部の基地や戦跡、鉱山めぐりである。
 なおこの日の午前中は、共同代表の阿部悦子さんや、北上田顧問、湯浅顧問などといっしょに沖縄県知事と面談し、埋立承認の再撤回や土砂条例の適用、海砂採取の規制などを提案した。同様の提案を午後には県庁の部長クラスにも面談して行ったとのことである。
 まず、うるま市から八重瀬町に行き、八重瀬分屯地などを見に行く。
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 バスの中からの撮影でわかりづらいが、四角いレーダーが見える…航空自衛隊の与座岳レーダー、通称「ガメラレーダー」と呼ばれている。電磁波の影響が心配されている。
 このあたりは、琉球王朝以前、南山の有力な士族の城(グスク)があり、代々支配していたところ。また沖縄戦で守備軍が朱里を撤退してから、最後の防衛線が引かれたところでもある…まぁ要衝というわけだ。
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 八重瀬分屯地に到着…

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 ハイ、第十五高射特科連隊でありますっ!
 となりは那覇ゴルフ倶楽部という、有名なゴルフ場となっている。分屯地よりもゴルフ場の方が広い。
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 ここももともとは米軍が接収した基地であり、敷地内には5つほど御嶽があった…それをまとめてお祀りした「八重瀬御嶽」である。ガジュマルの木が立派‼

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 陸自の与座南分屯地の門…ここはバスの転回ができないので、素通りする。
 八重瀬のあたりの視察を終え、糸満方面へ…途中「野戦重砲兵の碑」という戦跡碑があるのだが、慰霊碑周辺の石灰岩が削られ、畑になったため、碑が宙に浮いたかっこうになっている(写真なし)土砂や砕石の採取により、慰霊塔や碑の管理、周辺の風致の維持が難しくなっているということだ。
 また糸満では「名城一家全滅屋敷」というのがあり、沖縄戦で「一家全滅」した人の家屋敷が残っていたものであるが、相続で「売却」に出されたりということも起こっている。実際「売物件」というのぼりが立っていた。戦争遺構の保全も、地元自治体や沖縄県だけではなかなか難しいのである。
 バスの中で、沖縄戦で使われた砲弾の破片がまわってくる…これは重たい!こんなものが飛んできて、人びとを殺していくのが戦争なのだ。
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 糸満の「一家全滅屋敷」にたつ「売物件」のぼりを見てから、すこし戻って陸軍病院山城本部壕跡に行く…近くにバスを止める駐車場がばいので、住宅とさとうきび畑の中を歩いて到着。
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 写真ではわかりにくいが、遠くに「ガメラレーダー」が見えるのだ。

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 碑の前で説明…もともとの自然鍾乳洞に、地元の人が避難していた。そこに1945年5月下旬、南風原から陸軍病院が撤退してきた。この場所を本部壕とし、他第一外科壕、第二外科壕、第三外科壕を設けた。なお、撤退してきたときは薬品や手術道具もほとんどなく、病院としての機能は失われていたそうな。その後6月14日、本部壕付近に直撃弾が落ち、病院長が戦死…6月18日に「解散」ということになる。実質、病院関係者や負傷者は3週間ほどここにいたことになる。
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 入口のところ…

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 急な、すべりやすい洞窟をおりていく。

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 茶碗などのかけらが落ちている…

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 奥には水がたまっている…病院壕ということで、もっと奥があるのかと思ったが、意外にあっさりと”終点”だったかんじだ。
 さて、病院壕をあとにして、海のほうに向かう。

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 幹線道路から奥にはいって、束里鉱山である。もし、ここから辺野古に向けて土砂が搬出されるとすると、膨大なダンプトラックが列をなして、南部の道路を通ることになる。
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 向こうの方に、埋め戻しに使う?謎の残土が積まれている…こうした土も辺野古に持っていくのかもしれない?
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 鉱山周辺の道路は、こんなかんじだが…

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 この道路から、荒崎海岸に出るのだ。(あの狭い道路に、糸満のバスも来る)

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 荒崎海岸…ここで弁当を食べる…海の右側は、東中国海、左側が太平洋である。

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 左側をずっと行くと、ひめゆり学徒散華の跡という碑があるのだが、戦争の犠牲を「散華」華と散る…などと称賛するのは、いかがなものだろうか?

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 荒崎海岸を後にして、魂魄の塔へ…

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 このあたりは、いろんな県の「鎮魂碑」「鎮魂塔」が建てられている…県営平和祈念公園のエリアなのだが、隣接して熊野鉱山があったりする。
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 飛行機の時間の都合から、私他数名がここで一行から分かれて、空港に向かう…ほかの人たちは、このままひめゆりの塔や、ひめゆり平和祈念資料館などを観ることになっている。

 なかなか南部戦跡までめぐる機会はないものなのだが、いい経験であった。
 それではまわ… 

沖縄を再び戦場にさせないためのスタンディング

 同時スタンディングのお知らせ。
4・28「屈辱の日」イベント。です。
スタンディングプラカード表



2024年4月28日(日)
沖縄を再び戦場にさせないスタンディング
を行います‼

場所
JR大阪駅 南口バスターミナル付近
JR大阪駅 北口
JR京橋駅 京阪ガード下
JR三ノ宮駅 マルイ前
時間:13:00~14:00頃
(JR三ノ宮のみ、12:00~12:50頃)

スタンディングプラカード裏改良

4・28(よんにっぱ)は、日本「本土」ではサンフランシスコ講和条約が発効して占領からの独立を果たした「主権回復の日」とされるが、沖縄にとっては日本から切り離され。米軍支配下にとどめ置かれた「屈辱の日」である。米軍支配から「復帰」しても、米軍基地はなくならず、50年を経て、辺野古新基地建設や自衛隊ミサイル部隊配備など、沖縄を再び戦場にするおそろしい、差別的な計画が進められている。
 これを許してはならない!いっせいスタンディングで訴えていこう!というものである。

 スタンディングに決起しよう!
 軍拡と基地建設を推し進め、戦争の道につきすすむ岸田政権を打倒しよう!

遅すぎる映画「戦雲(いくさふむ)」

 先日、三上知恵監督の映画「戦雲(いくさふむ)」を観てきた。
 
 自衛隊ミサイル部隊配備を始め、どんどんと軍事要塞化が進められていく与那国島、石垣島、宮古島、沖縄島のたたかい・状況を報告する映画である。
 しかし、遅い、遅すぎる…

 映像内では、基地建設工事が着工し、赤土をむきだしにした工事現場が広がる。そこに反対する住民がコールを上げたり、牛歩をしたりして抗議しているのだが、結局基地や弾薬庫ができあがってしまう。
 石垣島では、若い人が中心になって、基地建設の是非を問う住民投票をやろう!と署名を集める…しかし、署名は法定数を大きく超えて集まったにもかかわらず、石垣市は住民投票条例を否決した。駐屯地は2023年の3月に開設される。
 与那国島では「国境警備」という名目で自衛隊配備がなされた。自衛隊が来る前は、島の未来をどうするか?という議論がなされていたが、自衛隊が誘致されれば、その議論は消えた…演習で、自衛隊の装甲車(戦車)が公道を走るようになる。国境警備から、ミサイル部隊を置く話へ…さらに港湾を整備するということで、島の南側、琉球列島最大の樽前湿原を大きく掘削した港や、滑走路延長計画も持ち上がってくる。自衛隊員は、地元久部良の祭り、ハーリーに参加している。子どもは、自衛隊員のお子どもは「与那国が好き」と言う…島が「自衛隊ありき」の町づくりになってしまうのだ。

 自衛隊基地は、宮古島でも、沖縄島でもすでに出来上がり、ミサイル弾体も運び込まれている。いったん基地が出来れば、そこを拠点にドンドン「反撃能力」を持つための「軍拡」が進められる。
 もちろん、まだまだ「第二ラウンド」以降がある…これ以上の軍拡・基地拡大や機能強化に反対していかなければならない。3月30日にうるま市・勝連分屯地では第七地対艦ミサイル連隊の編成完結式が行われたが、うるま市でゴルフ場跡地に計画されている自衛隊の訓練場…おそらく米軍との興津訓練にも使われるであろう…は、県知知事や保守系の議員も声を上げ、住民の反対運動が続いている。まだまだやらなければならないことは多くあるのだが…

 監督は意図していないだろうが、映画のシーンを見ていると「手遅れ」感を感じる…「反対していたけれど、基地はできてしまった」…この映画の完成は情勢に比べ”遅い”のだ!監督もそのあたりは把握していたので、この映画が完成する前、スピンオフ企画「沖縄、再び戦場(いくさば)へ」を昨年完成させた。しかし、悪い言い方をすれば、基地が完成して、全てが終わってから、本映画の映像が”完成”している…監督はそれを待っていたのではないか?

 監督を批判するのはたやすい…だが振り返って私たちをみれば、ようやく昨年宮古島の要塞化に反対する会を立ち上げたり、「沖縄を再び戦場にさせない」ための取り組みを始めたりと…後手後手のことばかりしかできていないではないか?この映画を視て「絶望」を感じることは簡単だが、それを乗り越えること…しかも三上監督を頼らないで…ということが大切だと思うぞ。
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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