たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

大軍拡と基地強化にNO!西日本交流集会に参加してきた

 9月21日、広島、呉で行われた大軍拡と基地強化にNO!西日本交流集会に1日だけ参加してきた…諸事情により、大阪より車運転6時間コース!である。(2人で交代しながら運転しても疲れる)
DSC01445
 この集会は、今問題になっている岸田政権による大軍拡が、沖縄をはじめとする西日本各地での基地強化や弾薬庫建設に抵抗する市民運動が「知り つながり とめる」ために催されたものである…どうも今後、持ち回りであちこち行われるようだ。 初日の報告会集会は無料…ただし、カンパが集まられる。
 まずはじめに本集会のホストともいうべき、ピースリンク広島、呉、岩国の新田さんからあいさつ、続いてピースリンク呉の世話人、西岡由紀夫さんが、日本製鉄跡地を防衛省が一括して購入しようとしている「日鉄呉跡地問題」についての報告をされた。
 2024年3月4日、前年9月に閉鎖した日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地は、敷地面積が130haで、マツダスタジアムの36個分、現在の海上自衛隊呉基地84haの約1.5倍もの広大な土地である。(ちなみに辺野古の新基地建設は161ha)…そこに「多機能な複合的防衛拠点」を設けるとして①民間の誘致を含む備品などの維持整備・製造基盤②防災拠点(ヘリポートや物資の集積場など)及び部隊の活動基盤(艦艇の整備、訓練場など)③岸壁などを活用した港湾機能 を設けるということだ。現在、防衛省が日鉄との間で交渉をすすめているそうな。
 ピースリンクでは翌5日、呉駅前で「防衛拠点にするな」と横断幕を掲げ、街宣活動を行った。その誤、呉市に「要望書」の申し入れ行動を行っている。その後、緩やかな連絡会組織として「日鉄呉跡地問題を考える会」が結成され、市民集会を開いたり、呉市長に「市民への説明会と意見交換会を求めるます」という署名運動を展開したりしたそうだ。
DSC01447
 これが日鉄呉跡地…けっこう広くてまとまった土地が、防衛拠点と言う名の軍事施設に整備されようとしている。
 つづいて横須賀で反基地の行動をされている方から、スライドであちこちの反基地運動を撮影したスライドの紹介…大分・敷戸のミサイル弾薬庫、東京・防衛省への申し入れ行動、新田原基地の弾薬庫、馬毛島、宮古島、石垣島、奄美大島そして横須賀での運動や自衛隊・米軍の行動についての説明である。約45分の映像である。
 休憩をはさんで、沖縄の「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」共同代表の具志堅隆松さんのお話しである。伝えたいことはこれまで2つ、遺骨交じりの土砂を辺野古埋め立てに使う問題と、台湾有事の問題だが、一つ増えて「止めることができる運動とできない運動」について…というものである。
 沖縄、うるま市に新しく自衛隊の訓練場をつくる計画は、住民の反対運動により撤回させることができたが、同時期の勝連糞頓智へのミサイル関連車両搬入は阻止できなかった…止めることができたのは「新設」の基地(訓練場)で住民が保革を超えた運動を行えたからだが、今いる自衛隊がミサイル部隊配備等の新たに何かをする場合、これまでの自衛隊に対する誤解…自衛隊員が地域の盆踊りなどに参加して、地域に貢献している…だとか、土地の賃貸料を払ってくれているだとかがあって、あからさまに反対しない(できない)問題がある…ところが自衛隊は変質してしまっている、地域との「共存共栄」はなく、長射程ミサイルの配備など「専守防衛」もかなぐり捨ててしまっている…いつまでも自衛隊への”誤解”のままに、基地が強化されてしまうと述べられた。
DSC01450
 そして「知る」ことは、今の日本が日中戦争をしかけようとしていること、「つながる」ことは、全国に弾薬庫を130カ所も作ろうとしているのだから、その130カ所が連帯しよう!ということであると述べられた。
 遺骨交じり土砂の問題について、おそらく沖縄本島南部の土砂採取について防衛省は「あきらめた」であろう(それでも「撤回する」とは言わない、手は緩めない)その代わりに奄美大島、宮城島、その他九州各地から土砂を持て来ようとしてると述べられた。
 「台湾有事」について、戦争につながるものすべてに反対する、自衛隊はミサイルを持って沖縄から出て行って下さい(そのことが自衛隊員の命を守ることにもつながる)米軍兵による性暴力事件も起こっている、米軍基地も拒否します…と述べられた。
 続いて、佐賀空港に陸上自衛隊のオスプレイが配備されることに反対している、佐賀の豊島耕一さんのお話し…「戦争で島を取り戻す」ということを政府がいい始めている、オスプレイ配備に対し、1月からゲート前行動を始めて、世論喚起と「私たちには力がある」ことを示すために、月に1度、ゲート前神津を行っているとのこと。言葉の暴力も暴力だから使わないという「非暴力」の誓約書をつくり、「九条の逆襲」「非戦のプロパガンダの必要性」を訴えているとのことである。
 次は大分・敷戸のミサイル弾薬庫問題と、隣接する湯布院への第二特科団配備問題のお話し…まず弾薬庫問題では、資料として配られたパンフレットを元に「敷戸ミサイルを考える会」の池田さんが説明された。住宅密集地に弾薬庫をつくるのは国際人道法違反、3㎞の中に4万人もの人が住んでいる、軍民分離原則が守られていない、自衛隊が定める保安距離も守られていない、そもそも弾薬庫で火災が起これば消火作業は出来ず(してはいけないことになっている)、弾薬庫の事故はだくさん起きているということを話された。
 湯布院からは鯨津さんから、湯布院は温泉の街であると同時に、軍事拠点でもある…今年3月に第二特科団本部がおかれ、それが司令部になる。今年度(今年3月)には、第8ミサイル連隊が配備される予定だ…用地がないので今の駐屯地の北側の農地を買収するとのこと…山の中で「水陸起動団」が、低い山を島に見立てて演習をしている。湯布院や敷戸のミサイルは、沖縄の島で撃つものなのかもしれない…など述べられた。
 本日の報告はここまでである。なお、京都祝園のミサイル弾薬庫問題については、祝園でこの日、杉原浩司さんの講演集会(集会自体は奈良市)を行うため、それが終わって翌日から参加・報告とのこと。また鹿児島県さつま町への自衛隊誘致問題についても明日の報告となる。
DSC01452
 最後は呉のYWCAの方からあいさつ、また本日の参加は100名、その他zoomでの参加が49名であったそうな。
 集会終了後、また高速道路を6時間運転して、帰阪した。

大軍拡と基地強化にNO!西日本交流会

 運転手要員(控え)として、21日にのみ参加してきます!
20240921 西日本交流集会20240909
知り つながり とめる
大軍拡と基地強化にNO!西日本交流会
2024年9月21日(土)13:30~16:30
 ビューボートくれ大会議室
参加費:無料(各地報告も自費参加です。ぜひカンパを)
関連行事(要事前予約 詳しくは裏面をご覧ください)
①呉フィールドワーク(22日)②戦争止めよう全国連帯交流会(22日)③岩国フィールドワーク(23日)

沖縄・奄美から始められた「対中戦争態勢」の構築は、いま、西日本へと拡大されています。しかし、軍事拠点として強化・拡大されていく各地の状況はその地域内でしか報道されず、それぞれ個別の闘いを強いられています。いまこそ、つながりあって、全体の状況を共有し、連帯して闘って、この戦争準備を止めましょう!
各地で進む基地計画と地元の闘いを共有したいと思います。ぜひご参加ください。
報告
①呉で進む基地強化 西岡由紀子さん(日鉄呉跡地問題を考える会 共同代表)
②映像で観る西日本を中心に進む基地強化 木元茂夫さん(すべての基地にNO!ファイト神奈川)
③戦場化される沖縄  具志堅隆松さん(ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会 共同代表)
④オスプレイとヘリの拠点化される佐賀 豊島耕一さん(オスプレイストップ!9条実施アクション佐賀・代表、元佐賀大学教授)
⑤大型ミサイル弾薬庫建設とミサイル特科団配備のおおいた 池田年宏さん(大分敷戸ミサイル弾薬庫問題を考える市民の会運営委員)

主催:入れるな核燃船!飛ばすな核攻撃機!ピースリンク広島・呉・岩国
共催:広島と沖縄をむすぶドゥシグヮー ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会
協賛:戦争させない!九条壊すなヒロシマ総がかり行動実行委員会
連絡先:呉市幸町3-1(呉YWCA気付)090₋3373₋5083(新田)

20240921 西日本交流集会20240909_0001
裏面は省略…

2024 岩国行動スタート集会報告

 7月12日、2024岩国行動スタート集会にs中してきた。
 18時、エルおおさか南館で開場、主催者あいさつの後「岩国基地の拡張・強化に反対する広島県住民の会」で、ピースリンク広島・呉・岩国の新田秀樹さんの講演が始まった。
 はじめに「広島の基地群」ということで、広島周辺にある米軍、自衛隊の基地の概要について説明があった。岩国基地は、米海軍第5空母航空団、米海兵隊第12航空群の他、海上自衛隊第31航空群がいる。米軍と自衛隊が共同使用汁基地である。また米軍は広弾薬庫、秋月弾薬庫、河上弾薬庫の3カ所の弾薬をを持っている。河上弾薬庫は、アジア最大の弾薬庫なのでそうな。これらをGoogle eirthやストリートビューの写真などで紹介された。また陸上自衛隊海田中途日で、原村演習場というのを持っている。海上自衛隊の呉地方隊お、もちろんこの地域における最大の基地である。その他、島根県域には「エリア567」という自衛隊の高度訓練空域も設定されており、これは米軍も使用している…おお、広島も広島湾を中心に、基地が集中しているではないか!という地図も示された。
 岩国基地そのものは、滑走路を沖合に移設して2011年から使用している。沖合に移設された滑走をは、滑走路延長線上が海で南北に住宅地などの障害物がないため、米軍にとっては使い勝手のよい基地になっている。米空母の艦載機が2018年までに厚木から移駐が完了し、2017年までに海兵隊の戦闘機も最新鋭のF35Bに変わっている。今、岩国基地で36機のF35Bをかかえているが、この意味は大きい…海外にF35Bがあるのは日本だけ、FA18ホーネットも含め、減らす方向があるようだが、最新鋭の米軍機の拠点であることには変わりがない。
 また滑走路沖合移転に伴い、いろいろなものを陸揚げできる専用の港湾施設ができている。普天間に配備するオスプレイや、陸自が配備するオスプレイもここから陸揚げされている。強襲揚陸艦アメリカ、トリポリをはじめ、大型の貨物船も入港し、様々なものを陸揚げしている。ちなみに「強襲揚陸艦」トリポリは上陸用舟艇を積まず、ほぼF35B専用の空母としてつくられているのだそうな。
DSC_7355
 滑走路の沖合移設によって、あるいは朝のエンジン調整(空ぶかし)を行うためのハッシュハウス建設により、基地周辺での騒音は一部軽減している。しかし、北側離陸コースにあたる阿多田良島で騒音の被害が増大している。「住民の会」でアンケート調査をした結果でもそれは明らかだ。その他、広島県の沿岸部での騒音被害も増加している。エリア五六七での訓練が増加しているからでもある。
 呉基地は、国内最大規模の「海上自衛隊呉地方総監部」は、護衛艦約四〇隻が配備され国内最大規模の基地である。F35Bを搭載する空母「かが」もいる…ここでいろいろな艦船の写真が披露される。ミリオタさんにとってはたまらないだろう…また2024年度には「自衛隊海上輸送群」も発足する。これは海上自衛隊ではなく、統合作戦司令部直轄の部隊である。
 また2023年に日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区が閉鎖された。この130ha(呉基地は80ha)の跡地活用について防衛省が「多機能な複合防衛拠点」として一括購入を申し入れてきた。目的は
①民間誘致を含む装備品などの維持整備・製造拠点
②ヘリポートや物資の集積場などの防災拠点と艦船配備、訓練場などの部隊の活動基盤
③完璧などを活用した港湾
を整備するという…これは呉が一大海軍基地になることを意味する。また、呉市長はこれを容認し、雇用が生まれるようなものにしてほしいというようなことを言っているそうだ。
 呉は東洋一とも言われた呉海軍工廠の街だが、1950年に「旧軍港市転換法」が制定・施行されている。それによって「もう戦争には頼らない街になる」と誓ったはずである。当時の市の「宣言」には
 百年の永きに亘り、営々と構築された旧軍港は専ら戦争目的のみ供用されてきたのである。(略)今次大戦は日本をほとんど破滅の状態において終結を告げ、三代にわたってここに定着した市民は住む家なく、帰るべき故郷はすでになく、荒廃した軍施設を前に失業の群衆と化し去ったのである。破壊されたスクラップの山と転覆した艦船の残骸はこれを眺める市民に戦争の惨禍と無意味さをしみじみ訴えるのである。市はここに180度の転回をもって、せめて残された軍財産を平和と人類の幸福のために活用し、速やかに平和産業都市、国際貿易港として更生せんことを誓うのみである。
 呉の軍事都市化は、この宣言に真っ向から反するものである。
 岸田首相は4月に訪米し、米議会で「同盟はかつてなく強力」であると演説した。南西諸島における自衛隊基地も拡張され、また大分や京都府祝園をはじめ全国に130棟もの弾薬庫が建設されようとしている。呉の大麗女島にも調査費が計上されている。各地で行われている運動が全国にひろまっていないが、なんとかつながてちきたい。また9月21日に呉で集会をやる、沖縄とつながるような運動をしたいと述べられた。
 その後の質疑応答では、エリア567の他、米軍が中国山地上で低空飛行訓練をする「ブラウン・ルート」については「消されている」のではないか、いや、訓練は続けられているだろうという話や、近年は日本と他国の「国際共同訓練」が増えてきている、また対中国戦争でアメリカはまっとうに戦争して中国に勝てない…だから「同盟国」をどう使うか?という話になっていることが話題になった。

 講演後、各地からの発言で「STOP!辺野古新基地建設!大阪アクション」や、南部全労協、山口連帯労組、ユニオン北九州からあいさつがあった、山口連帯労組からは、7月21日に「レゾリュート・ドラゴン」に反対する集会のお知らせである。続いてAWC日本連よりアピールがあり、日本の軍備増強・拡大がアジアの人々にとってみればどうなのか?目を見張る強化であろう。「中国包囲網」に対し、民衆の側から反対していくということが提起された。
 実行委員会から、2024実行委員会結成報告と行動敵がなされた。今年の岩国行動は、11月16日と17日、また翌18日には上関町祝島の原発建設および核廃棄物中間貯蔵施設建設予定地に行く予定なのだそうな。

 ぜひ、今年は岩国に行きたいものである。
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

最新コメント
タグ絞り込み検索
  • ライブドアブログ