9月21日、広島、呉で行われた大軍拡と基地強化にNO!西日本交流集会に1日だけ参加してきた…諸事情により、大阪より車運転6時間コース!である。(2人で交代しながら運転しても疲れる)

この集会は、今問題になっている岸田政権による大軍拡が、沖縄をはじめとする西日本各地での基地強化や弾薬庫建設に抵抗する市民運動が「知り つながり とめる」ために催されたものである…どうも今後、持ち回りであちこち行われるようだ。 初日の報告会集会は無料…ただし、カンパが集まられる。
まずはじめに本集会のホストともいうべき、ピースリンク広島、呉、岩国の新田さんからあいさつ、続いてピースリンク呉の世話人、西岡由紀夫さんが、日本製鉄跡地を防衛省が一括して購入しようとしている「日鉄呉跡地問題」についての報告をされた。
2024年3月4日、前年9月に閉鎖した日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地は、敷地面積が130haで、マツダスタジアムの36個分、現在の海上自衛隊呉基地84haの約1.5倍もの広大な土地である。(ちなみに辺野古の新基地建設は161ha)…そこに「多機能な複合的防衛拠点」を設けるとして①民間の誘致を含む備品などの維持整備・製造基盤②防災拠点(ヘリポートや物資の集積場など)及び部隊の活動基盤(艦艇の整備、訓練場など)③岸壁などを活用した港湾機能 を設けるということだ。現在、防衛省が日鉄との間で交渉をすすめているそうな。
ピースリンクでは翌5日、呉駅前で「防衛拠点にするな」と横断幕を掲げ、街宣活動を行った。その誤、呉市に「要望書」の申し入れ行動を行っている。その後、緩やかな連絡会組織として「日鉄呉跡地問題を考える会」が結成され、市民集会を開いたり、呉市長に「市民への説明会と意見交換会を求めるます」という署名運動を展開したりしたそうだ。

これが日鉄呉跡地…けっこう広くてまとまった土地が、防衛拠点と言う名の軍事施設に整備されようとしている。
つづいて横須賀で反基地の行動をされている方から、スライドであちこちの反基地運動を撮影したスライドの紹介…大分・敷戸のミサイル弾薬庫、東京・防衛省への申し入れ行動、新田原基地の弾薬庫、馬毛島、宮古島、石垣島、奄美大島そして横須賀での運動や自衛隊・米軍の行動についての説明である。約45分の映像である。
休憩をはさんで、沖縄の「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」共同代表の具志堅隆松さんのお話しである。伝えたいことはこれまで2つ、遺骨交じりの土砂を辺野古埋め立てに使う問題と、台湾有事の問題だが、一つ増えて「止めることができる運動とできない運動」について…というものである。
沖縄、うるま市に新しく自衛隊の訓練場をつくる計画は、住民の反対運動により撤回させることができたが、同時期の勝連糞頓智へのミサイル関連車両搬入は阻止できなかった…止めることができたのは「新設」の基地(訓練場)で住民が保革を超えた運動を行えたからだが、今いる自衛隊がミサイル部隊配備等の新たに何かをする場合、これまでの自衛隊に対する誤解…自衛隊員が地域の盆踊りなどに参加して、地域に貢献している…だとか、土地の賃貸料を払ってくれているだとかがあって、あからさまに反対しない(できない)問題がある…ところが自衛隊は変質してしまっている、地域との「共存共栄」はなく、長射程ミサイルの配備など「専守防衛」もかなぐり捨ててしまっている…いつまでも自衛隊への”誤解”のままに、基地が強化されてしまうと述べられた。

そして「知る」ことは、今の日本が日中戦争をしかけようとしていること、「つながる」ことは、全国に弾薬庫を130カ所も作ろうとしているのだから、その130カ所が連帯しよう!ということであると述べられた。
遺骨交じり土砂の問題について、おそらく沖縄本島南部の土砂採取について防衛省は「あきらめた」であろう(それでも「撤回する」とは言わない、手は緩めない)その代わりに奄美大島、宮城島、その他九州各地から土砂を持て来ようとしてると述べられた。
「台湾有事」について、戦争につながるものすべてに反対する、自衛隊はミサイルを持って沖縄から出て行って下さい(そのことが自衛隊員の命を守ることにもつながる)米軍兵による性暴力事件も起こっている、米軍基地も拒否します…と述べられた。
続いて、佐賀空港に陸上自衛隊のオスプレイが配備されることに反対している、佐賀の豊島耕一さんのお話し…「戦争で島を取り戻す」ということを政府がいい始めている、オスプレイ配備に対し、1月からゲート前行動を始めて、世論喚起と「私たちには力がある」ことを示すために、月に1度、ゲート前神津を行っているとのこと。言葉の暴力も暴力だから使わないという「非暴力」の誓約書をつくり、「九条の逆襲」「非戦のプロパガンダの必要性」を訴えているとのことである。
次は大分・敷戸のミサイル弾薬庫問題と、隣接する湯布院への第二特科団配備問題のお話し…まず弾薬庫問題では、資料として配られたパンフレットを元に「敷戸ミサイルを考える会」の池田さんが説明された。住宅密集地に弾薬庫をつくるのは国際人道法違反、3㎞の中に4万人もの人が住んでいる、軍民分離原則が守られていない、自衛隊が定める保安距離も守られていない、そもそも弾薬庫で火災が起これば消火作業は出来ず(してはいけないことになっている)、弾薬庫の事故はだくさん起きているということを話された。
湯布院からは鯨津さんから、湯布院は温泉の街であると同時に、軍事拠点でもある…今年3月に第二特科団本部がおかれ、それが司令部になる。今年度(今年3月)には、第8ミサイル連隊が配備される予定だ…用地がないので今の駐屯地の北側の農地を買収するとのこと…山の中で「水陸起動団」が、低い山を島に見立てて演習をしている。湯布院や敷戸のミサイルは、沖縄の島で撃つものなのかもしれない…など述べられた。
本日の報告はここまでである。なお、京都祝園のミサイル弾薬庫問題については、祝園でこの日、杉原浩司さんの講演集会(集会自体は奈良市)を行うため、それが終わって翌日から参加・報告とのこと。また鹿児島県さつま町への自衛隊誘致問題についても明日の報告となる。

最後は呉のYWCAの方からあいさつ、また本日の参加は100名、その他zoomでの参加が49名であったそうな。
集会終了後、また高速道路を6時間運転して、帰阪した。

この集会は、今問題になっている岸田政権による大軍拡が、沖縄をはじめとする西日本各地での基地強化や弾薬庫建設に抵抗する市民運動が「知り つながり とめる」ために催されたものである…どうも今後、持ち回りであちこち行われるようだ。 初日の報告会集会は無料…ただし、カンパが集まられる。
まずはじめに本集会のホストともいうべき、ピースリンク広島、呉、岩国の新田さんからあいさつ、続いてピースリンク呉の世話人、西岡由紀夫さんが、日本製鉄跡地を防衛省が一括して購入しようとしている「日鉄呉跡地問題」についての報告をされた。
2024年3月4日、前年9月に閉鎖した日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地は、敷地面積が130haで、マツダスタジアムの36個分、現在の海上自衛隊呉基地84haの約1.5倍もの広大な土地である。(ちなみに辺野古の新基地建設は161ha)…そこに「多機能な複合的防衛拠点」を設けるとして①民間の誘致を含む備品などの維持整備・製造基盤②防災拠点(ヘリポートや物資の集積場など)及び部隊の活動基盤(艦艇の整備、訓練場など)③岸壁などを活用した港湾機能 を設けるということだ。現在、防衛省が日鉄との間で交渉をすすめているそうな。
ピースリンクでは翌5日、呉駅前で「防衛拠点にするな」と横断幕を掲げ、街宣活動を行った。その誤、呉市に「要望書」の申し入れ行動を行っている。その後、緩やかな連絡会組織として「日鉄呉跡地問題を考える会」が結成され、市民集会を開いたり、呉市長に「市民への説明会と意見交換会を求めるます」という署名運動を展開したりしたそうだ。

これが日鉄呉跡地…けっこう広くてまとまった土地が、防衛拠点と言う名の軍事施設に整備されようとしている。
つづいて横須賀で反基地の行動をされている方から、スライドであちこちの反基地運動を撮影したスライドの紹介…大分・敷戸のミサイル弾薬庫、東京・防衛省への申し入れ行動、新田原基地の弾薬庫、馬毛島、宮古島、石垣島、奄美大島そして横須賀での運動や自衛隊・米軍の行動についての説明である。約45分の映像である。
休憩をはさんで、沖縄の「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」共同代表の具志堅隆松さんのお話しである。伝えたいことはこれまで2つ、遺骨交じりの土砂を辺野古埋め立てに使う問題と、台湾有事の問題だが、一つ増えて「止めることができる運動とできない運動」について…というものである。
沖縄、うるま市に新しく自衛隊の訓練場をつくる計画は、住民の反対運動により撤回させることができたが、同時期の勝連糞頓智へのミサイル関連車両搬入は阻止できなかった…止めることができたのは「新設」の基地(訓練場)で住民が保革を超えた運動を行えたからだが、今いる自衛隊がミサイル部隊配備等の新たに何かをする場合、これまでの自衛隊に対する誤解…自衛隊員が地域の盆踊りなどに参加して、地域に貢献している…だとか、土地の賃貸料を払ってくれているだとかがあって、あからさまに反対しない(できない)問題がある…ところが自衛隊は変質してしまっている、地域との「共存共栄」はなく、長射程ミサイルの配備など「専守防衛」もかなぐり捨ててしまっている…いつまでも自衛隊への”誤解”のままに、基地が強化されてしまうと述べられた。

そして「知る」ことは、今の日本が日中戦争をしかけようとしていること、「つながる」ことは、全国に弾薬庫を130カ所も作ろうとしているのだから、その130カ所が連帯しよう!ということであると述べられた。
遺骨交じり土砂の問題について、おそらく沖縄本島南部の土砂採取について防衛省は「あきらめた」であろう(それでも「撤回する」とは言わない、手は緩めない)その代わりに奄美大島、宮城島、その他九州各地から土砂を持て来ようとしてると述べられた。
「台湾有事」について、戦争につながるものすべてに反対する、自衛隊はミサイルを持って沖縄から出て行って下さい(そのことが自衛隊員の命を守ることにもつながる)米軍兵による性暴力事件も起こっている、米軍基地も拒否します…と述べられた。
続いて、佐賀空港に陸上自衛隊のオスプレイが配備されることに反対している、佐賀の豊島耕一さんのお話し…「戦争で島を取り戻す」ということを政府がいい始めている、オスプレイ配備に対し、1月からゲート前行動を始めて、世論喚起と「私たちには力がある」ことを示すために、月に1度、ゲート前神津を行っているとのこと。言葉の暴力も暴力だから使わないという「非暴力」の誓約書をつくり、「九条の逆襲」「非戦のプロパガンダの必要性」を訴えているとのことである。
次は大分・敷戸のミサイル弾薬庫問題と、隣接する湯布院への第二特科団配備問題のお話し…まず弾薬庫問題では、資料として配られたパンフレットを元に「敷戸ミサイルを考える会」の池田さんが説明された。住宅密集地に弾薬庫をつくるのは国際人道法違反、3㎞の中に4万人もの人が住んでいる、軍民分離原則が守られていない、自衛隊が定める保安距離も守られていない、そもそも弾薬庫で火災が起これば消火作業は出来ず(してはいけないことになっている)、弾薬庫の事故はだくさん起きているということを話された。
湯布院からは鯨津さんから、湯布院は温泉の街であると同時に、軍事拠点でもある…今年3月に第二特科団本部がおかれ、それが司令部になる。今年度(今年3月)には、第8ミサイル連隊が配備される予定だ…用地がないので今の駐屯地の北側の農地を買収するとのこと…山の中で「水陸起動団」が、低い山を島に見立てて演習をしている。湯布院や敷戸のミサイルは、沖縄の島で撃つものなのかもしれない…など述べられた。
本日の報告はここまでである。なお、京都祝園のミサイル弾薬庫問題については、祝園でこの日、杉原浩司さんの講演集会(集会自体は奈良市)を行うため、それが終わって翌日から参加・報告とのこと。また鹿児島県さつま町への自衛隊誘致問題についても明日の報告となる。

最後は呉のYWCAの方からあいさつ、また本日の参加は100名、その他zoomでの参加が49名であったそうな。
集会終了後、また高速道路を6時間運転して、帰阪した。