たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

台湾

台湾民衆は統一?独立?

 先日の戦争をしたがる高市政権を許すな!記事には、日中、政府間の合意事項「台湾は中国の不可分の領土」であるという主張を日本が理解する…ということを書いた。また「二つの中国」が存在した可能性では「一つの中国」原則について書いた。だが、台湾問題についての私の立場は台湾民衆の自己決定権を尊重しようであり、そこで引用している駒込武氏の論考
 だが、「台湾は中国の一部」という主張は、沖縄を日本の一部とすることと同様に、歴史それ自体の内には根拠をもたない。国境が線として画定され、民族的な帰属が重要な位置を占めるのは近代以降のことである。したがって、かつて台湾は清国の版図にくみこまれていたという中国の主張は、台湾民衆が清国の「棄地遺民」とされた経験を発端として、近代という時代に繰り返し「台湾処分」を経験させられるなかで「台湾人」という意識を育んできたその歴史的経験を無視するものと票ぜざるをえない。あるいは、本来ならば、東アジア世界における帝国主義的世界分割のお先棒を担いだ日本人に向けられるべき中国人の怒りや憎しみが、世界分割の結果として生み出された台湾人、とりわけ「台湾独立」を主張する人びとに向けられてきたとみることもできる。
 につきる。
 もっとも、一旦台湾が中華民国に「返還」され、現在の台湾の状態は中国革命が「未完」の状態にあるということその台湾(中華民国)側も「大陸反攻」を唱え、統一を図って(もちろん米帝・日帝の協力を得てである。他方、米日帝も中国革命圧殺のため台湾と手を組んでいた…それが中国革命が「未完」のままである原因である)いたこと、その方針が国民党独裁に対する民主化運動の過程で消え(おおむね90年代半ば)、台湾の「独立」を含む、国際的な地位問題が浮上しているということもおさえなければならない。「一つの中国」論は、あくまでも国連(連合国)が出来た時、あるいは1950年代の中国革命そのものが問題であった時代の「原則」であり、現代にそれを振りかざすことは間違いである。
 高市発言(答弁)の批判において、例えば反戦・反基地を掲げる運動体の中で、こういった共同抗議声明(■日本の高市早苗首相の台湾に関する暴言に厳重に抗議する ■台湾人民は日本軍国主義の犠牲になることを拒否する 2025年11月17日)が流れてきており、共有されている。表題はもっともであるが、中身には「台湾は1945年に中国に回帰して以降、中国の領土の一部となっている」と書いてあり、また共同声明の主体の一つに台湾労働党が名を連ねている。台湾労働党は左派系労働運動幹部が作った左翼政党であり、一国二制度による中台統一を掲げているが、これが台湾民衆の多数に支持されているわけではない。

 前にも書いたと思うが、台湾の国立政治大学選挙研究センターによる調査で、中国との統一か、独立かの質問について①「できるだけ早く独立」5.2%②「当面は現状を維持し、その後に独立」24.4%③「永遠に現状維持」27.7%④「当面は現状を維持し、その後に決める」29.4%⑤「当面は現状維持し、その後に統一」5.9%⑥「できるだけ早く統一」1.3% となっている。独立志向だけ見ると3割近く、現状維持で見ると8割以上、統一指向はわずか6.5%である。また2023年に「自分を何人と考えているか」という質問については①「台湾人」62.8%②「中国人」2.5%③「どちらでもある」30.5% となっている。中国「本土」と統一したいと考える人、自分は「中国人」であると考える人はわずかなのだ。
 台湾には「天然独」という言葉があって、これは「台湾は本来独立しているのだから、中国や米国がどう言おうとそのありかたは変えられないし、変えるべきではないというものだ。また米国は台湾を中国との取引のカードとして使おうとしているという「疑米論」も、トランプ以降強まっているそうだ。
 また「現状維持」も、中国や米国の圧力、軍事バランスその他もろもろの状況から規定されているところもあるので、例えば中国からの圧力が軟化する、中国が「民主化」する、米軍が東アジアから撤退する(弱体化する)などの条件が変われば、独立すべき、あるいは統一すべきという意識も変わってくるだろう。

 こういった台湾民衆の意識を無視して、むやみに左翼・反戦をかかげるグループが「台湾が中国の不可分の領土」「一つの中国」といった言葉をふりかざすべきではない。

「二つの中国」が存在した可能性

 先日の記事には、「台湾は中国の不可分の領土」であるという主張を日本が理解すると書き、中国が「台湾は中国の不可分の領土」であり「一つの中国」という原理・原則を持っていることを示した。台湾は日清戦争の勝利により、日本帝国主義が中国(清国)から奪い取った場所であり、第二次世界大戦で日本が敗北した後、カイロ宣言により中国(中華民国)に返還された。その後、中国革命が起こり、中国の大部分は現中国、中華人民共和国の革命政権が支配することになったが、中華民国を支配する蒋介石は台湾に逃れ、そのまま中華民国を名乗り続ける。中華人民共和国としては、台湾の地もまた中国であり、中国革命を完遂するには、台湾の中華民国政権を打倒して解放する必要がある。また中華民国としては、「大陸反攻」を行って、中国共産党政権を打倒し、再び中国全土を支配したい。これが「一つの中国」原則である。またアメリカは中国革命において、当初は中華民国・蒋介石と中國共産党とを仲介して革命の進展を防ぎ、中華民国を防衛しようとしていたが、蒋介石政権があまりにも腐敗していたためいったんはサジを投げる。台湾に逃亡した蒋介石政権が負けるがまま、逃げるがままにしていたのであるが、1950年に朝鮮戦争が勃発すると一転、反共の砦として蒋介石政権・中華民国を支援するようになる。当然、大陸の中華人民共和国は承認しない。
 一方で中華民国は第二次世界大戦の戦勝国として、国際連合において「常任理事国」の地位にあった。ところが中国革命により台湾後に追いやられてしまったにもかかわらず、国連の代表権、すなわち「中国」を代表して国連の常任理事国になる権利は、中華民国が持っていた。中華人民共和国としては国連に対し、中華民国の国連からの”追放”を1949年から訴え続けてきたが、否決され続けてきた。ところがアメリカがベトナム戦争の泥沼に陥り、中華人民共和国と和解・協力したいと考え始めた。国連ではアルバニアなどが、中華人民共和国を国連の常任理事国として代表権を回復させ、中華民国は追放するという決議案を提出する。一方、アメリカは中華人民共和国の代表兼は認めるが、中華民国を追放する必要はないという「二重代表制決議案」を提出した。
 ところがこの「二重代表決議案」は蒋介石の猛反発を受ける…台北駐日経済文化代表処のホームページに2008年2月27日に発せられた国民投票第6案(国連復帰案)に対する外交部意見書には、こんなことが書かれている。
 国連が設立されてから1971年にわが国が国連から脱退させられるに至るまで、わが国は国連内で「中華民国」の名称を用いていた。上述の期間、中華人民共和国の動きを通じて、国連内の情勢は徐々にわが国に不利となり、「中国代表権」の争いが浮かび上がってきた。米国等の主要国は「二重代表権案」の議題を提出し、中華民国の国連における議席を守ろうとしたが、当時の政府が「漢賊不両立」(漢・国民党と賊・共産党は両立せず)の政策に固執し、全中国の代表を固持し、台湾2,300万国民の利益を前提として守ろうとしなかったため、最終的に1971年の国連総会において第2758号決議が通過し、「中華人民共和国」が「中華民国」に取って代わり、国連における中国の唯一の合法政府となった。このため、われわれが再び「中華民国」等の名義を使用して国連「復帰」申請をした場合、国際社会はわが国が「中国代表権」を求めていると誤解することになりかねない。実践上においても、必ず中華人民共和国を国連から退出させてはじめて国連復帰できるのであり、不可能なことである。(注:太字はこちらで編集したもの)

 当時の政府とは、蒋介石政権のことである…まぁ蒋介石も「一つの中国」+αの面子にこだわりすぎてしまったようだ。一方、中華人民共和国側は実を取るため、あまり「二重代表権案」に反対というわけでもなかったようだ。かくして中華民国、台湾は国連から「追放」されることになり、国際的地位が不安定なものになってしまった。

 もし蒋介石が意固地にならず、「二重代表権案」が採択されていたとしたら…現中国と対等な中華民国・台湾が東アジアに存在するということになるわけだ。「二つの中国」である。ちょうど現在、朝鮮半島に大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国があるように…もちろん、中国からみれば「中華民国」は中国革命を完遂するための大きなハードルとなるが、それは中国の”内政問題”ではなく、よりはっきりとした外交・国際問題となる。もちろん、中華人国・台湾が独自に外交を行い、各国と正規に国交を結び、外交官を交換し、同盟その他を結ぶこともできる…米国も”中国封じ込め”のため、中華民国・台湾と堂々と軍事同盟をむずび、武器を輸出し、集団的自衛権を行使する(かもしれない)ことができるだろう。だから、今より「分かりやすく」はなるかもしれないが、平和になっていたかどうかはわからない。ただし中台戦争について、国連がより関与して防ぐ道は開けていたかもしれない。 
 また「二つの中国」になったからといって、中国と中華民国・台湾との戦争に日本が介入してよい理由は、どこにもないことは言うまでもない。 〇〇有事に介入してはイケナイのである。

台湾民衆の自己決定権を尊重しよう!

 「台湾有事」が煽られ琉球弧、西日本一一帯の自衛隊増強・弾薬庫整備などの「石破軍拡」が推し進められる中、少なからぬ左翼・反戦派は「台湾は中国の一部」であり、それを日中国交回復時に認めているのだから、あるいは国連で「台湾は中国の一省」とされているから、台湾問題は中国の内政問題であり、それに介入することは許されないとしている。実際問題、中台で武力衝突が起こる、中国が「台湾解放・統一」を掲げて軍事行動を起こした場合に、いかなる国もそこに軍事介入する理屈は持ち得ていない(アメリカ・ロシアのような拒否権を持つ国連常任理事国なら、強引な理屈をつけて介入はするだろうが、それはイラク戦争時のような嘘もしくはデタラメにまみれたものになるだろう。)
 だが台湾は1895年以降日帝の植民地下に置かれ、1945年後も現中国政府の支配下には置かれていない実質「別の国」である…日帝植民地時代50年、1945年以降現代までほぼ80年の、中国本土と切り離されていた歴史を持ち、そこに住む民衆はほとんどが「台湾人」というアイデンティティーを持つに至っている。そうした中、日本の左翼が中国という「国家」内部の問題であるとして、台湾問題をを切り離して考えることは誤りであろう。
 昨年10月の京都野音での反戦集会(前編後編)におけるシンポジウムにおいて、京都大学大学院教授の駒込武さんや張彩薇さんらのお話しは、台湾問題について非常に考えさせられるものであった。シンポジウムの中で駒込さんは自らが編集した「台湾と沖縄 帝国の狭間からの問いー「台湾有事」論の地平を超えて(みすず書房、2024年)」を書店で注文してください…とのことだったので、書店に行って買って読んでみた。
台湾と沖縄 帝国の狭間からの問い 「台湾有事」論の地平を越えて/駒込武/呉叡人【3000円以上送料無料】
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 本書の重要部分は、「台湾独立」を主張する政治学者、呉叡人氏の論を中心に「帝国の狭間」…日本帝国と中華帝国(清朝、中華民国、中華人民共和国)の狭間におかれ、「自己決定権」を奪われた台湾・沖縄の問題を腑分けしてみるというものだ。沖縄は薩摩による侵略、明治維新後の「琉球処分」を経て日本帝国の「植民地」におかれ、台湾は日清戦争(日帝のアジア侵略の一環)に敗れた清帝国が、生き残りのため日帝に「割譲」されたところである。「割譲」して植民地支配下に追いやった「中国」の責任も問うている…そういった本でもある。駒込氏は1章、帝国の狭間から考えるーの自己が著した「無意識の『大国守備』」の中で、こう述べている。
 だが、「台湾は中国の一部」という主張は、沖縄を日本の一部とすることと同様に、歴史それ自体の内には根拠をもたない。国境が線として画定され、民族的な帰属が重要な位置を占めるのは近代以降のことである。したがって、かつて台湾は清国の版図にくみこまれていたという中国の主張は、台湾民衆が清国の「棄地遺民」とされた経験を発端として、近代という時代に繰り返し「台湾処分」を経験させられるなかで「台湾人」という意識を育んできたその歴史的経験を無視するものと票ぜざるをえない。あるいは、本来ならば、東アジア世界における帝国主義的世界分割のお先棒を担いだ日本人に向けられるべき中国人の怒りや憎しみが、世界分割の結果として生み出された台湾人、とりわけ「台湾独立」を主張する人びとに向けられてきたとみることもできる。
 他方、日本政府はといえば「二つの中国」の対立につけいることで、中国侵略戦争にかかわる責任を巧みに逃れてきた。蒋介石政府による台湾植民地化とアメリカによる沖縄軍事占領を追認することで、植民地支配責任も免れてきた。そして今日の「台湾有事」をめぐる構図もまた、その延長上にある。戦争責任・植民地責任を回避したまま、いまなお沖縄や台湾の犠牲の上に相対的平和を享受しつづけている日本本土の人間は、その「無意識の大国主義」とでも呼ぶべきものを、どのようにして自らの意識にのぼらせることが可能であろうか。(p25,26)

 ここで「台湾は中国の一部」というのは中国側の主張であるが、それは先ほども述べたように日本政府が日中国交回復でそれを「十分理解し、尊重する」ことでそれを支えている。「台湾有事」をそのことで切って捨てることで、域内平和を求めようとすることもそれにつながるであろう。また日本は、台湾を中国本土から切り離して植民地支配し、「台湾人」を生み出した…そういった責任もあるわけだ。
かといって、日本帝国(あるいはアメリカ帝国)といっしょになって「台湾有事」に介入し、戦争準備をしてよいというわけでは決してない。いかに台湾民衆の自己決定権を尊重し、実現させるか?ということが問われているのである。

止めよう戦争への歩み10・20反戦集会【後編】

 【前編】の続き…
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 続いて「祝園弾薬庫増設から思う」と題して、呉羽真弓さんが発言。
 あれから10年、不安が現実のものに感じる…2014年7月1日、集団的自衛権の行使を一部容認した閣議決定の後、日米の軍事的一体化と専守防衛の形骸化が進んだ。22年の12月には安保関連3文書の改訂で「敵基地攻撃能力」の保有が認められ、23年12月にはイギリス、イタリアと共同開発している次期支援戦闘機を第三国への輸出を解禁した。いづれも「閣議決定」を使ってやっている。
 2025年には、1年前倒しをして長距離ミサイルやトマホークを配備していくことが決まった。23都道府県で、日米軍の統合共同訓練が始まっている。
 10年前、木津川市の議員であったとき「憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対の意見書」をあげようとしたが、11対12で否決された。このとき議会で説明した引用文、元防衛庁官僚で新潟県加茂市長の小池清彦さんの「集団的自衛権の行使にひとたび道をひらいたら拡大を防ぐ手立てを失う」や野中広務元自民党幹事長の「今ほど、私の人生を通じて憲法が問題になった時期はない。憲法は解釈で決定すべきものではない」というのが突き刺さってくる。
 祝園弾薬庫問題で地元自治体に説明を求めると「国の機密事項だから答えられません」「情報も与えられていません」との回答…住民の一人として関わることは、今を生きている者の責任だと「祝園ネット」に参加している。住民説明会については「工事計画が具体化した時に説明する」と言われたが、全く受け入れられない。計画がなぜ必要なのか?住民への被害はないのか?そういったことを説明するのが住民説明会だろう。
 隣の京田辺市で行われた三上智恵さんの「戦雲(いくさふむ)」を観て、勇気をもらった。子や孫を持ち、地域で暮らす人として、隣町の弾薬庫問題を生活する人の立場で、毎日の夕飯のおかずを何にするか考える延長のように、300億円の予算をかけて本州最大の弾薬庫がつくられるということを話したい。

 カンボジアでの思い
 はだしで竹を振りまわしていた男の子
 シュリムアップで船内の案内をしてくれた9歳の男の子
 もしかしたら、これがわたしの息子だったかもしれない、
 もしかしたら、私がこの子の母親だったかもしれない。

 勇ましい言葉よりも優しいことばを対話を
 ミサイルよりも花束を!

 続いて「台湾有事に思う」植民地主義からの解放と題して、張彩薇さんのお話し。
 台湾といえば、何を思い浮かべますか?タピオカミルクティーは台湾を代表する食べ物です。いろんな台湾の食べ物があり、食べ物を通して新しい友達もできます。でも食べ物だけにとどまってほしくはありません。
 「台湾有事」が言われますが、それを口実に軍備増設をはかる政府と、漠然とした不安感からそれを支持する人がいます。一方で「台湾有事は虚構」だという人や、「一つの中国」原則を前提として日中が行ってきた努力を強調する人もいます。台湾を文化的に消費するだけの人も、台湾を戦略上の要衝、大国間の平和の駒とみる人も、台湾の人々のことを何も考えていないのは同じです。
 台湾人は戦争を望んでいないし、緊張の拡大を恐れているが、日常的に感じる中国の圧力は虚構ではない。ミサイルや軍事演習、飛行機や潜水艦、サイバー攻撃など…避難訓練のような防空訓練も行われる。これらの圧力に対応しなければならないが、一方で軍事化してしまいます。台湾人が好戦的であるとは思いわないが、閉塞感を打破するために戦争しかないのでは?と思う人がいます。
 日本で積み重ねられてきた「平和をめぐる議論」から、台湾が降目落ちているのが気になります。自分たちは誰であるか、どう生きていくか、それを勝手に決められないこと、主権を持つこと(台湾には主権がない)が必要です。
 平和を語るための余裕を大切にしてください。”クールダウン”するため台湾を俎上に上げることを棚上げしてください。そこには生身の人間がいます。自分たちの思いを聞かれていること、私たちが発するのは声であって、ミサイルではありません。
 平和を発することは難しいということを感じてください。平和の陰で”泣いている人”はいないか、よく目を凝らしてほしいです…等々、述べられた。
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 時間がだいぶおしたが、休憩、カンパタイム、質問票の集約が行われる。
 再開後、まず駒込さんが3人の話をまとめる…「祝園」と「台湾」のつながりについて、「台湾有事」は米中の覇権争いであり、アメリカの覇権を守るために戦場になるのは南西諸島をはじめとする日本列島である。日本政府は政権与党のため、軍事的対米従属している…「台湾のため」と語られることもあるが、日本国内の暮らしと生命を踏みにじる日本政府が、台湾人の暮らしと生命を真剣に考えているはずもない。中国政府は「社会主義の強国」をつくろうと「百年国恥」と「中華民族の偉大な復興」を掲げている…香港、台湾を取り戻すというのは、歴史的理由はあるが、台湾の人々の思いにも耳をかたむけるべきである。台湾の地位については、日本が植民地にしたことで大陸と異なる歴史的経験を持つことになった。従って日本も責任を持っている。台湾の政治学者、呉叡人さんの見解を示すと「日本国内での議論の結果,最終的コンセンサスとして台湾を助けないという結論に至ったのであれば文句は言いません。とにかく国民意志をまとめるべきで、国内の民主主義のプロセスを通じて納得できる結論に至ってほしいと思う(自由法曹団・改憲阻止対策本部『台湾調査報告書』2,024年)」である。
 つぎに「祝園」「台湾」と「わたしたちの暮らし」はどのようにつながっているのか?ということについて、まずミサイルがあってもエネルギーと食料がなく、人間がいなければ戦争はできない。自衛隊を巡る動向について「一生ハケンより自衛隊はまだマシ」という声がある。企業の新規採用者を「実習生」として自衛隊に送り込むプログラムや、大学等を卒業後に自衛隊に勤務する意思を持つ者へ、一定期間自衛隊に勤務すれば返還免除の自衛隊奨学制度も拡充されている。奨学金が学生ローン化し、大学授業料も値上げされる中、富裕層の人しか大学に行けなくなっている。「稼げる大学」化や軍事研究の推進、政権与党・財界による大学統治…京都大学でも「運営委員会」をつくれという法律に基づき、運営委員会がつくられたが、6人もの外部委員、そのうち4名が財界人である。その中には三菱重工の人間もいる…大学が「戦争の道具」にされようとしていると述べられた。
 それで、どうすればよいか?「希望」をとりもどせるような予算配分のあり方を考え、実現すること…大学や学校を「戦争の道具」ではなく「平和の道具」とすること…京都大学なんか解体すべしという意見もあるが、京都大学からパレスチナ人民と連帯する学生も生まれている。批判する人が出てくるのも大学であるなどと述べられた。大学関係の話が多くなったのは、大学人である駒込氏だからか…京都大学を拠点と下自主講座「認識台湾」の試み…日本が中国と台湾の平和的な関係を仲介するためにも、中国に対する戦争責任と台湾植民地支配の双方を自覚する必要がある…駒込武編著『台湾と沖縄 帝国の狭間からの問いー「台湾有事」論の地平を超えて(みすず書房、2024年)」を書店で注文してください…とのことも。
 続いて、質問票から各パネラーに対し手の質問…まずきょうとユニオンの服部さんへ、特効薬は何か?との問いに「束になってかかっていく体制をつくる」こと、権力は文句を言う人が束になってかかってくることをいやがる。団結権の破壊が行われているから、その逆をやること。なお、京都大学の職員組合も、大学を超えた労働組合がない…これでは大学の利害にしばられてしまうと述べられた。
 「祝園ネット」呉羽さんに対し、弾薬庫拡張について、何をするつもりなのか?長距離ミサイルを貯蔵すると言っているのか?ということに対して「保管数r可能性があると『報道』されている」が、明言はされていない。防衛省に質問してみると、祝園にミサイルの「発射装置」は持っていないとの返答を得た…これは「保管はする」と表しているのではないか?
 射程200キロメートルのミサイルと、2000㎞のミサイルは意味が違う…石垣島や宮古島で自衛隊基地を推進してきた人も「違う」と言い出している…とも述べられた。
 張さんに対して、台湾の状況は「植民地主義・植民地支配」がそれを許しているのでは?という質問に「私はそうゆうふうに考える…違う”大国”の抑圧に置かれているから」と述べられた。日本の植民地支配について、台湾研究の中での積み重ねがあるが、一人でも見方が減るのが怖いということからか、正面から日本の植民地支配を問うことは難しい。また「戒厳令」を敷いていた国民党、軍事に対する嫌悪感もあるが、中国の圧力に抗するということでこれを問うことも難しくなっていると述べられた。
 2014年の「ひまわり革命」で張さんが経験したこと、伝えたいことは?ということについて(張さんは「ひまわり革命」運動に参加、立法院占拠の時は、外で座り込みをしていたそうだ)シンポジウムででてきた労働、雇用、弾薬庫の問題を個別の問題として認識するのではなく、根底にある者は何なのか、くし刺しにして考えることが大切だと述べられた。
 また台湾・中国とのサービス貿易協定が進むことによって、巨大な中国資本が台湾の資本を買いとるということも行われており、中国寄りの報道も行われるようになっている。フリーターなど不安定な職業の人たちは、巨大な資本がはいってくることでより拡大すると述べられた。
 今の台湾政府が”正しい”というわけではない。島々を”領土”として取りあう政治をみなおしたい、軍事的な視点で”領土”とみるのは変えたいとも述べられた。
 シンポジウムのまとめとして、結論は「戦争反対」だが、なぜそう考えるのか?共有し、人に伝えることが大事だということで結ばれた…なお、この「野外シンポジウム」は録画したものをYoutubeで公開するそうである。
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 集会参加は、290人を超え、300名ぐらい…カンパは8万2,151円。来年も必ずこのような會を開催したいとのこと。
 行動提起で、戦争態勢づくり、沖縄、台湾、アジアの人びとを犠牲にする政権をひっくり返すために、大きな行動を!
 ということで、デモでありますっ‼
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 円山野音前の道路に整列

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 なりゆきで、でっかい「反原発」旗を持たされることに…

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 時間があるので、コールの練習をして、16時半にデモ出発!

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 いつものとおり八坂神社横を出て、東大路通を横切り四条通へ…

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 四条通を西に向かう!
 国内外の観光客から、注目を浴びるのだ!
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 四条河原町で右折して、河原町通を北上!

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 京都市役所向かいの歩道で、解散である…お疲れさまでした。

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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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