たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

ミサイル

沖西ネット政府交渉

 2025年6月6日午後、衆議院第一議員会館多目的ホールにて「戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク」による政府交渉が行われた。
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 この写真は、終了後の記者会見の様子である。
 政府交渉の全容は、レイバーネットTVにある。(戦争止めよう!「沖縄・西日本ネットワーク」東京行動~知り、つながり、止める!6.6政府交渉(注:3時間半以上あります)
 東京メトロ、国会議事堂前駅で降りると、地下道で衆議院第一議員会館のところまですぐ行ける。 
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 とりあえず、会期中の国会議事堂…木が邪魔。

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 議事堂方面から、衆議院第一議員会館…議員会館に行った人はご存じだろうが、入館には荷物チェックや金属探知など、空港なみのセキュリティーを受けなければならない…のであるが、入ると警備員から「会議の参加者ですか?」と聞かれ「いや、何の会議やねん(そりゃ「会議」とだけ聞かれてもわからんやろ)」と聞き返しているうちに、沖西ネット関係者から入館カードを渡されて、そのまま入館する。
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 こんな感じで机が並べられるが、やがて満席となる。
 13時半から開始であるが、議員あいさつから…議会会期中なので途中退席等もあるため…「沖縄の風」伊波洋一参議院議員、日本共産党、赤嶺政賢衆議院議員、社民党、福島みずほ参議院議員、立憲民主党、つむらけいすけ衆議院議員が発言された。
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 沖西ネット共同代表の呉羽真弓さんから、要請文の手交が改めて行われた。今回は少し前にあらかじめ提出した要請文に回答がなされていたのであるが(回答のない項目もある)それを受けて更なる質問・再回答を各省庁の担当から直接いただきという方式であった。
 翌日の「交流集会」で、出てきた担当者数は延べ100人ぐらいではなかったか、それだけの人数を引きずり出した効果は大きいと総括されている。
 また各地の団体から個別の要請も行われた。

 政府交渉の様子、回答内容は添付の動画をじっくり見ていただくとして…印象に残ったことは…
・「住民説明会をやる」とは絶対に言わない!
 弾薬庫新規建設・増設やオスプレイ配備などの個別事象について、こちら側は「住民説明会」の実施を要求している。ホント、地元住民に対する直接の説明がなされないまま、ドンドン進められているのだが、防衛省等は「引き続き関係自治体と緊密に連携し、丁寧なご説明や適切な情報提供に努めていきたいと考えている」でお茶を濁している。こちらとしては、自治体ではなく住民を納得させてください、住民を納得させられないことは、やらないでくださいと訴えている。「適切な情報提供」の中に、住民説明会を加えることは可能であろう、「検討する」とも言わない。
・では自治体の言うことは聞くのか?
 12式地対艦ミサイル(能力向上型)の配備先について、まだ決定していない(25年度中に九州に先行配備という報道があるが)、決まりましたら適切に説明を…といった話の中で「住民説明会」や自治体への話が再び出てきた…では「知事が配備に反対している沖縄には、能力向上型は配備しないのですね!」「沖縄への配備はやめてください!」「沖縄は除外してください」と追及した。相手は答えないので、「答えないのなら、沖縄に配備しないという言質をとったことにするぞ!」と追い込む。もっとも官僚の腹の中では「辺野古のように自治体の意志も決定も無視して、法律をねじまげてでも強行配備すればOK」と考えているに違いない。
・産業用の火薬類と、ミサイルは違うはずだが…
 弾薬庫の安全や長距離ミサイルの輸送における安全の確保について、経済産業省や消防庁などから「関連法令に基づき適切に行っている」防衛省は火薬の経年劣化について「誘導弾ごとに定められた時期に、検査を行い健全性の診断を行っている」「一定の品質基準を満たさない構成部位に対して修理又は交換等を行い、誘導弾の信頼性を維持している」などと回答してきている。しかし火薬類取締法は、産業用の火薬を規制するもので、軍事に使うものを規制するものではない。ミサイルは弾頭(火薬)と燃料が一緒になっているから、危険性は普通の火薬の貯蔵・保管とは異なるはずだ。
 沖縄では今も戦時中の不発弾処理が行われ、その時は広い範囲に規制をかけたりする(奇しくも6月9日、沖縄・読谷村の米軍施設内で不発弾の処理作業中に爆発事故が起こり、自衛隊員がけがをしている。NHKニュース)戦時中の不発弾でも慎重に扱うが、今”生きている”ミサイルも同様に扱わなければならないのではないか?また日本の火取法施行規則第23条に示されている日本の基準よりも、国連の基準IATGのほうが、安全係数が2~3倍ほど違う。これに対し防衛省、経済産業省は「IATGは、弾薬管理が適正に実施されていない国々において…」云々と回答してきたが、IATGはNATOの基準でもある。NATO(先進国)が「弾薬管理が適正に実施されていない国々」だろうか。

 このほかに、避難に関連して「武力攻撃予測自体」の判断基準についてや、「特定利用空港・港湾」「道路」の指定とインフラ整備の関連、さらに「デュアルユース(今は防衛省はこの言葉は使っていない)を前提とした空港や港湾が有事において攻撃目標になるか?について「個別具体的な判断によって実体的に決まるものであり、形式的に決まるものではない」「むしろ自衛隊が多様な空港・港湾を平素から円滑に利用できるようにすることが”抑止力”を高めるために必要」などの回答を得た。

 また遅れてやって来た沖縄の風、参議院議員、高良鉄美さんからのあいさつがあった。その他、海上を借りるために尽力してもらった、立憲民主党、有田芳生衆議院議員からメッセージをいただいている。

 とにかく3時間ほどの間、8項目にわたる質問と回答…時間も足りない中、改めて文書回答を求めざるを得ないケースも多かったが、有意義な交渉であったと思う。

 終了後、記者会見が行われた。参加者は会場200名、オンラインで300名の計500名であった。

沖縄・西日本交流ネットワーク(仮称)集会報告

 よーやく沖縄・西日本交流ネットワーク(仮称)集会in大分の報告…
 大分駅から徒歩15分ぐらいの、アイネス(大分県消費生活・男女共同参画センター)大会議室で本集会は行われた。
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 主催者あいさつでは池田年宏さんが、若い人にどうやったら平和の心を伝えることができるか?また世界に向けて平和の心を発信する必要があるとのことであった。そういう意味で、翌日の平和をめざすつどいの重要性や、その集会宣言を英語、ハングル、中文で発信したいとも述べられた。

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 沖縄の「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」共同代表の具志堅隆松さんから基調報告。9月21日に広島、呉で行われた西日本交流集会とほぼ同様の内容であったが、他に「ミサイル基地」というものはない、ミサイルは撃ったら十数分後には反撃のミサイルが飛んでくる。だから車載式で、1発撃ったらすぐに移動する。ところが弾薬庫は移動しない、敵からみたら弾薬庫こそ攻撃目標になると述べられた。そして運動をどうやって成功させるか?どうすれば戦争をさせないことができるか?沖縄では自衛隊・米軍基地の全面撤去を目指したい。もしそうしたら、代わりに中国が来るのか?中国に聴いてみたい…ということで、12月4日に上海に呼ばれている「グローバルサウス、アカデミック、フォーラム」で「両岸問題」(台湾有事)について聞いてくる、「東アジアを戦場にしたくない」と投げかけ、共有したいと述べられた。
 続いて大分からの報告…まずは「大分敷戸ミサイル問題を考える市民の会」合田公計さんから。これまでの経緯などの説明。防衛省火薬庫パンフにおいて、弾薬庫のある地域が攻撃対象になるのではないかという住民の疑問に答えておらず(否定もしていない)、また平時の事故であれば保障もされるが(自衛官の過失が立証された場合)、軍事施設が攻撃されて周辺住民が被害を受けた場合、住民の被害は保障されないと防衛省から回答があったとの説明があった。
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 これね。
 続いて湯布院駐屯地「敵基地攻撃ミサイル」問題を考えるネットワークの鯨津憲司さんから、湯布院駐屯地、第二特科団司令部設置その他についての報告。
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 大分県の自衛隊駐屯地、分屯地、日出生台演習場の位置関係…高速道路で結ばれ、自衛隊にとって便利な立地になっている。湯布院と日出生台演習場は、ほんとうに近い。

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 もちろん米軍もバンバン共同訓練で使う…1999年以降、沖縄駐留の米海兵隊砲撃舞台の移転訓練が行われており、ほぼ毎年、米軍が日出生台演習場を訓練で使っている。今年の夏のレゾリュート・ドラゴン2024では自衛隊約3000人、米軍約1000人が参加して実弾訓練や、オスプレイによる離着陸訓練が行われた。10月のキーン・ソード25では、自衛隊空挺部隊の降下訓練や、「一二式地対艦ミサイル」の訓練も行われた。来年1月には日栄共同訓練、2月には16回目の米海兵隊の移転砲撃訓練が予定されているそうだ。
  大分の次は、福岡、航空自衛隊築城基地のある築城からの報告。「平和といのちを見つめる会・空自追記基地前2の日座り込み運動」の渡辺ひろ子さんからの報告。日米共同訓練、F15配備反対を掲げ、毎月2の日に座り込み行動を行って451回目、明後日も必ずやるとのこと。築城は大分に来る途中に日豊本線で通過する街だ。
 続いて鹿児島から、鹿児島県護憲平和フォーラム、磨島昭広さんから、馬毛島での自衛隊基地建設や、さつま町の弾薬庫建設問題などの報告。
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 鹿児島でも自衛隊、日米共同演習が行われる…鹿野弥吉には無人偵察機が飛来してくる。

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 続いて石垣島から「石垣島の平和と自然を守る市民連絡会」事務局長、藤井幸子さんの報告。3月に開設された石垣駐屯地も増設計画があり、石垣農林高校の演習林と隣接して用地取得がなされている。
 また石垣島などの島じまでは、住民避難の問題が持ち上がっている。石垣島では全員、大分県、福岡県、山口県に、6日間で6万人(観光客含む)避難することになっているが、避難時は機内持ち込み荷物のみしか認められない「リュック一つで生活、財産を捨てて避難なんかできない」飼っている牛などはどうするのか?(別途計画をたてるらしいが…)避難なんかできるわけない!という声が上がっているが、地元は声を上げにくい…とのことである。
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 避難計画やそれを報道する新聞記事が紹介された。
 石垣島の次は、京都・祝園の弾薬庫問題であるのだが、祝園のグループは参加できす、変わって京都の米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会の方が連帯のメッセージを代読された。
 続いて西日本交流ネットワーク発足に向けての議論ということで、都圏より、大分港から民間船(ナッチャンWorld…かつて青森港―函館港を運行していた高速フェリー、PFI法に基づき設立された特別目的会社「高速マリン・トランスポート」が所有している。会社は防衛省と2025年12月末まで輸送使用契約を結んでいる。)で兵員・車両を運んで横浜・ノースドックに入港し、キーン・ソードに参加している。軍民分離を少しも考慮していない…西日本交流ネットワークであるが、首都圏からも参加したいとの発言があった。関西の「岩国労働者反戦交流会」からは、弾薬庫建設や民間の空港・港湾の軍事使用問題で全国的なつながりを持つことは必要であるが、差別排外主義を許してはならない…その面で、発言者が「バカみたいな~」という言葉を発するのはいかがなものか?と言う意見も出た。
 全交の広島の方から、ZENKOスピーキングツアーと「台湾有事NO!」の署名の案内、熊本から、指揮所訓練の本丸は熊本なのに、熊本では報道がない…報道されないから私たちが運動している、是非見に来てほしいという話、山口県下関から、たたかわない日教組中央批判などが行われた。
 まとめとして「ノーモア沖縄戦・えひめの会」でネットワーク呼びかけ人の高井弘之さんから発言
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 戦争をどうやって止めるか?日本を中国包囲網から抜けさせることが必要だ。台湾有事で「負ける」のは日本が協力しない場合であり、アメリカは日本が協力しない場合も想定している。日本政府の方針を大転換させることを、私たちの力で実現させる。「中国脅威論」が言われるが、今、中国が日本を攻撃する理由はない。人びとは「増税には反対」だ。大軍拡には増税、社会保障の切り捨てが続く、そこを訴えていく必要がある。ネットワークの準備はできていなかったが、連帯し始めている…来年2月22日、鹿児島市勤労者交流センター他の句的ホールで発足集会を行う…とのことであった。
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 アピール文採択の後、感想・提言ということで沖縄の昨年11月23日沖縄県民集会実行委員の神谷美由希さんが、平和外交や中国での台湾有事のシンポジウムについて述べられる。
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 「ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会」の与那覇恵子さんが、閉会あいさつをして集会は終了。

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 その後、ソレイユ(大分県労働福祉会館)の大きな会場に移動して、交流会という名の酒飲みであった。ではでは…

祝園ミサイル弾薬庫問題を考える学習会

 祝園弾薬庫問題の学習会のお知らせ…優性思想講演会と同日夕方のイベントです。
 
 10月5日(土) 18時15分~
 国労会館ホール(JR「天満」駅東3分) 資料代:500円
 講師:信田宣司さん(祝園ネットワーク)


 安保3文書と5年で43兆円の国防予算の決定後、この国の軍部増強に歯止めが利かなくなりつつあります。25年度の防衛省概算要求は8兆5000億を超え。過去最高に。この中で新たなミサイル開発や、沖縄・九州の基地の建設・整備、全国の弾薬庫の増設が進んでいきます。
 関西では京阪奈丘陵(関西学研都市)の一角・京都府精華町にある祝園弾薬庫(甲子園球場100個分の広さ)の増設・ミサイル配備が大問題となっています。住宅地の真ん中にある弾薬庫は危険で(戦前に枚方・禁野火薬庫が爆発し100人近くが死亡)、また戦争になれば真っ先に攻撃の対象になります。8月25日には550人が集まり大学集会とパレードがおこなわれました。
 しかしこの祝園弾薬庫については関西でも多くの人が知らないままです。そもそも弾薬庫を住宅密集地に作ることは国際法違反です。また祝園弾薬庫の実態=規模・形態も、広い敷地の周りからでは図りません。これから増設される弾薬庫の形態、搬入されるミサイルも不明のままです。
 まずは精華町に住み弾薬庫の監視し続けてきた信田宣司さんから、弾薬庫の実態と危険性を学びたいと思います。また戦後米軍からの返還を要求し「確認書」を勝ち取ったじゅうみぬん道の歴史も知っていきましょう。楽手会から始め、歯止めなき軍備増強に抗っていきましょう。

10・5学習会実行委員会(連絡先:阪神社会運動情報センター・松田 090₋9213₋5291)

大軍拡と基地強化にNO!西日本交流集会に参加してきた

 9月21日、広島、呉で行われた大軍拡と基地強化にNO!西日本交流集会に1日だけ参加してきた…諸事情により、大阪より車運転6時間コース!である。(2人で交代しながら運転しても疲れる)
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 この集会は、今問題になっている岸田政権による大軍拡が、沖縄をはじめとする西日本各地での基地強化や弾薬庫建設に抵抗する市民運動が「知り つながり とめる」ために催されたものである…どうも今後、持ち回りであちこち行われるようだ。 初日の報告会集会は無料…ただし、カンパが集まられる。
 まずはじめに本集会のホストともいうべき、ピースリンク広島、呉、岩国の新田さんからあいさつ、続いてピースリンク呉の世話人、西岡由紀夫さんが、日本製鉄跡地を防衛省が一括して購入しようとしている「日鉄呉跡地問題」についての報告をされた。
 2024年3月4日、前年9月に閉鎖した日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の跡地は、敷地面積が130haで、マツダスタジアムの36個分、現在の海上自衛隊呉基地84haの約1.5倍もの広大な土地である。(ちなみに辺野古の新基地建設は161ha)…そこに「多機能な複合的防衛拠点」を設けるとして①民間の誘致を含む備品などの維持整備・製造基盤②防災拠点(ヘリポートや物資の集積場など)及び部隊の活動基盤(艦艇の整備、訓練場など)③岸壁などを活用した港湾機能 を設けるということだ。現在、防衛省が日鉄との間で交渉をすすめているそうな。
 ピースリンクでは翌5日、呉駅前で「防衛拠点にするな」と横断幕を掲げ、街宣活動を行った。その誤、呉市に「要望書」の申し入れ行動を行っている。その後、緩やかな連絡会組織として「日鉄呉跡地問題を考える会」が結成され、市民集会を開いたり、呉市長に「市民への説明会と意見交換会を求めるます」という署名運動を展開したりしたそうだ。
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 これが日鉄呉跡地…けっこう広くてまとまった土地が、防衛拠点と言う名の軍事施設に整備されようとしている。
 つづいて横須賀で反基地の行動をされている方から、スライドであちこちの反基地運動を撮影したスライドの紹介…大分・敷戸のミサイル弾薬庫、東京・防衛省への申し入れ行動、新田原基地の弾薬庫、馬毛島、宮古島、石垣島、奄美大島そして横須賀での運動や自衛隊・米軍の行動についての説明である。約45分の映像である。
 休憩をはさんで、沖縄の「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」共同代表の具志堅隆松さんのお話しである。伝えたいことはこれまで2つ、遺骨交じりの土砂を辺野古埋め立てに使う問題と、台湾有事の問題だが、一つ増えて「止めることができる運動とできない運動」について…というものである。
 沖縄、うるま市に新しく自衛隊の訓練場をつくる計画は、住民の反対運動により撤回させることができたが、同時期の勝連糞頓智へのミサイル関連車両搬入は阻止できなかった…止めることができたのは「新設」の基地(訓練場)で住民が保革を超えた運動を行えたからだが、今いる自衛隊がミサイル部隊配備等の新たに何かをする場合、これまでの自衛隊に対する誤解…自衛隊員が地域の盆踊りなどに参加して、地域に貢献している…だとか、土地の賃貸料を払ってくれているだとかがあって、あからさまに反対しない(できない)問題がある…ところが自衛隊は変質してしまっている、地域との「共存共栄」はなく、長射程ミサイルの配備など「専守防衛」もかなぐり捨ててしまっている…いつまでも自衛隊への”誤解”のままに、基地が強化されてしまうと述べられた。
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 そして「知る」ことは、今の日本が日中戦争をしかけようとしていること、「つながる」ことは、全国に弾薬庫を130カ所も作ろうとしているのだから、その130カ所が連帯しよう!ということであると述べられた。
 遺骨交じり土砂の問題について、おそらく沖縄本島南部の土砂採取について防衛省は「あきらめた」であろう(それでも「撤回する」とは言わない、手は緩めない)その代わりに奄美大島、宮城島、その他九州各地から土砂を持て来ようとしてると述べられた。
 「台湾有事」について、戦争につながるものすべてに反対する、自衛隊はミサイルを持って沖縄から出て行って下さい(そのことが自衛隊員の命を守ることにもつながる)米軍兵による性暴力事件も起こっている、米軍基地も拒否します…と述べられた。
 続いて、佐賀空港に陸上自衛隊のオスプレイが配備されることに反対している、佐賀の豊島耕一さんのお話し…「戦争で島を取り戻す」ということを政府がいい始めている、オスプレイ配備に対し、1月からゲート前行動を始めて、世論喚起と「私たちには力がある」ことを示すために、月に1度、ゲート前神津を行っているとのこと。言葉の暴力も暴力だから使わないという「非暴力」の誓約書をつくり、「九条の逆襲」「非戦のプロパガンダの必要性」を訴えているとのことである。
 次は大分・敷戸のミサイル弾薬庫問題と、隣接する湯布院への第二特科団配備問題のお話し…まず弾薬庫問題では、資料として配られたパンフレットを元に「敷戸ミサイルを考える会」の池田さんが説明された。住宅密集地に弾薬庫をつくるのは国際人道法違反、3㎞の中に4万人もの人が住んでいる、軍民分離原則が守られていない、自衛隊が定める保安距離も守られていない、そもそも弾薬庫で火災が起これば消火作業は出来ず(してはいけないことになっている)、弾薬庫の事故はだくさん起きているということを話された。
 湯布院からは鯨津さんから、湯布院は温泉の街であると同時に、軍事拠点でもある…今年3月に第二特科団本部がおかれ、それが司令部になる。今年度(今年3月)には、第8ミサイル連隊が配備される予定だ…用地がないので今の駐屯地の北側の農地を買収するとのこと…山の中で「水陸起動団」が、低い山を島に見立てて演習をしている。湯布院や敷戸のミサイルは、沖縄の島で撃つものなのかもしれない…など述べられた。
 本日の報告はここまでである。なお、京都祝園のミサイル弾薬庫問題については、祝園でこの日、杉原浩司さんの講演集会(集会自体は奈良市)を行うため、それが終わって翌日から参加・報告とのこと。また鹿児島県さつま町への自衛隊誘致問題についても明日の報告となる。
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 最後は呉のYWCAの方からあいさつ、また本日の参加は100名、その他zoomでの参加が49名であったそうな。
 集会終了後、また高速道路を6時間運転して、帰阪した。
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
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