佐賀空港へのオスプレイ配備・運用に反対する「9条実施アクション佐賀」のメンバーが、12月19日の佐賀駐屯地前行動において、コーンバーが折れたことを口実に逮捕されるというとんでもない事件が起こった。翌20日に発せられた抗議声明を引用する。

緊急声明 佐賀県警はわれわれのメンバーを直ちに釈放し、自らの違法行為を謝罪すべきである
 オスプレイストップ!9条実施アクション佐賀 代表・豊島耕一
 12月19日10時55分頃、佐賀駐屯地のゲート前で、われわれの仲間が一人不当に逮捕されました。私たちは当日8時40分頃から、これまで行ってきたのと同じように、オスプレイ配備反対と駐屯地撤去を求めるゲート前での抗議行動を実施していました。何人もがスピーチをし、オスプレイの危険性を、軍拡が戦争を招くことなどを訴え、また歌を披露するメンバーもあり、平穏に進行、終わりに近づいていました。ところが、コーンバーの位置からわずかに駐屯地側で活動していた一人のメンバーを、隊員がコーンバーを持ってそれで押し返そうとしたためか、そのコーンバーが折れました。おそらくそれを理由に駐屯地側が警察を呼んだと思われ、何台ものパトカーと共に十人以上の警察官が到着、「現行犯」と称してメンバーを逮捕、佐賀南署に連行しました。
 1本のコーンバーの破損をめぐってこれだけ多数の警官を動員した異常さもさることながら、その後の展開は驚くべきものです。
 警察側の責任者が当方に「事情を聞きたい」と求めるので、行動の予定の終了時間まで待つように告げ、警察側もそれを認め、待ってもらうことになりました。
 行動の終了を警察側に告げて聴取に応じる旨伝えましたが、その大勢の警察官で20分以上も何やら相談していました。こちらが痺れを切らして、「もう帰りますよ!」と告げると、いきなり大勢でメンバーを取り囲んで「現行犯逮捕」と言って手錠をかけ、パトカーに押し込みました。
 以上のように、この警察が「逮捕」と称する事案は、不当であると言うよりむしろ意味不明の行動であり、このような不当逮捕こそ警察による現行犯罪と言う他はありません。意味があるとすれば、市民運動の意図的な弾圧でしょう。
 警察は直ちにメンバーを釈放し、謝罪し、損害を償うべきです。

 2025年12月20日

 26日には勾留理由開示裁判が行われ、当該は裁判長の前で迫力ある演説をしたという…そして本日30日、釈放されたそうだ。なお、起訴・不起訴が判明するのは年明けになるとのことである。
 これは佐賀県警による、オスプレイ配備反対運動への弾圧であり、逮捕・勾留は「拉致監禁」である!絶対に許してはならない!

これを報道するサガテレビの動画

 なおこの動画では「中核派」との関係が疑われるとして、関係各所を家宅捜査したとも報道されているが、これも「過激派キャンペーン」を利用して市民運動を分断する手法である!だまされてはいけない!
 また過去の「岩国行動」での報告でも触れているが、オオスプレイストップ!9条実施アクション佐賀ではその規約に「直接行動に参加する会員は、「非暴力と安全のための誓約書」に署名していなければならない」とある。非暴力を貫く行動なのだ!「過激派キャンペーン」に載ってはいけない!

 オスプレイ配備に反対する市民を弾圧する佐賀県警を弾劾するとともに、高市政権を打倒しよう!