たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#辺野古

辺野古埋め立て設計変更不承認を断固支持するぞ!

 11月24日、沖縄タイムスとかで玉城デニー知事が、明日にでも辺野古埋め立て工事の設計変更不承認の会見を行うという報道が流された。いよいよ来た!という感じ…で、25日夕方のニュース。毎日新聞より

辺野古移設「完成の見通しない」沖縄知事が設計変更を不承認
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画を巡り、沖縄県の玉城(たまき)デニー知事は25日、埋め立て予定海域で見つかった軟弱地盤の改良工事に伴って防衛省が申請していた設計変更を不承認としたと発表した。海面から深さ約90メートルに達するとされる軟弱地盤の最深部について必要な調査が実施されず、地盤の安定性が十分に検討されていないことなどを理由とした。(中略)
 県は承認しない理由として、辺野古沖を餌場とする絶滅危惧種のジュゴンへの影響を回避するための措置が的確に検討されていないことも挙げた。また、玉城知事は、防衛省が沖縄戦で激戦地となった沖縄本島南部の土砂採取を計画していることについても触れ、「遺骨が残されている場所から採取された土砂を埋め立て工事に使用することは、人道上許されるはずもない」と厳しく批判した。(以下略)


 この玉城デニー知事の決断は、当然である!日本政府はこの決定を重く受け止め、埋め立て工事を即刻中止しないとイケナイにもかかわらず、岸田政権は工事を継続し、記事中にもあるように(引用はしてないが)日本政府は法廷闘争に持ち込み、この決断をひっくり返そうとしている!日本の裁判所なんてほとんどが大地震が来ても原発は大丈夫などという判決を平気で出すようなところだ!こんな連中を信用できるか!絶対に許さんぞ!
 ということで
 #辺野古埋め立て不承認を支持します
 の世論を盛り上げる大衆運動に取り組まなければならないのだ!
STOP!辺野古新基地建設!大阪アクションでは、設計変更不承認が決まったら、その翌日夕方の18時半~19時半まで、その後は毎週土曜日同時刻に3回、大阪駅前でスタンディングアピールを行うことを決定していた。ついにその日がやってきたのだ。DSC06736
 これがその様子である…およそ20名が結集したのだが、「老朽原発うごかすな!」リレーデモとかに参加している人もいるので、それがなければもっと集まっていただろう。
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 大阪駅前御堂筋口は、わりと明るい!
 東京ではもっと大きな取り組みが行われたぞ!  沖縄では工事が続けられている中、川口真由美さんのアピール!

 そして本日は辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動で同様の宣伝!
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 夜の、梅田解放区でもちょこっと行う!
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 横断幕は「岸田やめろ!」に変わっているぞ!

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 そして「STOP!辺野古新基地建設!大阪アクション」の第二弾の行動へ…

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 たたかいはつづくよ!
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 ではでは…

遺骨混じり土砂を辺野古埋め立てに使わせないぞ!

 昨日4月3日STOP!辺野古新基地建設!大阪アクションが主催する遺骨の残った土砂を辺野古埋め立てに使わせない!アピール行動に参加してきた。
 こんな感じでアピールしてきたよ(^^)
  現在、辺野古埋め立て工事には沖縄県北部の鉱山の土砂が使われています。しかし沖縄防衛局が昨年4月に提出した辺野古新基地建設工事の設計変更書には、沖縄県南部の糸満市や八重瀬(やえせ)町から土砂を採取すると書かれています。これを受ける形で、南部のある業者が鉱山の開発許可申請を自然公園法に基づいて県に提出したのです。沖縄で最初に建てられた慰霊塔「魂魄の塔」の近くになります。
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 沖縄戦で亡くなった方の血や遺骨が混じるかもしれない土砂を使って、戦争のための基地建設を行うのは、許されないことです。戦争で犠牲になった沢山の方を、冒涜する行為でもあります。この暴挙に対し、ボランティ沖縄戦で亡くなった方の遺骨をボランティアで収集する活動を続けている「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さんが3月1日から6日まで、やむにやまれぬ気持ちで沖縄県庁前のハンガーストライキを行いました。そして東京では、首相官邸前で沖縄出身の金武美加代さんが、3月31日までハンガーストライキを続け、ハンストは終了したものの、官邸前でのアピール行動が続けられています。沖縄ではこれが連日のように報道され、沖縄県民の「遺骨が混じる土砂を埋め立てに使うな!」という世論が沸き起こっています。沖縄の自治体でも、12の市町村で遺骨が混じるかもしれない土砂を埋め立てに使わないよう国に要望する意見書が可決されています。沖縄で辺野古新基地建設に反対していない、自民党や公明党の議員でもこういった意見書に同意せざるを得ないのです。業者の開発申請に対し沖縄県知事が中止命令を出して止めることができるのは4月16日までであり、玉城デニー知事がどのような決定を下すのか、注目されているのです。
 沖縄戦は76年前の4月に始まりました。アメリカ軍が沖縄島、中部の西海岸に上陸し、民間人を巻き込んで激しい地上戦が行われたのです。日本軍は「本土決戦」を準備する時間をかせぐため、沖縄でなるべく長く抵抗を続けるような作戦を立てました。5月末に司令部の有る首里城跡が「陥落」しても、日本軍は住民を巻き込みながら南部に撤退し、抵抗を続けました。狭い壕に避難し、逃げ回り、爆撃や艦砲射撃でやられる、壕に隠れていると、火炎放射器であぶり殺される、負傷しても、包帯も薬もない、泣き叫ぶ赤ん坊を「敵に見つかるから」と日本軍兵士によって殺される、あるいは民間人が壕から追い出される…様々な悲劇が繰り広げられた、地獄がこの世にあらわれたような戦場だった、沖縄島の南部です。
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那覇市が採択した「意見書」には、<沖縄戦では、日本軍が本市首里の地下壕に構えていた司令部を5月22日に放棄を決定し、「南部撤退」を行い、その結果、糸満市や八重瀬町など本島南部地域に多くの住民や日本兵が追い込まれて戦闘に巻き込まれ、その犠牲者は、組織的戦闘が終結したとされる 6 月23日までの1ヵ月間で県内全戦没者の半数を超えている>とあります。そこは沢山の犠牲者の血を吸いこみ、遺骨が混じっています。同じく那覇市の意見書には<生き残った県民は、終戦後いち早く、悲惨極まる激戦地となった糸満市や八重瀬町など南部地域から戦没者の収骨を進め、魂魄の塔をはじめ慰霊碑を次々建立し、戦没者の霊を弔ってきた。しかし、いまだ完全に収骨は終わっておらず、戦後 76 年が経過した今でも戦没者の収骨が行われている>とあります。遺骨は全て拾う事なぞできません、今でも遺骨が見つかるのです。その遺骨は風化し、細かく砕け、ほとんど土と見分けがつかないような色になっています。埋立て用に採取した土砂から注意深く探せば、取りのぞいたりすることができるものではないのです。
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 沖縄島南部で新たに鉱山開発を行い、辺野古の埋め立てに使う土砂を採取するということは、沖縄戦で亡くなった方々を冒涜するとともに、二度と沖縄戦をくり返さない、悲惨な戦争をくり返さないという、沖縄県民の願い…それは私たちのねがいでもあります…を踏みにじるものです。絶対に認められないものです。
 しかしながら、この沖縄の動きは、悲しみは、ほとんど関西では報道されません。朝日新聞で一部取り上げられるくらいです。本当にこれでいいのでしょうか?だから私たちは今日、ここでアピールをやることにしました。
 そもそも業者が開発申請を出したのは、辺野古基地建設の埋め立てで大量の土砂を使用するからです。毎日、埋め立てが進められていますが、大浦湾側の深い部分は手つかずであり、まだまだ大量の土砂が必要です。そしてこの基地建設には湯水のように私たちの税金が投入されています。北部の、本来は二束三文の値段の土砂が「高値」で防衛局の工事に納められています。土砂の利権を、北部だけでなく、南部にもよこせというあさましい欲望が、防衛局の設計変更に反映されているわけです。
 辺野古新基地建設でこれから埋め立てを始めようとする大浦湾側には、軟弱地盤が広がっており、砂杭を7万本も打ち込まないといけません。これは防衛局が設計変更を申請している理由の一つですが、軟弱地盤が海面下70mまで存在している一方、日本にある地盤改良船では65mまでしか改良ができません。設計変更を行い何千億円もの税金を使って工事を続けても、辺野古新基地が完成する保証はありません。設計変更は未だ起き案環県で審査中ですが、南部の遺骨が混じる土砂を使うぐらいであるならば、設計変更をするまでもなく、工事を中止し、辺野古新基地建設そのものを見直すべきではないでしょうか?
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普天間飛行場の代替施設といいながら、その完成にはあと10年以上もかかると言われています。また辺野古新基地がたとえ完成したとしても、米軍が普天間を返還するかどうかは分かりません。辺野古とキャンプ・シュワブを自衛隊も共同使用することが暴露されています。ますます沖縄が軍事の島、軍事拠点として強化され、「沖縄の負担軽減」は絵にかいたモチになっています。在沖海兵隊を縮小・撤退させ、普天間飛行場は無条件に返還させる。軍事力強化に寄らない平和構築を目指すことこそが、沖縄戦で亡くなった人たちを始め、全ての戦争犠牲者に対する私たちの答えではないでしょうか?
 みんなで声を上げ、アピールを続けましょう!声をあげなければ、何も変わりません…私たちといっしょに、声を上げましょう!
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  約30名の参加で、サックスや三線を奏でたり、歌を歌ったり、モニターで闘争の状況を映したりして、非常に盛り上がったぞ!
 ではでは。

北上田毅さんリモート講演会&デモ

 昨日、福島区民センターで行われたSTOP!辺野古新基地建設!大阪アクション6周年集会に参加してきた。メインは沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんである。(参考:北上田さんのブログチョイさんの沖縄日記
 開場は600人ぐらい入るホールなのだが、このご時世なのでソーシャルディスタンスをとって椅子がバラバラと並べられているだけだ。
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 オンラインの調子が悪いのか、それともつなぎ方が悪いのか、向うの北上田さんの声ははっきり聞こえるのだが、こちらからの音声が届かないらしい。
 それでも事前に用意されたパワーポイントの資料を基に、講演が始まった。ざっくり、設計変更承認手続きと、公示・縦覧そして期間中の意見書提出についての説明がある。その後、設計変更の概要と問題点だ。
 地盤改良工事は、サンドコンパクションパイル(SCP)工法、サンドドレーン(SD)工法とも、砂杭を海底に打ち込むのだが、それに伴い海底が14mも盛り上がる。また工期短縮のため、C1護岸構築時に護岸が完成していないにもかかわらず、水深42mから水深7mの部分まで先行盛土を行う。この盛土は締固めができないので、ケーソンが設置できるかどうかも分からない。いずれにしても砂や土砂がバンバン漏れ出すことになるから、海洋汚染は避けられず、大浦湾が死に絶えてしまう。
 また大規模な海洋土木工事に必要な特殊作業船は日本に数隻しか存在しないにもかかわらず、工事を進めるために長期間辺野古にしばりつけておかなければならない…そんなことは可能か?
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 また、本体工事は9年3ヶ月とされているが、実際は15年ぐらいかかるだろうし、工費も9,300憶円ではすまないだろう。まして総工費の2割が「警備費」なんだそうな…そんな無茶苦茶な話はない。
 軟弱地盤にしても、防衛局は「海面下70m以深は『非常に硬い』粘土層であるとしているが、ちゃんと調査がなされていないし、地質調査データも恣意的に扱われている。そして、地質学・土木工学の専門家チーム(辺野古調査団)が分析したところ、円弧すべり作用耐力が1.0を超える⇒護岸が崩壊する恐れがあることも示されている。仮に護岸が完成したとしても、供用開始後も地盤沈下が続き、滑走路をジャッキアップ!しながら補修しつづけなければならない。
 耐震設計が中小規模の地震を想定した「レベル1」で行われているが、国内主要空港は大規模地震に対応した「レベル2」で行われている。また設計供用期間も50年と短い。これは国土交通省の要領にも違反しているものだ。
 そして先ほども書いたが、敷砂投入、砂杭打設、浚渫、先行盛土といった工事が「環境への影響が当初計画と同程度か、それ以下」などということはあり得ない。
 埋立土砂は、これまでの沖縄島北部地方だけでなく、宮城島・糸満などの南部の石灰石鉱山、さらには石垣島・宮古島・南大東島からも搬入される予定となっている。(沖縄南部からの土運搬は、通常は二束三文の岩ズリをとんでもない高額で購入していることから、利権がらみの話であろう)また、地盤改良工事は394万㎥もの大量の海砂を必要とするが、これは沖縄県内の海砂採取量は150~180万㎥の2年分以上となる。海砂採取による環境破壊も深刻である。
 2月、3月に大浦湾でジュゴンの鳴き声が確認された…本来ならば、工事を停止して徹底的に調査をしなければならないのに、埋め立てが続けられている。またサンゴについても、移植では保全できないし、仮に移植するとしても工事開始に2年半以上かけて行う必要がある…ということだ。
 設計変更の審査中も、辺野古側の土砂投入や外周護岸のかさ上げ、工事用仮設道路などの工事は続けられる。また、辺野古ダム上にベルトコンベアを設置したり、美謝川の切替工事は、名護市と協議した上で工事が可能になるとのこと。
 いずれにしても、防衛局の変更計画は破綻が明らかである。当面、変更申請書に対して、沖縄県内・全国から意見書を集中させよう!ということである。意見書には「利害関係者」が提出できるとあるが(公有水面埋立法に従って便宜上そう書いてある)、ジュゴン保護とか環境問題、税金の使われ方など、全ての人が利害関係者として意見書を提出することが出来るのだ。
 辺野古の環境アセスの時は、全国から3,000件以上の意見書が提出されたそうだ(私も提出した…ちなみに私の過去のブログ記事には、5,825通の意見書が提出されたとあるが?)それを上回る数の意見書を提出しよう!とのことである。
 一通り、講演が終わって質疑応答となる。こちらの音声が向うに届かないので、2~3件まとめて質問を出してもらい、携帯電話で北上田さんにお伝えするという方法をとった。毎日新聞が掲載した集会宣伝の記事を見て参加したという、北上田さんの高校の後輩であるという方も質問された。
 その後、各団体、個人からのアピールを終え、集会は終了…参加者は80名、リモートで参加されたのが20名ということであった。
 さて、会場の片づけを終えると、デモでありますっ!
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 隣の公園で隊列を整える…まだまだ暑いし、高齢者も多いので、参加者はここでぐっと減る。前の道を東に向かって、国道2号を目指す。

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 道路を横断して、左側通行となる…辺野古新基地建設反対!沖縄の民意を、無視するな!等のコールが響く。

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 国道2号に出て、野田阪神前から東に向かい、大阪環状線の高架をくぐる。コールばかりでなく、
各人のアピールも行われる。基地建設に使うカネを、コロナ対策にまわせというのもある。

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 いつも中の島からデモ出発して解散する西梅田公園のある阪神高速の高架下でまた右側通行になる…ここから西梅田方面に入る。

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 四ツ橋筋を渡って、もうすぐ新地のスエヒロ本店前…ここで今日は解散!新地は日曜日だからか、人が少なかった。
 皆様おつかれさまでした!
 

辺野古基金集会と、反オリパラデモ決起!

 昨日はPLP会館で行われた「辺野古新基地建設ストップ!オール大阪支援パーティー」に参加してきた。主催は「辺野古派遣サポートおおさか基金」である。カネあつめイベントなので、参加費は3000円と高い。
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 「辺野古派遣サポートおおさか基金」は昨年2月に結成されたもので、設立パーティーは参加費5000円、あちこち広く呼びかけて50人以上の参加者が集まった。今回は「総会」も兼ねて4月に行う予定であったものが、コロナ禍で延期となり7月の実施になったものである。
 理事の社民党元衆議院議員、服部良一氏からあいさつを受けた後、これまでの取り組み報告と会計報告が行われた。「派遣基金」はおおむねLCCでの交通費1万5千円程度を派遣者に支援するもので、辺野古現地でも受け入れ体制が整えられている。辺野古にいきたいけど「時間はあるが、カネはない」人と、「カネはあるけど、時間がない」人を結びつけるものだ。
 昨年度は1次~5次派遣チームと、5回の派遣を行い、10月には「県民投票」の元山仁士郎さんも呼んで、派遣チームの「報告集会」が行われている。4月以降、6次、7次の派遣を予定していたが、コロナ禍で中止を余儀なくされている。
 派遣費用のほうは、結成集会の時に集ったお金と、「マンスリー会員」という、月に500円の少額資金カンパで支える制度がある(その他、まとまったカンパも受け付けている)が、マンスリー会員のほうは引き落とし手続きや手数料の件もあって、伸び悩んでいるのが現状だそうな。
 その他、ユニークな試みとして淀川で7月に「カヌー教室」なんかも開始した。ここでカヌーを練習すれば、即辺野古でカヌーに乗れるわけではないが、まぁ練習をして鍛えておく、興味を持ってもらえるということにはつながるであろう。
 会計報告等が終わると、記念講演である。最初は服部良一さんによる「いかにしてドイツ、イタリアは米軍から基地主権を回復したかー日米地位協定の異様な基地自由使用、治外法権条項撤廃の展望」である。
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 服部氏はまず、新型コロナウィルス感染症が沖縄の米軍基地内で広がり、7月にはいって150人近くまで膨れ上がったことをあげ、入出国管理も、検査もなくフリーパスで米兵が日本に入出国している現状や、自らもかかわった「米軍人軍属による事件被害者の会」の運動、被害の実態を紹介して、日米地位協定の「治外法権」不平等条約性を説明された。地位協定が憲法の前にあり、住民の生命や時k年、財産権が守られていないのだ。
 その他、「全土基地方式」の問題(これがあるから「北方領土」がロシアから「返還」されない)や航空管制の問題、基地跡地の汚染(米軍は現状回復しないで良い)問題、米軍関係事件、事故の捜査権、裁判権の問題に触れられた。そしてドイツ、イタリア、韓国では「地位協定」が何度か改定され、米軍のやりたい放題に一定、国が関与しストップをかけることが出来るのに、日本はそうなっていない。(お題にあるように「なぜ地位協定」を改定できたか?ということは、冷戦終結やその他もろもろの条件、人びとの闘いがあるので、簡単ではないのだが)日本でも2008年、当時の民主党・社民党・国民新党の三党で改定案の詳細を検討し「合意」…その後政権交代までしたのだが、3党政権合意に「改定する」方針は入らず、「提起する」に留まり、結局「提起」すらしなかったことを述べられた。「幻の改定案」となったわけである。
 沖縄県は独自に「他国地位協定調査報告書」を作成し(詳細はHPに上げられている)、また2019年7月には全国知事会で日米地位協定の抜本的見直しが決議されているが、歴代の政府が一切改定に向け動かないのが、日本の政治の現実だ。非常に重たい課題であると述べられた。
 続いて、SDCC(ジュゴン保護キャンペーンセンター)松島洋介さんによる、「設計変更不許可へ!―沖縄ジュゴン保護と辺野古新基地建設中止の今後の国際連帯ー」という講演である。4月21日に沖縄県に提出された「設計変更承認申請」について、その問題点を突くとともに、県としてはすぐに「不承認」としても裁判に訴えられれば確実に負けてしまうから、不承認をなるべく引き延ばすとともに世論を喚起しようという戦略であること、設計変更申請については「意見書」を出すことで世論が注目していることを示すことができる。オール沖縄会議等でも意見書提出が呼びかけられている(「設計変更」の公告縦覧は7月下旬ごろから3週間、その間に郵送かFAXで県に提出)ことを述べ、また5月に控訴審で「敗訴」したジュゴン訴訟の意義…”ジュゴン”は米国の「国家歴史保存法」の対象であり、米国務省は辺野古新基地建設の”関係者”であることを認めさせた…等について説明された。国際世論も沖縄、辺野古のジュゴンや自然環境を守れという動きが強まり、御用機関である「環境監視委員会」もジュゴンの鳴音が録音されたことに動揺している…今こそ、辺野古新基地建設を阻止しよう!と締められた。
 休憩のあと「パーティー」なのでビール・酒とつまみを各自購入して「活動交流パブ」である。
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 沖縄平和サポート代表、「クッション」の稲葉博さん、辺野古ぶるーHYOGO世話人、小野純一さん、沖縄現地派遣基金管理委員、西信夫さんからのメッセージが読みあげられるとともに、STOP!辺野古新基地建設!大阪アクションの方から、先日行って来た辺野古、沖縄の様子がゆっくりとした口調で報告された。また関西生コン支部からの報告もあった。
 集会は17時までということであったが、延長して行われたようである。私は5時過ぎに退去して、五輪中止いますぐ決めろ!7・24デモに決起!
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 あいにくの雨で、集会開始時は30名超えるぐらいの参加者だったハズなのだが…

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 なぜかえらく盛り上がって、最終的には70名ぐらいいたんじゃないか?というほどの盛況であった。あとでいろいろ話をしてみると、やはり「来年のオリンピックなんで、無理じゃない?」と考えている層が増えてきているのだろう。アスリートはまだ直接、言及しないが、彼らにとってもやる・やらないは早く決めたほうがいいハズだ。10月ぐらいに”次の判断”があるらしいので、何か打たなければ…とも考えているとのこと。
 なお、東京の「反五輪デモ」は、官憲により一旦中止させられるというトンでもないことが行われたが、その日のうちにまたデモを再開したそうな。

ではでは。
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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