たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#山城博治

辺野古新基地建設反対!琉球弧への自衛隊配備を許さない集会&デモ(後編)

 ようやく先日の続きが書けるぞ。
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 私(山城さん)も辺野古・高江に張り付いていたが、島々の軍事化に脅威を感じてきた。与那国や石垣、宮古島に行き、保良の弾薬庫にも反対してきた。かつては島々に自衛隊がおとがめなしに入ってくるための、辺野古の工事はダミーではないかとも思ったこともあったが、実は辺野古が最大の軍事拠点、キーステーションになる。水陸機動団の第三連隊が辺野古に来る!台湾から与那国まで110㎞、沖縄が戦場にならないはずがない!
 今、南西諸島の軍事化に抵抗するための「県民の会」を立ち上げようとしている。ダグラス・スミスさんは、国は限定的な戦争を想定しているが、国と国との戦争になるなら、国際法上、全面的な戦争につながると言っている。また沖縄が戦場になることを許さない国会論戦も起こっていない。県民も辺野古には強い抵抗感があるが、南西諸島の軍事化が共有されておらず、運動体もつくられていないからである。
 ところが沢山の課題がある。会の名称の問題で、まず「南西諸島」が東京からの視点であり、表現そのものが差別であるという意見がある。それに代わる「琉球弧」も学術的すぎて一般の人には理解しづらい。鹿児島の島々も「琉球弧」か?という問題や、宮古島・石垣島を琉球とくくるのも問題があるだろう。「わたしたちの島々」という表現や、各島の名称をつかう手もあるが、総称するときのいい名称がない。また「県民」にするのか「市民」にするのかということもある。しかしこの会が立ち上がったら多くの結集を呼びかけたいと述べられた。
 ネット記事のコメント欄への書き込みを見ると、日本中が「沖縄の主張は甘えである」と考えているようだ。「新聞記者」ではマスコミを情報操作する部署が描かれている。社会が沖縄に「黙れ!」という世論を醸成しているが、こうした世論に警鐘を鳴らしながら、戦争にならないようにして欲しいと述べられて、講演を終えた。
 休憩後の質疑応答では、若い人たちが「南西諸島」の自衛隊配備問題をどう考えているか?について、沖縄でも運動は「ジジババ」の世界で、共通の課題である。「県民の会」の立ち上げには、役員や呼びかけ人は男女同数にする、若者も積極的に入れるなど、努力していきたいと述べられた。
 続いて40代ぐらいの男性が挙手して登壇し「命が大切だというなら北朝鮮のミサイルに抗議しないのはおかしい!」などと問い詰めてきた。これは明らかにクソ右翼であったので、みんなで問い詰めてエレベーターのところまで追い込み、つまみ出した。一応出て行ったが、その後PLP会館に向かって「街宣」を始め出したが、16時前には帰ったようだ。雨も降ってるし、あそこで一人がなっていても近所の住民から通報を受けた警察が来るだろう。なおクソ右翼は「村上」と名乗っており、事情に詳しい人によれば、八尾市の市会議員選挙に立候補したことがあるらしい。
 その他「県民の会」について「連帯する全国共闘会議」のようなものを作る、あるいは「市民の会」という名称にすれば、県外の人が参加・連帯しやすくなるという意見が出された。山城さんは政党や団体参加ではなく、個人参加にして保革を越えた「戦争反対」一本でまとまる団体にしたいそうだ。
 その後の各団体アピールでは「ジュゴン保護キャンペーンセンター」の活動報告や、「辺野古派遣おおさか基金」から辺野古ぶるーカヌー隊で、海保によって怪我を負わされた千葉和夫さんの国家賠償訴訟支援のための報告会(後に、コロナ流行により中止決定)の案内があった。また「大阪アクション」の構成団体ではないが「南西諸島への自衛隊配備に反対する大阪の会」や「米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会」のアピールがあった。
 「南西諸島~」の会は、昔は三里塚闘争や石垣・白保の空港反対運動をしてきたグループで、2017年に「石垣島のことは言うが宮古島のことは言わない」という指摘を受けて、では現地に行ってみようということで始まった運動だそうな。現地情勢を伝える会報を出したり、街宣活動を行ったりしている。
 米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会は、2年間現地の集会ができていない、「いらんちゃフェスタ」もオンラインでやらざるを得なかったことを報告された後、米軍基地建設の2期工事が終わったが、肝心の米軍が来ていない。コンビニもないへんぴなところなので、米軍兵士が入りたがらないのではないか。(米兵はコンビニが好きでよくコンビニで買い物しているそうな)ここは攻撃を受けることはないと説明をうけたが、高さ3m、幅1mもの防御壁が建設された。2期工事で米軍基地が固定化され、自衛隊基地も拡張された。自衛隊基地にも反対で、コールを上げている。現地、宇川は農協も小さなスーパーも撤退し、北斗信金のATMも無くなって地域の人が生活しづらくなっている。町で地域活性化のためのアンケートを取っているにもかかわらず、小学校が統廃合された。そこに大きな風力発電が建設されようとしていると述べられた。
 「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」の女性たちによる「みかんの山」の替え歌…安倍スガ岸田、維新へと、強権の風、どこまでも…が披露された。DSC06958
 最後の行動提起では「辺野古新基地を止めるには、琉球弧の軍事化を止め、琉球弧の軍事化を止めるには辺野古新基地を止めなければならない」と発言があった。結集は100名ぐらいである。
 集会後は冷たい雨が降る中を、扇町通を西に、梅田OSビルまでデモでありますっ‼
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 「今日の選挙は、名護んちゅ勝利!「ガジュマル構想」実現に、連帯!」「設計変更、もとから不許可!軟弱地盤の、改良できない!遺骨の冒瀆、埋め立てするな!サンゴを殺す、工事をやめろ! ジュゴンを殺す、工事をやめろ!」

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 「石垣島の、軍事化反対!」「宮古島の、軍事化反対!」「与那国島の、軍事化反対!」「奄美大島の軍事化反対!」「馬毛島の軍事化反対!」(ここでは「南西諸島」や「琉球弧」といった島々を総称する言葉を使わず、個々の島々の呼称を使うことにした)
 「基地建設を、直ちにやめろ!」「設計変更、不承認支持!」「みんなの力で、工事を止めよう!」「市民の力で、埋め立て止めよう!」などとコールしてきた。
 別のクソ右翼が2名ほど妨害にきたが、挑発にのらずそれを跳ね返し、デモを貫徹したのである。
  ではでは…

辺野古新基地建設反対!琉球弧への自衛隊配備を許さない集会&デモ(前篇)

 昨日1月23日、PLP会館会議室で行われた辺野古新基地建設反対!琉球弧への自衛隊配備を許さない集会とデモに参加してきた。主催は「STOP!辺野古新基地建設!大阪アクション」である。沖縄から元沖縄平和運動センター議長の山城博治さんを招いて講演してもらう予定であったが、コロナ感染拡大を受けてリモートでの講演となった。川口真由美さんの歌も予定されていたが、川口さんが出席を控えられたため中止となったものである。
 集会は14時開始、リモートで山城博治さんとつながる。山城さんの肩書は「元議長」の他、今も「オール沖縄会議、辺野古現地闘争本部長」なのだと自己紹介された。この日は名護市長選挙の投開票日でもあるのだが、沖縄では朝から雨が降っていて人の出足が悪いため、投票率が低くなりそうだという話から始まった。(実際の投票率は68.32%で、前回より8.60ポイント下回るが、それにしても7割近くある。選挙結果は現職の渡具知武豊が1万9524票で当選、オール沖縄の岸本ようへいが1万4439票と残念な結果に終わった。)
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 まずは辺野古現地の状況から、ゲート前の抗議行動は一旦再開されたものの、感染拡大により1月7日から休止している。毎月第一土曜日に「ブルーアクション」というゲート前集会を行っており、12月4日のブルーアクションは800名が参加したが、2~3回やってまた休止になったのは残念である。私たちは1日も早い知事の判断を求めていたが、ようやく11月25日に「設計変更不承認」が出された。知事を激励するための集会を12月7日に計画していたが、これもコロナのために中止になった。国は設計変更不承認を覆すため、12月7日に国土交通省に審査請求を出したが、審査には数ヶ月かかる。また今回は「執行停止」がかけられておらず、不承認を撤回しても承認されたことにはならないから、事態は動かなくなっている。工事は細々と続けられており、空のダンプが出入りしている。港から土砂の積み出しは行われているので、どこかに土砂をストックして、辺野古側のかさ上げ工事を続けている。また大浦湾側でN2護岸が完成し、桟橋として土砂搬入に使われているとのことである。
 大浦湾側では美謝川の付け替え工事が課題となっている。水路の付け替えが市の協議事項であるにもかかわらず、現名護市長は何もしないで黙認し、12月から工事が始まった。市長の権限を使えば止められるのに、やらなかったのは市民への裏切りであり、暴挙である!名護市長選挙の課題は、市民の命と暮らしを守るために基地建設を認めるのか認めないかだ。22日の最後の打ち上げ集会では800人集まった、4年前より結集は少ないが、コロナ禍でよく集まったものだと思う。現市長は子どもの貧困に関わる政策、子どもの教育に関わる援助を基地建設協力の再編交付金を使って行うとしている。しかし岸本陣営は、名護市の年間予算400億円のうち、再編交付金は15億円、3~4%にすぎない。このぐらいの金額はいかようにも捻出できるのであり、ともに基地のない平和な街をつくる、数パーセントのために未来を誤ることはあってはならないと訴えているのだそうな。
 沖縄のコロナ感染源が米兵、米軍であることがあまり知られていないような気がする。キャンプ・ハンセンで最大の感染があり、金武町から名護市に広がり、医療崩壊が起こっている。軍事基地が市民の生活を潤すことはない。県政とタイアップしながら、辺野古の基地を止めると述べられた。
 自公の側は企業選挙を、職員に休暇を与えて期日前投票に行かせ、確認もとりながら行っている。23日昼の段階で投票率は45%、午後から雨が上がるのでもっと投票に行って欲しい。岸本ようへい候補の親は、岸本建男元市長である。「逆格差論」で地域おこしを提唱したバリバリの革新であったが、基地建設を容認した。しかし7項目の、ほとんど実現不可能な条件(25年使用など)をつけた。ようへい候補は、父が生きていれば、基地は野放図につくらせるものではない、このような基地建設は認めなかっただろうと言っている。これを取り戻す、名護市長選挙は地方自治がかかったものだと述べられた。
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 続いて南西諸島(博治さんは南西諸島という呼称を使う)の軍事化について、「台湾有事」「尖閣有事」が宣伝され、台湾有事は日本有事とされている。TVや新聞を使って中国の脅威が煽られている。バイデン大統領は21年4月の日米首脳会談で台湾問題を取り上げたが、これは中国の国内問題に日本が公然と介入していく宣言である。沖縄を拠点に米軍が介入し、同時に「集団的自衛権」を認めた自衛隊も参戦していく。沖縄の私たちが戦争の矢面に立ってしまうということだ。米軍といっしょになって中国に戦争を仕掛けるなど、理解できないし、あってはならないことだ。
 宮古島ではミサイル基地が建設され、保良(ぼら)弾薬庫には大型の輸送艦でミサイルが搬入された。石垣島は2024年の基地完成に向けて急ピッチで工事が進められている。石垣市の中山市長は積極推進派で、住民投票条例も無視している。2月に市長選挙があるが、現職に対抗する側は分裂している。一人は中山に反発して与党から離脱したが、自衛隊を誘致し住民投票にも反対しており、もう一人は自衛隊誘致に断固反対している。オール沖縄は「勝つために一本化を」と言っているが、自民党の市長が独り勝ちするのは止めたいと述べられた。(続くよ)
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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