
命より金⁉ ~汚リンピックの正体~
10月29日(金)午後6時半~9時
大淀コミュニティーセンター・1階ホール
協力カンパ500円(割引料金の方は受付でお申し出ください)
□講演
「東京五輪に見た<安全安心>の監視社会と排除される人たち<仮題>」
小笠原博毅さん(神戸大学大学院国際文化学研究科・国際人間科学部教授)
□7・23 開会式抗議行動(東京)の報告、質疑・自由発現など
主催:東京オリンピック・パラリンピック反対!実行委員会
3:11東北・関東放射能汚染からの避難者と仲間たち(ゴーウエスト)/ATTAC関西グループ/アジア共同行動・京都/労働者共闘/関西共同行動/釜ヶ崎センター開放行動/リニア市民ネット大阪
連絡先:090₋4280₋3952(喜多幡)またはkitahata@ss.iij4u.or.jp

10・29 命より金⁉ 汚リンピックの正体
コロナ感染が「専門家」の予想や警告をはるかに上回る勢いで拡大する中、東京オリンピック・パラリンピックは強行開催されました。
2021年7ー8月は世界中で感染再拡大が伝えられ、また、多くの国で空前の熱波・干ばつ・森林火災による被害や洪水・土砂災害の被害が伝えられていました。「安全・安心」は莫大な費用と最先端の技術で守られた「バブル」の中で、五輪マフィアなどの選ばれた人たちに与えられた特権でした。IOCの幹部が「パラレルワールド」と形容したように、そこはまさに人々の日常とかけ離れた世界でした。そんな中で開催されたオリンピック・パラリンピックは、歴史的な失敗として記憶されるでしょう。
単に世界的なコロナウイルスの拡大によって当初の計画の変更を余儀なくされたということではなく、敢えてこの時期に強行されたことによって、従来から指摘されてきた五輪の問題点(商業主義、閉鎖的体質、政治利用、開催に伴う「開発」と排除など)が次々と明るみになってきました。ところが五輪強行開催を批判してきたメディアの中でも、それらの「負のレガシー」を反省することで五輪を「本来の姿」、「新しい時代に見合った姿」に変えていこうという論調が目立ちます。私たちはそのような「五輪の改革」ではなく、今回の東京五輪の歴史的失敗をきっかけに大きく広がった五輪批判を五輪廃止の大きな流れにしていくべきだと考えています。
私たちは昨年以来の一連の行動を通じて、福島原発事故の隠蔽、都市再開発と住民の排除、障がい者差別などのさまざまな観点から五輪の問題点についての認識を共有してきました。この間の活動を振り返り、その成果をこれからのさまざまな分野での活動に生かしていくために講演・討論会を開催します。ぜひご参加ください。
大淀コミュニティーセンター
大阪市北区本庄東3-8-2
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⑪号出口を出て北へ ⇒天神橋筋8丁目交差点を左折⇒関電ビルの北側へ
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