たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

沖縄関係

沖縄慰霊の日スタンディングのお知らせ

 6月23日は沖縄慰霊の日です。私たちは前日の22日に沖縄戦で命を落とした方々を偲び、沖縄を再び戦場にしないために街頭に立ちます。
20250622 慰霊の日スタンディング
2025。6月22日(日)
 13:00~14:00
 沖縄・西日本の軍拡に反対する
沖縄慰霊の日 スタンディング

JR大阪駅南口 うめきた中央交差点 JR京橋駅ガード下 河内天美駅前(10:00~10:30) JR大正駅前 JR天王寺駅東口

その他の場所で独自にスタンディングも大歓迎!
兵庫は6/21 13:00~ 三宮マルイ前(予定)

スタンディング終了後はふりかえり集会へ
 6月22日 15:00~16:00
 PLP会館小会議室B(JR天満駅、地下鉄扇町駅下車)

主催 沖縄を再び戦場(いくさば)にさせない実行委員会
協賛 戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク
連絡先 osakadouji1123@gmail.com

20250622 慰霊の日スタンディング_0001
 沖縄を再び戦場(いくさば)にさせないために!
 6月23日は80年前に行われた沖縄戦の「慰霊の日」です。沖縄は、日本が本土決戦の「捨て石」にされました。約20万人といわれる犠牲者のうち、沖縄県民の犠牲者は約12万人。4人に1人が亡くなりました。この日は沖縄戦で命を落とした全ての人を追悼するとともに、二度と戦争をしてはならない、沖縄戦をくり返してはならないと誓う日でもあります。
 ところが今、日本政府は、米軍と一緒になって沖縄を再び戦場に想定した中国との戦争の準備をすすめています。沖縄から始まった自衛隊基地の強化は、九州と西日本に拡大しています。中国本土まで到達する長射程ミサイルが、今年度中に、 大分と熊本の自衛隊基地へ強行配備されようとしています。これは、「専守防衛」を逸脱し、憲法9条が禁止する「武力による威嚇」にあたります。戦争を抑止するものではなく、中国の対抗措置を呼び起こし戦争の危険を引き寄せるものです。広島の呉では、自衛隊の部隊を南西諸島に輸送する「海上輸送群」が新たに設置されました。自衛隊阪神基地もその拠点なります。京都・祝園での大型弾薬庫の建設が、住民説明会も開催されないまま着工に進もうとしています。 
 3月24日、自衛隊の全部隊の軍事作戦を担う常設の「統合司令部」が設置されました。在日米軍に再編される統合軍司令部と緊密に協力し、圧倒的な情報を持つ米軍の指揮の下で自衛隊の全部隊が下請けとして使われることになります。たとえば京丹後市にある米軍Xバンドレーダ基地で得られる情報をもとに、集団的自衛権の下で、たとえ日本への攻撃がなくても日本から中国への先制攻撃を行うことも可能になります。京都舞鶴の海上自衛隊基地ではイージス艦へのトマホークの配備も計画されています。伊丹にある陸上自衛隊第3師団は、南西諸島に機動展開できる即応部隊への改編が進んでいます。政府は、全国の民間の港湾、空港、道路の軍事利用のための「特定利用港湾、空港、道路」の指定整備を進めています。防衛省は大阪港や神戸港にも自衛隊や米軍の艦船を寄港させています。3月24日には核兵器の非搭載を示す証明書の提出を外国艦船に求める「非核神戸方式」を採る神戸港に、米海軍の掃海艦が証明書が提出されないまま初めて入港しました。 
 政府は、「台湾有事」を想定し、沖縄の宮古・八重山5市町村から九州・山口県の8県32市町村に振り分ける住民避難計画を公表しました。計画では「6日で12万人の輸送」「受け入れ側各県が借り上げた宿泊施設に1カ月滞在する」などとされています。「特定利用」で軍事利用される港湾・空港が攻撃目標になり、軍事化のすすむ避難先の九州も攻撃の対象となるおそれがある中で、沖縄戦を経験した沖縄の人々を愚弄するものです。沖縄では、「戦争準備の一環だ」としてこの計画に強い批判の声が起こっています。80年前の沖縄戦と同様に、沖縄を犠牲にして戦争が行われようとしている時に、「本土」に住む私たちは声も上げず黙っていて良いのでしょうか?
 私たちは、これまで沖縄での辺野古基地建設の強行や相次ぐ米兵による性暴力事件に抗議の声をあげてきました。沖縄に最大の犠牲を強いる戦争の準備、九州・西日本に広がる一連の戦争準備を沖縄の人たちとともに全国連帯で止めるために、そして再び沖縄を戦場にさせないために、「沖縄慰霊の日」の前日の日曜日、6月22日に大阪・兵庫一斉スタンディング行動への参加を呼びかけます。 

土砂全協第12回総会in奄美市(後編)

 前編の続き。
 講演は次に、顧問の北上田毅さん「奄美の自然・生活環境を守ることが「辺野古」を止める!」と題したもの。まず現在の辺野古の様子から。
DSC03076
DSC03077
 何基もの地盤改良を行う台船が、大浦湾で工事を進めている。外周護岸、A護岸工の様子であるが、中詰めに大量の砂が必要である。ただ、工事の進捗をみてみると地盤改良の工事は、計画では4年半の行程だが、今のペースでは7年かかる。土砂は全体土量の17%しか投入されておらず、このペースでは37年かかる。これから台風の時期が来るが、櫓を高く改良した不安定な地盤改良船が避難にも時間がかかることになる。
 一方、埋立用材の調達が、辺野古の工事を決めると言っても過言ではない。400万㎥の砂は、沖縄県の1年間の使用量の3~4年分だ。防衛局は、奄美大島から1190万㎥の調達が可能だとしている。
DSC03079
DSC03081
 鹿児島県の海砂採取に関しては、現状では規制が緩い。また奄美大島の採石場は採取が荒っぽい。沖縄県の土砂条例に基づく、奄美大島の土砂を搬出するための防衛局からの書類提出はまだない。おそらく調査で「特定外来種」が見つかったのであろう。今、防衛局は搬出する土砂を「石材」と言い切っている…洗浄で”対策”ができるからだが、土砂は対策ができない。しかし土砂条例には罰則がないため、なし崩しにされる恐れもある。しかし、奄美大島からの土砂搬出を止めれば、辺野古は止まるということであった。
 つづいて、土砂全協顧問で環瀬戸内海会議共同代表の湯浅一郎さんの「瀬戸内海から海砂採取問題を考える」と題した講演。日本政府は辺野古新基地建設で時代錯誤のことをやっていると批判したうえで、80年代の三原瀬戸における海砂採取の影響について説明された。
DSC03083

DSC03084
 イカナゴは砂地で「夏眠」するが、海砂採取によりイカナゴの漁獲量が減少した。またイカナゴを餌とするスナメリクジラも減少した。海砂採取は食物連鎖の構造を大きく変えることになり、持続可能ではない。
 瀬戸内での海砂採取が困難になり、九州や沖縄の海砂に移行している…沖縄での海砂大量採取は、海底地形の変化や濁水の拡散、海草の減少から、まだ絶滅していないジュゴン生息への致命的な打撃となる。その他、生態系・食物連鎖への影響も考えられる。沖縄県は海砂採取の環境への影響を包括的に評価しておらず、総合的な実態調査が必要だとのことであった。
 続いて、自然と文化を守る奄美会議の城村典文さんから、奄美大島の上空にオスプレイの低空飛行訓練ルートがあるという話。
DSC03089
 2016年12月、沖縄県名護市安部にオスプレイが墜落した時の事故報告書、付属資料も含め検証すると、何度も「奄美LATルート」という言葉が出てくる。(LAT=Law Alutude Tactics 低高度飛行戦術)奄美大島でそういった訓練をやっているのではないか?ということだ。先日の4・10防衛省交渉では「奄美LATルート」とは何か?を政府に初めて問う機会になった。政府は否定することもなかったので、多分答えられないのであろう。地元から声を上げ、鹿児島県を動かすことが重要で、沖縄県を含めた九州知事会で共有し、住民の安全と健康を守るため、政府に突きつけていくよう求めるべきと訴えた。
DSC03093
 最後は「沖縄ドローンプロジェクト」の奥間政則さんから、奄美大島のあちこちをドローンで撮影してきた状況の報告。
DSC03092
 辺野古埋立護岸の消波ブロックも、奄美大島で作っているらしい。

 講演の後は、交流会…
DSC03096
 奄美大島で護岸のない嘉徳浜、ウミガメが卵を産みに来る海岸なのだが、ここにコンクリートの護岸を作る計画がある。それに抵抗して座り込みを続けている若者の、ジャンベ演奏の披露がなされた。

 翌日、25日はフィールドワークで、採石場や嘉徳浜、瀬戸内分屯地や弾薬庫など奄美大島じゅうを回ることになっているのだが、あいにく私は所要のためこの日の午後の飛行機で帰阪することになっており、参加できなかった。かわりに午前中、名瀬にある奄美市立奄美博物館に行くことに。
DSC03099
DSC03102
 奄美の古民家が展示されており、内部に入れないが無料で見ることができる。また博物館の入場料は300円である。
 博物館では、薩摩が奄美大島にサトウキビ栽培をプランテーション的に強制し、ガチの植民地支配をしていたことを改めて認識させられた次第だ。また、奄美の自然や歴史、文化の紹介もばっちりである。
DSC03107
 博物館の前の道路だけ、なぜか石畳風の舗装である。
 ではでは…

土砂全協第12回総会in奄美市(前編)

 5月24日、辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会(土砂全協)の第12回総会が、奄美大島のホテルで開催されたので、大阪・関西で様々な取り組みがあるけれどこっちに参加してきた。なお、土砂全協は2019年も奄美大島で総会をやっており、その時も参加してきたのであ奄美大島訪問は2回目である。
DSC03072
 総会は14時開始…共同代表の阿部悦子さんから、土砂全協の運動は2015年に奄美で始まった…10年前はまだ奄美は「楽園」だったが、自衛隊が配備されてしまった。できることをやてちきたいとあいさつがあった。
総会に先立ち、奄美の護憲平和フォーラム、関さんから自衛隊が奄美大島に配備されてからの状況説明がある。当初は350名の「警備隊」という説明であったが、ミサイル部隊の配備までは知らされていなかった。現在は560~630名の自衛隊員がいる。弾薬庫も5棟に加え、あらたに3棟が建設され、軍事要塞化が進んでいる。オリエントシールド、キーンソードなどの日米合同軍事演習が繰り返され、自衛隊は米軍の指揮下で戦うことになっている。また有事の際に、奄美群島の10万2千名あまりの住民を、鹿児島に避難させる計画もあるそうだ。
 続いて総会…まず議長から、出席者(オンライン含む)・委任状で正会員17団体のうち過半数を超える10団体の参加を認め、総会が成立していることが確認された。
 1号議案、2024年度活動報告、2号議案、2024年度収支決算報告、3号議案、2025年度活動方針
(案)、4号議案、2025年度収支予算(案)、5号議案、2025~26年度役員改選について…ということで進められていく。現在の大きな取り組みは、辺野古新基地建設埋め立て用の土砂を奄美大島から持ってこようとする計画が再びうごきだしているため、奄美大島から辺野古埋立のための 石材・土砂を調達しないことを求める署名である。この署名は2024年12月から始め、25年の4月10日に6万筆あまりを第一次提出してきたところである。引き続き署名集めは行われており、もっと広げる必要がある。奄美大島から土砂を搬出することについてのリーフレット作製も計画しており、それを活動方針(案)にきちんと文章で盛り込むことにした。またオンライン学習会(要参加費)や個人会員を伸ばしていこうという話も出た。
 議案がおおむね了承された後、第二部の記念講演会にうつる。まず最初にオンライン参加で各地の行動報告。島ぐるみ会議名護の浦島悦子さんから、大浦湾の状況や沖縄東海岸からの海砂採取船に対する監視行動や、海砂採取中止・規制強化の申し入れについて説明があった。本部島ぐるみ会議の阿波根美奈子さんらから、塩川・安部での牛歩について、新規の参加者がほとんどおらず大変だが、午前8時まで1台もダンプを出させないという成果もあがっているとの報告があった。辺野古のケーソンをつくらせない三重県民の会、柴田天津夫さんから、護岸を構築するハイブリッドケーソン13函、RCケーソン24函について、大浦湾現地でのケーソン仮置き場についての概要説明があった。また8月と10月に大きな抗議行動をやる計画であるとのことであった。「広島と沖縄をむすぶドゥシグヮー」の新田秀樹さんから、広島では土砂全協の運動をどう広げていくかが課題である。一方、広島が西日本の軍事化の焦点になっている。呉の日本製鉄跡地への自衛隊施設建設について、呉市が受け入れを表明し、昨日は防衛省に誘致の要請まで行っている。6月6,7日に「戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク」の東京行動があり、レイバーネットでオンライン配信も予定されているとのことである。
 続いて、土砂全協顧問の末田一秀さんから「ソテツに見る外来生物被害と辺野古への石材搬出の関係」と題した講演。
DSC03073
 奄美大島でソテツが大規模に枯れている…これは外来種である「ソテツシロカイガラムシ」による被害である。東南アジアから、ハワイ・グアムそしてアメリカ大陸にも広がっている。ところで「外来生物」の”外”とは何か?本来は「地域の生態系」の外という意味である。ところで日本の「特定外来種」規制は、日本に海外から来る生物の”一部”を規制しているにとどまる。

DSC03074
 沖縄県の土砂条例であるが、法律で対象としている「特定外来生物」だけしか規制していない。地域の外から来る「外来生物」は規制できないという問題を提起された。
 講演会は、続くよ。

 

太田昌秀と翁長雄志

 映画太陽(てぃだ)の運命を観てきた。
 政治的立場は正反対であり、互いに反目しながらも国と激しく対峙した二人の沖縄県知事がいた。1972年の本土復帰後、第4代知事の大田昌秀(任期1990~98年)と第7代知事の翁長雄志(任期2014~18年)である。ともに県民から幅広い支持を得、保革にとらわれず県政を運営した。大田は、軍用地強制使用の代理署名拒否(1995)、一方の翁長は、辺野古埋め立て承認の取り消し(2015)によって国と法廷で争い、民主主義や地方自治のあり方、この国の矛盾を浮き彫りにした。大田と翁長、二人の「ティダ」(太陽の意。遥か昔の沖縄で首長=リーダーを表した言葉)は、知事として何を目指し、何と闘い、何に挫折し、そして何を成したのか。そこから見えるこの国の現在地とは―。

 大田昌秀と翁長雄志という、国と最も対立した二人の沖縄県知事から、沖縄の基地問題を描いた労作である。今、国によって強行されている辺野古新基地建設について、20年以上の歴史的経緯もおさらいできる映画である。
 大田知事について、上のキャプションでは軍用地強制使用の代理署名拒否があげられているが、太田県政を追い詰めたのは、普天間代替施設の辺野古への建設問題である。「代替地」を沖縄・辺野古にしなければ、普天間は動かない…一方、県民が望むのは「もうこれ以上米軍基地はいらない」である。名護市では市民投票が行われ、辺野古新基地建設には反対の民意が示されたにもかかわらず、当時の市長は「受け入れ」を表明した後、辞任。太田県政も国からの兵糧攻め、「県政不況」に追い込まれる。
 ここで大田知事を引きずりおろしたのが、翁長雄志だった。映画でも出てくるが、議会で大田知事をボロクソに攻撃していた。とにかく国の提案、辺野古への移設を認めて県政を前に進めろ!というわけだ。次の選挙で大田知事は落選し、稲嶺恵一知事が誕生する(稲嶺氏も映画に出演されているよ)。稲嶺県政で、条件付きで辺野古への代替施設受け入れ表明がなされる。その条件とは、軍民共用で15年の使用期限を設けるというもの、普天間は5年以内に返還されるはずであった。だが小泉政権下でその計画も反故にされ、現行のシュワブ沿岸を埋め立てた恒久的な基地建設が進められる。なお「沖縄に寄り添った」とされる橋本政権も、軍用地の代理署名拒否ができなくなるよう特措法を改悪し、普天間の「返還」を決めたものの代替地を沖縄県内に設定するという酷いものだ。また当時は米海兵隊の沖縄通流の戦略的重要性が”ある”と信仰されていた時代でもあり(左翼もそう言っていた)海兵隊の基地は日本のどこにあってもよいという発想すら出てこなかったし、「本土で引き取る」なんてことも発想されなかった時代でもあった(現代でも「本土で引きとる」という考えは主流にこそなってはいないが、発想はされるし、「引き取る行動」として市民運動もある)
 大田昌秀は鉄血勤王隊として沖縄戦を体験し、戦後は米国留学や琉球大学教授など学究の道から「革新」の立場で政治家になったのに対し、翁長雄志は戦後、保守の政治家の家系に生まれる、根っからの保守政治家である。将来の目標は、那覇市長だったそうな。ただ那覇市であれ沖縄県であれ、首長をやるということは一つの党派やイデオロギーに拘泥するだけでなく、幅広い調整能力や異なる意見を聞く寛容さなどが必要となる…翁長にはそれがあった。映画のプロフィールにも書かれているが、教科書検定で「集団自決」の削除、修正に対し反対の声をあげた県民大会や、2012年オスプレイ配備に反対する県民大会、さらには政府へ「建白書」を携えて政府に直訴する行動(この時のクソ右翼どもの罵詈讒謗も映画にでてくる)…やがて辺野古新基地建設の埋立承認を巡り、政府と対立することになる。翁長が辺野古埋立反対で政府と対立するようになっても、映画の中で太田は翁長を認めることはなかったが、最期はどうだったであろうか…

 大田も翁長も、県民大会で発言するシーンが出てくる…太田知事はあまり「ウチナーグチ」で語るシーンは見られない。一方、翁長知事は「ウチナーグチ」であいさつし、語り掛ける…ただしこれは、大田よりも翁長がよりウチナンチューのアイデンティティーを大切にした…というわけではない。太田から翁長までの20年間に、先住民の権利や琉球のアイデンティティ復権の動きも進められてきた結果でもあるだろう。とはいえ、そうした太田と翁長の違い、時代の違いと、やはり沖縄に基地を押し付け続けてきた、変わらない「本土(の政治と私たち)」を映し出すドキュメンタリー映画である。

奄美大島から辺野古埋め立て土砂を出させない署名

 辺野古新基地建設の埋め立てに、奄美大島から土砂を運び出そうと防衛省が再び動き出している!辺野古への埋め立て土砂は、どこからも出させない!そのため「辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会」が取り組んでいる署名運動にご協力をお願いするものである。
奄美大島から辺野古埋立のための 石材・土砂を調達しないことを求める署名
(リンク内に署名用紙ダウンロードや、オンライン署名のリンク有り)

20241222奄美大島から土砂出させない20241215
2021年7月世界自然遺産登録 奄美大島から沖案輪へ?
~どの故郷にも戦争に使う土砂は一粒もない~
辺野古新基地建設に石材や土砂を持ち込ませない!

問題点1 搬出地の奄美の生活・自然環境が破壊される!
 奄美大島内には現在でも多くの砕石場があり、特に奄美市住用(すみよう)町の戸玉(とだま)・市(いち)の集落では40年近く、土砂・石材搬出作業に伴う粉じん、騒音、振動や赤土流出による海の汚濁等の被害に悩まされています。2004年には採石場の山肌に亀裂が入り、周辺住民に3か月間もの避難勧告が出たこともあります。今後、辺野古への土砂・石材等の調達や搬出が始まれば、搬出地の生活環境・自然環境は長年にわたって深刻に破壊されます。

問題点2 特定外来生物が沖縄に持ち込まれる!
 2016年、那覇空港の滑走路増設のため埋立で、奄美大島からの石材調達に際し、沖縄県の土砂条例が初めて適用されました。条例に基づき、県が現地に立入調査したところ、全ての採石場と搬出港で、ハイイロゴケグモやオオキンケイギク等の特定外来生物が確認されました。(県は石材に120秒間の高圧洗浄等を指示)。土砂や石材に混入するであろう特定外来生物(海外から持ち込まれたもので、繁殖力が強い)を完全に取り除くことは不可能です。持ち込まれれば沖案輪の生態系の破壊につながります。

問題点3 防衛局は変更承認申請を行っていない!
 昨年12月、国が代執行で承認した変更承認申請書では「石材は沖縄県内で確保できる」と記載されており、防衛局は県の質問に対しても「石材については、現時点で歓迎からの調達は考えていない」と回答していました。しかし最近になって「石材調達」を言い始めました。その場合防衛局は、土砂条例の手続き前に必要な変更について沖縄県知事の承認を得なければなりませんが、その申請を行っていません。

全国から署名しよう 奄美大島から辺野古埋立のための石材・土砂を調達させないために

引き続き 沖縄島南部地区からの土砂調達もストップさせよう

へのこ土砂搬出反対全国連絡協議会
連絡先:090₋3783₋8332(阿部)・090₋8282₋6077(立田)
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

最新コメント
タグ絞り込み検索
  • ライブドアブログ