6月23日は沖縄慰霊の日です。私たちは前日の22日に沖縄戦で命を落とした方々を偲び、沖縄を再び戦場にしないために街頭に立ちます。

2025。6月22日(日)
13:00~14:00
沖縄・西日本の軍拡に反対する
沖縄慰霊の日 スタンディング
JR大阪駅南口 うめきた中央交差点 JR京橋駅ガード下 河内天美駅前(10:00~10:30) JR大正駅前 JR天王寺駅東口
その他の場所で独自にスタンディングも大歓迎!
兵庫は6/21 13:00~ 三宮マルイ前(予定)
スタンディング終了後はふりかえり集会へ
6月22日 15:00~16:00
PLP会館小会議室B(JR天満駅、地下鉄扇町駅下車)
主催 沖縄を再び戦場(いくさば)にさせない実行委員会
協賛 戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク
連絡先 osakadouji1123@gmail.com

沖縄を再び戦場(いくさば)にさせないために!

2025。6月22日(日)
13:00~14:00
沖縄・西日本の軍拡に反対する
沖縄慰霊の日 スタンディング
JR大阪駅南口 うめきた中央交差点 JR京橋駅ガード下 河内天美駅前(10:00~10:30) JR大正駅前 JR天王寺駅東口
その他の場所で独自にスタンディングも大歓迎!
兵庫は6/21 13:00~ 三宮マルイ前(予定)
スタンディング終了後はふりかえり集会へ
6月22日 15:00~16:00
PLP会館小会議室B(JR天満駅、地下鉄扇町駅下車)
主催 沖縄を再び戦場(いくさば)にさせない実行委員会
協賛 戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク
連絡先 osakadouji1123@gmail.com

沖縄を再び戦場(いくさば)にさせないために!
6月23日は80年前に行われた沖縄戦の「慰霊の日」です。沖縄は、日本が本土決戦の「捨て石」にされました。約20万人といわれる犠牲者のうち、沖縄県民の犠牲者は約12万人。4人に1人が亡くなりました。この日は沖縄戦で命を落とした全ての人を追悼するとともに、二度と戦争をしてはならない、沖縄戦をくり返してはならないと誓う日でもあります。
ところが今、日本政府は、米軍と一緒になって沖縄を再び戦場に想定した中国との戦争の準備をすすめています。沖縄から始まった自衛隊基地の強化は、九州と西日本に拡大しています。中国本土まで到達する長射程ミサイルが、今年度中に、 大分と熊本の自衛隊基地へ強行配備されようとしています。これは、「専守防衛」を逸脱し、憲法9条が禁止する「武力による威嚇」にあたります。戦争を抑止するものではなく、中国の対抗措置を呼び起こし戦争の危険を引き寄せるものです。広島の呉では、自衛隊の部隊を南西諸島に輸送する「海上輸送群」が新たに設置されました。自衛隊阪神基地もその拠点なります。京都・祝園での大型弾薬庫の建設が、住民説明会も開催されないまま着工に進もうとしています。
3月24日、自衛隊の全部隊の軍事作戦を担う常設の「統合司令部」が設置されました。在日米軍に再編される統合軍司令部と緊密に協力し、圧倒的な情報を持つ米軍の指揮の下で自衛隊の全部隊が下請けとして使われることになります。たとえば京丹後市にある米軍Xバンドレーダ基地で得られる情報をもとに、集団的自衛権の下で、たとえ日本への攻撃がなくても日本から中国への先制攻撃を行うことも可能になります。京都舞鶴の海上自衛隊基地ではイージス艦へのトマホークの配備も計画されています。伊丹にある陸上自衛隊第3師団は、南西諸島に機動展開できる即応部隊への改編が進んでいます。政府は、全国の民間の港湾、空港、道路の軍事利用のための「特定利用港湾、空港、道路」の指定整備を進めています。防衛省は大阪港や神戸港にも自衛隊や米軍の艦船を寄港させています。3月24日には核兵器の非搭載を示す証明書の提出を外国艦船に求める「非核神戸方式」を採る神戸港に、米海軍の掃海艦が証明書が提出されないまま初めて入港しました。
政府は、「台湾有事」を想定し、沖縄の宮古・八重山5市町村から九州・山口県の8県32市町村に振り分ける住民避難計画を公表しました。計画では「6日で12万人の輸送」「受け入れ側各県が借り上げた宿泊施設に1カ月滞在する」などとされています。「特定利用」で軍事利用される港湾・空港が攻撃目標になり、軍事化のすすむ避難先の九州も攻撃の対象となるおそれがある中で、沖縄戦を経験した沖縄の人々を愚弄するものです。沖縄では、「戦争準備の一環だ」としてこの計画に強い批判の声が起こっています。80年前の沖縄戦と同様に、沖縄を犠牲にして戦争が行われようとしている時に、「本土」に住む私たちは声も上げず黙っていて良いのでしょうか?
私たちは、これまで沖縄での辺野古基地建設の強行や相次ぐ米兵による性暴力事件に抗議の声をあげてきました。沖縄に最大の犠牲を強いる戦争の準備、九州・西日本に広がる一連の戦争準備を沖縄の人たちとともに全国連帯で止めるために、そして再び沖縄を戦場にさせないために、「沖縄慰霊の日」の前日の日曜日、6月22日に大阪・兵庫一斉スタンディング行動への参加を呼びかけます。