たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

政治経済一般

もうやめようあぶない原発!大集会inおおさか

 本日6月8日に大阪、うつぼ公園で行われた、もうやめようあぶない原発!大集会inおおさかに参加してきた。
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 13:00開会、司会はオール福井反原発連絡会の林広員さん。主催者あいさつで「老朽原発ううごかすな!実行委員会の中島哲演さん。
 つづいて反原発紙芝居が始まる…

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 横長の横断幕を取り換えて、今の原発行政の危険性を訴える新しい⁉試みである。しかし作るのは大変だったであろう。ご苦労様でした。

 つづいて各地の報告…青森から、核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会の中道雅史さんから、核燃料サイクル計画の破たん、にもかかわらず、原発を動かし続けるのは潜在的核兵器保有、核武装のためだと弾劾。
 女川から、みやぎ脱原発・風の会の館脇章宏さん、刈羽原発から、規制庁・規制委員会を監視する新潟の会の桑原三恵さん。

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 愛知・岐阜の老朽原発40年廃炉訴訟市民の会の共同代表、草地妙子さんのあいさつ。続いて能登半島の志賀原発を廃炉に!訴訟団原告団長の北野吸うs無さんのボイスメッセージが流される。
 
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 福井の原子力発電に反対する福井県住民会議・事務局長の石地優さんから、福井の原発で使用済み核燃料の行き場がなく、これまで関西電力がやっていなかった「乾式貯蔵」について言及してきたことに対する詳しい批判が述べられた。
 東電福島第一原発事故からの避難者である菅野みずえさんからは、「福島事故という名、東電の事故だ!」というもっともな批判があった。
 「アジアの動きと日本の原発」と題して、ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパンの佐藤大輔さんからのへ発言。
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 先月17日、脱原発を成し遂げた台湾についての報告…台湾でも「原発再稼働」派はいて、大事故を起こした日本でさえ原発が動いている…といった「反動」に利用されかねないと、日本の現状を批判された。

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 ポテッカーを掲げてアピールする時間…その後、カンパアピール。

 政党あいさつ…
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 発言順に、社会民主党参議院議員、大椿ゆうこ、新社会党市民運動委員長、かい正康(社民党参議院選挙比例名簿推薦枠)、日本共産党衆議院議員、たつみコータロー、緑の党グリーンズジャパン大阪府本部、鍵谷誠一、立憲民主党大阪府総支部連合会幹事長、野村いくよ、れいわ新選組大阪府参議院総支部長、かばた健吾がそれぞれあいさつ。原発依存に舵をきる石破政権批判、原発を容認・推進する国民民主党批判、そして次の参議院選挙で、原発をなくす候補者・政党の躍進を訴える…「新選組」かばた氏は立憲民主党も批判。
 労働者の力で原発とめようと題して、フォーラム平和・人権・環境、全国労働組合連合近畿ブロック、おおさかユニオンネットワークから、それぞれあいさつ。
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 おおさかユニオンネットワークの西山直洋さんは、この集会の労組ののぼりのほとんどがおおさかユニオンネットワークのものだと紹介したうえで、労組が経済だけでなく、原発などの政治問題にかかわることの重要性を主張された。
 労組アピールの後、各地からメッセージが寄せられていることが紹介された後、老朽原発うごかすな!実行委員会の橋田秀美さんから「集会宣言」の提案、そして拍手に夜採択が行われる。
 関西共同行動からデモの説明があった後…14時45分から、デモでありますっ‼

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 小雨がぱらつく中、デモに出発!

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 傘をさしている人もそこそこ居ますが…

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 雨はあんまり激しくならず、むしろ止む方向に…
 「関電は、約束まもれ!」「使用済み燃料の、行き場はないぞ!」「上関に、押し付けるな」「青森に、押し付けるな!」「フランスでは、ないぞ!」

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 「若狭の原発を、廃炉にしよう!」「若狭の原発、超老朽!」「老朽原発、ただちに廃炉!」

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 南海の難波駅が見えてくる…渡されたコールの他、若者たちが「原発廃炉、わっしょいわっしょい」などとコールして、繁華街は大盛り上がり!
 手を振ってくる外国人観光客、日本人もたくさんいて、こちらも手を振り返す。

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 「脱原発を、達成しよう!」「台湾は、達成したぞ!」「自然エネルギー、に切り替えよう!」「自然エネルギーは、コストも安い!」「すべての原発を、廃炉にしよう!」 
 若者たちが、過去に原発廃止を決断できなかった立憲民主党・野田代表ヤメロコール…野田はNOだ!も響きわたる。

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 解散地点に無事到着…お疲れさまでした。

関良基氏の自由貿易批判を知る!

 世間は小泉進次郎農水大臣による備蓄米の安売り(これでコメの値段が全体的に下がるというものではなく、ネット通販で運よく手に入れたり、スーパーやコンビニで並ぶことができる人にのみ”安くて品質の良くない米”が届くだけのもの)と、トランプ関税…アメリカがこれまで主導してきた「自由貿易体制」を手のひら返しでぶっ壊すだけの愚策…への対応として、「アメリカからのコメの輸入拡大」、さらには「コメの輸入自由化」云々が言われるようになった。が、FBで友人から”あるサイト”を教えてもらい、びっくり仰天⁉…関良基氏が、農産物の自由貿易批判を行っていたのである。
 関良基氏は、昨年の5月にありえたかも知れない江戸の憲法ともうひとつの近代史という講演を聞き、また関連して「江戸の憲法構想 近代日本史の”イフ”」という本を購入し、倒幕の黒幕はアーネスト・サトウなんて記事も書いている。
江戸の憲法構想 日本近代史の“イフ” / 関良基 【本】
江戸の憲法構想 日本近代史の“イフ” / 関良基 【本】
もっとも関さんの専門は”歴史”ではなく、上記本の著者紹介にも「京都大学農学部林学科卒業」とあり、林業や農業、さらにはそこから”社会的共通資本”を守ろう!という方面が専門の人だ。著書に「自由貿易神話解体新書ー「関税」こそが雇用と食と環境を守る」(花伝社、2012年)や
自由貿易神話解体新書 「関税」こそが雇用と食と環境を守る[本/雑誌] (単行本・ムック) / 関良基/著
自由貿易神話解体新書 「関税」こそが雇用と食と環境を守る[本/雑誌] (単行本・ムック) / 関良基/著
共著で、「社会的共通資本としての森」(宇沢弘文共編著、東京大学出版会、2015年)や、「社会的共通資本としての水」(まさのあつこ・梶原健嗣共著、花伝社、2015年)などがある。
【中古】社会的共通資本としての森 /東京大学出版会/宇沢弘文(単行本)
【中古】社会的共通資本としての森 /東京大学出版会/宇沢弘文(単行本)
【中古】 社会的共通資本としての水 / 関 良基, まさの あつこ, 梶原 健嗣 / 花伝社 [単行本(ソフトカバー)]【宅配便出荷】
【中古】 社会的共通資本としての水 / 関 良基, まさの あつこ, 梶原 健嗣 / 花伝社 [単行本(ソフトカバー)]【宅配便出荷】

で、紹介してもらったブログ記事①と、その続きの②~④のリンクを張っておく。
農産物関税を撤廃してはいけない理由その1ー飢餓を生み出す―
農産物関税を撤廃してはいけない理由その2ー農業にグローバル市場は不要ー
農産物関税を撤廃してはいけない理由その3ー環境破壊ー
農産物関税を撤廃してはいけないシリーズの補足ーアメリカの攻撃的保護主義ー
 加えて、①の前段に当たる記事藻、リンクを張っておく。
関税と農業保護が必要なぬたつの理由
 これらの記事が書かれたのが、2011年1~2月、ちょうど民主党、菅政権が「TPP」も加入すると言い出した頃に「自由貿易批判」として書かれたものである。
 ①は、二つの需要曲線…供給量の少しの変化で価格が大きく変わる農産物のようなものと、あまり変わらない工業製品の違いを示している。
 農産物(とりわけ穀物)の価格はちょっと生産がダブついただけでも急落するし、わずかでも欠損が生じれば急騰する。人間の胃袋の大きさはほとんど変化しないので、価格が変化しても需要量に大きな変化は出ない。値段が高かろうが安かろうが、人間が必要とする食料の総量はほぼ決まっている。逆に言えば、需要曲線は垂直に近くなる(=つまり価格弾力性が低い)。従って供給量のわずかな変動で価格が乱高下することになる。
 こういった価格弾力性の低い生活必需品(特に穀物)を”自由化”してはよくないという命題を導くのは容易であるとする。ちょっとの供給の変化…豊作・不作…で、値段が乱高下するということは、投資家にとっては魅力だろうが、生産者や消費者にとっては死活問題だ。
 たとえば自由化の結果、30年間のうち28年は食料品の価格が自由化前の半分程度に安くなり、残りの2年間は価格が自由化前の3~4倍にも急騰するとしよう。価格の平均値を取れば今よりだいぶ安いということになる。しかし、30年中28年間は利益を受けていたにせよ、残りの2年間で貧困者は食っていけなくなり、下手をすれば餓死に至る。その2年間で人間の生命活動が停止に至れば、残りの28年間利益を受けていたとしても、そんなことは全く無意味であろう。
 そう、28年間お金が儲かっても、残りの2年で“餓死”してしまっては何にもならない。

 ②は、工業製品と農産物の生産費用の特性を示したグラフを用いて、
 しかし、例えば肥料の投入量を増加させていっても、生産量の増加は次第に鈍くなり、ついには限界に達する。これが農産物生産の特徴である。農産物(林産物もそうだが)は、所詮、水と二酸化炭素を太陽エネルギーで炭水化物を合成するという光合成の作用によるものである。自然法則によって定まる光合成の能力を超えて、農産物が生産されることはあり得ない。ゆえに農産物は費用をかければ生産はいくらでも増大するというものではなく、生産費用の増加率に比して、産出量の増加率は逓減していく。よって、この費用をかけてこれだけ生産すれば利潤が最大になるという「利潤最大点」が存在することになるのだ。こうした特質は収穫逓減(=限界費用逓増)という。
 こういった農業や林業、水産業などは限界費用逓増(=収穫逓減)産業であり、ある価格の下で生産者が売りたいという量は一義的に決まってくる。それに対し、工業製品は、
 工業製品をつくるには初期費用が膨大にかかるので、ある程度の量を生産せねば赤字になる。しかし、ある点を超えると生産増加に必要な追加コスト(限界生産費用)は低下していくので、販売すればするほと利潤はどんどん増大していくことになる。つまり利潤最大点は存在しない。このような条件で生産者は、できる限りたくさん売った方が利潤は増大するのである。こうした特質は収穫逓増(=限界費用逓減)と呼ばれる。
 初期費用の問題をクリアすれば、売れれば売れるだけ生産を伸ばし、売りまくって利潤を得ることができるし、それをやる…工業製品の生産量を決めるのは、需要側の制約、売れなくなったらおしまいということだ。だから国境を撤廃して、グローバルに商売をしようとする、だが
 限界費用逓増(=収穫逓減)産業である農業は、節度をもって生産量を抑制し、最適な量を地域の消費者に提供するという、本来的に地産地消型の産業である。農業生産力の発展に応じて人口も増え、農耕民族が打ち立てた国家であれば、だいたいどこでも歴史的に穀物自給率100%前後で落ち着くのである。それでみな満足なのであって、国境の壁を取り払ってグローバル単一市場にする必然性など何もない。
 よって
 工業製品は関税撤廃しても、農産物関税は撤廃してはならないのである。グローバルな国際協力として農業部門に必要なのは、諸国家に農産物関税の自主決定権と自給率向上の権利を認めた上で、食料を備蓄し、ある国で不作になって飢餓が発生したとき、備蓄のある国が穀物を輸出に回すという管理貿易である。
 のだそうな。

 ③は、ブラジルの大豆生産(収穫面積)と中国の大豆輸入量(いずれも2005年まで)を示したうえで、ブラジルにおける森林破壊…環境問題…と、中国における大豆農家の没落、農民暴動の増大といった問題に言及している。またインドにおいては、
 インド政府は国産のナタネ油を、1994年から貿易自由化していった。これがインドネシアやブラジルの熱帯林破壊の大きな要因となった。すなわちインドネシアからのヤシ油、ブラジルからの大豆油の輸入によって、熱帯林破壊につながった。
 インドネシアでは、熱帯林に依存して暮らす地域住民がプランテーション会社に土地を奪われていった。輸入するインドの側では、菜の花生産農家や菜種油の搾油業者などあわせて300万人以上が失業し、路頭に迷ったと言われている。
 農業で暮らしている人が食えなくなって、農地を手放し、流民化(プロレタリア化)するというのも、広義の環境問題であろう。そして、
 新古典派経済学は、貿易による外部不経済効果を内部化するために関税をかけるという論点を真剣に取り扱おうとしない。貿易による環境破壊の発生という論点は、環境経済学の教科書のなかでもほぼスルーされている。 
 新古典派の環境経済学は、貿易の問題には口を閉ざしてほとんど何も言わない、書かない。スタンダードな新古典派の環境経済学の教科書は、貿易によって発生する環境問題について何も書かない。触れたくないのである。これは現実と真剣に向き合うことを放棄した、彼らの不誠実さを物語るものでしかない。
 と批判する…環境(農民と農村)を守るための関税は、正しいのだ!

 ④では、アメリカ・EUの農業保護政策について触れ
 フランス農家の所得の80%は政府からの直接支払い。アメリカですら50%で、日本はたったの16%。これだけ補助されていれば、アメリカやフランスの穀物に競争力があるのは当たり前でしょう。日本に競争力がないのは補助が全く足りないからです。
 本日(2011年2月7日付け)の東京新聞は、EUや米国の農家が国にいかに大事に保護されているのかということを数字で論証していました。さすが東京新聞。他の全国紙とは違います。それによれば、EUの農家一世帯が受ける直接支払額は日本の農家一世帯の3.6倍、アメリカの農業予算は年間10兆円などと紹介されていました。アメリカ政府が農業保護にかける予算の情熱といったら、ちょうど日本がダムや道路の公共事業にかける情熱に匹敵するといえるでしょう。
 と述べ、
 私は国土保全と食料安全保障のためのスイスのような自衛の保護主義は全く正当な行為だと思います。しかし、米国の輸出のための保護主義は、他国の人々の胃袋を支配し、国際覇権を維持するための戦略的道具であり、おまけに他国の国土をも破壊するという迷惑この上ないシロモノです。自衛の保護主義は正当であり、攻撃の保護主義は不当なのです。
 と主張すている。

 おお、これらの反グローバリズム、反自由貿易の主張を、トランプ関税がふきすさび、さらなる米不足・米価高騰(備蓄米放出はあくまでも”つなぎ”の政策でしかない…飢饉のときの「お救い米」だと思わないとイケナイ、そして放出する備蓄米さえなくなる可能性がある)が予想される…儲からないし高齢化でいよいよ、農家が米もつくらず”引退”する一方になる…なか、どうすれば生産者・消費者も満足できる食料政策、貿易管理政策を取ればよいか!ということが見えてきそうだ…というより、15年ぐらい前の議論だぞ、これ‼

 さて、関良基さんの明治維新関連の講演は、「戦争あかん!ロックアクション」の企画で行われた…ロックアクションでは、食の安全や食料自給、種司法の問題なんかでも講演集会を企画しているので、ぜひ関良基さんの、自由貿易批判での講演集会を企画してもらいたいものである。

 あと、関さんのブログ、Gooブログだが2025年11月18日にブログサービスを終了することになっている。関さんがブログの引っ越しとかをしない限り、ブログ記事が消えてしまうこと予想されるので、早めにアクセスして確認しておくことをお勧めする。

西田昌司の”ひめゆり”発言は沖縄を再び戦場にする宣言だ!

 自民党参議院議員の西田昌司が沖縄でとんでもない発言を行った。沖縄タイムス
ひめゆりの塔の展示は「ひどい。歴史の書き換えだ」自民・西田議員が発言 憤る平和資料館「沖縄戦体験者の思いを踏みにじる」
 神道政治連盟県本部と県神社庁、日本会議県本部でつくる実行委員会は憲法記念日の3日、那覇市内でシンポジウムを開いた。自民党の西田昌司参院議員が講演し、過去に見学した糸満市のひめゆりの塔の展示内容を挙げ「ひどい。歴史の書き換えだ」と述べた。
 西田氏は戦後の教育は間違っており「でたらめだ」と主張。「何十年か前にひめゆりの塔を訪れ説明を読んだが、日本軍が入ってきてひめゆり(学徒)隊が死んだ。そして米国が入ってきて沖縄が解放されたとの文脈で書かれていた」と話した。
 その上で、旧日本軍を念頭に「亡くなった方は救われない。歴史を書き換えられるとこういうことになってしまう」と発言した。
 また、「沖縄の地上戦の解釈はかなりむちゃくちゃな教育になっている」とも言及。「自分たちが納得できる歴史をつくらないといけない」と訴えた。
 シンポは党県連が共催。1部は故安倍晋三元首相の顕彰祭を開き、2部では西田氏と国場幸之助氏(自民)が講演した。(政経部・又吉俊充)

 何が「でたらめ」で「歴史の書き換え」なのかは明らかにせず、ただただ自分たちに都合の良い「納得がいく歴史をつくらないといけない」などとほざく”歴史修正主義”右翼の西田発言である。これだけでも許されるものではないが、この発言は沖縄における右翼・自民党の憲法改正集会での発言であることにも注視しないといけない。西田はこの報道を受けて「切り取りだ!」などと”反論”したため、あらためてノーカットの発言が報道されている。
【ノーカット】 “ひめゆり”は「歴史の書き換え」 自民党・西田昌司参院議員発言の全容と真意は 独自映像
 西田発言の最初の部分を引用すると、
「これから本当に非常緊急事態が出てくる前に、みんながやって、こういうその国民保護できるためのですね、法律の整備をしなきゃならないんですけれども、そのためには、まずはやっぱり我々の自民党の議員が、国場先生(※国場幸之助衆議院議員)も含めて、これからこういう間違ってきた戦後の教育とかね、このデタラメなことをやってきたというのをやらなきゃいけない。
 「非常緊急事態」だとか、「国民保護」とがの言葉から西田の講演ははじまっている。このことは、現在進められている「台湾有事」を口実にした対中国戦争、それに向けた琉球弧への自衛隊配備、そして島々が戦場になって「非常緊急事態」や「国民保護」を行わないとイケナイ…なのに「間違ってきた戦後の教育とかね」云々となっているわけだ。
 要するに、今進めている対中国戦争準備、自衛隊配備などを進め「再び沖縄を戦場にする、沖縄戦をやるから、覚悟しろ!なのに「ひめゆり」に代表される、沖縄戦でおんな子ども、住民まで犠牲になった、軍隊(日本軍)は住民を守らなかった…などという「(沖縄の)戦後教育」はケシカラン!ということなのである。

 西田の、再び沖縄を戦場にする、沖縄戦をくり返そうとするこの宣言は、決して許してはならない!
この集会には、国場幸之助衆議院議員も含む沖縄の自民党も参加している”憲法改悪決起集会”である。沖縄自民党もまた、沖縄県民を裏切り、沖縄戦を再び行う宣言を西田といっしょにしたわけである。これは万死に値するものだ!

 沖縄はもとより、各方面からの批判・非難を受け、当初は謝罪や撤回を拒否していた西田も、自らの改選もある参議院選挙が近いこともあって自民 西田議員“ひめゆりの塔めぐる発言は不適切” 謝罪し撤回に追い込まれた。しかし本来は議員辞職に値する暴言だ!許されるものではない!

西田昌司は議員辞職しろ!参議院選挙に出るな!自民党は西田を公認するな!
もし選挙にでてきたら、西田昌司を落選させよう!街頭で徹底的に糾弾し、引きずりおろしてぐっちょんぐっちょんにしよう‼

沖縄で、全国で、沖縄戦場化を目論む自民党を落とそう!

4.10兵庫県庁弾圧を許すな!

 4月10日、兵庫県庁舎の知事室のフロアに侵入し拡声器で騒いだとして、県警生田署は10日、建造物侵入の疑いで、2人の男性を現行犯逮捕した。またそれに関連して、18日に別の男性が逮捕された。

10日の報道:神戸新聞NEXT
兵庫県庁の知事室フロアに侵入し拡声器で騒ぐ 容疑で大学生2人逮捕「意見書提出のため入った」

18日の報道:Y!ニュース神戸新聞
兵庫県庁の知事室フロア侵入で新たに56歳男逮捕 大学生2人と共謀

 だが、これは「政治弾圧」である!来庁者であれば誰でも立ち入り可能な区域にしか出入りしておらず、不当な目的で兵庫県庁に立ち入ったわけでもなく、刑法130条建造物侵入罪の要件である「正当な理由がないのに」を満たしているかどうか疑わしいものだそうな。
4.10兵庫県庁弾圧救援会が立ちあがっている。
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兵庫県庁に侵入したとして逮捕されたAさんとBさんに関する声明

兵庫県庁への「建造物侵入」に共謀したとして逮捕されたCさんに関する声明

4.10兵庫県庁弾圧救援会Xポスト
4月10日の兵庫県庁での弾圧に関しまして、4月18日に新たにCさんが逮捕されました。このような暴挙を許してはなりません!
・このビラの拡散をお願いします!
・弁護士費用や必要経費のためのカンパをお願いします!
 #4月10日兵庫県庁での弾圧に屈しない

私も上記声明に賛同し、いくばくかの救援カンパを送ることにした。
救援カンパの振込先は、
郵便振替 00100₋3₋105440「救援連絡センター」
 *通信欄に「兵庫県庁弾圧救援会へ」と明記


である。

 逮捕された人が何に抗議し、どのような抗議文を渡そうとしたのかは分からない。しかし声明にもあるように「警察に通報した兵庫県側に己の政策に反対する人間に対し警察を用いてその言論を封殺しようとする意図があったのであれば、これは行政による表現の自由と政治的自由の明確な侵害です。兵庫県政に様々な疑惑と批判が集中する昨今、この対応は市民の声の抑圧であり許され」ないものである!また「拡声器」でもって庁舎内で抗議したから「逮捕!」というのであれば、なぜ百条委員会の議員の自宅前に大勢で赴き、マイクを使って誹謗中傷をした立花孝志(と、バックで支持する斎藤元彦知事)が逮捕もされずのうのうとしているのか!兵庫県警の恣意的な法の執行についてもNO‼を突き付けねばならない!

兵庫県・兵庫県警による抗議行動への弾圧を許すな!警察はただちに3人を釈放しろ!

「台湾有事」で世界経済構造が変わる⁉

 なぜ「台湾有事」に参戦する前提なのか!(その4)において、ChatGPTは
💡 結論:
「台湾有事」は単なる地域紛争ではなく、「世界経済の分断」や「新たな冷戦の始まり」につながる可能性が高い。
アメリカ主導の軍事介入は可能だが、その後の影響は極めて大きく、長期的な消耗戦に陥るリスクがある。

と結論づけ、私も もうこれでは「世界大戦」ではないか!などと驚いた。
小西誠氏も。note政府に夜「台湾海峡有事」下の「南西諸島」住民避難の恐るべき計画の策定!において
 一旦開始された戦争が、1カ月で終焉するなどというのは、誰しも考えないだろう。とりわけ、日米中という世界の大国同士の戦争は、開戦国家内での、戦争を終焉させる巨大な反戦運動なしには終わらない。
 いい換えれば、この一旦始められた戦争は、1カ月どころか、途中、ミサイルなどの兵器が枯渇して、休息期があり得たとしても、10年あるいはそれ以上続く長期戦争となるのだろう。
 しかも、この米日中の戦争には、AUKUS、quadなどの、オーストラリア、イギリス、フランス、フィリピンなども加わろうとしており、中国側にも、ロシアとの同盟関係の深まりの中、何らかの形で参戦するだろう(DPRKをも)。したがって、言うまでもなく米日中の海洋限定戦争は、第3次世界大戦に行き着くことは不可避なのだ。

とはっきり書いている。(小西氏は長期戦争になることからも、1ヶ月しか想定していない「避難計画」そのものに反対している)「世界大戦」ということであれば、その後の経済覇権なんかも変わってくるはずなので、そのへんのところを聞いてみた。

私)それはそうと「台湾統一戦争」がひょっとしたらアメリカとそれに追従する国々の経済を没落させ、中国を中心とする新たな経済圏、もしくはそれをグローバルに広げたものになる、中国が新たな覇権国となる可能性もあるわけですね。
ChatGPT:そうですね。もし「台湾統一戦争」が勃発し、アメリカとその同盟国(日本・フィリピンなど)が軍事介入すれば、それは単なる戦争ではなく「世界経済の構造を変える戦い」にもなり得ます。
1. アメリカ・同盟国の経済没落の可能性
戦争が長引いた場合、アメリカとその同盟国は以下のリスクに直面するでしょう。
(1) 米中経済の完全分離
中国市場の喪失:
アメリカ・日本・欧州は、中国市場(世界最大の消費市場)から締め出される可能性がある。
特に、日本の自動車・電子部品・機械産業などは大打撃を受ける。
サプライチェーンの混乱:
半導体、レアアース、電子機器、工業部品の供給が途絶え、アメリカ・日本・EUの生産能力が低下。
特に日本は中国からの輸入依存度が高いため、経済的に最も大きな影響を受ける。
(2) 戦費負担 & インフレ
ウクライナ戦争と同時進行で、アメリカの財政負担がさらに悪化。
ドル基軸通貨への信頼低下 → 世界的なインフレ加速。
エネルギー・食料価格の高騰(特に日本とEUはエネルギー輸入依存度が高い)。
💡 結論:
✔ アメリカ・日本・EUは、経済制裁の応酬による「自滅的な経済崩壊」のリスクを抱える。
✔ 最も影響を受けるのは、中国市場に依存する日本・ドイツ・韓国。

2. 中国を中心とする新たな経済圏の形成
一方で、中国は以下のような動きを加速させるでしょう。
(1) 「脱ドル経済圏」の確立
人民元決済を拡大し、SWIFT(米ドル基軸の国際決済網)からの脱却を目指す。
BRICS+(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカ + 中東・アフリカ諸国)との経済協力を強化。
ロシア・イラン・中東産油国と連携し、石油・ガスの人民元決済を進める。
→ これにより、「米ドル経済圏 vs 人民元経済圏」の対立が決定的に。
(2) 「一帯一路」の拡大
アジア・アフリカ・中南米へのインフラ投資を加速し、中国経済圏の拡大を進める。
特にアフリカの資源国・産油国と結びつきを強め、資源供給を確保。
(3) ロシア・イランとの連携強化
ロシア:軍事・エネルギー供給での協力を拡大。
イラン・中東:石油貿易・軍事協力を深化。
BRICS・グローバルサウスの経済結束を強め、対米対抗を加速。
💡 結論:
✔ 「脱ドル経済圏」が現実化し、アメリカの金融覇権は大きく揺らぐ。
✔ 中国はグローバル・サウスを味方につけ、独自の経済圏を確立する可能性が高い。

3. 中国が新たな覇権国となる可能性
台湾有事をきっかけに、中国は経済・軍事・国際政治の面で**「ポスト・アメリカ」の覇権を確立するチャンスを得る**かもしれません。
(1) 米国の覇権低下
経済:
米ドルの国際的な地位低下 → 中国主導の人民元経済圏が台頭。
軍事:
アメリカはウクライナ・台湾の「二正面作戦」で疲弊。
アメリカの軍事支出が限界を迎え、世界の覇権維持が難しくなる。
政治:
中東・アフリカ・南米の国々が「反米・親中」へシフト。
国連の影響力も中国が強める可能性。
(2) 「中国型国際秩序」の確立
「自由民主主義 vs 権威主義」ではなく、「国力に応じた国際秩序」を推進。
台湾統一を果たせば、「内政不干渉」の原則が国際的に認められ、他国が中国の政治体制を批判しにくくなる。
中国主導の国際機関(AIIBなど)が影響力を拡大。
💡 結論:
✔ アメリカが台湾戦争で消耗すれば、中国が「新たな覇権国」として台頭する可能性がある。
✔ 「アメリカ中心の時代」から、「米中二極、または中国中心の新秩序」へ移行するかもしれない。

4. まとめ
📌 台湾有事は、単なる地域紛争ではなく、世界の覇権構造を変える可能性がある。
📌 アメリカと同盟国は経済的に大打撃を受け、「経済戦争」に敗北すれば中国の覇権が現実化する。
📌 中国は「脱ドル経済圏」「グローバル・サウスとの結束」を強化し、新たな世界秩序を築こうとする。
🚨 結論:
台湾有事の結果、「アメリカ vs 中国」の対立が加速し、「新たな冷戦」ではなく、「中国中心の新国際秩序」へ移行する可能性がある。
中国が戦争に勝つかどうか以上に、「経済戦争」でアメリカがどれだけダメージを受けるかが勝敗のカギを握る。

戦争でドンパチやって勝敗を決する以前に、世界経済は分断され、あるいは覇権国アメリカが没落し、中国+グローバルサウスを中心とした経済が勃興することになるだろうということだ。
そしてChatGPTにさらに聞くと、

1. 中国は「台湾統一=世界覇権争い」と認識しているか?
結論: おそらく認識している。

と答えている。

もちろん、そう認識しているがゆえに、おいそれと「台湾統一戦争」なんかに踏み出せないということはあるかもしれない。台湾を「統一」するだけでエエのに、世界経済や、ましてや覇権国になったら「世界の安定」まで中国が責任をもたないとイケナイようになるのだ!そして残念なことに、毛沢東思想ならいざしらず、現代の中国共産党に世界中から普遍的に支持されるようなイデオロギーや支配原理を持っているわけではないという制約もある。
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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