
カンパアピールの後、特別アピールでまずは関西生コン支部の西山さんからの報告が続く。世の中が急変しているから、労働組合がストライキを準備しただけで懲役2年6か月、執行猶予5年という厳しい判決が出る。京都の“事件”は非正規を正規にしろと要求したら、強要といわれる。裁判官が検察のいいなりで、あなた方は労働組合だったのですかなどと言われる。三権分立が崩れており、まともな裁判が出来るのか?こんなふうになったのは「社会運動」が停滞しているからではないか、社会運動を広げて世の中を良くしていく、隣の国で事例があるのですよ。あきらめずにまだまだ頑張ると述べられた。
続いて社民党の元衆議院議員、服部良一さんと、大阪9区から立候補予定の大椿ゆうこさん。服部さんは、政党はなんのためにあるのか?ある政党は「日米安保は基軸である」と言っているが、いつまで安保をやるのか?そうゆう態度で日本と世界を変えることが出来るのか?安保は廃棄して日米平和条約にしていく、政党の理念はしっかり持ち続けたい、そうゆう政党を残すために皆さん協力して下さいと訴えた。(社民党が立憲民主党に合流するかどうか決める臨時党大会は11月14日である。)

大椿ゆうこさんは、“関生問題”に熱心な維新の議員がいるが、“ネトウヨ”の言う事だからほっといたらいいというわけではない。ほっといたから、今関西生コン支部が弾圧をうけているのではないか?私は労働組合に助けられた、結果は負けたけれど、闘いのステージに立つことができた。コロナで6万人も雇い止め解雇され、数字はもっと増えるだろう。最後の最後に労働組合に駆け込んでくる、そこに答えられる運動をつくろう、そこと政党をつなげていくパイプになれるようにしたいと訴えた。

続いてメインの講演その2、白井聡氏の出番である。司会から講師の著書等が紹介された後に始まった。まず白井氏は、大学で今起こっている事として、大学を「小中高校は対面授業が始まっているのに、なぜ大学生だけモニター授業なのか」という声にこたえる形で、文科省は対面講義が一定以下の大学名を公表するという嫌がらせをしている。コロナの時代、何が正解なのか分からないが、筋の通らないことをやる動機は、魔物のような“民意”につきうごかされていると述べられた。
安倍が退陣し、菅政権に変わったが、ある意味「倒された」という側面がある。世界のリーダー評価では、安倍はトランプより評判が低い、6~7月に安倍内閣の支持率が低下した。コロナ対応がなっていない、アベノマスク、給付金スキャンダル、10万円給付も、閣議決定がひっくり返されて行われたものだ。そして健康不安が喧伝されるが、この一連の流れはきわめて非常識で、一国のトップの健康状態は普通、トップシークレットである。「ボクは病気ですよ!」というアピールがなされた。これまで安倍のスキャンダル、モリカケ桜、河合夫妻…黒川検事総長策動が失敗し、何をやっても顰蹙をかう。安倍は辞めたくなったが、どうやって安全に辞めるか?国民感情をやわらげつつ、後継者の問題もある…石破はダメだ、ポピュリズム的に安倍叩きに走る、岸田は人気がなく、たよりない…だから菅!これが“大成功”した。辞めると分かったらとたんに支持率が上がった。病気は本人がそう言っているだけ、前回も胃腸炎だった。石橋湛山が脳梗塞で辞任する時は、診断書を提示している。「ひっこめバカヤロー」から「おつかれさまでした」に転換した。
後継の菅も「苦労人」「パンケーキ」で支持率が75%となった。ちゃんとした仕事をして支持率をあげたのではなく、広告屋の仕事結果みたいだ。
このあたりはほとんど「リテラ」読んでりゃ分かるようなお話である。
ここからは白井氏の本領発揮となる?「平成の日本の政治」は、55年体制が終わったのが平成の始まり、そこから安倍がどんなに無茶苦茶やっても政権交代が起きない「安倍1強」が出来たが、これはポスト55年体制を模索して、ついにそれが成り立たなかったということに他ならないのではないか?「安倍1強」が事実上のポスト55年体制えはないか?菅は安倍政治を継承すると言っているが、安倍抜きのアベ政治が機能すれば、本当の意味での「レジーム」と言える。そうなるかどうかは分からないと述べられた。(つづくよ)
