上毛電気鉄道完乗闘争の翌日は、両毛線前橋駅から上越線新前橋へ、そこから吾妻線の大前行に乗車。
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 211形ロングシート車3両編成が高崎からやって来た…なお、吾妻線の終点、大前まで行くのは1日4本しかない。他は長野原草津口もしくは大前の一つ手前、万座・鹿沢口までである。これもまた「完乗闘争」はやっかいなところだ。

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 上越線渋川駅を出て、左に分かれ吾妻線へ。

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 金島駅を過ぎると、上越新幹線の下をくぐる。

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 吾妻川に沿って走る…段丘の向こうにある桜がきれい。

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 中之条駅に到着…ここから北にある四万温泉にバスが出ている。

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 群馬原町、郷原、矢倉、岩島を過ぎて、八ッ場ダム建設によりダム湖に沈んだ旧線から2014年に付け替えられた区間にはいる。立派な橋梁を渡る。
 なお旧線は吾妻峡という渓谷に沿って、非常に眺めがよかったのだそうな。日本一短かった鉄道トンネル、樽沢トンネル(7.2m)もあった。
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 長いトンネルを抜けると川原湯温泉駅に到着…この温泉もダム湖に沈み、高台に移転している。
 この駅で次の長野原草津駅発の高崎行きと交換するため、しばらく停車。

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 駅の近くにオートキャンプ場が整備されている。

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 長野原草津駅に到着…上野から特急「草津・四万」はここまで来る。繁忙期に臨時列車を留置するための引き込み線らしきものも見える。有名な温泉地、草津温泉には鉄道で直接行くことは出来ず、ここからバスに乗って行くことになる。

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 外国人観光客も下車して、長野原草津駅をすぎると、ほとんど人は乗っていない。

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 群馬なのに、大津…隣には草津もあるよ、滋賀県かい‼

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 この辺まで来ると、多雪に備えてか瓦屋根が少なくなる。

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 広い側線跡が広がる、羽根尾駅に到着。

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 袋倉駅を過ぎ、嬬恋村と中心部へ。

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 万座・鹿沢口駅到着…幕末に横浜貿易における生糸の輸出で活躍した(しかし幕府から営業停止命令をくらったらしい)中居屋重兵衛の碑が見える。また、ここから万座温泉方面に行くバスが出ている。
 また、この辺に軽井沢と草津温泉を結んでいた、ナローゲージの草軽電気鉄道が走っていたのであるが、吾妻線開通前の1962年に廃止されている。

 さて、新前橋から1時間40分近く乗車して、ようやく終点の大前駅に到着!
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 行きどまりだよ‼

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 大前駅発の電車は、1日5本!

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 こんなところにも、指名手配!

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 周りには何もない…代金簿な工事をやって、高台に集落がある。

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 とにもかくにも、吾妻線完乗闘争勝利‼
 それでは戻ろう…

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 長野原草津口、川原湯温泉を過ぎて山里らしい風景に、桜がきれい。

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 郷原駅到着…真田氏築いた山城、岩櫃城の近くだ。ここで列車交換のため長時間停車があった。

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 停車中撮影。

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 花壇の水仙がきれい。

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 岩櫃山である。

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 大前側から撮影。
 このあと列車に乗車し、渋川、高崎に戻る。高崎から明日に向けて、ひたすら南下、西行することになる…ではでは。