9月3日、元・富田林市議パワハラ名誉毀損裁判の傍聴に行ってきた。
 この日は南海高野線が人身事故の影響で乱れていたのだが、なんとか午前10時頃に大阪地裁堺支部に到着、歩道のところで横断幕をかかげ「ハラスメントを認めろ!」「名誉毀損を許さないぞ!」と声を上げながら入廷行進を行った。
 今日の法廷は前回よりも大きく、47名も傍聴が可能である…相手側も含め、30名以上もの傍聴人がいた。
 10時20分開廷、被告側から2通の準備書面が提出されたことを確認、裁判官は原告側に被告が書いた文章のどこが「名誉毀損」にあたるのか特定するように…とのこと。こういったやりとりの後、次回期日をいつにするか?の話が出てくる。11月1日(金)の午前中に決定したが、これは法廷で行われるのではなく、双方の代理人および裁判官がリモートでやりとりを行うものとなった。
 この後、原告の田平まゆみさんからの意見陳述があり、終了後は法廷内が拍手につつまれた。(裁判官からは拍手をしないよう言われるが…)
 終了後、近くのフェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)の会議室で報告集会である。
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 報告会では司会・事務局あいさつから、仲岡弁護士による本日の流れの説明、原告・田平まゆみさんからのあいさつがあった。大勢の支援者が傍聴することによって、法廷に圧力をかけることは大切なことであると確認がなされた。また資料として、日本共産党中央委員会書記局名で公表されている、田平まゆみさんから2023年4月の富田林市議選挙における共産党の対応についての質問に対する回答を印刷したものが配られた…要は共産党はハラスメントがあったことを認めているにもかかわらず、ハラスメント加害者が「反省」していないにもかかわらず、党規約を踏まえた原則的な対応をせずに離党・無所属立候補に道を開いたのは間違った対応であり、こうした一連の問題に現地で活動していた中央の関係者が関わったことも誤りだったことを認めるものである。日本共産党のHPより  ハラスメントの有無は今回の裁判では全く問題にならず、加害者がSNS上で田平さんに対する名誉毀損の書き込みをしたということを問題にしているわけである。
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 その他、支援者が支援している別の裁判の話や、仲岡弁護士自らが闘っている名誉毀損裁判の話、また田平さんは水道料金減免制度の拡充や、水道事業の広域一元化の問題に取り組んでおられたので、そういったことに取り組んでいる他市の議員さんからもあいさつがあった。
 なお本日は被告は法廷に現れなかったが(代理人弁護士のみ)、実は車が醜態に巻き込まれて間に合わなかったためであり、裁判所には姿をみせたのだそうな。被告の意見陳述も予定されており、法廷でまみえることになる…その時の対応についても話があった。
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 お昼前に集会は終了し、その後は交流会があったが、とりあえず帰宅することにした。
 皆さまお疲れさまでした。