先日の衆議院選挙において、れいわ新選組がまたやらかした。しかも左派に人気の大石あきこまで含めてである。
山本太郎は大阪5区の有権者のために短い動画をつくった。それは山本太郎が大石あきこへの投票をすすめるものなのだが、日本語をうまく話せない外国人がかたことでしゃべるのを「面白おかしく」伝えるというものであった。
Xに保管されている動画
“小馬鹿にしている”という表現もよろしくないのだが、これは明らかに外国人に対する差別表現である。これがTikTokやXに山本太郎が投稿され、大石あきこがそれをリポストするということをやった。
当初は山本太郎を騙る「工作員」が作ったものでは?とも言われていたのだが、大石あきこがなにもいわずにリポストしているので「新選組」が作った画像でまちがいない。
どうやら元ネタがあり、TikTokである外国人ユーザー(芸能人?)が、こういったしゃべり方で「お前らにおしえてやる」というのが人気があり、それのパロディーのつもりでやったようだ。しかし外国人が「たどたどしい日本語」をしゃべり、それを聞いた日本人が「面白い」「ウケる」と感じたりすることは、差別構造にのっかかった笑いであり、また外国人が「たどたどしい日本語」を使って”笑いをとるため”に表現することと、日本語ネイティブである山本太郎がそれを面白がって真似たうえで、政治的主張を行うというのは全然意味が違うのだ!
なお、元ネタを知らない人が「これはうまく話をすることができない障害者を揶揄したものである」と、「障害者差別」を指摘した人がいることも付け加えておく。
この動画がXで批判をあびたため、山本太郎はこっそりこの動画投稿を削除し、大石あきこのリポストもうやむやになっているが、「新選組」や大石あきこからこの件に関する謝罪や釈明などは、いまのところ出されていない。
「新選組」の基本政策をみれば、外国人に対する差別の解消や入管施設の改善などに多くのみるべき政策がかかげられている。障害者政策やジェンダー平等、LGBTについてもしかりである…しかし、党の代表や有力議員である幹部が、こんな身近な差別に無頓着で、かつやらかしたことに口をつぐんでいるのはいかがなものか?本当に政策を実現する気があるのか‼
沖縄闘争への無理解・無頓着も含め、山本太郎代表はこの件について真摯な謝罪と反省をしなければならない。「新選組」議員の最左派で、左翼からの支持もそれなりに厚い大石あきこ衆議院議員も同様である。
とはいえ、平気で差別を公言したり、容認したりする議員・政治家は山ほどいる…自民党しかり、維新しかり…自民党は今回さすがに「差別の総合商社」杉田水脈を公認し、比例名簿にのせることは見送ったっが(比例単独で名簿に載るのは2回までという決まりもあるが)、高市早苗や山谷えり子のような右派・差別容認議員は野放しである。立憲民主党は愛知15区で「小山ちほ」を擁立したが、この人は埼玉県川口市の元市議で「新選組」に所属していたのだが、在日クルド人を念頭においた犯罪取り締まり意見書に賛成し(在日クルド人の犯罪が多発するので川口市の治安が悪化しているという事実はなく、一部の差別者がニセ情報をネットに流して差別しまくっているというのが実情である)「新選組」を離党した人物である。そういった人物を擁立し、比例で復活当選している。(愛知15区は「新選組」からつじ恵が出馬していた)。国民民主党代表の玉木雄一郎は、社会保障費削減のため高齢者の尊厳死を進める「命の選別」論者であり(こういった議論はすぐに障害者や、その他生きづらさを抱えている人に死を強制することにつながる!)アイヌ民族差別者に同調するとんでもない国会議員である。
外国人排斥を掲げる参政党や、同様な主張を掲げ歴史修正もバンバンやる日本保守党はいわずもがなである。この2政党は「極右ポピュリズム」政党であり、これまで安倍晋三的自民党がそういった極右の受け皿ともなっていたのだが、安倍派の退潮により自民党を支持していた極右的支持層がこれらの政党に流れ込んでいる。参政党はカネがあるらしく、あちこちに候補者をたてて選挙運動を展開する力もある。日本保守党は河村はじめ前名古屋市長をはじめ、百田尚樹代表や有本香など、有名な極右論客で構成されている。今後、この極右ポピュリズム政党に注意を払う必要がある。
いすれにしても、山本太郎・大石あきこは外国人差別動画について謝罪、反省と動画の撤回をしなければならない。
山本太郎は大阪5区の有権者のために短い動画をつくった。それは山本太郎が大石あきこへの投票をすすめるものなのだが、日本語をうまく話せない外国人がかたことでしゃべるのを「面白おかしく」伝えるというものであった。
Xに保管されている動画
れいわ新選組による差別動画
— KSL-Live!(竹本てつじ) (@ksl_live) October 26, 2024
削除逃亡らしいので置いときます
山本太郎が大石晃子を応援するために外国人の口調をマネて小馬鹿にしている pic.twitter.com/sZnPom0SGb
“小馬鹿にしている”という表現もよろしくないのだが、これは明らかに外国人に対する差別表現である。これがTikTokやXに山本太郎が投稿され、大石あきこがそれをリポストするということをやった。
当初は山本太郎を騙る「工作員」が作ったものでは?とも言われていたのだが、大石あきこがなにもいわずにリポストしているので「新選組」が作った画像でまちがいない。
どうやら元ネタがあり、TikTokである外国人ユーザー(芸能人?)が、こういったしゃべり方で「お前らにおしえてやる」というのが人気があり、それのパロディーのつもりでやったようだ。しかし外国人が「たどたどしい日本語」をしゃべり、それを聞いた日本人が「面白い」「ウケる」と感じたりすることは、差別構造にのっかかった笑いであり、また外国人が「たどたどしい日本語」を使って”笑いをとるため”に表現することと、日本語ネイティブである山本太郎がそれを面白がって真似たうえで、政治的主張を行うというのは全然意味が違うのだ!
なお、元ネタを知らない人が「これはうまく話をすることができない障害者を揶揄したものである」と、「障害者差別」を指摘した人がいることも付け加えておく。
この動画がXで批判をあびたため、山本太郎はこっそりこの動画投稿を削除し、大石あきこのリポストもうやむやになっているが、「新選組」や大石あきこからこの件に関する謝罪や釈明などは、いまのところ出されていない。
「新選組」の基本政策をみれば、外国人に対する差別の解消や入管施設の改善などに多くのみるべき政策がかかげられている。障害者政策やジェンダー平等、LGBTについてもしかりである…しかし、党の代表や有力議員である幹部が、こんな身近な差別に無頓着で、かつやらかしたことに口をつぐんでいるのはいかがなものか?本当に政策を実現する気があるのか‼
沖縄闘争への無理解・無頓着も含め、山本太郎代表はこの件について真摯な謝罪と反省をしなければならない。「新選組」議員の最左派で、左翼からの支持もそれなりに厚い大石あきこ衆議院議員も同様である。
とはいえ、平気で差別を公言したり、容認したりする議員・政治家は山ほどいる…自民党しかり、維新しかり…自民党は今回さすがに「差別の総合商社」杉田水脈を公認し、比例名簿にのせることは見送ったっが(比例単独で名簿に載るのは2回までという決まりもあるが)、高市早苗や山谷えり子のような右派・差別容認議員は野放しである。立憲民主党は愛知15区で「小山ちほ」を擁立したが、この人は埼玉県川口市の元市議で「新選組」に所属していたのだが、在日クルド人を念頭においた犯罪取り締まり意見書に賛成し(在日クルド人の犯罪が多発するので川口市の治安が悪化しているという事実はなく、一部の差別者がニセ情報をネットに流して差別しまくっているというのが実情である)「新選組」を離党した人物である。そういった人物を擁立し、比例で復活当選している。(愛知15区は「新選組」からつじ恵が出馬していた)。国民民主党代表の玉木雄一郎は、社会保障費削減のため高齢者の尊厳死を進める「命の選別」論者であり(こういった議論はすぐに障害者や、その他生きづらさを抱えている人に死を強制することにつながる!)アイヌ民族差別者に同調するとんでもない国会議員である。
玉木雄一郎・国民民主代表が、渡邉哲也Showに出演。小野寺まさるの「ウポポイ初級講座」を受けて、レイシズムに大爆笑。アイヌは民族ではないという誤った主張に「そうなんですか」、「これ国会で取り上げられてこなかったのかな」と同調しました。
— C.R.A.C. NORTH (@HokkaidoNoHate) December 30, 2022
国会議員としてあり得ないのでは。@tamakiyuichiro pic.twitter.com/I0VLQBN9Y8
外国人排斥を掲げる参政党や、同様な主張を掲げ歴史修正もバンバンやる日本保守党はいわずもがなである。この2政党は「極右ポピュリズム」政党であり、これまで安倍晋三的自民党がそういった極右の受け皿ともなっていたのだが、安倍派の退潮により自民党を支持していた極右的支持層がこれらの政党に流れ込んでいる。参政党はカネがあるらしく、あちこちに候補者をたてて選挙運動を展開する力もある。日本保守党は河村はじめ前名古屋市長をはじめ、百田尚樹代表や有本香など、有名な極右論客で構成されている。今後、この極右ポピュリズム政党に注意を払う必要がある。
いすれにしても、山本太郎・大石あきこは外国人差別動画について謝罪、反省と動画の撤回をしなければならない。