たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

2024年10月

山本太郎・大石あきこの外国人差別を曖昧にするな‼

 先日の衆議院選挙において、れいわ新選組がまたやらかした。しかも左派に人気の大石あきこまで含めてである。
 山本太郎は大阪5区の有権者のために短い動画をつくった。それは山本太郎が大石あきこへの投票をすすめるものなのだが、日本語をうまく話せない外国人がかたことでしゃべるのを「面白おかしく」伝えるというものであった。
Xに保管されている動画

 “小馬鹿にしている”という表現もよろしくないのだが、これは明らかに外国人に対する差別表現である。これがTikTokやXに山本太郎が投稿され、大石あきこがそれをリポストするということをやった。
 当初は山本太郎を騙る「工作員」が作ったものでは?とも言われていたのだが、大石あきこがなにもいわずにリポストしているので「新選組」が作った画像でまちがいない。
 どうやら元ネタがあり、TikTokである外国人ユーザー(芸能人?)が、こういったしゃべり方で「お前らにおしえてやる」というのが人気があり、それのパロディーのつもりでやったようだ。しかし外国人が「たどたどしい日本語」をしゃべり、それを聞いた日本人が「面白い」「ウケる」と感じたりすることは、差別構造にのっかかった笑いであり、また外国人が「たどたどしい日本語」を使って”笑いをとるため”に表現することと、日本語ネイティブである山本太郎がそれを面白がって真似たうえで、政治的主張を行うというのは全然意味が違うのだ!

 なお、元ネタを知らない人が「これはうまく話をすることができない障害者を揶揄したものである」と、「障害者差別」を指摘した人がいることも付け加えておく。

 この動画がXで批判をあびたため、山本太郎はこっそりこの動画投稿を削除し、大石あきこのリポストもうやむやになっているが、「新選組」や大石あきこからこの件に関する謝罪や釈明などは、いまのところ出されていない。
 「新選組」の基本政策をみれば、外国人に対する差別の解消や入管施設の改善などに多くのみるべき政策がかかげられている。障害者政策やジェンダー平等、LGBTについてもしかりである…しかし、党の代表や有力議員である幹部が、こんな身近な差別に無頓着で、かつやらかしたことに口をつぐんでいるのはいかがなものか?本当に政策を実現する気があるのか‼
 沖縄闘争への無理解・無頓着も含め、山本太郎代表はこの件について真摯な謝罪と反省をしなければならない。「新選組」議員の最左派で、左翼からの支持もそれなりに厚い大石あきこ衆議院議員も同様である。

 とはいえ、平気で差別を公言したり、容認したりする議員・政治家は山ほどいる…自民党しかり、維新しかり…自民党は今回さすがに「差別の総合商社」杉田水脈を公認し、比例名簿にのせることは見送ったっが(比例単独で名簿に載るのは2回までという決まりもあるが)、高市早苗や山谷えり子のような右派・差別容認議員は野放しである。立憲民主党は愛知15区で「小山ちほ」を擁立したが、この人は埼玉県川口市の元市議で「新選組」に所属していたのだが、在日クルド人を念頭においた犯罪取り締まり意見書に賛成し(在日クルド人の犯罪が多発するので川口市の治安が悪化しているという事実はなく、一部の差別者がニセ情報をネットに流して差別しまくっているというのが実情である)「新選組」を離党した人物である。そういった人物を擁立し、比例で復活当選している。(愛知15区は「新選組」からつじ恵が出馬していた)。国民民主党代表の玉木雄一郎は、社会保障費削減のため高齢者の尊厳死を進める「命の選別」論者であり(こういった議論はすぐに障害者や、その他生きづらさを抱えている人に死を強制することにつながる!)アイヌ民族差別者に同調するとんでもない国会議員である。

 外国人排斥を掲げる参政党や、同様な主張を掲げ歴史修正もバンバンやる日本保守党はいわずもがなである。この2政党は「極右ポピュリズム」政党であり、これまで安倍晋三的自民党がそういった極右の受け皿ともなっていたのだが、安倍派の退潮により自民党を支持していた極右的支持層がこれらの政党に流れ込んでいる。参政党はカネがあるらしく、あちこちに候補者をたてて選挙運動を展開する力もある。日本保守党は河村はじめ前名古屋市長をはじめ、百田尚樹代表や有本香など、有名な極右論客で構成されている。今後、この極右ポピュリズム政党に注意を払う必要がある。

 いすれにしても、山本太郎・大石あきこは外国人差別動画について謝罪、反省と動画の撤回をしなければならない。

祝!自公過半数割れだが…

 昨日行われた衆議院選挙では、自民党・公明党の与党が過半数割れ、立憲民主党・国民民主党が躍進するという結果となった。
衆議院選挙2024 Yahoo!ニュース
 石破首相が自民党総裁選挙時に言っていたことをことごとく反故にしたあげく、国会で何の審議もなされないまま「解散・総選挙」になだれ込んだことや、「裏金問題」の逆風、さらに非公認にした「裏金候補」にこっそり公認候補と同額の資金を配っていたことが「赤旗」にスクープされたこともあって、政権与党は惨敗を喫したのである。自民党には天罰が、石井代表も落選した公明党には仏罰が下ったのだ‼
 もっとも立憲民主党をはじめとする野党勢力は、その政策が信任されて得票したというわけではない…あくまでも「裏金問題」という風にのってきたものだ。だから野党間の連携や「政策協定」を結んで、衆議院選挙後に政権を担う準備が全くできておらず、これから党首会談を開いて首相指名への対応を検討するとのことである。
 「裏金問題」ということであれば、自民党政治の腐敗を暴き、表ざたにしてきた「赤旗」の役割は大きいのであるが、肝心の日本共産党は議席を減らし、8議席にとどまった。一方、れいわ新選組は9議席と倍増以上に伸ばした。維新は大阪で19の小選挙区すべてで勝利するというとんでもない状況になったが、他の地方では伸び悩み議席を減らした。また極右の参政党が3議席、日本保守党も3議席を獲得し「右派ポピュリズム」が日本でも定着していることに注意を払わなければならない。
 「オール沖縄」は、1区で共産党の赤嶺政賢が、2区で社民党の新垣邦男が当選したが(共産党、社民党が小選挙区で勝てるのは沖縄だけである)、3区、4区ではかなわなかった。ただ3区で立憲民主党の屋良朝博は比例復活、4区は「オール沖縄」で統一候補が立てられず分裂選挙になったものの、立憲民主党、金城徹47,248票とれいわ新選組、山川仁20,284票をたせば自民党、西銘恒三郎61,289票を上回っているので(他に維新が出馬しているので、保守票も割れている)統一候補で戦えば勝っていた可能性が大きい。「オール沖縄」側の調整不足、れいわ新選組の離反が悔やまれる結果となった。ちなみに山川仁は比例復活している。

 さて石破総理だが、大敗北を受けて辞任ということにはならず、自公政権を維持する方向でうごくということだ。今のところ国民民主党もしくは維新を新たに連立に組み込むのでは?という憶測もあるが、両党とも連立政権入りは消極的である。なんとか首相指名を乗り切って「少数与党」内閣をんえいしていくことになるのだろう。国会運営には、立憲民主党、国民民主党、維新らの協力を得ながら進めていくことになるわけだ。

 とはいえ、安倍政権から始まり岸田政権が推し進める「大軍拡」戦争政治路線はそのまま継続されるだろう。「中国の脅威」「台湾有事」を煽りながら軍拡を進める基本方針は、立憲、国民、維新ともども変わらない…彼らは「軍拡増税」のみ反対なだけなのだ。軍拡の歯止めとなる日本共産党の議席が減り、これを追及する力が弱くなったことは痛いものだ。議会外での反基地、反軍拡、反戦闘争がますます問われることになる。

 少数与党に落ちた石破政権を打倒しよう‼

 

 

輝け憲法!平和といのちと人権を

 11月3日の憲法集会のお知らせ…
20241103 憲法集会20240924
11・3(日・祝)
13時半 開演
大阪市中央公会堂 1階・大集会室
 大阪メトロ・京阪「淀屋橋」「北浜」「なにわ橋」下車、数分

ライブ 川口真由美とカオリンズ

講演Ⅰ
「憲法入門からその歴史・意義と改憲論議を考えよう」
清水雅彦さん
日本体育大学教授 憲法学
九条の会世話人
戦争をさせない1000人委員会事務局長代行

講演Ⅱ
「”ミソジニー”は家父長制に抗う女性への制裁欲」
小川たまかさん
フリーライター
性暴力、ジェンダー問題などを取材、
著書に「たまたま生まれてフィメール」(平凡社)
「告発と呼ばれるものの周辺で」(亜紀書房)など

集会終了後 西梅田へ市民パレード
 資料代 おひとり500円 高校生以下、障がい者・介助者は無料

輝け憲法!
平和といのちと人権を
おおさか総がかり行動

主催:おおさか総がかり行動実行委員会
 連絡先 大阪憲法会議・共同センター 06₋6352₋2923
     戦争させない1000人委員会・大阪 06₋6351₋0793
     しないさせない戦争協力関西ネットワーク
                   06₋7777₋4935

カンパにご協力ください
郵便振替「平和憲法パレードの会」
 00910₋4₋331584

     

岩瀬の街並みと路面電車撮影闘争に勝利!

 富山地鉄路面電車完乗の後、岩瀬の街並みを見て歩く…
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 旧東岩瀬駅舎の休憩所から出発して、歩くと…
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 森みたいに木が生えている。

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 加賀藩が大坂に米を積み出した御蔵跡なんだそうで…

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 地元の名士らしい…

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 それにしても、でっかい木が家の周りに立っている…

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 いよいよ街並みがそれっぽくなってきた。

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 こんな感じ…

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 岩瀬銀行…これは外側だけ、こんな外観になっているが、ちゃんと「北陸銀行」が窓口営業している。

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 北前船廻船問屋「森屋」

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 名物の「どら焼き」を売っている。

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 北前船が飾られている。

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 道正屋馬場家。

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 少し外れて、富山港を見渡せる、常夜灯を模したでっかいタワーがある。

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 港にはこれまたでっかい船が停泊中。

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 タワーの中はこんな感じで、殺風景。なお、階段で展望台まで行けるが、エレベータがないので行かなかった。階段を上り下りしてトレーニングに使う人もいるらしい。

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 街並みも終わりに近づく…

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 岩瀬浜運河…これに沿って帰ると、富山港線方面に出られる。

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 岩瀬観光の拠点、カナル会館。

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 路面電車の、岩瀬浜駅に到着。
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 岩瀬浜駅を中心に、フィーダーバスが運行されているのだ。

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 サイクリングコースもあるよ。

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 まち歩き案内板。

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 それでは富山駅方面に帰ろう…

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 今度の電車は、背もたれに枕がない…

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 富山駅前で、路面電車撮影闘争!

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 駅北側でも、撮影闘争に勝利!

 お疲れさまでした。

止めよう戦争への歩み10・20反戦集会【後編】

 【前編】の続き…
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 続いて「祝園弾薬庫増設から思う」と題して、呉羽真弓さんが発言。
 あれから10年、不安が現実のものに感じる…2014年7月1日、集団的自衛権の行使を一部容認した閣議決定の後、日米の軍事的一体化と専守防衛の形骸化が進んだ。22年の12月には安保関連3文書の改訂で「敵基地攻撃能力」の保有が認められ、23年12月にはイギリス、イタリアと共同開発している次期支援戦闘機を第三国への輸出を解禁した。いづれも「閣議決定」を使ってやっている。
 2025年には、1年前倒しをして長距離ミサイルやトマホークを配備していくことが決まった。23都道府県で、日米軍の統合共同訓練が始まっている。
 10年前、木津川市の議員であったとき「憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対の意見書」をあげようとしたが、11対12で否決された。このとき議会で説明した引用文、元防衛庁官僚で新潟県加茂市長の小池清彦さんの「集団的自衛権の行使にひとたび道をひらいたら拡大を防ぐ手立てを失う」や野中広務元自民党幹事長の「今ほど、私の人生を通じて憲法が問題になった時期はない。憲法は解釈で決定すべきものではない」というのが突き刺さってくる。
 祝園弾薬庫問題で地元自治体に説明を求めると「国の機密事項だから答えられません」「情報も与えられていません」との回答…住民の一人として関わることは、今を生きている者の責任だと「祝園ネット」に参加している。住民説明会については「工事計画が具体化した時に説明する」と言われたが、全く受け入れられない。計画がなぜ必要なのか?住民への被害はないのか?そういったことを説明するのが住民説明会だろう。
 隣の京田辺市で行われた三上智恵さんの「戦雲(いくさふむ)」を観て、勇気をもらった。子や孫を持ち、地域で暮らす人として、隣町の弾薬庫問題を生活する人の立場で、毎日の夕飯のおかずを何にするか考える延長のように、300億円の予算をかけて本州最大の弾薬庫がつくられるということを話したい。

 カンボジアでの思い
 はだしで竹を振りまわしていた男の子
 シュリムアップで船内の案内をしてくれた9歳の男の子
 もしかしたら、これがわたしの息子だったかもしれない、
 もしかしたら、私がこの子の母親だったかもしれない。

 勇ましい言葉よりも優しいことばを対話を
 ミサイルよりも花束を!

 続いて「台湾有事に思う」植民地主義からの解放と題して、張彩薇さんのお話し。
 台湾といえば、何を思い浮かべますか?タピオカミルクティーは台湾を代表する食べ物です。いろんな台湾の食べ物があり、食べ物を通して新しい友達もできます。でも食べ物だけにとどまってほしくはありません。
 「台湾有事」が言われますが、それを口実に軍備増設をはかる政府と、漠然とした不安感からそれを支持する人がいます。一方で「台湾有事は虚構」だという人や、「一つの中国」原則を前提として日中が行ってきた努力を強調する人もいます。台湾を文化的に消費するだけの人も、台湾を戦略上の要衝、大国間の平和の駒とみる人も、台湾の人々のことを何も考えていないのは同じです。
 台湾人は戦争を望んでいないし、緊張の拡大を恐れているが、日常的に感じる中国の圧力は虚構ではない。ミサイルや軍事演習、飛行機や潜水艦、サイバー攻撃など…避難訓練のような防空訓練も行われる。これらの圧力に対応しなければならないが、一方で軍事化してしまいます。台湾人が好戦的であるとは思いわないが、閉塞感を打破するために戦争しかないのでは?と思う人がいます。
 日本で積み重ねられてきた「平和をめぐる議論」から、台湾が降目落ちているのが気になります。自分たちは誰であるか、どう生きていくか、それを勝手に決められないこと、主権を持つこと(台湾には主権がない)が必要です。
 平和を語るための余裕を大切にしてください。”クールダウン”するため台湾を俎上に上げることを棚上げしてください。そこには生身の人間がいます。自分たちの思いを聞かれていること、私たちが発するのは声であって、ミサイルではありません。
 平和を発することは難しいということを感じてください。平和の陰で”泣いている人”はいないか、よく目を凝らしてほしいです…等々、述べられた。
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 時間がだいぶおしたが、休憩、カンパタイム、質問票の集約が行われる。
 再開後、まず駒込さんが3人の話をまとめる…「祝園」と「台湾」のつながりについて、「台湾有事」は米中の覇権争いであり、アメリカの覇権を守るために戦場になるのは南西諸島をはじめとする日本列島である。日本政府は政権与党のため、軍事的対米従属している…「台湾のため」と語られることもあるが、日本国内の暮らしと生命を踏みにじる日本政府が、台湾人の暮らしと生命を真剣に考えているはずもない。中国政府は「社会主義の強国」をつくろうと「百年国恥」と「中華民族の偉大な復興」を掲げている…香港、台湾を取り戻すというのは、歴史的理由はあるが、台湾の人々の思いにも耳をかたむけるべきである。台湾の地位については、日本が植民地にしたことで大陸と異なる歴史的経験を持つことになった。従って日本も責任を持っている。台湾の政治学者、呉叡人さんの見解を示すと「日本国内での議論の結果,最終的コンセンサスとして台湾を助けないという結論に至ったのであれば文句は言いません。とにかく国民意志をまとめるべきで、国内の民主主義のプロセスを通じて納得できる結論に至ってほしいと思う(自由法曹団・改憲阻止対策本部『台湾調査報告書』2,024年)」である。
 つぎに「祝園」「台湾」と「わたしたちの暮らし」はどのようにつながっているのか?ということについて、まずミサイルがあってもエネルギーと食料がなく、人間がいなければ戦争はできない。自衛隊を巡る動向について「一生ハケンより自衛隊はまだマシ」という声がある。企業の新規採用者を「実習生」として自衛隊に送り込むプログラムや、大学等を卒業後に自衛隊に勤務する意思を持つ者へ、一定期間自衛隊に勤務すれば返還免除の自衛隊奨学制度も拡充されている。奨学金が学生ローン化し、大学授業料も値上げされる中、富裕層の人しか大学に行けなくなっている。「稼げる大学」化や軍事研究の推進、政権与党・財界による大学統治…京都大学でも「運営委員会」をつくれという法律に基づき、運営委員会がつくられたが、6人もの外部委員、そのうち4名が財界人である。その中には三菱重工の人間もいる…大学が「戦争の道具」にされようとしていると述べられた。
 それで、どうすればよいか?「希望」をとりもどせるような予算配分のあり方を考え、実現すること…大学や学校を「戦争の道具」ではなく「平和の道具」とすること…京都大学なんか解体すべしという意見もあるが、京都大学からパレスチナ人民と連帯する学生も生まれている。批判する人が出てくるのも大学であるなどと述べられた。大学関係の話が多くなったのは、大学人である駒込氏だからか…京都大学を拠点と下自主講座「認識台湾」の試み…日本が中国と台湾の平和的な関係を仲介するためにも、中国に対する戦争責任と台湾植民地支配の双方を自覚する必要がある…駒込武編著『台湾と沖縄 帝国の狭間からの問いー「台湾有事」論の地平を超えて(みすず書房、2024年)」を書店で注文してください…とのことも。
 続いて、質問票から各パネラーに対し手の質問…まずきょうとユニオンの服部さんへ、特効薬は何か?との問いに「束になってかかっていく体制をつくる」こと、権力は文句を言う人が束になってかかってくることをいやがる。団結権の破壊が行われているから、その逆をやること。なお、京都大学の職員組合も、大学を超えた労働組合がない…これでは大学の利害にしばられてしまうと述べられた。
 「祝園ネット」呉羽さんに対し、弾薬庫拡張について、何をするつもりなのか?長距離ミサイルを貯蔵すると言っているのか?ということに対して「保管数r可能性があると『報道』されている」が、明言はされていない。防衛省に質問してみると、祝園にミサイルの「発射装置」は持っていないとの返答を得た…これは「保管はする」と表しているのではないか?
 射程200キロメートルのミサイルと、2000㎞のミサイルは意味が違う…石垣島や宮古島で自衛隊基地を推進してきた人も「違う」と言い出している…とも述べられた。
 張さんに対して、台湾の状況は「植民地主義・植民地支配」がそれを許しているのでは?という質問に「私はそうゆうふうに考える…違う”大国”の抑圧に置かれているから」と述べられた。日本の植民地支配について、台湾研究の中での積み重ねがあるが、一人でも見方が減るのが怖いということからか、正面から日本の植民地支配を問うことは難しい。また「戒厳令」を敷いていた国民党、軍事に対する嫌悪感もあるが、中国の圧力に抗するということでこれを問うことも難しくなっていると述べられた。
 2014年の「ひまわり革命」で張さんが経験したこと、伝えたいことは?ということについて(張さんは「ひまわり革命」運動に参加、立法院占拠の時は、外で座り込みをしていたそうだ)シンポジウムででてきた労働、雇用、弾薬庫の問題を個別の問題として認識するのではなく、根底にある者は何なのか、くし刺しにして考えることが大切だと述べられた。
 また台湾・中国とのサービス貿易協定が進むことによって、巨大な中国資本が台湾の資本を買いとるということも行われており、中国寄りの報道も行われるようになっている。フリーターなど不安定な職業の人たちは、巨大な資本がはいってくることでより拡大すると述べられた。
 今の台湾政府が”正しい”というわけではない。島々を”領土”として取りあう政治をみなおしたい、軍事的な視点で”領土”とみるのは変えたいとも述べられた。
 シンポジウムのまとめとして、結論は「戦争反対」だが、なぜそう考えるのか?共有し、人に伝えることが大事だということで結ばれた…なお、この「野外シンポジウム」は録画したものをYoutubeで公開するそうである。
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 集会参加は、290人を超え、300名ぐらい…カンパは8万2,151円。来年も必ずこのような會を開催したいとのこと。
 行動提起で、戦争態勢づくり、沖縄、台湾、アジアの人びとを犠牲にする政権をひっくり返すために、大きな行動を!
 ということで、デモでありますっ‼
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 円山野音前の道路に整列

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 なりゆきで、でっかい「反原発」旗を持たされることに…

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 時間があるので、コールの練習をして、16時半にデモ出発!

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 いつものとおり八坂神社横を出て、東大路通を横切り四条通へ…

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 四条通を西に向かう!
 国内外の観光客から、注目を浴びるのだ!
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 四条河原町で右折して、河原町通を北上!

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 京都市役所向かいの歩道で、解散である…お疲れさまでした。

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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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