たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

2024年07月

続・水どぅ宝 上映会

上映会のお知らせ。
20240807 PFAS上映会20240608
PFAS(ピーファス)
命の水がPFASに汚染されている。この恐ろしい事実を知ることから始めましょう。

8/7(水) OTV報道スペシャル
続・水どぅ宝
~PFAS汚染と闘う! Fight For Life~
上映会

8月7日(水)18:30~
国労会館3F ※上映時間93分
入場料500円(相談に応じます)

汚染物質から子どもを守ってほしいー。
沖縄でも母たちが命を守る闘いを続けている。国の動きを待っていては手遅れになると、2022年、市民はカンパを集めて「血液検査」を実現させた。その結果は⁉

沖縄に迫る水の危機。その危機から次世代を守るために行動を起こす市民の5年に及ぶ闘いの記録。

前作『水どぅ宝』はギャラクシー賞・民間放送連盟賞・「地方の時代」映像祭で優秀賞を受賞。沖縄・米国の最新情報を織り交ぜて完成させた長編ドキュメンタリー。

主催:戦争あかん!ロックアクション
連絡先:090-5063-0073(平日は16時半以降、土日は午後可)
ブログ:「戦争あかん!ロックアクション」で検索
Facebookページ:「戦争法・秘密法廃止!集会・デモ情報」


内なる優生思想とたたかおう!

 先日、7・26施設障碍者虐殺 8年目の追悼アクションに参加してきた。ヨドバシ前でのスタンディングに、多くの人が長々とアピールを続け、2時間ぐらいやっていたと思う。そのあと、梅田周辺の歩道を練り歩き(デモではない)終わったのは夜の9時過ぎと、長時間のアクションであった。
 アピールは障がい当事者や、障がい者介護に携わる福祉関係者、政治家などからであった…福祉関係者からのアピールには、7・26「相模原事件」は、植松聖という一人の人間の「異常な」思想によって起こったものではない、植松的な「優生思想」は世の中にあふれていて、それは福祉関係者も例外ではない…地域から障がい者が排除される問題、重度障碍者を、交通の不便な施設に押し込めてそれでよしとする思想、障がい児と健常者がおなじ学校で学べない現実がある。施設内での”虐待”なんかの問題にも触れられ、そういった”障がい者をないがしろにする”環境の中で、福祉関係者として仕事をしていた植松氏が、重度障がい者は殺したほうが良いと考えるようになり、犯行におよんだ…誰もが「植松聖」になりえるのである。
 ある福祉関係者からは「自分も”殺す側”の人間である」との発言があった…非常に厳しい見方であるとは思うが、資本主義社会の中で、生産性が低いとみなされる人間には価値ないと貶められる社内にどっぷりと浸りながら、「だれの命も平等である」と常に立ち続けることは難しいだろう。”健常者”は障がい者に対して常にマジョリティである…社会はマジョリティに有利に動いている、しかもマジョリティはそれを自覚することなく、当然のものとして生活している…そういった中で、マイノリティである障がい者を排除し、亡き者とする「優生思想」から逃れることは難しい…だからこそ「自分は殺す側」であるという自覚が、まず必要なのである。
 このような発言が多くなされる中、「自分はクィア(性的少数者)である」と発言された方もいた…ある面では”健常者”でマジョリティであるが、別の面ではマイノリティである…そういった「交差性」「インターセクショナリティ」にも注意しないとイケナイ…世の中の差別は複雑なのだ。

 「優生思想」のような差別、抑圧はは個人ではなく社会・構造の問題ではあるのだが、だからといって個人が免罪されるわけではない。社会構造を批判している、あるいは差別した他人を批判しているからといって、その当人が差別思想や構造から完全に自由であるとはいえないのだ。だから個人個人が持つ差別意識、行動について常に点検していく必要がある。

 ちょっと事例を考えてみよう…
 私は「時間を守らない人間」は大嫌いである…自分は時間に余裕をもって行動するほうである。一方、それは単に個人の性格というだけでなく、「時は金なり」の資本主義社会においては、タイムスケジュールどおりものごとを進める能力は「価値のあるもの」とされ、それができない人は排除されたり割をくったりすることもある…こういった価値観が、私の中にも内面化されている…それが「内なる優生思想」なのだ。そんな中で、私がある人に「時間を守らなかった」ことを理由には厳しく叱責したり、排除したりしたとしよう…時間を守らないということは属性ではないので、これ自体は差別にはあたらないか、もしその人が発達障害をかかえており、そのことが「時間守らない」原因となっていた場合、私から叱責されたその人は私から差別的な扱いを受けたと感じるだろう。私は「差別していない」と行動したものが、相手からは差別として立ち現れることになる…こういったことに無自覚でいたり、当該から指摘されても開き直ったり、社会構造の責任にしてしまうことは、許されないということなのだ。

 非常に厳しいでしょ!これ。

 7・26のスタンディングは非常に長くてしんどいものではあったが、このような深い内容をもった発言を聞くことができて、有意義なものであった。

パレスチナの解放を求めてピースマーチ

 集会のお知らせ…8月日(金)夕方

共催企画:関西ガザ緊急アクション&KYMC
パレスチナの解放を求めて ピースマーチ

8月2日(金) 新町北公園
集会:18:00~18:30
マーチ:18:40頃出発
 ~元町中公園解散

この日パレスチナ活動をする学生や若者の方と共催でピースマーチを行います。マーチでの鳴り物歓迎。週末の街をパレスチナ解放を求めて共に歩きましょう。

We stand with Palestine

8・6ヒロシマ ―平和の夕べ―

8.6ヒロシマ ―平和の夕べ― のお知らせ
20240806 8・6ヒロシマ平和の夕べ20240629
≪核と人類は共存できない≫ ー核兵器と原発の廃絶を―
ーヒロシマの継承と連帯を考える―
2024年8月6日(火)
広島RCC文化センター7階大会議室
開場13:00~開会13:30(閉会16:30)
参加費 1,000円
 障がい者、高校生以下、福島避難者 無料
■予約される方は→メール 86h@heiwayube.org TEL090-2063-9452

■千葉孝子(ちば・たかこ)
被曝証言 「閃光と血、夜空を焦がす対岸…」
3歳のとき、南千代田町(爆心から2.5㎞)で被爆。「私の記憶は、強烈な閃光、血を流した男の子、夜空を焦がす対岸の炎」「熱戦で火傷した人の群れ、黒焦げの遺体、地獄のようだった」と、母親や兄から聞かされた。放射線の不安は、いまも続く。「核廃絶を訴えながら、原発事故に至ってしまった」と悔やむ。
■田上富久(たうえ・とみひさ)
平和講演 「未来のために私たちができること」
1956年、長崎県生まれ。2007年、長崎市長に初当選し、以来16年にわたり平和行政に携わった。国連で核兵器禁止条約が成立する一方、核軍縮は進まず、核兵器使用が現実の危機となっている。被爆国である日本政府は、禁止条約に背を向け続ける。「被爆者のいない時代」が近づくなか、その継承は新たな局面を迎えている。被曝地の市長としての経験を踏まえながら、市民社会の役割を考える。
■杉浦ひとみ(すぎうら・ひとみ) 「子ども甲状腺がん訴訟から」
311子ども甲状腺がん裁判の弁護団副団長を務める。弁護士として中国戦時性暴力被害請求訴訟、東京大空襲訴訟、安保法制違憲訴訟や、子どもの事件(いじめ、虐待、非行)、性被害DV事件など、人権にかかわる訴訟に多く携わる。軍隊を捨てた国コスタリカに学ぶ会事務局長。
■佐藤優(さとう・ゆう) 「8月のウサギ~被服支廠物語~」
広島市立大学在学中にHiroshima Young Peace Builldersを立ち上げ、旧陸軍被服支廠が舞台の紙芝居『8月のウサギ~被服支廠物語~」を制作。現在は月に1回、オンラインで「被爆者と若い世代をつなぐ集い」を開催している。東京都在住、大学院生。

司会:河野美代子(こうの・みよこ広島被曝二世 産婦人科医)

主催/8・6ヒロシマ平和の夕べ
 連絡先:〒730₋0031 広島市中区紙屋町2-2-25 大野ビル5F河野クリニック気付
     E-mail:86h@heiwayube.org  TEL:090-2063-9452
  ホームページ

20240806 8・6ヒロシマ平和の夕べ20240629_0001
よびかけ
 被爆79周年。悲願である「核兵器廃絶」を見ないままに、多くの被爆者が亡くなり、被ばくを証言できる人も年々少なくなりました。
 世界ではロシア、イスラエルによる「核使用」が示唆され、米・NATOも「核抑止論」を掲げています。日本では南西諸島へのミサイル配備や、福島事故をそのままに原発再稼働が進められています。中国電力、関西電力が地元の反対を無視し、上関町に使用済み核燃料の「中間」貯蔵施設を造ろうとしています。
 能登半島大地震は、「地震大国日本に、原発がいかに危険か」を見せつけました。50基もの原発が作られました。老朽原発の再稼働すらも画策されています。
 そのような被爆79年。平和講演は、前・長崎市長の田上富久さんにお願いしました。核廃絶に向け力強い、また被爆者への優しい目線の長崎平和宣言は、多くの人に響いてきました。田上さんから核兵器廃絶に向けた展望、課題、さまざまの活動をお聞きします。
 被曝証言は、千葉孝子さんです。千葉さんは広島で3歳の時に被爆しました。被爆者支援、核廃絶に力を尽くす母の背中を見ながら育ち、自らも被爆の語り部を務め、核廃絶へ行動を続けてきました。
 福島事故からは、「311子ども甲状腺裁判」弁護団副団長として行動する杉浦ひとみさんです。若い世代から、被爆者の体験を聞き、仲間とともに反核アクションを続けている佐藤優さんに話してもらいます。
 みなさま、今年も、あの日のように暑い8月6日、広島でお会いしましょう。

〈長崎平和宣言〉
目を閉じて聴いてください。

 幾千の人の手足がふきとび
 腸わたが流れ出て
 人の体にうじ虫がわいた
 息ある者は肉親をさがしもとめて
 死がいを見つけ そして焼いた
 人間を焼く煙が立ちのぼり
 罪なき人の血が流れて浦上川を赤くそめた
 ケロイドだけを残してやっと戦争が終わった
 だけど… 父も母も もういない
 兄も妹ももどってはこない
 人は忘れやすく弱いものだから
 あやまちをくり返す
 だけど…
 このことだけは忘れてはならない
 このことだけはくり返してはならない
 どんなことがあっても…

 これは、1945年8月9日午前11時2分、17歳の時に原子爆弾により家族を失い、自らも大けがを負った女性がつづった詩です。自分だけではなく、世界の誰にも、二度とこの経験をさせてはならない、という強い思いが、そこにはあります。
 原爆は「人の手」によってつくられ「人の上」に落とされました。だからこそ「人の意志」によって、無くすことができます。そして、その意志が生まれる場所は、間違いなく、私たち一人ひとりの心の中です。…
 今、核兵器を巡る世界情勢はとても危険な状況です。核兵器は役に立つと平然と公言する風潮が再びはびこり始め、(中略)世界から核兵器をなくそうと積み重ねてきた人類の努力の成果が次々と壊され、核兵器が使われる危険性が高まっています。…
 世界の市民社会の皆さんに呼びかけます。戦争体験や被爆体験を語り継ぎましょう。戦争が何をもたらしたのかを知ることは、平和をつくる大切な第一歩です。国を超えて人と人との間に信頼関係をつくり続けましょう。小さな信頼を積み重ねることは、国同士の不信感による戦争を防ぐ力にもなります。…核兵器はいらないと声を上げましょう。それは、小さな私たち一人ひとりにできる大きな役割だと思います。…
 長崎は、核の被害を体験したまちとして、原発事故から8年が経過した今も放射能汚染の影響で苦しんでいる福島の皆さんを変わらず応援していきます。原子爆弾で亡くなられた方々に心から哀悼の意を捧げ、長崎は広島とともに、そして平和を築く力になりたいと思うすべての人たちと力を合わせて、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に力を尽くし続けることをここに宣言します。
2019年8月9日 長崎市長 田上富久(「平和の夕べ」責任により、原文抜粋)

【賛同のお願い】この会は、賛同してくださる皆さまの募金で運営しています。
(個人1口=1,000円 団体1口=3,000円)
◆郵便振替口座番号:01360₋0₋100176 口座名:8・6平和の夕べ
◆ゆうちょ銀行 店番:518(普通預金)番号:5604785

 


岸田大軍拡は日帝の独自路線である!(後編)

 前編のつづき、革命的共産主義者同盟再建協議会が発効する理論誌「展望」第31号(2024年7月)の「綱領的世界認識のために 岸田大軍拡と闘う日本海遊闘争の飛躍を」(落合薫)論文の紹介
 前編で紹介した文章のあと、「セキュリティ・クリアランス」(適正評価)制度、「特定利用空港・港湾」指定、地方自治法改悪案について批判した後「第Ⅱ部 綱領的世界認識のために」に続く…最初の方に
 今回の岸田訪米を通じて、日帝の安保体制と沖縄政策は大転換した。従来の米帝の世界支配を日帝が支え補完するものから、日帝が世界支配の一角に食い込んでいくものに転換した。そのキー・ワードが「グローバル・パートナー」である。没落著しい米帝の尻を叩いて、日帝が「インド太平洋戦略」の全面発動のイニシアを採る。(p39)
 と展開している。
 この文章は、日帝が「世界支配の一角に食い込んでいく」とはいえ、まだまだ一国だけではできないので、アメリカを東アジア(から、インド太平洋)につなぎとめておかねばならない…そのためにアメリカの「言いなり」になって軍拡をしたり、基地建設をしている「かのように見える」ことに注意しなければならない、いや、実は違うんですよ!ということだ。
 続く「米帝1極支配」の自己欺瞞 という項目から長々と引用する。
 現在の危機と戦争の問題を、米帝1極支配や米ソ対決(現在的には米ロ、ないし米中対決)の枠組みでとらえることも同梱の間違いである。江戸川集団を典型として、ロシアのウクライナ侵略を否定し、米帝がロシアに仕掛けた戦争ととらえ、ウクライナ人民およびゼレンシキー政権を米帝のカイライ視し、他方でプーチンを擁護する者がいる。鈴木宗男や佐藤優と変わらない被抑圧民族の主体を無視した体制間矛盾論の古い枠組みの思想である。
 米帝1極支配論の裏面が「日帝の対米従属」論である。力関係と地理的配置で、帝国主義間に支配従属関係が生じることはありえる。戦後の日帝・米帝関係もその枠組みでとらえること自体が誤っているわけではない。しかしそれが日帝との闘いを回避する文脈で言われるとき、重大な誤りに転化する。「役に立たないガラクタ兵器を米国に買わされている」と岸田政権を批判する人がいる。役に立つ最新兵器ならいいのか。現に日帝は、次世代最新兵器の開発と量産を自国企業に発注し、共同開発を日米で計画しているではないか。共産党は日本が帝国主義であることを否定し、単に国民国家であるかのようにとらえている。その結果、「国民連合政府への入閣」を自己目的化する。日本軍「慰安婦」問題に現政府・現日本国民は責任がないと言うし、「『尖閣列島』(釣魚台)を守れ」などと主張する。他方で、「下からの平和を」なる主張で、ASEANやアジア人民の闘いに「日・中・韓が吸いよせられ」て、形成される「多元的安全共同体」なるものを構想する者がいる。ここには日本の労働者人民の主体的闘いがどこにもない。ウクライナで、パレスチナで「直ちに停戦交渉を」として「無防備都市宣言」を主張する者のなかには、侵略される側、被抑圧の人民にまず武装解除を要求する者がいる。「戦うな」「武器を置け」と彼らは言う。一体だれに言っているのか。これらはすべて「日帝従属論」から帰結した誤りである。(p41~42)

 ほぼ1ページ分を紹介したが、ここには江戸川集団(革命的共産主義者同盟全国委員会中央派)、日共批判のみならず、現代のウクライナ。パレスチナ戦争が行われている状況の中での様々な反戦潮流に対する批判である。もっともすべて「日帝従属論」から来る誤りであると断罪しているが、それは少ししんどいかもしれない。言いたいことは「日帝従属論」こそが誤り!ということだ。

 引用の中に「ここには日本の労働者人民の主体的闘いがどこにもない」とある…「日帝従属論」が陥る罠としては、対米独立的な主張をする“リーダー”や”カリスマ”みたいな政治家・思想家に頼る、絶対視してしまうことだ。一部野党支持者のなかにある、小沢一郎や山本太郎への過大な期待がそれである。それは、岸田政権打倒後、ひょっとしたら成立するかもしれない現野党連立政権への過度な期待や”足の引っ張り”にもつながる…日帝独自の政策・外交で、例えば旧民主党政権は「尖閣列島」を国有化し、自衛隊の南西シフトへの道筋も掃き清めている…こういったことをきちんと批判し、やめさせることを「労働者人民の主体的な闘い」で行わなければならないのである。

以上、展望「第31号」の「綱領的世界認識のために」論文紹介終了!
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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