たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

2023年10月

ゼロからの「資本論」を読む(その6)

 ながいことほっておいた(その5)の続き…
 では、どうすればいいのか?

 答えは…「ない⁉」ひぇぇ~
 そう、このへんが斎藤氏の著作の弱点かもしれない…(その5)でも書いたが「国家権力奪取」の革命を否定し、「アソシエーション」の拡大・浸食によって、資本主義社会を掘り崩していこう!というのが方法らしいと書いたが…斎藤氏は重大な本から一文だけ引用している…共産主義社会とは
 その際、どのように富をコモンとしてシェアするかというと、
 各人はその能力に応じて、各人はその必要に応じて!(全集第19巻21頁) 
 これは、マルクスが晩年の1875年に著した『ゴータ綱領批判』のなかの一節です。(p200)

 そう、答えは「ゴータ綱領批判」にあるのだ!
 じつは、ゴータ綱領批判、大昔に中核派が理論学習のために出した「マルクス主義基本文献学習シリーズ」の一番最初に取り上げられたものなのだ…私もこれを読んでびっくりしたものだ…
ゴータ綱領批判_0001
 1994年6月15日第一版第一刷である。
 いやぁ~せっかく「ゴータ綱領批判」から引用しているのだから、これをもっと深めてほしかったものだ。上記本からの引用(すなわち「ゴータ綱領批判」の前進社版新訳である)となるが、
 しかし、このような不都合は、長い生みの苦しみののちの資本主義社会から生れ出たばかりの共産主義段階の第一段階では避けられない。(中略)共産主義社会のより高度な段階で、すなわち(中楽)そのときはじめて、狭いブルジョワ的な権利という地平は完全に踏み越えられ、社会はその旗にこう書くことができる。すなわち、各人はその能力に応じて〔働き〕、その必要に応じて〔受け取る〕!
 と。(p184~185)

 そう、共産主義社会には、生まれたばかりの第一段階と、より高度な段階があって、「コモン」を本質的に共同で管理できるのは「高度な段階」である…とされている。では第一段階とは何か?ゴータ綱領批判ではさらに先に、こんな記述がある。
 資本主義社会と共産主義社会の間には、前者から後者への革命的転嫁の時期がある。この時期にはまた、政治的な過渡期が対応しており、この時期の国家はプロレタリアートの革命的独裁以外のなにものでもありえない。(p198)
 この文章はラサールの綱領における「国家」観、すなわちラサールは既存の国家をそのまま使って「社会主義的」な政策を展開しようと「ゴータ綱領」を書いたわけだが、その国家観をマルクスが批判しているものである。しかしその中にはきちんと「革命的転嫁」という言葉と、「プロレタリア―トの革命的独裁」という言葉が書かれている。すなわちマルクスは1875年になっても「国家権力」をどないかする革命について熱く語っているのである。
 どうも斎藤氏の研究では、マルクスの「国家観」「革命観」がどうなっているのか(変わったのか変わっていないのか、どう深化したのか)というところが欠けているようだ…晩期マルクスの「ノート」等には、そういった記述があまりなかったのだろうか?
 
 「革命的転嫁」は必要だ…仮に「アソシエーション」で社会を浸食していったとしても、いずれ多くのところで資本主義的生産様式とぶつかる。資本が自らの地位を脅かすような「アソシエーション」といった輩に対し、原材料や生産手段を売ってくれない、生産物を買ってくれないなんてことは山ほど起こるだろう。それはアソシエーションにとって死活問題である…だったら、暴力的手段で資本から原材料や生産手段を奪い取り、流通をおさえなかればならない…資本主義社会で資本を守っているのは「国家」であるから、それも打倒・解体し、「アソシエーション」の力によって別のものに置き換えなければならない。

 革命は必要なのだ…

 だが、そこに至るまで「アソシエーション」による資本主義社会への浸食を図るつづける、そしてアソシエーションの構成員(これが古い意味での労働者階級ではない、あいたらしいプロレタリアートの概念となる)が革命の原動力とならなければならないのである…ひぇ~大変だ!

 そしてアソシエーションは「プロレタリアート独裁」…すなわち、パリ・コミューンの原則で運営されなければならないし、内部における分配も含め、能力に応じて働き、必要に応じて受け取るような運営をしなければならない(そうでないと、腐敗・堕落して資本主義的な、あるいは権威主義、スターリン主義的なものになってしまう)

 とまぁ、斎藤氏がマルクスの「国家論」ぬきで「資本論」とマルクスを語るのであれば、それを補いながらやっていかなければならない!ということである。

明治維新の正体 パートⅢ

 集会のお知らせ…明治維新の正体シリーズ第三弾!
20231104 明治維新集会20231018
明治維新の正体 パートⅢ
~明治政府の洗脳を解く!~
11月4日(土)
14:00~16:30(13:30開場)
PLP会館5階
(最寄駅:堺筋線扇町駅/堺筋線・谷町線南森町駅)
参加費 1000円(割引あり 応相談)

お話し:関良基さん
 1969年、信州上田生まれ。京都大学農学部林学科卒業。京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得。博士(農学)。早稲田大学アジア太平洋研究センター助手、(財)地球環境戦略研究機関客員研究員などを経て、拓殖大学教授。
 『日本を開国させた男、松平忠固 近代日本の礎を築いた老中』(2020年、作品社)『江戸の憲法構想 ー近代日本の”もしも”(仮題)』(2023年10月刊行予定)など著書多数。

江戸の憲法草案は、明治憲法より現行憲法に近いものだった。
徳川幕府が結んだ条約は不平等条約ではなかった。
維新の背後に大英帝国あり

 みなさん、長らくお待たせしました!大好評だった関良基さんの講演会「明治維新の正体 150年キャンペーンのうそ」Ⅰ、Ⅱから早や5年が経ちました。ぜひパートⅢもやってほしいという声にお応えして、「明治維新の正体パートⅢ~明治政府の洗脳を解く!~」を開催します。150年キャンペーンから5年がたったいま、明治維新の先進的なイメージは、もしかすると都合よく作り上げられた洗脳ではなかったか?という見方が少しずつ広がってきたように思います。
 では明治維新の「改革」とは一体なんだったのか、江戸時代とはどのような時代だったのか。
「江戸末期の幕府は、無能でも、守旧派でもなかった―薩長より、はるかに開明的だった幕府関係者たちが、どのような立憲主義を唱え、近代国家像を構想し、外交戦略をもっていたか?
あり得たかもしれない”もう一つの日本近代史”を描く!」
(『江戸の憲法構想(仮題)近代日本市の”もしも”』(10月刊行予定)宣伝文より)
 驚きつつも深く納得してしまう不思議な魅力に満ちた関さんの講演会。あり得たかもしれない「もう一つの日本近代史」を紐解きに、みなさん、ぜひお越しください。

主催:戦争あかん!ロックアクション
連絡先:090-5063-0073(平日は16時以降、土日は午後可)
ブログ:「戦争あかん!ロックアクション」で検索 Facebookページ:「戦争法・秘密法廃止!集会・デモ情報

おおさか総がかり行動の集会&デモ

 11月3日前後に行われる、おおさか総がかり行動による集会&デモのお知らせ…

1月2日(木)
おおさか総がかり学習講演会 いま、「新たな戦前」に抗う
 午後6時開場 6時半開会 場所:PLP会館4F会議室

講演:清末愛砂さん(室蘭工業大学大学院教授)
対談:木戸衛一さん(大阪大学招へい教授)

資料代:500円 
主催:おおさか総がかり行動実行委員会

20231103大阪総がかり行動

11月3日(金・休)
輝け!憲法~平和といのちと人権を
13:45開会~集会後市民パレード 於:扇町公園

オープニングコンサート(五つの赤い風船)/南西諸島からの自衛隊基地反対アピール:清水早子さん(ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会共同代表)/特別アピール:清末愛沙さん(室蘭工業大学大学院教授)など
主催:おおさか総がかり行動実行委

20231104総がかり行動PLP会館
11月4日(土)
南の島々に自衛隊基地はいらない!
13:30開場~14:00開始 於:PLP会館4F
 
講演:清水早子さん(ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会共同代表)
「琉球弧南端の島々で進められる戦争準備の具体化を問う」

資料代:500円 
主催:おおさか総がかり行動実行委員会

以上でありますっ!

ストップ・ジェノサイド!ガザ緊急アクションのお知らせ

 イスラエルによる封鎖、攻撃を受け大変なことになっているパレスチナ・ガザ地区…イスラエルによるジェノサイドをやめろ!という大阪でのアクションを、FBから転載する。

★ストップ・ジェノサイド!ガザ緊急アクション(関西)
10月28日(土)
午後5時~ 中之島公園女神像前 ミニ集会
午後5時30分~ デモ(大阪駅前流れ解散後、駅前アピールに合流)
午後6時~ JR大阪駅御堂筋北口前 街頭アピール・スタンディング抗議
《アピール予定国会議員》
大石あきこ(れいわ新選組・衆議院議員)
大椿ゆうこ(社民党・参議院議員)
他交渉中
 17年間イスラエルの封鎖下に置かれてきたパレスチナ・ガザ地区は、抵抗組織ハマース等による10月7日の大規模越境攻撃を契機として、イスラエル軍による激しい無差別空爆にさらされています。17日に起きた病院への攻撃では500名を超す犠牲者が出ており、すでに4000人以上の住民が殺害されています。
 現在、米国の全面支援を受けるかたちでイスラエルはガザ地区への大規模地上侵攻のタイミングをうかがっています。日本を含む国際社会は、過去にない規模で犠牲者を増やし続けているイスラエルの攻撃を直ちにやめさせ、問題の根底にある長きにわたるパレスチナ人に対するアパルトヘイト政策を廃絶させる必要があります。何よりもガザの人々の自由と尊厳を奪う封鎖政策を一刻も早く解除する必要があります。
 イスラエルによるジェノサイドを止め、パレスチナの人々の権利と尊厳を回復することを求め、集会・デモ・街頭アピールを行います。一人でも多くの方に参加いただければと思います。
《呼びかけ団体》(10月23日現在)
BDS関西/関西共同行動/CODEPINK
OSAKA/ATTAC関西/オリーブの会/反戦老人クラブ・京都/リブ・イン・ピース☆9+25/労働者共闘/サポートユニオンwithYOU/グループちゃんぷる~京都/ふぇみん大阪/とめよう改憲!おおさかネットワーク/「日の丸・君が代」強制反対・大阪ネット/教職員なかまユニオン/「月桃の花」歌舞団/関西わだつみ会/アラブの会/アハリー・アラブ病院を支援する会/緑の大阪/ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)/関西ムスリムサポート協会
※「10・19ガザ無差別攻撃中止要請米領事館申し入れ行動呼びかけ団体」に新規団体を追加するかたちで掲載させていただいています。
問い合わせ先●bds.kansai@gmail.com(BDS関西)

ガールズ&パンツァー劇場版最終章第4話

 ガールズ&パンツ―アー劇場版最終章第4話を観てきた…


以下、ネタバレあり…
・いくら戦車が頑丈だからといって、あれだけゴロゴロ転がったらぶっ壊れると思う…
・継続高校もそれなりに人がいて、戦車持ってるんだ。
・「魔女」は実はたいしたことなかった⁉
・ヤンキーがいるぞ!
・通信手段は、楽器‼
・ソ連の戦車をフィンランドに供与してよいのか⁉カチューシャ。
・砲撃で雪崩を起こす…というのは、さすがに「反則」ではないだろうか?(雪崩に埋まっちゃうと、確実に人が死にます)
・戦車の中でビールを飲んではいけない…というか、高校生がビールを飲んではイケナイ(ノンアルという設定なのだろうな)
・聖グロメンバーも、増殖!
・飛び級で大学行ったヤツが、高校に再編入するのは落第というのでは⁉
・無限軌道杯、決勝戦。対戦相手はやっぱり(というか予想通り)あのチーム。

えーんたーえんたーみっしょん…

おまけ
映画見るついでに本屋さんによったら、岩波ブックレット№.1080 検証 ナチスは「良いこと」もしたのか?があったので、購入。
DSC_6539
 ではでは…
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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